著者
田中 孝明
出版者
学校法人 尚絅学園 尚絅学園研究紀要編集委員会
雑誌
尚絅大学研究紀要 A.人文・社会科学編 (ISSN:18816290)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.45-62, 2018-08-04

熊本市は2012(平成24)年4月に政令指定都市へ移行するにあたり,地域包括支援センターの見直しを行うこととした。具体的には,政令市移行に伴う行政区の見直しと連動して,2011(平成23)年6月に成立した介護保険法改正による地域包括支援センターの機能強化を図る一方で,センターの担当圏域の再設定を行い,これまでのセンター設置数を減らしたうえで委託事業者を新たに公募する形をとることにした。しかしながら,センター担当圏域の再設定やセンター数の削減は,①センターと地域住民とのこれまでの信頼関係,②公募制をとるにあたっての評価基準の仕組み,③将来的な人口推計を見据えた地域包括ケアシステム,にとって課題が多いと指摘できる。
著者
田中 孝明 渡辺 勝彦
出版者
Architectural Institute of Japan
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.75, no.651, pp.1219-1224, 2010

By surveying village <i>Sinto</i> architecture with historical plaques of <i>Simousa</i> fief once a part of Chiba-ken, we can find out the activities of the sculptors represented as <i>Takeda Juzaburo</i> in the late Edo period.<br> We are able to draw out our results by examining the materials as follows; Four sculptors named <i>Takeda Juzaburo</i> once lived in <i>Yuuki</i>, near the northern part of Kanto area, where some shrines have an extreme amount of wood-curving. They had spread the use of large amounts of wood-curving in shrines in the fief, and carved onto not only the panels used as decorative transoms but also entire wooden walls of shrine from 1806 to 1822.
著者
中嶋 大 常深 博 林田 清 鶴 剛 田中 孝明 内田 裕之 堂谷 忠靖 尾崎 正伸 冨田 洋 夏苅 権 上田 周太朗 岩井 將親 廿日出 勇 山内 誠 森 浩二 西岡 祐介 平賀 純子 信川 正順 信川 久美子 村上 弘志 幸村 孝由 馬場 彩 Doty John 他 SXI チーム
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会講演概要集
巻号頁・発行日
vol.71, pp.368-368, 2016

<p>X線天文衛星「ひとみ」搭載CCDカメラ(SXI)は、200μm厚の裏面照射型PチャンネルCCDを完全空乏化させ、0.4-12 keV の軟X線帯域で38分角四方の広い視野をカバーする。SXIは軌道上での立ち上げから、冷却後の天体データ取得に至るまで、期待通りの性能を示した。我々は軌道上データを用いて、線形性・電荷転送効率・応答関数・検出効率などを較正しており、本講演ではその現状について報告する。また、可視光漏れなど軌道上で発生した事象への対策についても報告する。</p>
著者
土田 紀之 大倉 誠史 田中 孝明 田路 勇樹
出版者
一般社団法人 日本鉄鋼協会
雑誌
鉄と鋼 (ISSN:00211575)
巻号頁・発行日
vol.103, no.10, pp.597-605, 2017 (Released:2017-09-30)
参考文献数
39

High-speed deformation behavior and their strain rate dependence on mechanical properties of 1 GPa-grade TRIP-aided multi-phase (TRIP) steels were studied. The strain rate range in this study was between 3.3×10–6 and 103 s–1, and the effect of retained austenite (γR) shapes on TRIP effect in the 1 GPa-grade TRIP steel was also focused on. The effects of strain rate on tensile strength and flow stress in the TRIP steels were small whereas that on uniform elongation was large. The strain rate dependences on tensile strength and uniform elongation in the TRIP steels were more closely to those of the metastable austenitic stainless steels than the conventional TRIP and dual-phase steels. The 1 GPa-grade TRIP steel with the γR shape of needle-like showed better tensile properties and absorbed energy in the present strain rate range. The volume fraction of γR more than 20% and the matrix microstructure of martensite seem to be important factors in the high-strength TRIP steels.
著者
鶴 剛 森 浩二 幸村 孝由 田中 孝明
出版者
京都大学
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2013-06-28 (Released:2013-07-10)

宇宙最初期に誕生する超巨大ブラックホール「ファーストブラックホール」を探査・研究し,銀河も含めた形成と進化を読み解くことが本研究の科学的最終目標である.現在宇宙X線観測で主流のX線CCDでは読み出し速度が遅く,非同時計数によるバックグラウンド除去ができないので,科学目標に必要な微弱な天体のX線精密分光撮像が不可能である.そこでイベント駆動X 線SOIピクセル検出器(SOIPIX)を開発する.従来試作した素子では,センスノードゲインと読み出しノイズにおおよそ反比例の関係があることから,周辺読み出し回路の改良を行った.PGA,作動増幅などを搭載したXRPIX4を試作した.評価結果を2016年にウィーンで行なわれた国際会議で報告を行った.さらにイベント駆動読み出しを行う際に,回路層とセンサー層間で干渉があり,読み出しノイズを劣化させていることがわかっていた.そこで,ダブルSOIという仕組みで干渉を切る試みを行った.この方法はうまく機能し,分解能の向上が見込めることがわかった.この結果は投稿論文として出版される予定である.次に実際のサイエンス実験にも使用可能な25mm×15mmサイズのXRPIX5の試作を行った.現在読み出しPCBを製造中で,2016年6月に試験結果を報告できる予定である.低エネルギー感度を決める裏面の構造として,イオンインプラとレーザーアニーリングと,低温イオンインプラと低温アニーリングを行う2つのプロセスを開発し,評価を行った.その結果,両者ともほぼ1μm程度の不感層であることがわかった.この結果は投稿論文として出版予定である.本X線 SOIPIXをメイン検出器として使用するX線天文衛星計画FORCEを立ち上げた.恒星質量,中質量,超巨大の3つのブラックホール種族にわたりミッシングブラックホール探査を行う計画である.
著者
田中 孝明 水川 一広 妻鹿 純一
出版者
日本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
1997 (Released:1997-04-01)

銀系無機抗菌剤のイオンピュア^<TM>およびノバロンAG300^<TM>を用いて各種口腔細菌に対する抗菌作用と抗菌効果について検討した結果,以下の結論を得た。1. イオンピュアおよびノバロンのS.mutansに対する最小発育阻止濃度(MIC)はそれぞれ7.5mg/mlおよび1.3mg/mlであり,抗菌作用は静菌的であった。抗菌剤練り込み試料に対するMICはイオンピュアでは5wt%,ノバロンにおいては10wt%において認られた。抗菌剤練り込み試料面での生存率はイオンピュアおよびノバロンでは3wt%より顕著に減少した。2. C.albicansに対するノバロンのMICは500μg/mlであり,抗菌作用は殺菌的であった。ノバロンの義歯床への添加をインプリントカルチャー法により検索した結果,Candida属菌の顕著な発育阻止が認められた。3. 1)ユニファーストIIに対する各種コーティング材の接触角は,429R 37.8度,740 28.9度,プライトナー27.9度であり,比重は,429Rは1.00,740は1.04,プライトナーは1.07であった。コーティング試料表面のヌープ硬さ(HK)は,429Rで3.88,740は2.31,プライトナー13.00であった。試料表面の元素分析により,練り込みよりもプライトナーでコーティング処理した試料において,より強いAgの元素強度が認められた。2)イオンピュアおよびノバロンのカップ法によるA.viscosusへのMICは,それぞれ2.5mg/mlおよび1.3mg/mlであり,ラップ密着法による検討において,プライトナーでは429Rや740よりも,低い混入率において抗菌効果が認められた。