著者
若木 守 宮村 修一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.45, pp.139-140, 1992-09-28

開発完了時の生産性評価メトリックスには,開発稼働(人年)当たりの開発規模(NCSL:Non-Comment-source-line)がある。しかし,このメトリックスには,開発の後続工程である保守工程の稼働を決定づける品質が考慮されておらず,品質の悪いプログラムと良いプログラムとが,開発の規模や稼働が同一の場合,両者の生産性は全く同じになってしまうという問題がある。本論文では,保守工程の作業内容を分析し,品質に係わる作業を抽出し,当該作業を含めた生産性評価モデルを提案する。また,2,3の適用例から,従来の生産性評価方法の無効性の実例を示し,改めて,開発完了時に残留欠陥数を予測して,生産性を評価することが重要であることを示す。
著者
大山 貴己 横山 晶一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第56回, no.人工知能と認知科学, pp.212-213, 1998-03-17
著者
飯塚 浩昭 坂本 秀樹 中村 納 南 敏
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.45, pp.365-366, 1992-09-28

マルチメディア時代の到化を前に各種情報の標準化が進んでいる.なかでも静止画像の符号化方は,JPEG方式が標準となった.しかし,このJPEG方式は比軟的に緩やかな濃度変化をもつ写真画像を対象としたもので,エッジの強い文字画像を対象とした場合,再生画像に鈍りやブロック歪みなどを生じ良好な結果を得ることが困難である.この問題点を解決するために各種のパラメータ設定法をはじめとする軽減手法が提案されているが,多くのものは写真部と文字部が分離できることを前提としており本報告で対象とするような分離困難な画像について触れられていない.本報告では,文字と写真の混在する画像に対して双三次関数による近似と,可変サイズのブロックを導入することで,写真部と同等以上の符号化効率を得ることができる符号化方式について報告する.
著者
平見 知久 山下 義行 中田 育男
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第52回, no.ソフトウェア, pp.7-8, 1996-03-06

コンパイラ生成系では文脈自由文法や属性文法に基づき構文解析器、意味解析器の自動生成を行う。その中でも特に、1パス型の属性文法が使用されることが多い。しかし1パス型の属性文法においては右依存的な属性評価は許されない。したがってこれに基づく生成系では右依存的な属性評価は使用できず、記述において右依存的な属性評価としたほうが素直な場合についても、コンパイラ作成者が右依存のない記述に修正しなければならなかった。このような処理系の制約による記述の変更を行なった場合、得られた記述は本来作成者が意図していたものとは別のものであるため、記述の読解性が低下してしまうという問題があった。本発表では、右依存的な属性評価に対してバックパッチと呼ばれる処理を自動生成することにより、記述を変更することなく右依存的な属性評価を行えるような方法を提案する。また、現在我々が開発中である属性評価器生成系EAGLEに実現を行い、その有効性について検討を行なった。
著者
鴻野弘明 山本知典 上原雄貴 武田圭史 村井純
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.645-647, 2012-03-06

近年の情報爆発に伴い,多様な情報から適切な情報を解析抽出することにより新しい情報の価値を見出す研究が行われ ている.しかし大学などの教育機関においては,生徒の目的に応じて効率的な授業の履修選択ができないなど,未だ十分に活用できていないことが問題となっている.そこで本研究では,協調フィルタリングとコンテンツベースフィルタリングを組み合わせることで,ユーザに応じた効率的な授業履修を実現する手法およびシステムを提案する.本システムは大学の学事システムと連携することによって,履修履歴データを取得解析することで,科目の分類,難易度により,授業のレコメンドを行う.本手法を実際にユーザに提供することによって効率的に授業をレコメンドできることを示した.
著者
栗原 主計 市川 裕介 田中 俊介 岡田 謙一 松下 温
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.52, pp.315-316, 1996-03-06

