著者
前 孝宏 宮本 敦 金子 俊一 五十嵐 悟
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.524, pp.139-146, 2001-12-13
被引用文献数
2

登録画像内の相関構造を予め解析し, 未知の対象画像の検索を厳密にしかも高速に行う検索法を提案する.任意に選択した解候補となるべきピボット画像と対象画像との相関係数値と, 予め算出されているピボット画像と登録画像との相関係数値とを用いることによって, 対象画像と任意の登録画像との未知の相関係数値を拘束する不等式条件を導出した.これにより導かれる2種類の判定条件を利用する高速内容検索アルゴリズムを提案する.特許庁の商標画像データベースから引用した1, 200枚の実画像を用いて, 検索実験を行い, 提案手法の有効性を確認した.
著者
小山 高明 小宮 輝之 藤木 直人
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OIS, オフィスインフォメーションシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.314, pp.13-18, 2002-09-13
参考文献数
9

近年、ファイアウォール装置、仮想プライベートネットワーク(VPN)構築用のルータなどのネットワーク装置が普及し、広域ネットワークにおいてもVPN接続が可能となった。また、ネットワークポリシを用いてネットワーク装置の設定パラメータを自動生成する、VPN構築用オペレーションシステムが開発されている。しかし、設定パラメータ操作についてアカウント毎に細かな権限を定義する機能が提供されておらず、装置毎に管理者が多数存在する広域ネットワークにおけるVPN構築に適していない。本論文では、まず、広域ネットワークにおけるVPNを広域仮想ネットワークと定義し、広域仮想ネットワーク構築用オペレーションシステムにおいてアカウント毎の管理操作権限設定実現のため、管理アカウント毎に許可条件を事前設定し、複数のオペレーション要求時に事前設定条件に基づいて許可されている操作のみを抽出する方法を提案する。本提案は、装置毎に担当者を分け、装置設定を複数企業にアウトソーシングするネットワーク規模の大きい企業に、特に有効である。
著者
菅原 淳 リチャード ラン 小林 等 奥村 治彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EID, 電子ディスプレイ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.653, pp.13-17, 2000-02-24
参考文献数
6

携帯機機の普及や環境への配慮から、電力消費の少ない非発光型、すなわち反射型のディスプレイが注目されている。ディスプレイの画質としては、紙のような白さとカラー印刷並の色再現性が求められている。しかし、従来からある反射型液晶ディスプレイでは、偏光板や色素による光の吸収が反射率を低下させ、紙のような白さを実現することが難しい。本発表では、紙の白さとカラー表示か可能な可動フィルムディスプレイ(AFD:Actuated Film Display)の提案を行う。これは白色フィルムの上で、シアン・マゼンタ・イエローの色フィルムを静電力によって機械的に出し入れする方式であり、原理的に印刷物に迫る画質が期待できる。
著者
石井 周志 田中 秀磨 金子 敏信
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.509, pp.27-33, 2000-12-08

KASUMI暗号は松井によって提案されたMISTYをベースに設計された64ビットブロック暗号である。本論ではKASUMI暗号に大して高階差分攻撃による強度評価を行った。高階差分攻撃とは選択平文攻撃であり、高階差分値が鍵に依存しないことを利用した攻撃法である。高階差分攻撃の階数は、F関数の次数や、選択する平文に依存する。我々は効果的な平文の探索を行い、4段のKASUMIは2階差分で攻撃可能であることが分かった。本攻撃には2^<6.2>個の選択平文と2^<93.2>の計算量が必要である。
著者
橋口 博樹 西村 拓一 赤坂 貴志 岡 隆一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.443, pp.79-86, 2000-11-10
被引用文献数
3

近年, 多量の音楽ディジタルデータを個人が所有するようになり, 楽曲の検索ニーズが高まっている.これに伴い, 著者らは鼻歌をクエリーとして, 主旋律に基づいて楽曲信号から直接検索するシステムを開発した.この検索は, mp-CDPと呼ばれるマッチング手法により実現されている.本稿では, 歌詞のある鼻歌を想定し, 音素認識に基づく歌詞検索機能も導入する.このとき, 通常行なわれている音声認識の技術では, 楽曲のように激しく音程が変化するという状況を想定していないため, 歌詞の検索は困難であると考えられる.そこで, mp-CDPがたどった主旋律情報を利用して, 歌詞検索に向いた音素認識法を考え, 両者の統合システムを提案する.
著者
橋本 光弘 三浦 健司 村岡 裕明 中村 慶久
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MR, 磁気記録 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.301, pp.17-22, 2002-08-30
被引用文献数
1

