著者
梅森 宮加 梅澤 敬 堀口 絢奈 土屋 幸子 春間 節子 副島 友里恵 沢辺 元司 鷹橋 浩幸
出版者
特定非営利活動法人 日本臨床細胞学会
雑誌
日本臨床細胞学会雑誌 (ISSN:03871193)
巻号頁・発行日
vol.56, no.6, pp.271-275, 2017
被引用文献数
2

<p><b>目的</b> : High-grade urothelial carcinoma (HGUC) の診断精度を向上させるため, 標本作製法の改良を試みた.</p><p><b>方法</b> : 自然尿 491 検体を対象とし, 遠心管ウイングタイプと従来遠心管を使用し BD サイトリッチ<sup>TM</sup>法で標本作製を行った. 2 種類の遠心管における, 正常の上皮細胞数と異型細胞の検出率を算出し, 疑陽性例を再評価し組織診断と比較した.</p><p><b>成績</b> : 上皮細胞数の中央値は, 遠心管ウイングタイプが 37.5 個, 従来遠心管が 14.0 個, 異型細胞の検出率はそれぞれ 13.6%, 2.7%であり, 遠心管ウイングタイプで共に向上した (p<0.001). 疑陽性例の再評価では, 陰性 6 例, 異型細胞 53 例, 悪性疑い 74 例, 悪性 2 例であった. 異型細胞 15 例中 9 例 (60%) と悪性疑いの 35 例中 24 例 (69%) が組織診で HGUC と診断された.</p><p><b>結論</b> : 標本作製に遠心管ウイングタイプと BD サイトリッチ<sup>TM</sup>法を用いることで, 細胞回収量と異型細胞の検出率向上に寄与する.</p>
著者
楢崎 有季子 堀尾 強
出版者
The Japanese Society of Nutrition and Dietetics
雑誌
栄養学雑誌 (ISSN:00215147)
巻号頁・発行日
vol.64, no.6, pp.339-343, 2006-12-01 (Released:2010-02-09)
参考文献数
19
被引用文献数
2

The threshold level of the five basic taste attributes was examined in elderly subjects for comparison with the levels in young subjects. The relationship among the taste threshold, sex, drinking, smoking, and artificial teeth was also examined, and the features of the food preference and taste were compared between the elderly and young subjects.The threshold level of all five taste solutions for the elderly subjects was higher than for the young. No relationship among the taste threshold, sex, and artificial teeth was apparent. Any influence of drinking and smoking on the taste was not clear, because the amounts of alcohol and tobacco consumed by most of the elderly subjects were small. The elderly had less preference for a sweet taste than the young. No correlation between the taste preference and taste threshold was apparent.These results suggest that the sensitivity for all the basic taste attributes of the elderly was inferior to that of the young, and that the taste preference also differed between the elderly and young subjects.
著者
設楽 悦久 安島 華子 奥田 拓也 堀江 利治
出版者
日本毒性学会
雑誌
日本トキシコロジー学会学術年会 第34回日本トキシコロジー学会学術年会
巻号頁・発行日
pp.5011, 2007 (Released:2007-06-23)

【目的】薬剤によるミトコンドリア障害は、細胞障害の引き金となり、有害事象の原因の一つとなりうる。これまでに一部の非ステロイド性抗炎症薬、スタチン系高脂血症治療薬およびtroglitaozoneが、ミトコンドリアにおける透過性遷移(mitochondrial permeability transition; MPT)を引き起こすことが報告されている。一方で、一部の培養細胞株においてP-糖タンパク (P-gp)がミトコンドリアに局在していることが最近報告されており、これが薬剤性ミトコンドリア障害に影響する可能性が考えられる。実際に、troglitazoneによるMPTに対して、P-gp阻害剤であるketoconazoleやverapamilを添加したところ、効果を減弱した(奥田ら, 日本薬学会第127年会)。そこで、各種スタチンによるミトコンドリア障害を観察し、P-糖タンパク阻害剤の影響について検討を行った。【方法】ラット肝および心筋より調製したミトコンドリア画分に薬剤を加えたときの540 nmにおける吸光度の低下により、ミトコンドリア膨潤を評価した。【結果】各種スタチンにより、ラット肝および心筋から調製したミトコンドリアにおいて膨潤が観察された。その効果は、simvastatin, cerivastatinおよびfluvastatinが特に強く、lovastatinがそれに続き、atorvastatin, rosuvastatinおよびpravastatinでは非常に弱かった。この順序は、筋障害の程度の順序と類似していた。Simvastatinによる膨潤に対するP-gp阻害剤の影響を見たところ、MPT阻害剤にもなるcyclosporin Aで抑制されたものの、ketoconazoleやverapamilの効果は小さかった。これはtroglitazoneとは異なる結果であった。
著者
堀 勇治 永野 義彰 福原 隆 寺本 修二 谷口 宏
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌(化学と工業化学) (ISSN:03694577)
巻号頁・発行日
vol.1987, no.7, pp.1408-1413, 1987-07-10 (Released:2011-05-30)
参考文献数
15
被引用文献数
11

