著者
菊地 奈穗美 蓮見 益男 山口 政巳 田中 亘 半沢 孝
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第37回, no.ソフトウェア工学, pp.715-716, 1988-09-12

筆者らは、CCITTで勧告されている通信システム用仕様記述言語SDLを用いてソフトウェア開発工程における全工程を支援する通信ソフトウェア設計支援システムを構築中である。本稿では、システム構成から処理図のレベルまでの各階層を一貫して支援するSDL/GRグラフィックエディタの機能と特徴について報告する.
著者
菊地 奈穗美 蓮見 益男 山口 政巳 田中 亘 半沢 孝
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.37, pp.715-716, 1988-09-12

筆者らは、CCITTで勧告されている通信システム用仕様記述言語SDLを用いてソフトウェア開発工程における全工程を支援する通信ソフトウェア設計支援システムを構築中である。本稿では、システム構成から処理図のレベルまでの各階層を一貫して支援するSDL/GRグラフィックエディタの機能と特徴について報告する.
著者
伊藤 毅志 古郡 廷治
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.49, pp.37-38, 1994-09-20

我々が解いている問題は、大別すると2種類に次の2つに分類される。一つは、誰が解いても(正解であれば)同じ答えに至る収束的問題であり、もう一つは、解く人によって解答が異なったり、そもそも正解などない発散的問題である。従来の認知科学的問題解決研究では、ハノイの塔などのパズルの問題をはじめとして、クイズや数学や物理の問題などの収束的問題が殆どであった。この理由は、これらの問題は良定義問題(問題の目標状態、操作子が明確な問題)であり、被験者の行動がある程度実験者にも予想されるために、研究の対象としては扱いやすかったからと考えられる。それに対して、発散的問題の方は、近年ようやく少しずつ研究として扱われつつあるにすぎない。しかし、実際の我々の日常生活を考えてみると、殆どが悪定義問題であるばかりか発散的問題でもあるような問題に囲まれていると言える。例えば、「お昼に比較的安くてでおいしいものを食べる」とか「普段着になるようなズボンを選ぶ」などの日常的問題は操作子も不明確であるし、人によって結論の異なる発散的問題である。このように、発散的問題の研究が意義深いものであることは明確だろう。本研究では、このような発散的問題を解決する際に視覚的イメージ(特に作図)が、どのように問題解決過程に影響を与えているのかについて考察していく。
著者
馬場 恒彦 日高 康雄 小池 汎平 田中 英彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.50, pp.117-118, 1995-03-15

現在では、REDUCEやMathematicaに代表される汎用数式処理システムが工学・理学を始めとする様々な分野で実用的に利用されてきている。一方、処理速度の向上を目的とした、数式処理システムの並列化の研究が行なねれてきている。しかし、従来の逐次型アルゴリズムの並列が容易な部分を並列Cを用いて部分的に並列化した粗粒度なシステムが多く、数式処理システムを全面的に並列化した例はまだ見受けられない。そこで、本研究で用いた当研究室で開発したFleng[Nilsson 86]とPIE64を用い、細粒度並列処理言語上にシステムを構築し、数式処理の全面的な効率化をはかった。本稿ではその概要について示す。
著者
阪口 哲男 田畑 孝一 杉本 重雄
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.40, pp.168-169, 1990-03-14

オブジェクトベース述語論理(Predicate logic based on objects)は記号やイメージ等を含む知識を表現するための知識表現方法である。オブジェクトベース述語論理においては、定義域上のすべての個体をオブジェクトと見なし、それらの関係を第一階述語論理によって表現する。我々はオブジェクトベース述語論理の定義を行い、その処理系であるオブジェクトベース述語論理システム(Predicate Logic system based on OBjects:PLOB)の開発を行った。
著者
足立幸祐 延谷直哉 仲谷善雄
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.223-225, 2012-03-06