垂直磁気記録においてメディアノイズは転移性ノイズが支配的であるため、そのノイズ電圧実行値は線記録密度の平方根に比例して増加すると考えられるが、実際には高記録密度時に飽和する傾向を示す。この現象について、再生過程、磁化状態の両面から検討した。その結果、再生過程の影響はみられなかったが、磁化状態についてMFM像より高記録密度時にビット突き抜け起きていることを確認し、ノイズ特性との相関を調べたところ、比較的良い一致を示した。さらに、ビット付き抜けが再生信号に与える影響を調べたところ、信号の減衰も引き起こしていることが示唆された。
著者
藤本 桂一 石川 智治 篠田 亮 宮原 誠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.598, pp.59-62, 2002-01-18

CD盤の構造・材質による音質の違いはCDの始まりの頃, ホットに議論された事はあるが明確な答えが出ないままに立ち消えになった.我々は, 高度感性情報を忠実に伝送し, 深々さ, 凄み, 等の"深い音楽"を伝達する目的の研究の中から, 信号の時間方向の伸び縮み歪み(jitter)が音質劣化の元凶であると推測するに至った.jitterに注目し, 注意深い観察から, 最終的には信号に何らかの問題が生じるとしても, 光学的な平均的とらえ方では, ピット毎の光反射の瞬時的あばれを測定できていない.一方, 機械的振動としてとらえると, 材質, 構造に起因するCD盤の光反射の瞬時的あばれを, 間接的ではあるが, モニターできると見通し, 実験, 考察をしてきた.その仮説は, 過去の種々の問題を説明しており, 矛盾は一つも起きていない.例えば, 音質上大きく違うのに, 反射率は, ほとんど変わらないが, 振動に関係する(アルミ箔の厚み)を計測すると二桁も違う, と言う結果が出ている.CD盤の材質, 構造, プロセスと, 高度感性情報の忠実な再現に関して報告する.CDの音質を向上させる大きなかぎと考えている.
著者
黒瀬 晋 松本 正雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SWIM, ソフトウェアインタプライズモデリング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.255, pp.33-38, 2005-08-19

生協型ビジネスモデルは、顧客と出資者が同じで、常に顧客の利用動向・購買動向や事業運営に対する要望・期待などを把握できる環境にある。これはインターネットを活用したe-ビジネス型ビジネスモデルやポイントカードで顧客囲い込みを行う店舗販売型ビジネスモデルなどと比較しても、顧客の要望・期待に応えて価値を提供するという点で優れた可能性を持っている。これら他のOne-for-One型ビジネスモデルとの対比の上で、生協型ビジネスモデルの利点・欠点を明らかにし、その欠点を補い利点を強化することを支援する情報システムに必要な要件を提案する。
著者
向後 英二 亀田 弘之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.691, pp.17-24, 2000-03-16

矛盾は知識の不備を発見するための有用な手掛かりの一つであるという考えに基づき矛盾の処理に関する基礎的考察, すなわち, 矛盾の分類と, 分類した中の論理的矛盾の分析, 論理的矛盾の解消方法について考察し, その結果について報告する.具体的には, まず矛盾を論理的矛盾, 感情的矛盾, その他の矛盾の3つに分類した.つぎに論理的矛盾について, まず論理的矛盾の発生原因について分析し, つぎに論理的矛盾の対処方法を考案・検討した.この際, 知識の根拠, 根拠の頑強度, 根拠空間という新たな概念を設定した.論理的矛盾解消の際に生じる知識体系の変化を考察し, その結果と新たに設定した上述の諸概念とを用いて論理的矛盾を解消する方法を提案した.
著者
藤本 桂一 石川 智治 篠田 亮 宮原 誠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.596, pp.59-62, 2002-01-18

CD盤の構造・材質による音質の違いはCDの始まりの頃, ホットに議論された事はあるが明確な答えが出ないままに立ち消えになった.我々は, 高度感性情報を忠実に伝送し, 深々さ, 凄み, 等の"深い音楽"を伝達する目的の研究の中から, 信号の時間方向の伸び縮み歪み(jitter)が音質劣化の元凶であると推測するに至った.jitterに注目し, 注意深い観察から, 最終的には信号に何らかの問題が生じるとしても, 光学的な平均的とらえ方では, ピット毎の光反射の瞬時的あばれを測定できていない.一方, 機械的振動としてとらえると, 材質, 構造に起因するCD盤の光反射の瞬時的あばれを, 間接的ではあるが, モニターできると見通し, 実験, 考察をしてきた.その仮説は, 過去の種々の問題を説明しており, 矛盾は一つも起きていない.例えば, 音質上大きく違うのに, 反射率は, ほとんど変わらないが, 振動に関係する(アルミ箔の厚み)を計測すると二桁も違う, と言う結果が出ている.CD盤の材質, 構造, プロセスと, 高度感性情報の忠実な再現に関して報告する.CDの音質を向上させる大きなかぎと考えている.
著者
小野 康弘 川嶋 稔夫 ピトヨ ハルトノ
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.198, pp.241-246, 2008-08-29
被引用文献数
2