通信技術やコンピュータシステムの発達により、地理的に分散した会議室同士を結ぶ、テレビ会議システムの臨場感を高める研究も飛躍的に発展してきた。しかし、どんなに技術が進歩しても、人間にギャップをまったく感じさせないほどの完壁な臨場感を実現することは不可能とは言わないまでも、困難かつ高価につく。これは、人間の感覚器は非常に精巧に出来ているためである。どれだけ似せても現実との違いに気付く限り、その目標は逃げ水のようなものである。また、毎回会議のたびにテレビ会議システムの利用予約を行い、会議室まで出向くのは面倒であり、電話をかけるような気軽さで各人の席から自由に参加したいという要望は強い。このような、携帯性や簡易性を上げる為には、伝達情報の取捨選択を行い、要らない情報の通信を敢えて切り捨てる必要があると考える。本研究では、人間の関わりを階層化することによって、その関りの深度を明確にすることを試み、人間の協同作業に必要な最小限の情報をそこから抽出し、通信コストを減らす効果を目指している。
著者
伊藤 琢己 小池 晃弘
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.54, pp.317-318, 1997-03-12

ゲームを行なう場合(ゲームにかぎらず会議なども同様であるが)対戦者が全員同じ場所に揃わないと基本的に成立しないものであり(郵便対戦なども存在する), 対戦相手を揃えるのが大変である場合が多い. インターネットは現在非常に多くの人が利用しており, 対戦相手を求めるのに都合がよい. そこで, インターネットを利用したゲーム対戦用のサーバを開発した. ゲームのコンテンツには将棋を抹用し, クライアントは Java を用いて構築している. Java を採用した理由は, クライアントの計算機の種類を限定せず, Java 対応のブラウザさえあれば動作するためである. Java を用いた将棋サーバには, 早稲田の Java 将棋やグレート将棋などがある. 本発表では, インターネット将棋サーバについて, その機能, 構成, さらに問題点などについて述べる.
著者
橋本 三奈子 桑畑 和佳子 青山 文啓 村田 賢一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.49, pp.139-140, 1994-09-20
被引用文献数
1

「あの人は本の虫だ」の「虫」や「先日の講演会では講師が壇上で涙ぐむ一幕があった」の「一幕」のように、ある名詞がその指されたものの性質・特徴とよく似た.性質。特徴を持つ別のものを表わすことがある。これらは、比喩として使用されたと推測されるが、現代語ではかなり一般的に使われ、一つの用法として定着していると判断してもよいものである。IPAL名詞辞書では、このような名詞の表現を見出し語の持つ一つの用法として認め、項としての用法、連体被修飾語としての用法、述語としての用法などに分けて,情報を記載している。本論文では、このような比喩的な表現について、名詞辞書で記述する際に留意すべき統語的特徴について論じる。
著者
奥乃 博
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.39, pp.317-318, 1989-10-16

SOARはゴール達成を問題空間の発見的探索として構成する問題解決システムである。SOARではゴールおよび制御情報が一元管理されているので、その推論過程をキャッシュ化することによって学習を行ない、新たなオペレータあるいは制御機構を作成することができる。このような学習はチャンキングと呼ばれ、一種の定理あるいはマクロ・オペレータに相当するルールを作成する。学習されたルールは推論の簡略化には役立つが、実際にオペレーションするような応用(例えば、ロボット)では、マクロ・オペレータの効率が良くないと役に立たない場合がある。操作効率という視点は、SOARをロボットのセットアップ時の学習に応用するときには極めて重要になる。このような最適でないルールを生成するチャンキングは、過剰一般化と見なすことができるが、まだ検討されていない。あらゆる場合を想定してSOARのプログラムを書くことも一解決策ではあるが、汎用的なアプローチとは言えない。本稿では、多重文脈推論を用いた、操作効率の最もよいルールの学習方法を提案し、ATMSによる実装を検討する。
著者
河口 万由香 伊達 惇 望月 紀寿
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.38, 1989-03-15

近年,ヒューマンインタフェースの立場から,個人差を考慮したユーザモデル構築の必要性が唱えられている.ユーザモデルの研究はソフトウェア毎の相違を強調する側面と共通な部分を追求する側面がある.本研究では,初めて利用するシステムの使い方を学習する際の個人差と,それを表す指標および構成要素を探すことを目的として,そのための手段として打鍵情報記録ソフトウェアを開発した.
著者
山本 敦子
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.41, pp.112-113, 1990-09-04