水あるいはアルコール存在下のDBUは,CO2を可逆的に吸収してDBUの炭酸塩あるいは炭酸水素エステル塩を生成した。また,この塩は温和な条件下でアルキル化剤と反応し,好収率で炭酸ジアルキルを生成した。一方,水とCS2とDBUの(モル比2:3:4)混合物を,80℃ に加熱すると,1モル当量のCO2を発生して,2モル当量のDBUのトリチオ炭酸塩が生成し,さらにこれはアルキル化剤と反応して,好収率でトリチオ炭酸ジアルキルを生成した。これらのCO2とCS2の場合の反応の相違は,生成するS-イオンの求核性がO-イオンよりも大きいためと考察した。
著者
堀尾 姫那
出版者
一般社団法人 日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.195-211, 2021

<p>小学校学習指導要領(平成29年告示)の「総合的な学習の時間」に対応するために,同指導要領が指示している「獲得すべき資質・能力」を考慮し,児童らが,児童らの周囲の人物や事物とのネットワークの変化とともに成長していくと仮定して,以下の条件で単元を設計した:(a)学級全体で1つのプロジェクトに取り組むこと,(b)児童らが自ら課題を設定するプロセスを必ず入れること,(c)学校を取り巻く地域にある独自の事物を活動のテーマとすること.受け持った教室での1年間の実践で,この単元設計の効果を検証した.子どもたちの変容過程を評価するために,主に児童らが作成したポートフォリオデータを用い,アクターネットワーク分析,テキストマイニング分析,数量化分析を行った.その結果,児童の成長と,学級全体や地域社会とのネットワークの拡大・深化が共進化していることがわかり,上記の仮定の妥当性と,条件(a),(b),(c)から単元を設計することの重要性が示された.</p>
著者
堀部 政男
出版者
日本評論社
雑誌
一橋論叢 (ISSN:00182818)
巻号頁・発行日
vol.106, no.4, pp.p369-387, 1991-10

論文タイプ||論説(特集 ワークショップ「情報と社会変容」 = Information and Social Change)
著者
木村 和哲 前田 康博 堀田 祐志 佐々木 昌一 片岡 智哉
出版者
名古屋市立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

2005年に男性型脱毛症治療薬のフィナステリド、2009年に前立腺肥大症治療薬のデュタステリドが承認された。これらの薬剤は5α還元酵素を阻害する薬剤であり、これまでの報告によると5α還元酵素阻害剤服用患者で勃起障害(ED)の副作用が見られたことを報告されている。EDと同様の機序で動脈硬化が進行することが知られており、本研究では5α還元酵素阻害剤による心血管機能への副作用を検討した。ラットにデュタステリドを連日投与したところ、4週後および8週後の時点でEDを発症した。一方、大動脈を用いて血管内皮機能を薬理学的に評価したところいずれの期間においてもデュタステリド投与による変化は観察されなかった。
著者
新堀 多賀子 初鹿 静江 髙波 嘉一 明渡 陽子
出版者
大妻女子大学人間生活文化研究所
雑誌
人間生活文化研究 (ISSN:21871930)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.23, pp.147-151, 2013 (Released:2013-06-14)
参考文献数
10

内臓脂肪過多は様々なサイトカインを介して動脈硬化性疾患を発生させる.BMIが標準でも体脂肪率が高い「隠れ肥満」学生への保健指導を行うため,内臓脂肪量を推定できるInBody装置を用いて「隠れ肥満」の背景にある生活因子を見出す事を目的とした.食物学科学生41名を対象に,InBody装置で体脂肪率,腹囲,BMI,内蔵肥満レベル等の測定とライフスタイルに関するアンケート調査を行った.体脂肪率により肥満,隠れ肥満,標準,痩せの4群に分け分析した.その結果,隠れ肥満はBMI標準範囲内の29%に認められた.隠れ肥満群は標準群より内臓脂肪レベル,腹囲,BMIで有意に高く,筋肉量が少ない傾向を示し,また小学生時代から現在までの運動量が少なかった.食事因子では,隠れ肥満群で果物類,肥満群で肉類,卵類の摂取頻度が高い傾向を示した.身体症状では,肥満群と隠れ肥満群で肩こりと頭痛が高い出現傾向を示した.肥満は隠れ肥満よりも睡眠障害が有意に高値だった.今回は症例数が少なく隠れ肥満と標準を区別するライフスタイル項目は運動因子以外見つからなかった.
著者
坂田 昌嗣 白石 直 堀越 勝 古川 壽亮
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2021-04-01

