著者
斎藤 和夫 斎藤 光夫
出版者
日本昆虫学会
雑誌
昆蟲 (ISSN:09155805)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.337-342, 1967-11-30

ワモンゴキブリPeriplaneta americana L.とチャバネゴキブリBlattella germanica L.の雄性生殖細胞の染色体を観察した.使用した虫は三共株式会社農薬研究所系の成虫と老熟幼虫の雄である.染色体数はワモンゴキブリが2n=33, n=17(I), 17, 16(II), チャバネゴキブリが2n=23, n=12(I), 12, 11(II)で, 共に雄へテロ(XO)の性染色体構成をもつと考えられる.ワモンゴキブリでn=33の第2精母細胞が観察された.
著者
沢田石 勝 唐木 芳昭 川口 誠 斎藤 光和 佐伯 俊夫 山田 明 島崎 邦彦 宗像 周二 坂本 隆 真保 俊 田沢 賢次 藤巻 雅夫
出版者
The Japan Broncho-esophagological Society
雑誌
日本気管食道科学会会報 (ISSN:00290645)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.252-257, 1989-06-10 (Released:2010-02-22)
参考文献数
6
被引用文献数
5 4

It has been well known that the normal esophageal epithelium is stained by a modified Lugol's solution. On the other hand, displastic or cancerous mucosa of the esophagus is not stained by Lugol's solution through the endoscopic staining method. It is not clear what kind of mechanism causes the coloring or uncoloring of these esophageal mucosa using Lugol's solution. Therefore, to clarify this mechanism, we examined the sections of surgically resected esophageal tissues with Lugol's solution using the light microscopy. At the same time, we detected an iodine element in each tissue instilled with Lugol's solution by means of X-ray microanalytic technique. In light microscopic study, the cells of the stratum corneum and stratum granulosa of the normal esophageal mucosa were strongly stained by Lugol's solution. Dysplastic epithelium showed a slight coloration property in its superficial layer. No cancerous lesions were histologically stained by Lugol's solution. In X-ray microanalytic study, the cells of stratum corneum and stratum granulosa displayed a high peak for iodine. An intermediate peak for iodine was detected in the superficial zone of the displastic mucosa. No peaks for iodine were found in any other portion of the cancer tissues. These results suggested that the difference in the coloration property of the normal esophageal epithelium, dysplastic regions and cancerous regions corresponded to the affinity of each of these cells of these regions with iodine.
著者
斎藤 光
出版者
京都精華大学
雑誌
京都精華大学紀要 (ISSN:09173986)
巻号頁・発行日
no.33, pp.219-238, 2007
著者
佐藤 修一 大森 みさき 村山 恵子 中村 貴文 斎藤 光博 今井 理江 堀 玲子 長谷川 明
出版者
特定非営利活動法人日本歯周病学会
雑誌
日本歯周病学会会誌 (ISSN:03850110)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.195-200, 1999-06-28
被引用文献数
13 6 8

日本歯科大学新潟歯学部の学生および職員から無作為に抽出した101名に対し,口腔内の揮発性硫黄化合物の濃度を測定する口臭測定器Model RH l7 Eハリメーター^<[O!R]> (Interscan社,米国)を用いて口臭測定を行い,口臭の官能試験と比較することにより,その有用性について検討した。また,同意の得られた者13名に対し口腔内診査を行い,口臭と臨床的パラメータの関連についても検討を行った。その結果,1) 官能評価値に対するハリメーター値の範囲に重複が認められるため,ハリメーターのみで口臭の程度を判別することは困難であると思われたが,官能評価値とハリメーター値は対応する傾向があり,本日臭測定器はチェアーサイドにおいて便用しうると考えられた。2)臨床的パラメータとハリメーター値はすべての指標において相関関係は有意ではなかった。
著者
岡村 光善 斎藤 光男 西田 委甲子 福井 美佳
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.41, pp.269-270, 1990-09-04

コンピュータの進歩に伴い、その取扱うデータが数値から文字,図形,画像などその範囲が広がっている。またその利用者も専門家の手を離れ、一般に広がってきている。そうした流れの中で、マンマシン・インタフェースが益々重要な役割を果たすようになってきており、その中でも人間の視覚に訴えるコンピュータグラフィクス分野の発展は目覚ましい。しかし3次元図形の写実的な表示には、画素単位の多大な計算を必要とするため、実時間での応答は非常に難しく専用のワークステーションで実現されているのが現状である。このボトルネックを解消し、より広い分野での利用を可能とするため、グラフィクス処理専用のLSI(HSP:High-speed Shading Processor)を開発してきた。今回、パーソナルコンピュータ上で実用的な3次元グラフィクス処理を実現するために、HSPを使用したグラフィクスボードと基本的なソフトウェアを開発したので、その概要について述べる。