Prologは推論機能を特徴とする論理型言語である.Prolog言語を使ってシステムを構築しようとするとき,C言語のような手続き型言語のほうがより書きやすい処理が存在することがある.このような場合にProlog言語ではなくC言語を使う,すなわち個々の言語の特長を生かしてプログラミングすることでシステム全体の効率を高めることは非常に大切である.このような背景の下で,私達はProlog処理系に利用者が定義したC関数を組み込み述語として扱えるC言語静的連携機能を開発した.これは,述語論理の世界に関数の概念を取り入れた新しい機能である.(以降これをC言語連携と呼ぶ)本稿ではC言語連携の開発の背景,概要および実現方法について述べる.
著者
佐藤 博之 増田 英孝 笠原 宏
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.48, pp.219-220, 1994-03-07
被引用文献数
2

いくつかのGUI部品には同じ操作目的を持つものがある。 どの部品を使用するかを決定するのは、 アプリケーションプログラマである。 しかし同じ操作目的であれば、どの部品を使いたいかはユーザ毎に異なる。 ユーザから部品交換の要求があれば、 プログラマがアプリケーションに変更を施し、 ユーザヘ還元するのが現状である。UIの独立性により複数のUI戦略が利用可能となっているが、それは設計段階においてである。 部品交換がユーザレベルで実行時に可能となれば、 より柔軟なインタフェースを提供できる。ユーザレベルでデザインの変更が可能なことはGUIの1つの目標であり、 それを様々な形で積極的に促進すべきである。そこで本研究ではユーザレベルでのデザインの変更を容易にすることを目的として、 GUI部品ごとの接続インタフェースを整合させ、 いくつかの基本部品で構成されたGUI部品群として利用できるアダプタを提案する。実例としてラジオボタンをボタン群と捉え、単一選択リストと同じ接続インタフェースを持った部品、 ラジオボタンアダプタを作成した。 また同様に、 複数選択を行える複数選択リストに対しチェックボックスアダプタも作成した。
著者
久保田悠斗 下郡啓夫 大場みち子
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.755-757, 2012-03-06

プログラミングに関して数学が重要であると言われている.しかし,数学学習によるプログラミング能力向上の効果を検証した研究はなく,今だ,曖昧である.本研究では,プログラミング能力と数学の力が関係しているのかを検証する.また,プログラミングと数学との間に何らかの関係が示された時,どのような問題,問題形式がプログラミング能力を伸ばしていくものとしてあり得るかを検討する.さらに,それらの問題の効果的な数学学習方式を提案する.
著者
新舎 隆夫 碇谷 幸夫 男澤 康 久保 隆重
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第33回, no.情報システム, pp.2227-2228, 1986-10-01

近年、半導体技術の進歩に伴い、論理装置の大規模化、高集積化が進み、論理装置の設計品質向上及び観計工数低減が重要な課題になってきている。この課題に対処する有力な方法は、機能レベルの論理設計自動化と既存論理の再利用設計支援の二つに大別される。前者は、新規設計の場合に有効であり、機能論理記述言語で設計した機能論理仕様からゲート論理を自動生成する論理自動生成が行われている。これに対して、後者は、既存論理装置の小型化、高性能化、低価格化、高信頼化等を図る場合に有効であり、既存のゲート論理を目標回路系のゲート論理に変換する回路系変換が一般に行われている。しかし、再利用設計では、既存論理をそのまま再利用することは少なく、機能拡張を伴うことが多いので、回路系変換だけでは不十分である。本報告では、先に提案した論理再利用方式の構想を具体化した論理レベル変換方式の位置づけと概要について述べる。なお、本方式の詳細はで述べる。
著者
早川 巌
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.48, pp.435-436, 1994-03-07

