著者
紅谷 昇平
出版者
(財)阪神・淡路大震災記念協会(人と防災未来センター)
雑誌
若手研究(スタートアップ)
巻号頁・発行日
2007

阪神・淡路大震災の事例では災害後の産業復興には顕著な遅れがみられ、事前対策の重要性が明らかになったが、大手企業へのアンケート調査では事業継続計画(BCP)を策定している企業は4割にとどまっていた。また地域産業復興の事例として、能登半島地震や四川地震、ノースリッジ地震の現地調査・資料調査を行い、仮設店舗による営業支援や日本型TIF(Tax Increment Financing)の可能性検討を行った。
著者
山畠 正男
出版者
北海道大学法学部
雑誌
北大法学論集 (ISSN:03855953)
巻号頁・発行日
vol.36, no.3, pp.71-99, 1985-10-15
著者
山畠 正男
出版者
北海道大学法学部
雑誌
北大法学論集 (ISSN:03855953)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1-2, pp.365-407, 1985-09-30

2 0 0 0 OA 人事慣例全集

著者
自治館編輯局 編
出版者
自治館
巻号頁・発行日
1911

2 0 0 0 OA 明治法令抄訓

著者
大郷穆 編
出版者
葵花書屋
巻号頁・発行日
vol.人事部 初篇, 1877
著者
塚正 泰之 萩原 智和 安藤 正史 牧之段 保夫 川合 哲夫
出版者
公益社団法人日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.69, no.5, pp.787-795, 853, 2003-09-15
被引用文献数
1

市販かまぼこの部位による物性の違いを破断試験で測定した。直径0.3cmのプランジャーを用いて0.7cm間隔で測定した場合,周りの測定痕が物性値にほとんど影響しないことを確認した。かまぼこの部位による物性の違いを7種類の市販かまぼこで測定した結果,全てのかまぼこでスライス面の上下方向で,多くの物性値に有意差が認められ,左右方向,スライス片間では,数種のかまぼこに特徴的な差が認められた。かまぼこ間の物性の違いを主成分分析で比較した結果,第1主成分は破断時の物性,第2主成分は噛み始めの物性を示した。
著者
角田 英 久保 正哉
出版者
京都府立医科大学
雑誌
京都府立医科大学雑誌 (ISSN:00236012)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.987-"992-2", 1935