現代の社会問題の一つとして、対人関係でのコミュニケーション能力不足があげられる。特に社会活動では初対面での会話の機会が多く、コミュニケーション支援のニーズはますます高まってきている。本研究では、個人のリズム感としてパーソナルテンポを利用することで、会話行動のストレスを小さくすることを目的とする。人間は日常生活の中で何かしらのリズムを感じている。そのリズムをシステムによって適切な支援をすることで,行動や認知に良い影響を与えることが期待できる。今回それを実験にて確認できたので、本稿では、2者のパーソナルテンポ操作による発話速度の制御を対象とし、そこから得られる2者の行動や心理の変化について報告する。
著者
藤田 朋生 長坂 康司 吉田 篤正 木村 道弘
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.45, pp.187-188, 1992-09-28

DINAの通信プロトコルであるETOS52GをTCP/IPの上に実装する方式について述べる。
著者
中島 克人 瀧 和男 中島 浩 京 敬人 江原 輝文 山本 明 横田 実
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.33, pp.149-150, 1986-10-01

第5世代コンピュータ・プロジェクトの中期テーマの1つとしてマルチPSIを開発中である。マルチPSIは並列論理型言詰KL1(核言語第1版)を用いた各種並列プログラム開発に用いる事を目的としたツールであり、専用のネットワーク・ハードウェアで16~64台の要素プロセッサ(PSI-II)を接続したシステムとする計画である。本稿ではPSI-IIの設計方針およびアーキテクチャについて述べる。
著者
安里 彰 細井 聡 新井 正樹
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第47回, no.ハードウェア, pp.31-32, 1993-09-27

プロセサの高速化手法の一つであるレジスタリネーミング[1]をハードウェアでインプリメントする場合、Rarc個のアーキテクチャレジスタに対し、それより多いRren個のレジスタを用意して、それらをマッピングするのが普通である。一方、コンパイラがプロセサの性能を充分に引き出すようなコードを生成するためには、レジスタの個数がRarc個では不足に感じることが多い。特に、スーパスカラやVLIWプロセサ等の実行並列度を向上させるためのコードスケジューリングを行なう場合この傾向は顕著になる。我々は、レジスタリネーミングのために用意された余剰なRren-Rarc個のレジスタを有効に活用して、コンパイラが使用できるレジスタ数を実質的に増やす方式である、多重レジスタリネーミング方式を本論文で提案し、その効果について議論する。
著者
矢野裕司 加藤由花 横井健
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.691-693, 2011-03-02

近年Twitterに代表されるマイクロブログの普及により、インターネット上にリアルタイムで人々が思ったことを発信するようになった。この発信には、日記形式のブログや掲示板と比べ感情的なものが多く見られ、眠気といった感情も発信されている。一方、既研究では疲労から来る眠気は周辺の温熱環境との関係が強いとされているため、眠気が外気の気温とも関係があると考えられる。そこで、本研究ではマイクロブログにおける「眠い」や「ねむい」といった眠気に関係のあるキーワードを含む発信数と気温や湿度、天気等の気象データを利用して、眠気を予測する手法を提案する。
著者
安澤 翔太 松尾 和洋
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.72, pp.525-526, 2010-03-08
参考文献数
3
著者
岩田康宏 浦正広 中貴俊 遠藤守 山田雅之 宮崎慎也 田村浩一郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.667-669, 2012-03-06

動画の評価基準の1つとして,物語の展開が挙げられる.しかしこれは一般に視聴後に抱く印象であり,既存の動画検索やレコメンドにおいては考慮されていない.そこで本研究では,視聴者が気に入った物語の展開と類似した展開の動画をレコメンドするサービスを提案する.タイムラインでコメント投稿が可能な動画共有サイトを対象として,動画に対して寄せられたコメントを解析する事で,動画の盛り上がりと感情の推移を抽出する.これにより物語の展開を導出する.これを様々な動画に適用する事で,同じ特徴を持つ動画同士を結びつけ,視聴者が指定した動画に類似する展開の動画をレコメンドする.
著者
千葉 幸司 宮内 隆 石井 孝子 中川 裕道 杉崎 信彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.495-496, 1997-09-24

