著者
森 靖英 高橋 裕信 新田 義貴 岡 隆一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解
巻号頁・発行日
vol.98, no.274, pp.9-15, 1998-09-17
被引用文献数
1

互いにリンク付けられた画像・文章データベースをコアデータとして用いた画像理解方式を提案する.本方式では, 文書データは, 単語の共起関係に基づく非線形クラスタリングによって空間配置される.画像データも, その特徴量ベクトル抽出後, 同じく非線形クラスタリングによって, より低次元の特徴量空間に写像される.この際, 対応する文章の距離関係が埋め込まれる.両クラスタリングデータを用いて, 入力された未知画像は, クラスタリング空間において類似画像検索され, 検索された既知画像とリンクを持つ文章を用いて, その関連文が出力される.本報告では, 約8, 000対の画像・文書データを用いて, 未知画像からどの程度関連した文が出力されるか調べた.
著者
高橋佳子著
出版者
三宝出版
巻号頁・発行日
1983
著者
高木 秀雄 鈴木 宏芳 高橋 雅紀 濱本 拓志 林 広樹
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.112, no.1, pp.53-64, 2006 (Released:2006-05-01)
参考文献数
49
被引用文献数
7 3

埼玉県岩槻市で1971年に防災科学技術センターによって掘削されたボーリングコアの最深部(3,505.0~3,510.5 m)およびその上部(2,943~3,327 m)の基盤岩類について,岩石記載と鉱物のEPMA分析ならびに放射年代測定を実施した.その結果,最深部基盤岩類は主にざくろ石トーナル岩質および緑簾石角閃岩質マイロナイトから構成され,そのざくろ石,角閃石,斜長石の化学組成と角閃石年代(70~83 Ma)から,領家帯に属するものと結論された.また,その上部は石英斑岩からなり,その黒雲母年代(17.7 Ma)から西南日本中央構造線に沿った瀬戸内火山岩類よりも古い値をとることが明らかになった.最深部の再結晶石英粒径に基づくマイロナイト化の程度区分と,基盤岩類全体のカタクレーサイト化から,関東平野の中央構造線は岩槻コアの基盤岩の深度位置から南側500 m以内にあることが推定された.
著者
根本 彰 白石 さや 高橋 亜希子
出版者
東京大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011

探究型学習は学習指導要領上はきわめて重要な位置づけになっているが,現実的にそれを実施する方法はきわめて多様である。本研究では,東京大学教育学部附属中等教育学校で行われている卒業研究に焦点をあてて,探究型学習の進め方について,研究のテーマ設定,研究の方法の選別と実施,研究の執筆と口頭発表の3つのプロセスを解明することを行い,そのなかでとくに,テーマ選定と図書館を利用した研究支援を中心とした。3年間の研究期間中の毎年度終わりに,執筆者への質問紙調査を行い,これらの支援がなかったときと支援が行われたときとを比較して,執筆者に一定の効果があったことを明らかにしている。

1 0 0 0 OA 実業懺悔

著者
高橋義雄 著
出版者
箒文社
巻号頁・発行日
1915
著者
高橋 勇夫
出版者
高知大学海洋生物教育研究センター
雑誌
高知大学海洋生物教育研究センター研究報告 (ISSN:03879763)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.113-173, 2005-03-31
被引用文献数
1

The ayu Plecoglossus altivelis altivelis, is an amphidromous fish with a life span of only one year. This is one of the most important species for both commercial fisheries and sport fishing in Japan. Hatching occurs about two weeks after spawning in thelower reaches of rivers in autumn and yolk-sac larvae drift down into the coastal waters, where they remain throughout the larval and early juvenile stages. In spring, juveniles ascend the rivers, where they feed attached algae on rocks and grow over the summer. They mature the following autumn, and spawn in the lower reaches of rivers after a downstream migration by adult.Much works has been on the ecology of the ayu in a river, but little is done about the early life history of ayu before 1980s. Studies on the early life history of ayu have progressed since the 1980s when the main nursery ground of the ayu was found to be in the shallow waters such as the surf zone. In recent years, some studies on larval and juvenile ayu proved us the information on growth, migration and so on forth in the coastal waters. However, the habitat, development, mortality and so forth in the early stages are not yet fully understood. Since 1985, I have conducted the survey of larval and juvenile ayu in the Shimanto Estuary, and found that a number of the larvae and juveniles of ayu remain in the estuary, and achieve higher growth rates. This indicates the importance of the estuary as a nursery ground for ayu.In the present study, I try to detail the early life history of ayu, especially for migration, mortality and development, which are still unknown, in the Shimanto Estuary, and clear the significance of the estuary for ayu.
著者
浜野悠介 高橋伸 田中二郎
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.89-90, 2013-03-06

物の重さは容易に取得することができ、変化が少ないことから物を特定する情報として有用であると考えられる。あらかじめ物の重さを一つずつ量っておくことで、持ち物全体の重さに近い組み合わせを推定することができる。そこで、本研究では秤を用いて物の重さを取得し、その重さから持ち物の組み合わせを推定するシステムを開発した。本システムは、鞄などをフックにつるすとその中に入った持ち物を推定して表示する。本システムを利用して持ち物の組み合わせを半自動的に確認することができれば忘れ物防止に役立つと思われる。