著者
松田 七美男
出版者
社団法人 プラズマ・核融合学会
雑誌
プラズマ・核融合学会誌 (ISSN:09187928)
巻号頁・発行日
vol.78, no.2, pp.144-154, 2002 (Released:2005-12-08)
参考文献数
7
被引用文献数
2 2

This article introduces how to process and visualize scientific data with using ”Gnuplot” which is freely available plotting utility from the Internet. Not only a simple example of drawing a single plot on a page but also advanced feature of handling data stream and communication to the external application is explained.
著者
嶺 昭彦 松中 昭一
出版者
日本雑草学会
雑誌
日本雑草防除研究会講演会講演要旨
巻号頁・発行日
vol.12, pp.82-84, 1973-04-25
被引用文献数
1
著者
山田 一郎
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物學會紀事 (ISSN:00111848)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.58-60, 1958-10-01

The movement of the protoplasm in pollen tube is generally streaming accompanied with rotation. The movement was able to be observed at first when pollen tube reached 30YAMADA〜35μ in length for 5 minutes after setting of pollen on the media. The rate of protoplasmic streaming (μ/sec.) was measured under microscope from that time. It was found that the initial rate of streaming (5〜10 minutes after pollen setting) was very high in Japanese varieties, but it became low as the time went on. In foreign varieties, on the contrary, the rate was very low during the whole course. These results are shown in Figure 1. The results obtained under various temperature conditions are given in Figure 2. According to those, the rate of streaming increased as the temperature rose to some extent. The maximum streaming rate was recognized only at 30℃ among all plots for 5〜10 minutes after pollen setting. The rotating movement of the protoplasm ceased at 40°〜45℃, and the streaming also at nearly 10℃. Changes of the streaming rate with time under different temperature conditions were examined by using two Japanese varieties (Figure 3). At 30℃ the initial rate of streaming was very high, but it was then slowed down and ceased. Under 15°and 20℃ conditions, the rate were always low during the whole period of the experiment. However when the temperature rose to 38℃, the rate fell between those of 30°and 15℃. In the case of 25℃ condition, the intermediate values between 30°and 38℃ were obtained.
著者
大倉 与三郎
出版者
公益社団法人日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.27, no.8, pp.477-480, 1978-08-05
被引用文献数
1 4

これまで主として全鉄の定量に用いられていた1,10-フェナントロリン吸光光度法を,多量の鉄(III)と共存したままで,微量の鉄(II)の定量に適用する方法を確立した.鉄(II)と共存する鉄(III)を,あらかじめEDTA滴定法で定量しておき,必要に応じて適宜希釈した試料溶液に0.2% 1,10-フェナントロリン10ml,次いで5%クエン酸水素二アンモニウム緩衝液10mlを加え,水を加えて全量を100mlとしてから,(20〜90)分後に,ほぼ同量の鉄(III)を含む空試験液を対照として,510nmで吸光測定する.本法によれば2000 μg(20 ppm)鉄(III)と共存する50μg(0.5 ppm)の鉄(II)を定量できた.又100μg程度のマンガン,カドミウム,銅,マグネシウム,スズ,鉛,亜鉛が共存しても,EDTAなどでマクスしないでも妨害なく鉄(II)を定量できた.定量下限は0.2 ppm,又鉄(III)1500μgを含有する実試料中の200μg前後の鉄(II)の定量における変動係数は約5%であった.
著者
坂本 信太郎
出版者
早稲田商学同攻会
雑誌
早稲田商学=The Waseda commercial review (ISSN:03873404)
巻号頁・発行日
vol.266号, pp.249-289, 1977-11
著者
高仲 徹 竹根 浩一 深井 英五
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PN, フォトニックネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.404, pp.35-36, 2007-12-13

近年、電波や赤外光の代わりに可視光を利用した無線通信システムが注目を集めている。可視光通信の場合、視覚によって通信範囲を容易に認識でき、電波のように機械の誤動作や人体への影響などがない。また、照明のLED (Light Emitting Diode)化が進めば照明インフラを通信インフラとして利用できる。今回、LED照明の駆動部と受光端末を試作し、音声伝送の実験を行ったので報告する。
著者
中谷 隼 藤井 実 宮負 健一 平尾 雅彦
出版者
日本LCA学会
雑誌
日本LCA学会研究発表会講演要旨集 第3回日本LCA学会研究発表会(会場:名古屋大学)
巻号頁・発行日
pp.45, 2007 (Released:2008-02-09)

使用済ペットボトルの国内リサイクルと日中間リサイクルを,温室効果ガス排出量および化石資源消費量の観点から,ライフサイクル評価によって比較した.実態調査に基づいて国内および日中間のリサイクルシナリオを記述し,比較評価において重要な観点を特定した.プロセスの多様性や電力供給の原単位など評価結果に変動性を与えうる要因については感度分析を行い,国内リサイクルと日中間リサイクルの比較結果への影響を考察した.

