著者
新谷 葉 渋谷 浩太 檜山 茂雄
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.189-190, 2012
参考文献数
6

画コンテをもとに、役者の表情、仕草などを「身体素材」として撮影。のちに加工。それにより、2次元の表裏面で様々な身体表現の要素をみせる。私なりに考える、「紙人形」というアイテムに則って制作した。「静止画」であるキャラクターを、「動く」映像媒体で表現した。「時間」と「アニマ(魂)」についての観察作品。
著者
徳岡 昌樹 中井 優一
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会年次大会講演予稿集 2009 (ISSN:13431846)
巻号頁・発行日
pp._17-5-1_-_17-5-2_, 2009-08-26 (Released:2017-05-24)

In this paper, we propose a novel self embedding watermarking scheme using block truncation coding (BTC). In our scheme, two components which are derived from BTC were utilized for embedding watermark. Computer simulations show that our scheme successfully detect modifications and recover them to some extent.
著者
大橋 力
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.48, no.8, pp.971-976, 1994-08-20 (Released:2011-03-14)
参考文献数
14
被引用文献数
1
著者
西山 英輔 江頭 茂 崎谷 昭秀 松丸 賢三
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.15, no.9, pp.1-6, 1991

A microstrip antenna with small size and light weight is useful for wireless camera. In this paper. the characteristics of stacked microstrip antenna which radiates a circularly polarized wave are investigated experimentally and the utility for wireless camera system is discussed.
著者
松尾 賢司 高木 幸一 小池 淳 松本 修一
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.13-18, 2002
参考文献数
6
被引用文献数
4

MPEG-4のFGSは,可変ビットスケーラビリティを実現し,ネットワーク上での帯域変動に対して高い適応力を持った動画像伝送を可能とする.しかし,FGSで用いられるビットプレーン符号化方法は,下位プレーンにおいて符号化効率が低下するという問題があった.そこで本稿では,ビットプレーン符号化の効率を改善する方法を提案する.まず,有意係数の分布に基づいてDCT係数の各ビットを有意ビット群と既有意ビット群に分類する.次に,それぞれのビット群に対して最適な効率を実現する符号化方法を適用する.この際,符号化の順序は,復号画像の品質を向上させる度合いの高い情報から順番に行う.本提案方式により符号化効率は改善され,復号画像品質はFGSと比較して0.2dB程度向上する.
著者
安東 孝久 増谷 健 竹本 賢史 東野 政弘 濱岸 五郎 小林 哲郎
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.33-36, 2002
参考文献数
2

高解像度LCDパネルを用いてメガネなし3Dディスプレイを開発した.左右の視差画像を発生させるパララックスバリアに,これまで我々が開発してきたイメージスプリッタ方式の代わりにピンホールアレイを使用した.ピンホールアレイが片眼に対してVGA解像度の視差画像を垂直方向と水平方向に発生させるので,多人数が同時に広い範囲で立体映像を観察できる.本3Dディスプレイは,構造が簡単で低コスト化が可能であり,将来の3Dテレビに適用できると考えられる.本研究は,NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の平成11年度委託研究を受け,その後発展させた研究である.
著者
高野 邦彦 尾花 一樹 田中 武 和田 加寿代 佐藤 甲癸 大木 真琴
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.29-32, 2002
参考文献数
11
被引用文献数
1

ホログラフィとは,三次元物体を空間に投影させることを可能とする技術である.これまでに,ホログラフィの画像再生では,結晶書込み手法やレンズ系を用いた再生法が検討されてきた.しかし,これらの方法では,表示できる像のサイズが小さいことや,レンズの特性によって視域が制限されるという点が問題となっていた.それに対して,提案手法では散乱物質(霧化した水粒子)そのものをスクリーンとして用いることにより,従来手法(1.5[cm]×1.5[cm]程度)に比べ容易に比較的大きな立体像(10[cm]×10[cm]程度)を観察することが可能となった。
著者
吉岡 貴行 矢野 博明 岩田 洋夫
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.21-24, 2002
参考文献数
4

球面没入型ディスプレイで実画像を呈示するには従来のNTSCベースでは解像度の低さが問題であった。本研究ではHDTVを用いることで有効垂直走査線の数を243本から756本に増加させ解像度の向上を図った。またHDTVの画像アスペクト比16:9も原画上の画素利用率に有利に働くことを確認した。これらにより、水平、垂直ともに約3倍の解像度を得られることになる。シミュレーションに基づきプロトタイプを製作し評価を行った結果,従来よりも高い解像度を得た。
著者
宋 玄鎬 桃井 芳晴 渋谷 岳人 本田 捷夫
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.25-28, 2002
参考文献数
3

ホログラム・スクリーンとフレネルレンズを組み合わせたハイブリッドホログラム・スクリーンに視差映像を投影することによりオートステレオスコピック・ディスプレイとして立体像が見ることができる大型表示システムを開発している。スクリーンサイズを大型化することにより高臨場感表示ができ、投影光学系およびスクリーンを工夫することにより、観察者の視域を広げることができる。視域を広げることにより観察者はある程度視域面で動いても立体像を観察することができる。この論文では分光放射輝度計を用いて視域の評価を行ったので報告する。
著者
尾又 富雄
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.16, no.41, pp.13-18, 1992

