出版者
気象庁
巻号頁・発行日
vol.2004, 2004-06
著者
渡部 好美
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.185, pp.57-60, 2013-08-16

煩わしい文字入力等を介さず直感的に操作できる編集キーの設計を行った。視覚認知を応用したデジタルのエスペラントのうち、方法を表すKeyを設計した。自然なインターフェイスのヒントを、言語ではなく人間の方法や行為から抽出した編集工学を元にした。高次の立体目次で構造照射マッピング検索に使用可能。このインターフェイスを介して情報弱者ケアを考える提案のうち、13編集キーと構造照射マッピングについての具体的な説明をする。これらの開発の目的はパーソナルな学習とビジネスをサポートすることである。
著者
松井 雪治 水野 慎士
雑誌
研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.10, pp.1-6, 2014-12-12

筆者らは麻雀初心者のための自動得点計算アプリケーション "得点なにそれ" の開発を行ってきた.このアプリケーションは麻雀のあがり時の手牌を撮影することで,自動で手牌を認識して得点計算を行うことができる.しかし,スマートフォンへの実装を考えた場合に特に鳴きを含む手牌の認識精度と処理速度が実用化には不十分であった.また,特定の麻雀を使用する必要があり,アプリケーションの配布に際して問題となった.そこで,手牌の認識に用いる画像の生成やテンプレートマッチングに関する改良を行った.また,テンプレート生成機能を実装した.以上の改良により,開発してきた麻雀自動得点計算アプリケーションの配布が可能となる.
著者
保立 香織 山野 和恵 佐藤 浩史 原 俊介 大武 信之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.97, no.464, pp.17-24, 1997-12-20
被引用文献数
4

現在、様々な読み上げシステムが開発されており、これらのシステムを使うことにより、視覚障害者にとっての、電子化されたテキストの音訳による情報収集は、以前に比べ容易なものになってきた。しかし、数式を含むテキストを読み上げるソフトウェアはまだ開発されていない。そこで我々は、理数系高等教育における視覚障害者の学習を支援するために、LATEXでテキスト化された数式を含む文書を自動的に読み上げる「数式読み上げシステム」を開発した。さらに、日本語による数式読み上げにおける問題点を考察した。
著者
土橋 卓也 今泉 悠希
出版者
独立行政法人国立病院機構九州医療センター(臨床研究センター)
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

高血圧患者を対象とした食塩摂取量の評価法としては、24時間蓄尿に基づく尿中食塩排泄量の測定が正確であるが、蓄尿の妥当性を評価する必要があること、反復測定が困難であることの制約がある。一方、随時尿に基づく食塩排泄量推定値を用いた評価は、減塩指導の効果判定など反復評価、経時的評価に優れ、実臨床ではより有用と考えられた。さらにBDHQや塩分チェックシートなどを用いた食塩摂取内容の評価も合わせて行うことが具体的実践指導により有効と言える。一般住民や健診施設においても、簡便な塩分チェックシートと随時尿による評価の併用が減塩指導や啓発に有用である。
著者
進藤 聡彦
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学年報 (ISSN:04529650)
巻号頁・発行日
vol.53, pp.57-69, 2014 (Released:2014-12-24)
参考文献数
36
被引用文献数
1

本稿では,この1年間に公表された教授・学習に関する論文を学校実践との関連の観点から論評した。また,10年前と比較した最近の研究の特徴を明らかにしようとした。教授・学習研究を概観したところ,それらは2つのタイプに分類できるものであった。1つは教科の特定の単元に関わる教授方略を開発しようとするものであり,もう1つは教育実践に関わる一般的な要因や,それらの要因間の関係を特定しようとするものであった。10年前との比較では,いくつかの研究テーマが変化していた。例えば,協同学習や自己調整学習に関する研究が増えていた。そして研究者が教育実践の場に直接関与する臨床的な研究が増加していた。最後にいかに研究が行われるべきかに関して,筆者の考えが述べられた。
著者
林 創
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学年報 (ISSN:04529650)
巻号頁・発行日
vol.53, pp.14-24, 2014-03-30 (Released:2014-12-24)
参考文献数
63
被引用文献数
1 3