1 0 0 0 OA 幽囚録

著者
吉田松陰 著
出版者
吉川半七
巻号頁・発行日
1891
著者
有賀 秀子 林 友子 永田 信一 祐川 金次郎
出版者
帯広畜産大学
雑誌
帯広畜産大学学術研究報告. 第I部 (ISSN:0470925X)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.177-186, 1978-10-31

継続採取した農家婦人10名,非農家婦人18名の乳汁および飲用水について,硝酸・亜硝酸およびジメチルアミン含量と,人血液中の硝酸・亜硝酸および血色素量の測定を実施した。1.人乳中の硝酸と亜硝酸の合計含量は,分娩後3〜5日目には平均2.67ppmであったが,2週間後までに急激に減少し,約1/2量になった。40日目以降では0.5ppm前後にまで減少するが,60日後やや増加した。初乳中硝酸・亜硝酸含量の個体差は大きいが,日数の経過とともにその差は小さくなった。2.人乳中亜硝酸含量は,初乳で0.025ppm程度で,その後やや増加するが,60日目には初期の1/2量にまで減少した。3.人乳中ジメチルアミン含量の個体差は大きいが,75%の試料が0.1ppm以内にあり,他の一般食品に比べ低い値であった。4.人血液中の硝酸・亜硝酸含量は,分娩後3〜14日目の者についてみると,平均1.11ppmで,0.5〜1.5ppmの範囲に全体の80%が分布していた。乳汁中含量に比べその約1/2量と低かった。5.人血液中の血色素量は,分娩後の経過日数により大きく異なり,6〜8日目で正常値の者は約60%であった。6.飲用水中の硝酸・亜硝酸含量は,地下水の場合は水道水に比べはるかに高く,乳幼児に推奨されている3ppm以下のものは50%に満たず,また飲用水基準の10ppmを超えるものも約10%程度みられた。
著者
佐野 広明
出版者
京都大学附属図書館
雑誌
静脩 (ISSN:05824478)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.8-10, 2000-05
著者
中川 慎也 片岡 隆浩 迫田 晃弘 石森 有 花元 克巳 山岡 聖典
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.241-251, 2008 (Released:2008-04-25)
参考文献数
23
被引用文献数
10 15

ラドン療法の適応症には活性酸素に由来する生活習慣病が多く,その機構の更なる解明が期待されている。また,汎用性があり医学的効果が再現できるラドン吸入装置の構築は意義が大きい。このため,著者らは共同で開発したラドン吸入試作装置を用い,マウス諸臓器中の抗酸化機能の変化特性を検討した。ラドン吸入試作装置は,特殊加工したラドン線源を収納したユニットの数量,それへの送風量及び湿度などを調節することによりラドン濃度を自在に調整可能にするものである。この装置によりマウスに400Bq/m3あるいは4000Bq/m3のラドンを吸入させた。その結果,脳・肺・肝臓・腎臓において,抗酸化系酵素であるSODとカタラーゼの両活性が増加し,過酸化脂質量が減少した。この抗酸化機能の亢進により,本実験条件でのラドン吸入は活性酸素障害の抑制,すなわち,生活習慣病の予防や症状緩和に効果のある可能性が改めて示唆できた。
著者
松岡 正敬 日野 英忠 重井 文博 雨宮 光 上嶋 十郎
出版者
北里大学
雑誌
北里医学 (ISSN:03855449)
巻号頁・発行日
vol.23, no.6, pp.503-504, 1993-12-31

73歳,肝硬変女性例。肝性脳症に対するアミノ酸輸液製剤投与後,低血糖発作が頻発。さらに手袋靴下型の四肢しびれが急速に出現した。神経学的に両下肢筋力低下,四肢遠位部の全感覚鈍麻,また深部反射の低下が認められ,末梢神経伝導速度は遅延していた。本例にみられた末梢神経障害は,他に明らかな原因が認められないことから,低血糖が原因と推測した。さらに低血糖はアミノ酸製剤により生じたものと考えられた。
著者
大野 悠 須加 実 畠山 豊正
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.80, pp.1-4, 2006-05-19

ラン(Phalaenopsis)の種子からPLBを培養し,再分化にいたる過程の最適培地条件を見出した.また,プラントボックスに針電極を挿入し,-4000Vの高電圧を印加することによってマイナスイオン雰囲気を作成し,ランの育種状態とラン菌の生育に与える影響を調べた.まだ,前者では顕著な影響が見つかっていないが,後者ではコクラン由来のラン菌の増殖が明らかに観察された.さらに,培地に電極反応の伴わない電界印加法について述べる.