有機色素ノ多クノモノハ芳香簇化合物ノ特性トシテ中腦又ハ延髓ニ於ケル運動中樞ヲ刺戟又ハ麻痺セシムル作用ヲ有シ,コレガ中毒ニ際シ末梢神經ニモ一種ノ障害ヲ及ボスコトハ夙ニ認メラルル所ナリ.而ルニ他方ニ於テ此等ハぱらじとろーぷニシテ從テ一定ノ制菌力乃至制腐力ヲ具有セルガ故ニ外科的領域ニ於テ細菌竝ニ病原性原生動物ノ防壓ニ旺ムニ利用セラルル所ナリ.角田船越ハ本誌第13卷第3號ニ於テ二三色素ノ藥物學的作用ノ新知見ト,コレラノ作用ハ恐ラク植物性神經系統特ニ迷走神經ニ中樞性竝ニ末梢性ノ刺戟ヲ與フル事ニ因スト結論セリ.コレヨリ曩ニ小澤氏ハ本誌第12卷第1號ニ於ルとりぱふらびんノ副作用ニ就テノ實驗的研究ニテ本劑ヲ家兎ノ靜脈内ニ體重1kgニ就キ0.005g以上宛ヲ繼續的ニ毎日注射スル時ハ家兎ハ下痢ヲ起シテ斃死シ,之ヲ剖檢スルニ心筋,輸尿管上皮,肝小葉等ニ脂肪變性,溷濁澎張變性ヲ見ルト報告セリ.余等ハ今般鳩ヲ使用シ,通常外科領域ニテ使用セラルルあくりぢん色素ノGentianavilett,Isamimblau,Brillantgrun等ノ一定同一量ヲ同一回數夫々異リタル鳩ノ靜脈内ニ注射シ人工的ニ中毒セシメタル後其ノ下肢ノ筋肉ヲ採取シ,Ramon-y-Cayal氏變法ニ依リテ鍍銀標本ヲ作リ,之ヲ鏡檢スル事ニヨリテ神經終末ノ變化状態ヲ確メ,且其レラノ強度ヲ相互ニ比較セリ.其ノ結果各色素ノ神經親和力ノ強サニ從テ之等ヲ配列セバ大體次ノ如シ.Isaminban>Trypaflavin>Gentianaviolett>Brillantgrun>Rivanol經末ノ變化;1)Isaminblauノ場合嗜銀性ハ輕度ニ減退シ,終枝ハ輕度ニ腫張シ,其ノ迂曲性又減退スル傾向アリ.終網ハ消失セルモノアルモ,其ノ變化ハ輕度ニシテ油浸装置ヲ使用シテ始メテ認メラルル程度ナリ.無髓纎維モ亦輕度ニ腫張スルモ,其他ニハ殆ド認ム可キ變化ヲ呈セズ.筋紡錘體,太キ有髓纎維,細キ有髓纎維或ハ無體纎維ニ於ケル變化ハ輕度ニシテ,極メテ輕微ナル腫張ヲ呈スルニ過ギズ.神經幹部ニ於ル各種神經纎維ノ嗜銀性モ亦低下ス.血管神經ニハ輕度ニ萎縮スルモノアルモ,嗜銀性ハ尚可良ナリ.2)Trypaflavinノ場合.一般ニ嗜銀性高マリ,終末ニハ輕度ニ腫張スルモノアルモ,終枝ノ多クハ邊縁粗造トナリ時ニ消失セシムトスルモノアリ.終網ハ濃染スルモノ多ク,副行無髓纎維(Akzessorisclle Faser)ハ輕度ニ萎縮スル傾向ヲ示スモノ多キモ,時ニ其ノ終末ニ於テ消失セムトセルモノアリ.血管神經ハ極メテ輕度ニ萎縮ヲ示セルモ,嗜銀性ハ尚良好ニ保持サル.神經幹部ノ各種神經纎維ノ多クハ著變無キモ其ノ嗜銀性ハ却テ増進スルモノアリ.3)Gentianaviolettノ場合終末ハ其ノ嗜銀性輕度ニ増進セルモノト減退セルモノト相半シ,終枝ハ經過單調トナリテ腫張セリ.終網ハ消失セルモノアリ.副行纎維ニハ著變無シ.筋紡錘體ニ於テハ太キ有髓纎維,細キ有髓纎維,無髓纎維何レモ輕度ニ腫張スルノミニテ其他ニハ著明ノ變化ヲ認メ難シ.神經幹部ニ於ケル各種ノ神經纎維ニハ嗜銀性ノ増進ヲ認ム.血管神經ニモ著變無シ.4)Brillantgrunノ場合終末ノ極メテ輕度ニ腫張シ嗜銀性ノ亢進セルモノアリ.終枝ハ稍々單調ナル經過トナレルモノノ如ク,終網ニハ時ニ消失セムトセルモノアルモ,筋紡錘體竝ニ血管神經ニ著變ヲ認メズ.神經幹部ニ於ケル各種神經纎維モ殆ド正常ニシテ,一般ノ變化程度ハ略Rivanolノ場合ノ其レニ匹適スルモノト察セラル.5)Rivanolノ場合終末装置ニハ著變ヲ缺クモノ多ク,唯極メテ罕レニ終枝ニ輕度ノ腫張ヲ示スモノアルニ過ギズ.終網ハ殆ド正常ニシテ筋紡錘體,無纎維,血管神經悉ク常態ヲ保テリ.又神經幹部ニ於ケル各種ノ神經纎維ニモ殆ド認ム可キ變化無シ.即チ神經ニ對スル毒性ノ點ヨリ觀レバ,余等ノ實驗セル範圍内ニ於テハIsaminblau最大ニシテRivanol最小ナリ.而モソノ順位ハ一般的毒性ノ其レト必シモ全ク一致セザルヲ知リ,且本實驗ニ基キテ余等ハ外科領域ニ於テとりぱふらびん連續使用時ニ屡々慢性中毒症状トシテ見ラルル筋肉痛,關節痛等ノ病理組織學的根據ヲ聊カ闡明シ得タリト信ズ.但,余等ハ以上ノ如キ實驗成績ニ基キテ決シテ輕々シク各種色素製劑ノ外科領域其ノ他ニ於ケル醫療的價値ヲ云爲又ハ否定セムトスルモノニ非ズ.唯同一劑ノ過量ヲ永續的ニ使用セムカ,中毒症状トシテ如上ノ結果ヲ人體ニ於テモ亦生ジ得可キヲ警告スルニ過ギザルナリ.
著者
上原 徹三 清水 由美子 荒井 秀一
出版者
武蔵工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2001