大学生のうつ病は学業や学生生活全体に重大な影響を与えるため、治療のみならず予防が課題となっている。一方、各大学で対応する人的、経済的資源は限られている。そこで本研究では、スマートフォン認知行動療法を用いて大学生へのうつ病予防効果を検証し、その最適な構成要素の組み合わせを導き出すことを目的とする。複数大学の健常大学生1,088名に対してスマートフォン認知行動療法を構成する5つの要素および順序の組合せ64通りにランダムに割り付け、8週間の介入の後1年間追跡し、うつ病発症率を比較する。それらの結果をもとに最新の情報技術を用いた大学生へのメンタルヘルス介入の普及を目指すものである。
著者
逢坂 美冬 菊地 大介 上野 雄大 大堀 淳 佐々木 加奈子
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.17, 2015-12-04

今日広く用いられているWebアプリケーションフレームワークは,プログラムの自動生成やファイル名の命名規約など,プログラミング言語の範囲を超えた記述を要求するものが多い.この方法は,典型的なアプリケーションの開発において生産性が高いと考えられている一方,実行されるコードの全体像を把握することが難しく,フレームワークの想定から外れた,細やかな制御を必要とするアプリケーションを書くことは難しい.この問題を解決する1つの方法は,Webアプリケーションを構成するすべての要素がプログラミング言語の概念で網羅されるようにアプリケーションを構築することである.関数型言語は,高階関数やモジュール言語などの機能による高い記述力を持ち,このようなWebアプリケーション開発に適していると期待できる.従来の関数型言語では,Webアプリケーション開発に必須となる,データベースへのシームレスなアクセスやマルチコアCPUへの対応が不十分なため,言語単体でのWebアプリケーション開発は難しい.本発表では,SML#を用いた試作を通じて,関数型言語による高水準なWebアプリケーション開発の可能性を分析し,単独プロセスのWebサーバーとして動作するユーザプログラムとしてWebアプリケーションを開発する枠組みを提案する.提案手法では,HTTPサーバー機能を含む,サーバーサイドプログラミングに含まれるすべての要素はSML#のプログラムとして構築される.その構成から,SML#が持つCやデータベースとの連携により,データベースを含めた高水準なプログラミングや,マルチスレッドへのスケールアップ性は,自然に得られる.さらに本発表では,クライアントサイドプログラミングや,HTMLのリンクをユーザがたどることによる状態遷移など,本手法とクライアントとの連携の可能性について論じる.
著者
榊原 仁作 永井 慎一 森 淳 竹谷 和視 堀田 芳弘
出版者
日本生薬学会
雑誌
生薬学雑誌 (ISSN:00374377)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.p317-324, 1986-09

20R-Dihydroouabain (20R-DHO) and 20S-dihydroouabain (20S-DHO) were synthesized by reduction of ouabain (G-strophanthin) and separated by reversed phase high performance liquid chromatography. The relationships between the stereochemical structures and pharmacological activities of 20R- and 20S-DHO were studied by the use of isolated guinea-pig papillary muscle and renal Na^+, K^+-ATPase. 20S-DHO was more inotropic (pD_2: 5.0, 100% increase in contractile force at 3.0 x 10^<-5> M) and more inhibitory (pIC_<50>: 5.9) than 20R-DHO (pD_2: 4.6, 100% increase in contractile force at 1.0 × 1O^<-4> M, pIC_<50>: 5.5). On the other hand, both R and S compounds inhibited the positive inotropic effect of their parent compound ouabain; the potency of inhibition by 20S-DHO was greater than that by 20R-DHO. These results suggest that the pharmacological differences in 20R- and 20S-DHO may depend on the strength of hydrogen bond between the carbonyl oxygen and Na^+, K^+-ATPase receptor.
著者
堀 勝洋
出版者
The Health Care Science Institute
雑誌
医療と社会 (ISSN:09169202)
巻号頁・発行日
vol.6, no.4, pp.41-56, 1997

本稿では, (1) 高齢者の介護・医療の分野を中心に, 社会保険方式と社会扶助方式の比較を行うとともに, (2) 高齢者の介護・医療を社会扶助方式で行うべきであるという提案の問題点を指摘した。<BR>(1) については, 17の評価基準ごとに理論的および現実的な面で, 社会保険方式と社会扶助方式のどちらが優れているかについて検討した。理論的および現実的の両面で社会保険方式の方が優れているのは,経済システムとの適合性,給付の普遍性・権利性,給付水準の高さ,財源確保の容易さおよびサービスへのアクセス・選択性の面である。上記の両面で社会扶助方式の方が優れているのは,支出統制の容易さおよび財源にかかわる納付上の便宜・事務コストの面である。財源面で保険料と租税のどちらが優れているかおよびサービス供給面で社会保険方式と社会扶助方式のどちらが優れているかは,基本的にその具体的な仕組みに依存する。結論としては社会保険方式の方が総体的に優れているということができ,わが国の社会保障が社会保険方式を中核としているのは理由がある。<BR>(2)については,まず高齢者は介護・医療のリスクが高いため保険になじまないとする主張に対し,全国民を対象とする社会保険では高齢者に対する介護・医療もリスク分散という保険原理が適用できることを明らかにした。また,高齢者の介護・医療を社会扶助方式で行うと,財源の確保が困難になること,財政制約により所得制限の導入や給付水準の引き下げが行われる恐れがあることなどを指摘した。
著者
坪井 志朗 三村 康広 山崎 基浩 鈴木 雄 西堀 泰英
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.1405-1412, 2021-10-25 (Released:2021-10-25)
参考文献数
10
被引用文献数
2