ハイビジョンの産業応用で最も先行している分野が「映画制作への応用」である。フイルムで録影した画像をHDテレシネでハイビジョン信号に変換して、画面合成やリタッチングなどの特殊画像処理を電気的に行った後、最後にデジタルEBRでフイルムに戻す手法が映画の世界で注目を集めている。ソニーPCLでは、ハイビジョンのトータルシステムを整え充実した映像制作体制の確立を進めているが、ここにEBRとHDテレシネについて報告する。
著者
大坪 真之 村木 祐太 西尾 孝治 小堀 研一
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会年次大会講演予稿集 一般社団法人映像情報メディア学会 (ISSN:13431846)
巻号頁・発行日
pp.22C-2, 2017 (Released:2020-01-23)
参考文献数
3

Recently, practical application of 3D scanners promotes use of point cloud. It is necessary to manually create a surface shape in order to represent concave - convex surface profile of the 3D model. Our method can automatically extract the concave - convex surface shape from the point cloud data.
著者
坂本 雄司 白井 良成 高田 敏弘 片桐 滋 大崎 美穂
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.1-4, 2012
参考文献数
3

探索目標に関する映像中の位置情報を用いて録画データからインタラクティブに目標を探索する手法を提案する.手法の考え方は発掘作業になぞらえることができる.地層を掘り下げるように,利用者はスコップのような道具と目標位置に関する補助情報を用いて過去映像を掘り下げ,目標映像を探す.手法を実装したシステムの詳細とその評価実験の結果を紹介する.
著者
笠田 和宏 鳴海 拓志 谷川 智洋 廣瀬 通孝
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.117-122, 2010
参考文献数
10
被引用文献数
2

本研究では,過去の痕跡の残る場所において,過去の様子を体験することを目的としたシステムの構築を行う.このシステムでは,過去の映像の撮影位置推定を行い,その撮影位置において現在の風景と過去の映像を自然に接続することで,過去の体験を可能にする.撮影位置推定手法として現地での推定を可能とするために,3点の特徴点対応から撮影位置を推定する方法を提案した.シミュレーションと実験を通じて提案した手法で精度よく撮影位置推定を行えることを示した.また,撮影位置推定された場所においてウェブカメラで取り込んだ映像と過去の映像とを自然に接続できることを確認した.さらに,被験者を対象とした評価実験により,本システムが過去の状況を知るために有効であることが示された.
著者
阿蘇谷 靖
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.18, no.37, pp.23-28, 1994

1994 World Figure Skating Championships was held from March 20th through 27th at the Makuhari Event Hall in China, Japan. TBS produced the international television signal as host broadcaster in this tournament,and the program was broadcasted more than 33 countries in the world. This paper reports mainly on the audio system of the field production.
著者
薄田 学 坂田 祐輔 山平 征二 春日 繁孝 森 三佳 廣瀬 裕 加藤 剛久 田中 毅
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 40.12 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.17-20, 2016-03-04 (Released:2017-09-22)

微弱な光により発生する光電子をアバランシェ増倍して出力する,電荷増倍型のCMOSイメージセンサを開発した.本イメージセンサは,低欠陥のシリコン基板内部に光電変換部と電荷蓄積部を分離して配置し,その間にp-n接合からなるアバランシェ増倍部を設けることで,光電子のみを10^5倍に増倍して読出し回路へ出力する構造を実現している.これにより,照度0.01luxの薄暗い環境下で自然なカラー撮像を実現した.また,印加電圧を制御して増倍率を調整することで,明るい環境でも暗い環境でも撮像を可能にし,ダイナミックレンジ100dBを達成した.本センサは,アバランシェフォトダイオード(APD)とトランジスタとを同一基板内に積層しており,APD搭載で世界最小3.8μm画素サイズのメガピクセルCMOSイメージセンサを実現している.
著者
井口 和久 市ヶ谷 敦郎 杉藤 泰子 関口 俊一 本山 信明
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会年次大会講演予稿集 2013 (ISSN:13431846)
巻号頁・発行日
pp.17-4-1-_17-4-2_, 2013-08-28 (Released:2017-05-24)

This report describes the subjective evaluation of the HEVC encoder for Hi-Vision. The encoder is developed for the purpose of communicating and reporting with limited bandwidth in case of a disaster. The subjective evaluation suggests that the image quality of developed HEVC encoder is approximately equal to the image quality coded by an AVC encoder for broadcasting, which is set to twice the level of the bitrates of HEVC.
著者
鈴木 学 鈴木 将 邵 繁 黒田 理人 徳岡 信行 川口 泰範 冨永 秀樹 須川 成利
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 40.12 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.25-28, 2016-03-04 (Released:2017-09-22)

光感度の向上と低消費電力化を達成した,画素領域周辺部にオンチップ記憶メモリを有する高速度CMOSイメージセンサとそれを搭載した最高撮影速度1000万コマ/秒の高速度ビデオカメラについて報告する.また,それを用いた高速現象の撮影について述べ,撮影例を報告する.
著者
稲村 隆弘
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.35, no.10, pp.827-834, 1981-10-20 (Released:2011-03-14)
参考文献数
13

ジョセフソン効果を超伝導の概念に遡って解説し, ジョセフソン接合素子の論理・記憶素子としての動作原理, 特性.特徴, 製作技術の現状などを概観し, これを用いて構想されている超高速コンピューターの予想されている姿と応用の途について, 考えを述べた.