本稿は,2012年7月から2013年6月までの期間において,日本における児童期と青年期を対象とした発達的研究を概観したものである。この1年の研究を,「認知発達」,「社会的認知」,「対人関係」,「自己」,「精神的健康と適応」,「その他」に分類して,レビューを行った。認知発達に関する研究では,情報処理に関する研究から,身体運動を含む研究,現実との関連を重視した研究まで多様なものが報告されていた。社会的認知では,嘘の認識から罪悪感の理解まで多様な研究が検討されていた。対人関係では,青年期の友人関係や評価懸念を扱った研究などが見受けられた。自己では,アイデンティティにかかわる研究が多く報告されていた。精神的健康と適応では,震災等を中心としたレジリエンスの研究が数多く存在した。その他では,読書活動など教育的視点を重視した研究が多様に報告されていた。最後に,これらの研究から現実を意識した社会的貢献度の高い研究の重要性を述べるとともに,研究方法の問題や学際的研究の必要性などを論じた。
著者
藤沼 祥成 横野 光 Pascual Martinez-Gomez 相澤 彰子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.367, pp.35-40, 2012-12-12

近年 Twitter を始めとする Consumer Generated Media (CGM) の発展により、正式な表記でないもの、いわゆる崩れた表記が増加してきた。特に日本語を処理する時に前処理として分かち書きを必要とするが、このような崩れた表記に対しては現在の自然言語処理ツールは対応できていない。本論文においては一つの単語、「おはようございます」に注目し、Conditional Random Field (CRF) を用いて崩された「おはようございます」を抽出した。また、「おはよう」がどのようなルールにて正式な表記から崩れた表記に変化するかを追究した。実験では「おはよう」に相当する部分の抽出と「おはようございます」に相当する全体の抽出を行った。実験の結果、共に 0.91 を超える F1 値で抽出できた。また「おはよう」に相当する部分に対しては「おはよう」からどのように変換されたかのルール抽出を行い、JUMAN7.0 にないルールを抽出できた。
著者
高橋 淑郎
出版者
早稲田大学
雑誌
早稲田大学日本語研究教育センター紀要 (ISSN:0915440X)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.55-76, 1999-05-31

講義や論文における次のような「自問自答形式の疑問表現」を<自問表現>と名づけ, その性格を考察した。(例)で, 今週からは, どういう勉強をするのか, っていうと, 2つの変数を同時に取り上げて分析する方法について勉強していきます。【講義】(1)<自問表現>は, 典型的な疑問表現と比べると, 表現主体が疑問を抱かず, しかも自分で答える, という特徴を持っている。(2)<自問表現>は講義, および論文の一部でよく使われる。(3)「説明要求」の<自問表現>は答えの表現と, 合わせて「x(と)はyである」という「題目提示」-「説明」関係を構成している。そのため, 講義や論文のような一方的な伝達形態の言語表現になじみやすいと考えられる。(4)「説明要求」の<自問表現>において疑問表現を用いるメリットとして, 題目を文として提示することができるので名詞句の場合のように複雑な構造になりにくい, 疑問詞による漠然とした題目提示が可能, また, 答えとして複数の文を持つことができる, さらに独立文形式のものに限っては働きかけの効果が狙える, ということが指摘できる.(5)「判定要求」の<自問表現>は答えの表現と合わせて全体で「Aである(ではない)」(Aは命題・事柄・事態など)という表現を構成している。(6)「判定要求」の<自問表現>では, 「Aである(ではない)」を強く印象づけるために疑問表現が用いられていると考えられる。「Aである(ではない)」が強調されるとその根拠・理由≡が求められる場合が多く, その結果, 「判定要求」の<自問表現>は説明・解説の表現を構成することになる。その点で「説明要求」の<自問表現>と同じく, 一方的な伝達形態の言語表現になじみやすいと考えられる.
著者
木田 敦子
出版者
東京女子大学
雑誌
日本文學 (ISSN:03863336)
巻号頁・発行日
vol.84, pp.145-160, 1995-09-30
著者
田中 八百八
出版者
日本森林学会
雑誌
林學會雑誌 (ISSN:21858187)
巻号頁・発行日
vol.9, no.5, pp.21-37, 1927-07-10 (Released:2009-02-13)