摂食パターンはある程度個人の健康状態を反映すると考えられるため、摂食パターンを解析することで健康状態をある程度把握することができ,病気の早期発見につながる。本研究で我々は過去に開発したセンシングトレイとIDウェアを用いて個人の摂食パターンを自動的に記録できる手法とその記録パターンの視覚的及び定量的な提示方法の提案を行った。これらの提示方法では、食事に出る品を状態として扱い、摂食の様子を時系列的な状態遷移と見なすことにより,マルコフモデルを構築することができる。複数人の数回にわたる摂食実験から,健康に異常のない特定の個人は特有の摂食パターンを持ち、個人差も明確であることが分かった。この結果を用いて、今後摂食パターンを基に健康管理システムの提案を行う。
著者
中野 雅文 新井 潤 夏目 季代久
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.341, pp.19-24, 2006-11-03

近年θリズムは記憶機能との関係で積極的に研究されているが、海馬でのβリズムはこれまで研究されなかった。嗅覚学習でのβリズムは、記憶プロセッシングの検索過程に関連していると言われている。青斑核(LC)から生じるノルアドレナリン神経は、海馬に投射する。コリン作動薬であるカルバコールは、invitroにおいてラット海馬スライス様β振動を誘導する。本研究では、ラット海馬スライスCA3領域におけるカルバコール誘導β振動の発生に対するノルアドレナリン(NA)の影響を調べた。カルバコール(30μM)は、周波数15.6±0.3Hz、振幅0.7±0.1mV(mean±S.E.M.;n=24)のβ振動を誘導した。NA(50μM)は、その周波数を有意に増加させたが、振幅には影響しなかった。これらの結果は、LC活性が海馬CA3領域でのβリズムの周波数を調節する可能性があることを示唆している。
著者
吉留 天則 後藤 信夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PN, フォトニックネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.513, pp.173-178, 2007-01-22

我々は、OBSネットワークにおけるトラフィック負荷増加時のバースト転送遅延の急増を抑制することを目的とした低遅延バースト転送方式を提案した。その提案方式では、コントロールパケットが中継ノードの予約テーブルを全て参照することで、従来のDynamic Two-way (DTW)方式がシグナリング中に見逃していたバースト転送可能時間帯を有効に利用することができるため、より効果的にバースト転送遅延を抑制することができる。しかし提案方式では、実際のバースト転送には用いない無駄な仮予約時間帯による帯域浪費量の増加という問題がある。本稿ではこの帯域浪費量について吟味し、帯域浪費量を削減するための改良案として、帯域浪費継続時間に注目したEarly Release (ER)方式および帯域浪費サイズに注目したLimited Reference (LR)方式を提案する。シミュレーションによりバースト転送遅延および帯域浪費量を計算した結果、トラフィック負荷が低い場合には、従来のOne-way方式におけるバーストの再送による帯域浪費量よりも、提案方式における無駄な仮予約による帯域浪費量の方が大きくなることが分かった。しかしながら、ER方式とLR方式を併用することで、高い遅延抑制効果を維持したまま帯域浪費量を効果的に削減できることを明らかにした。
著者
島津 啓 鳥飼 弘幸 斎藤 利通
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.741, pp.45-48, 2004-03-19

本論文では、インバータ制御に用いられるデルタ変調目路(DMC)の基本動作を考察する。同回路をスイッチトダイナミカルシステムとしてとらえ、一次元リターンマップを導出する。マップを用いた解析により、系は広いパラメータ領域で非周期になることを明らかにする。次に、周期的強制スイッチングによるPWM信号を安定化を提案する。同手法をDMCに適用することによりインバータ制御に使えるパラメータ領域で系を安定化できることを示す。またその他のパラメータ領域ではリターンマップはカオスや共存等の非線形現象を呈することを示す。
著者
島津 啓 鳥飼 弘幸 斎藤 利通
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.336, pp.45-48, 2003-09-23

本論文では、インバータ制御に用いられるデルタ変調回路(DMC)の基本動作を考察する。同回路をスイッチトダイナミカルシステムとしてとらえ、一次元りターンマップを導出する。一次元りターンマップは、様々な分岐現象を呈する。リアプノフ指数を計算し系の呈する現象、安定性などについて考察する。そして、周期的強制スイッチングによるPwM信号を安定化を提案し、安定化DMCの呈する分岐現象iこついて考察する。また、安定化DMCを用いたPWMインパークの基本特性についても考察する。
著者
永田 智大 鈴木 俊博 小林 基成 カーン アシック 趙 晩熙
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.31, pp.79-84, 2008-05-08