新型コロナウイルスの感染防止による新しい生活様式によって、テレワークやオンライン会議が普及し、職場と居住地が必ずしも近くにある必要はなくなる等、我々の暮らしを大きく変えている。地方都市や郊外地域の居住意向が向上し、職場にとらわれない居住選択ができるようになった一方、地方都市移住や田舎暮らしを適切な地域に誘導しなければ、単なる都市のスプロールとなり、都市の広域化が懸念される。本研究では、愛知県豊田市をケーススタディとして、コロナ禍における地方都市の人口動態の変化と居住地選択の意向変化を分析した。その結果、人口動態について転入者数の減少により人口減少へとなっていること、コロナ禍前後で居住地選択の考え方が変わっていることが指摘できた。

1 0 0 0 OA 人工光合成

著者
今堀 博
出版者
公益財団法人 日本学術協力財団
雑誌
学術の動向 (ISSN:13423363)
巻号頁・発行日
vol.16, no.5, pp.5_26-5_29, 2011-05-01 (Released:2011-09-15)
参考文献数
5
著者
美馬 正和 堀 允千 鈴木 幸雄
出版者
北海道文教大学
雑誌
北海道文教大学論集 = Journal of Hokkaido Bunkyo University (ISSN:13454242)
巻号頁・発行日
no.22, pp.135-146, 2021-03-15

本稿では日本の社会的養護の改善を促し,家庭養護や施設養護の重要性を確認する契機となったホスピタリズム論争に焦点を当て,先行研究では深く論究されていないホスピタリズム論争の整理を行い,その成果と問題点及び課題を明らかにした.その結果,ホスピタリズム論争の成果は,日本で初めて本格的な施設養護の養護論が議論され,3 つの養護理論が誕生したことである.だが,深い議論が伴わないままで終結していた.そのことによって,職員を含めた全体的な議論になっていなかったのであった.今後の課題としては,永続的な親機能に対する科学的知見を蓄積することであった.
著者
斉藤 孝信 平田 明裕 内堀 諒太
出版者
NHK放送文化研究所
雑誌
放送研究と調査 (ISSN:02880008)
巻号頁・発行日
vol.71, no.9, pp.2-41, 2021

現在は人々の約7割が、テレビを所有し、かつ、ネット機器も使っている。テレビ(リアルタイム)は約8割の人が毎日のように利用している。YouTubeは「週に3~4日ぐらい」以下の頻度で利用する人が多いが、男若年層(16~29歳)では約7割が毎日のように使う。ニュース視聴時、30代以上はテレビや新聞などをよく利用する。若年層はテレビやLINEをよく使い、男若年層はYouTube、女若年層はTwitterもよく用いる。娯楽視聴時にも中・高年層は従来のメディアをよく利用し、若年層ではほとんどがYouTubeを使う。意識面では、「世の中の出来事を知る」点において、テレビの評価が他メディアを引き離している。「癒し・くつろぎ」などの点では評価が様々なメディアに分散し、男若年層はYouTubeを、女若年層はSNSを高く評価している。テレビやネット動画の視聴時の行動や意識について、「別のことをしながら視聴する」「内容を話題にする」といった行為は、テレビに関しては女性のほうが男性よりも行っているが、ネット動画に関しては男女差がない。視聴するために「時間をやりくり」したり、視聴によって「時間や曜日を意識」したりするのはテレビ視聴時に多いが、若年層ではネット動画視聴時でも約3割が行っている。特定のコンテンツを「待ち遠しく思う」「繰り返し見る」ことは、中・高年層ではテレビ番組に偏っているが、若年層ではテレビ番組でもネット動画でも半数以上が『ある』と答えた。若年層はジャンルによって視聴メディアを使い分け、「天気予報」「政治・経済・社会」などはテレビ(リアルタイム)で、「音楽」「ゲーム配信・実況」などはYouTubeで、「芸能人・アイドル」などはテレビ(リアルタイム)とYouTubeの2つでよく見る。