データウェアハウス(以下DWHと記す)の提唱者ビル・インモン氏は, その著書において構築や活用の具体的な方法論を述べていない。そこで, 我々富士通LS研「データウェアハウスの構築と活用」分科会では, 実在の企業をモデルに構築と活用の両面からインモン説DWHの実践的な検証を行った。モデル企業は, 幅広い適用範囲の成果が得られるように, 業態・前提条件の異なる流通業A社と製造業B社を選定した。この論文は, 上記2社の現状と今後の方針をもとにしてDWHによる情報系システムの設計を行う過程で発生した様々な課題の中から主要なものについてまとめたものである。
著者
田渕 仁浩 村岡 洋一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.44, pp.303-304, 1992-02-24

マルチメディアデータベースでは、データと問い合わせが完全に一致することは望めない。利用者が問い合わせで意図する概念構造とデータベーススキーマが一致しなかったり、属性値が一致しなかったりするからである。例えば、大模撲中継を動画像データベースと見なすと、利用者が望む取組のダイジェストを取り出す操作は、データベース管理システム(DBMS)の役割である。しかし、実際の放送は構造化されていないので、従来のデータモデルに基づくDBMSの問い合わせ処理では取組を取り出せない。一方、取組の概念構造は「仕切,対戦,決着,礼,勝名乗り,花道」などの動作のタイトル系列として普遍であり、放送とは無関係である。従って、放送中のカット系列をタイトル化できれば、取組を構成するカット系列の切り出しや各動作場面に特有の属性値も抽出できる。その結果、例えば「力士Aが勝った取組」はある特定の認識手順で取り出せよう。しかし、従来のDBMSにはそのような認識手順に基づく問い合わせ処理を自動化する仕組はない。そこで本稿では、認識的問い合わせ処理の自動化の方法として、MeSodモデルに基づく不完全質問処理の実装機構を提案する。
著者
竹政 和典 田中 榮一 増田 澄男
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.53, pp.245-246, 1996-09-04

線図形のマッチングはパターン認識や化合物の形状の類似性の判定等で必要となる技術である.本文では,線図形の類似度の計算を効率よく行なう一方法について述べる.
著者
木造 利徳 近藤 邦雄 佐藤 尚 島田 静雄
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.44, pp.317-318, 1992-02-24
被引用文献数
1

人間の感性を表現したデザイン画は、人間の価値観や個性によって、多次元的な意味も含んでいる。デザイン画の持つ感性を失うことなく分類整理し、デザイン画作成時に再利用できる画像データベースを構築することが、大量の画像を利用するために望まれている。埼玉県繊維工業試験場には、保有する昔からのデザイン画が、約3000以上も存在する。これらをこれからのデザインの作業に生かすために、デザイン画の分類法を確立し、検索システムを構築することが求められている。デザイン画に対するイメージというのは千差万別であり、一概にこれと決めつけることができない。しかしながら、詳細は違っても大局的な部分で、類似した印象・イメージを感じることができる。本研究では、感性言語とデザイン画の関係を明らかにし、人によって感じ方が異なる曖昧性を持った感性言語による画像検索法を提案する。これによって、多くのデザイン画の中から、イメージにあったものを容易に抽出することができ、デザインの支援になると考えられる。
著者
カク金慶 天野直紀
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.609-611, 2013-03-06

現在、店舗内の盗難を防止するために、多くの店舗で防犯カメラが利用されている。しかし店舗内の盗難事件は必ずしも減っていない。その原因としては、防犯カメラが店内を歩き回る人物を容疑者として特定することが困難だという点がある。 本研究ではコンビニエンスストアなどの店舗内の盗難の監視システムを提案する。 人体認識技術を用いて容疑者の歩き方と振る舞いを記録し、照合する。そしてそのデータを複数の店舗で連携することで、モデルのデータが豊かになり、効率よく容疑者を特定することができると考える。