本論文では,我々が新世代ネットワークとして提案する仮想ネットワーク技術を実現する際,単一ノードが支援する技術について検討を行う.仮想ネットワークはリンク資源,処理資源を統合的に扱うため,単一ノードでは仮想マシン技術を応用することで,効率的な資源割当てを実現できると考える.資源割当が正しく行われた仮想マシンが相互に連携して仮想ネットワーク全体の資源分割を支援する.そこで,我々はまず仮想マシンの資源利用状況を監視し,単一ノード内で実際に使われていない資源を,資源が足りていない仮想マシンに割当てることで,資源の利用効率やサービスのスケーラビリティ向上を目指す.また,その応用例として,仮想マシンの再起動に対する冗長性について検討を行う.再起動の原因に応じて資源割当てを変化させることで,仮想マシンが提供するサービスを効率的に継続して提供できる.
著者
豊田 規人 三枝 武男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.96, no.148, pp.121-128, 1996-07-13
被引用文献数
5

(F) IRSで用いられる仮定に基付かないより広い状況で可能な学習項目に対する一つのMeasure ("重要度")を導入する. この"重要度"を実例で計算し、特性、用途等を論じた。更に着目している学習項目の周辺の関連度をも考慮した"Shapley Value"を専入し、実例で計算し、その結果を分析しつつ、両者の特性、用途等比較吟味してきた. Shapley Value は、協調ゲーム理論の一つの合理的解を与えるものであるが、その定義から、ここで導入された"重要度"のExactな表現である. 実際"重要度"は"Shapley Volue"の一次近似とみなせ, "重要度"に生じる縮退を解くことが出来る.
著者
佐々木 整 水野 一徳 浅井 智也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.163, pp.45-48, 2009-07-24
被引用文献数
1

近年,日本で学ぶ留学生は増加傾向にあるが,その一部には日本語の習得が十分ではない学生も見受けられる.そこで,著者らはこのような日本語能力が高くはない学生を対象として,授業中に講師が用いる用語に特化した学習システムの開発を行ってきた.しかし,e-Learningの利用やWebを用いた情報検索など,授業時間以外でも日本語の文章を読んだり,理解したりするための支援も必要である.本稿では,留学生の日本語能力に応じた,Webページのひらがな化の方法を中心に,現在取り組んでいる支援について報告する.
著者
岡本 秀輔 鎌田 賢 米倉 達広
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.130, pp.43-47, 2007-07-02

Webアプリケーションとして複数プレイヤー参加型RPGを簡易に作成するためのプログラミングツールについて述べる.このツールの設計目標は単純な指定でさまざまなRPGを作成できることである.プログラミングの初心者や小学生などもこのツールの対象ユーザに含めている.ツールはGUIエディタとコードジェネレータからなる.GUIエディタはRPGのキャラクタの動作を規定する状態遷移図を作成するためのものである.コードジェネレータは,ゲームを構成するためのC,PHP,JavaScript,HTMLなどのコードを状態遷移図から生成する.生成されたRPGは,Firefox,Safari,IEといったよく使われるWebブラウザで操作できる.RPGのプレイヤーがWebブラウザ上でクリックやキー入力を行うと,その結果がWebサーバに送られデータベースに記録される.その結果,プレイヤーの入力が,他のプレイヤーのアバタやプレイヤーと関連を持たないゲームキャラクタに影響を与えることができ,さらにそれが他のプレイヤーの画面に反映される.状態遷移図は特定のプログラミング言語には依存せずに動作を規定するための道具である.そして,その構造は単純なために簡単に学習できるとともに,ゲームキャラクタの振舞指定に適している.本報告では,ツールを用いて容易にWeb用のRPGを作成できる可能性について述べる.
著者
元木 諒介 力宗 幸男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OIS, オフィスインフォメーションシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.397, pp.1-6, 2009-01-15
被引用文献数
2

ブラウザ上に表示されている住所情報をコピーし,Googleマップ等の検索欄にその住所情報をペーストして、住所を検索する方法はよく利用されている方法である.しかし,この方法ではコピーする範囲を間違ったりして少し手間が掛かるという感は否めない。そこで、本研究では,ブラウザ上の住所情報を自動的に検出し,その検出した住所情報をクリックするだけで,Googleマップを自動的に呼び出してその住所を地図上に表示することができるシステムをFirefoxのアドオンとして開発した.