最近、マスコミの報道する電算機の不正操作等による窃盗及びタイムリー記録により財産変動を起こさせるコンピュウタ.ウイルス等による犯罪が顕著に現れ、社会人の標的になっている。コンピュータプログラムに著作権を認め、知的所有権等の侵害行為を権利義務の民事法的侵害として損害賠償の対象とする傾向が現代の高度情報化社会の特徴となっていることは、社会人の知るところである。そこで、電算機に関連して発生する刑事法問題と併せて電算機を使用して行われるプログラム著作権等の知的財産権、企業秘密の窃盗、不正操作による権利侵害等に関する電算機関連犯罪の理論的体系化、即ち(1),電算機使用詐欺による個人の財産的利益の侵害、(2)情報処理過程における業務妨害に対する犯罪、(3)電磁的記録不正作出の罪、(4)電算機の機密保持機能(機密性)に対する侵害、(5)記録化された情報資源の故意窃盗による侵害行為、(6)システムの暇疵担保責任について検討しようと思う。
著者
湊耕平 中尾和夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.677-679, 2012-03-06

人身事故のような長時間の運休が生じる障害が発生した場合、その影響は障害の発生した路線だけではなく、直通運転を行っている他の路線にまで波及していく。また、十数分間の遅れが列車に生じた場合、列車の連絡関係によって前後の列車にも遅れが発生する。本研究では、ダイヤ・列車接続情報と障害情報をもとに、障害による影響や影響範囲をシミュレートし、運転再開時刻・遅延時間・正常なダイヤに回復するまでの時間といった障害特性を鉄道利用者に提供する。また、全ての駅に同じ情報を送るのではなく、路線を複数の区間に区切ってそれぞれの区間に最適な障害特性を配信することで、その駅に適した振替輸送や遅延時間の案内を行う。
著者
中村海 本庄勝 橋本真幸 三島浩路 黒川雅幸 吉田俊和 長谷川亨
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.27-29, 2013-03-06

近年、中高生の間で発生するソーシャルメディアを使ったネットいじめが問題となっている。ソーシャルメディア上でのネットいじめは、旧来のいじめ対策同様、教師が中高生の間で発生したトラブルに介入し、人間関係改善のための指導をすることが有効であることから、対面での友人関係に加え、ソーシャルメディア上での人間関係やその変化を知り、ネットいじめの発生や予兆を検出することが必要となる。筆者らは中高生を対象としたソーシャルメディア上での人間関係を推定するフレームワークについて検討を進めてきた。本稿では、本フレームワークに基づいた「ネットいじめ防止ツール」の実装について報告する。
著者
宮崎 修一 岩間 一雄
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.47, pp.79-80, 1993-09-27

NP完全問題は,問題のサイズに対して多項式時間で解くアルゴリズムが知られていない問題の代表例である.これらの問題は多項式程度の違いを無視すれば,同じ計算時間で解けるという点で,同じクラスに属する.即ち,ある問題を多項式時間で別の問題に変換することができる.これらの変換は,問題のNP完全性を証明するのに用いられてきた.多項式時間であればどのような変換であってもかまわないという大雑把なものであったが,問題を変換して解くという実用性を考えれば,変換の効率を良くすることが大切になってくる.例えば,CNF論理式の充足可能性問題(SAT)に対する効率の良いアルゴリズムに局所探索法と呼ばれるものがある.ハミルトン閉路問題をSATに変換し,局所探索法で解く場合には,変換によって得られる論理式のの変数の数によって計算時間に格段の差があることが分かっている.本研究では,別のNP完全問題である,グラフの頂点彩色可能性問題をSATに変換する方法を考察してみた.本稿では,まず,頂点数N,色数Kとして,N log K変数での比較的自然な変換の方法を述べる.次に,N logよりも少ない変数の数で変換する方法を2つ述べる.1つは,グラフ中に枝が少ないときに有効であり.もう1つは,枝の数が多いときに有効であることが分かった.NP完全問題は手に負えないという形で統一的に論じられることが多く,個々の問題の難しさの違いはあまり論じられていないようにみえる.本論文で述べている手法,つまりNP完全問題PをSATに変換するのに何変数必要であるかは,ある意味でPの難しさのメジャーになりうると考えられる.計算ステップ数,領滅量等の従来のメジャーとの大きな違いは,定数係数の違い,あるいは定数の差さえも十分に議論でき,それが重要とみなされる点である.
著者
熊谷 英紀 山田 敬三 田中 充 佐々木 淳
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第71回, no.ソフトウェア科学・工学, pp.335-336, 2009-03-10