コンピュータによる自然言語研究で辞書とコーパス(文例集。文法情報を付加したものは特に有用)が重要である。単語辞書には読み・品詞情報の他に概念情報が望まれる。現在の日本語については、概念情報を与える単語辞書と文法情報を付加したコーパスが電子化データとして存在する。しかし、古典文に関してはそのような単語辞書もコーパスも存在しない。そこで、単語辞書とコーパスの整備とその応用に関する機能の試作と実験を行ない次の成果を得た。1.総索引からの品詞タグ付きコーパス変換作成機能の試作とそれによる古典文品詞タグ付きコーパスの試作紫式部日記などの日記文学および伊勢物語などの物語文学に関する市販の総索引から、品詞タグ付きコーパスに半自動変換を行った後、人手による修正で古典仮名文コーパスを完成した。2.品詞タグ付きコーパスによる確率的形態素解析上の古典仮名文コーパスを学習・評価データとする確率的形態素解析の実験と評価を実施した。評価においては、学習データとテストデータを順次ずらした繰返し実験により信頼度を求める等の配慮を行った。3.対訳辞書の見出し語の概念推定法訳語の概念が既知の対訳辞書を用いて、訳語からの見出し語概念の推定とその評価を実施した。本技術は、古語辞典(古典語見出しに対し現代語訳語を与える)による古典語の概念獲得の基礎技術となり得るものである。ただし、古語辞典から古語の概念を取得するという研究開始当初の目的は実現できなかった。これに関しては概念辞書の整備、概念推定法の改良など、さらに検討すべき課題がある。
著者
中野 彰郎
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2005-02-02

本研究では、近年注目されているSMTアーキテクチャの一つであるHyperThreadingを対象に、LinuxのSMT対応に関しての調査、評価実験を行った。その結果、多くのベンチマークではSMTが効果的に動作していたが、一部ベンチマークテストで性能低下が見られた。その低下が見られたベンチマークをもとに、メモリプロファイリングツールhardmeterを利用してキャッシュミスの頻度を測定した結果、schedule関数において多数のキャッシュミスを確認することが出来た。これはtask\_struct構造体が8KBおきに配置されていることによるものであり、このキャッシュミスをカラーリングの手法を用いることで回避を試みた。その結果、chatベンチマークの性能低下をHyper-Threadingが無効の場合と比べ、同程度から数%の性能低下に抑えることができた。
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
建築雑誌 (ISSN:00038555)
巻号頁・発行日
vol.20, no.230, pp.123-124, 1906-02-25
著者
田村 道夫
出版者
日本植物分類学会
雑誌
植物分類・地理 (ISSN:00016799)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.177-187, 1991-12

キンポウゲ亜科は痩果をつくり,染色体は長く,クリスマスローズ亜科より進化したと考えられる。フクジュソウ連では胚珠は心皮の両側の縁より生じ,対向帯中央より生じるほかの連とは異なっている。イチリンソウ連は普通花弁をもたないが,Kingdonia,Naravelia,ボタンヅル属(ミヤマハンショウヅル節),オキナグサ属のいくつかの節には花弁がある。キンポウゲ科の花弁は雄蕋の変化したもので,とくにオキナグサ属のものは小さい棍棒状の蜜分泌器官である。イチリンソウ属は世界中に分布し,南半球にもSubgen. Rigida, Subgen. Hepaticifolia, Sect. Crassifolia, Sect. Pulsatilloides, Sect. Archimillifoliaなど分布範囲の狭い固有分類群がある一方,綿毛に被われた小さな痩果をもつアネモネ亜属に属する種などは南米に新しく分布していったものと思われる。キンポウゲ連では,普通花弁が発達するが,モミジカラマツ属は花弁をもたず原始的とみなされる。キンポウゲ属は約600種をもち,本科でもっとも大きく世界中に分布する。イチリンソウ属と同じくSect. Pseudadonisのような南半球の固有分類群がある一方,Sect. Micranthusのように新しく南半球に広がったと思われるものもある。
著者
石橋 登 谷口 汎邦
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.74, no.635, pp.41-50, 2009-01-30
被引用文献数
1 1

The Study clarified how neighbourhood amenities are located following their spontaneous emergence in a suburban residential area developed through land readjustment projects. The main findings of the Study are listed below. 1) The scope of the development of neighbourhood amenities by a private developer is limited as the emphasis is placed on profit-making amenities. 2) In a situation where the locationing of neighbourhood amenities is left to spontaneous emergence, there is a tendency for such amenities to be clustered around a railway station. 3) The unit number of neighbourhood amenities shows secular changes while reflecting the characteristics of individual zones.