著者
森山 優 鈴木 さやか 北原 勤 清水 実 山杢 誠 村瀬 隆彦
出版者
静岡県立大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2010

戦時・戦後(占領)期に出版された印刷紙芝居の全貌を把握するため、残存する紙芝居の収集作業を実施した。調査したのは、掛川市内の篤志家の遺族宅に保存されていた印刷紙芝居192点、大阪国際児童文学館の印刷紙芝居113点、名古屋柳城短大所蔵の印刷紙芝居43点等である。また、当時の雑誌『教育紙芝居』『紙芝居』を調査し、記事目録と紙芝居の目録を作成した。上記調査と総合し、戦時期については、ほぼ全容が解明できた。
著者
森山 明
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
建築雑誌 (ISSN:00038555)
巻号頁・発行日
vol.105, no.1297, pp.38-39, 1990-03-20
著者
牧野 信之 森山 徳長
出版者
日本歯科医史学会
雑誌
日本歯科医史学会会誌 (ISSN:02872919)
巻号頁・発行日
vol.24, no.3, pp.184-188, 2002-03-29
被引用文献数
1

ジョンM.リッグズが歯周病の父と呼ばれるにふさわしい,本症の外科的処置法についての1876年発表の原著論文の日本語訳を本邦で始めて発表した.現在我々の識っている知識の原形であることがわかる.その現代的解釈については続報する予定である.
著者
牧野 信之 森山 徳長
出版者
日本歯科医史学会
雑誌
日本歯科医史学会会誌 (ISSN:02872919)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.157-161, 2001-09-30
被引用文献数
1

長く歯槽膿漏症と呼ばれ,またリッグズ氏病と呼ばれた歯周病の外科的療法を開発したJ.M.リッグズは,本病治療法を1876年米国の歯科雑誌Pennsylvania Journal of Dental Scienceに発表した.その原理と方法は基本的に現代の歯周病外科療法に引継がれており,学祖と呼ぶにふさわしい.本稿はその生涯と業績,彼の生きた時代のアメリカ歯科医学の歯口清掃法の考え方の状況につき述べる.
著者
森山 剛 久米 祐一郎 池田 貴幸 浅野 耕平 行谷 時男 木寺 良一 細萱 敦
出版者
Japanese Society for Engineering Education
雑誌
工学教育 (ISSN:13412167)
巻号頁・発行日
vol.59, no.5, pp.30-36, 2011-09-20

With the background of our university' s advantageous constitution of both art and engineering departments, we have developed a curriculum that educates students with regard to both technological knowledge and artistic capability. In this paper, we introduce an intensive seminar that we have developed for training students' skill of collaboration and communication with people who are from other technical domains. The seminar sets the target to sophomore students who are supposed to have finished general subjects and not to be specialized to each department too much. The students make a small group and work on an assignment of developing an interactive system that requires both technical and artistic skills and finally make a presentation on their works in the classroom.
著者
安東 俊明 恩田 昌彦 森山 雄吉 田中 宣威 京野 昭二 小林 匡
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.23, no.4, pp.889-893, 1990-04-01
被引用文献数
88

誤嚥魚骨による消化管穿孔・穿通は比較的まれであり,さらにその診断は非常に困難とされている.最近,誤嚥魚骨による小腸穿孔2例,および肛門穿通1例を経験し,2例を術前に診断しえた.小腸穿孔の1例は急性虫垂炎穿孔の診断にて開腹したが,他1例は術前腹部CTにて魚骨を確認した.また肛門穿通例は直腸指診にて魚骨を確認した.本邦報告例は自験例3例を加え240例であり,穿孔・穿通部位は肛門が最も多く,次いで回腸,横行結腸,S状結腸,食道の順で,胃,十二指腸には少なかった.ほとんどの例で何らかの外科的処置がなされているが,術前に診断されている例は少なかった.特に腹腔内消化管穿孔・穿通の術前診断は極めて困難であるが,自験例を含め腹部CTで診断された報告があり有用な検査と考えられた.ただし報告例は炎症性肉芽腫などの慢性炎症に限られており,自験例のごとく汎発性腹膜炎症例を術前に診断しえた報告例はなかった.
著者
森山 賀文 飯村 伊智郎 中山 茂
出版者
情報文化学会
雑誌
情報文化学会誌 = Journal of the Japan Information-culture Society (ISSN:13406531)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.6-10, 2008-12-05
参考文献数
9
被引用文献数
1

組合せ最適化問題とは,数多くの組合せの中から最適な解を求める問題であるが,問題の規模によっては現実的な時間内に厳密な解を求めることが困難となる場合がある。このような厳密な解を求めることが現実的に困難になるとき,準最適解を可能な限り高速に求める近似的解法が用いられる。その一つとしてアントコロニー最適化(Ant Colony Optimization: ACO)が知られている。しかしながら,ACOの最も基本的なAnt System(AS)を実装する場合でも,アリの群知能に関する知識が必要であり,それらをシミュレートするために煩雑なコーディング作業をプログラム開発者が行う必要がある。そこで本論文では,そのコーディングの煩雑さを軽減し,一般ユーザでもASを容易に適用できる環境構築を目的として,ACOのためのAnt言語を提案する。提案するAnt言語を巡回セールスマン問題に適用した結果,プログラムのステップ数とファイルサイズの大幅な削減ができ,コーディングの煩雑さを軽減することができた。