著者
上野 弘 宣 麗 遠山 毅 宮下 哲哉 内田 龍男
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.21, no.62, pp.29-34, 1997-10-24

ラビングした高分子配向膜上の液晶分子の配向機構に関して様々な研究報告がなされているが、いまだに十分に明らかになっていない。本研究ではFT-IR法を用いて赤外吸収異方性を測定することにより、配向膜表面の液晶のオーダーパラメータを決定し、ラビング強度と表面のオーダーパラメータの関係を求めた。その結果、筆者らはははじめて液晶のオーダーパラメータは表面に近づくにつれて減少し、表面ではラビング強度が十分大きくてもバルクに比べて著しく低いことを明らかにした。
著者
末吉 敏則
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. VLD, VLSI設計技術
巻号頁・発行日
vol.96, no.425, pp.111-118, 1996-12-13
被引用文献数
37

書換え可能なFPGA (Field Programmable Gate Array)の可変構造性を積極的に利用しハードウェアによって適応性を求める試みとして,リコンフィギャラブル・コンピューティング・システムと呼ばれる新しい計算機システムの研究・開発が行われ注目を集めている.本稿では,リコンフィギャラブル・コンピューティングを実現するFPGAの機能について説明すると共に,必要に応じて計算アルゴリズムやデータ処理機能をFPGA 内に実装するリコンフィギャラプル・コンピューティング・システムの現状と,それらが抱える課題について報告する.また,21世紀におけるLSI集積度向上にも無理なく対応できる将来のプロセッサアーキテクチャとして,データ駆動とコントロール駆動の側面を合わせもつ新しいコンピューティングパラダイムに基づくリコンフィギャラプル・プロセッサを提案する.
著者
高橋 正和 畔柳 功芳 末広 直樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.695, pp.155-160, 2001-03-15

完全相補系列パイロット支援型CDMAは、多重化データ信号から干渉を受けないパイロット信号伝送技術による、ほぼ理想的な伝送路推定を用いる方式である。しかしながら、その受信性能は伝送路の状態と雑音に影響されるパイロット応答行列の特異値に依存する。模造パイロット応答挿入によりパイロット応答行列の性質を改善できることが報告されている。本稿では、完全相補系列パイロット支援型CDMAに対し上記の原理を適用し、パイロット応答行列の特異値と誤り率特性の関係を明らかにする。さらに、フェージング環境下の伝送特性を検討することにより、周波数利用効率の向上が可能であることを示す。
著者
岡村 正司
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.1999, pp.97-105, 1999

この数年プロジェクト管理に対する関心と必要性が叫ばれています. 日本でもPMI (Project Management institute) の資格獲得が盛んに行われ, 学問としての重要性が高まっています. こうした状況の中で, PMIコンセプトの実践事例として, 開発要員1,000名を超える超大型プロジェクトの, プロジェクト管理における基本的考え方とグループウェアを利用した機械化に関して記述します. 具体的には, プロジェクト開発成果物の管理手法と成果物単位のアーンドバリーを利用した進捗・コスト管理, 及び変更管理の考え方と仕組み, またこれらを効果的に運用する為に開発された, ロータス ノーツ を基盤とするプロジェクト管理システムの機能を紹介します.
著者
納口 恭明 井口 隆
出版者
独立行政法人防災科学技術研究所
雑誌
防災科学技術研究所年報 (ISSN:09186441)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.94-95, 2000-10-30

(1)崩壊土砂の堆積状況調査大規模崩壊による流下物の堆積状況調査から岩屑流の流動機構の解明を目指して,飯綱火山・黒姫火山を対象地域に選び,山麓に分布する岩屑なだれ堆積物を空中写真判読等により分布状況の調査を行なった.(2)模擬実験ピンポン球実験を斜面の底面の条件を変えて継続するとともに,10mスケールの斜面上で発泡スチロール粒子を用いて同様の実験を行い,実際の堆積物との比較から相似則の導出と確認を行なう.
著者
納口 恭明 田中 耕平
出版者
独立行政法人防災科学技術研究所
雑誌
防災科学技術研究所年報 (ISSN:09186441)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.94-95, 1999-10-30

(1)崩壊土砂の堆積状況調査大規模崩壊による流下物の堆積状況調査から岩屑流の流動機構の解明を目指して,ニュージーランドのエグモント火山の岩屑なだれを対象地域に選び,空中写真判読等により堆積物の分布状況の調査を行なった.(2)模擬実験ピンポン球実験を斜面の底面の条件を変えて継続するとともに,10mスケールの斜面上で発泡スチロール粒子を用いて同様の実験を行い,実際の堆積物との比較から相似則の導出と確認を行なう.
著者
森 雅生
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.12, pp.211-216, 2002-02-14

安全な暗号プロトコルの十分条件について、Dolevら[4]が提唱したピンポンプロトコルをモデルとして考察する。この条件は暗号化する前のメッセージに送り手の名前を挿入するものであり、本論文では、これが一般のピンポンプロトコルで安全であること十分性の証明を与える。A sufficient condition for secure protocols is studied adopting the model proposed by Dolev et al. This condition, called name-suffixing, is essentially to insert identities of participants in messages. We prove its sufficiency and discuss the feature of security in terms of name-suffixing.
著者
古賀 稔啓
出版者
公益社団法人日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.32, no.4, pp.233-236, 2005-06-20

障害者スポーツの代表的なものとして車椅子バスケットボールがあるが, 最近は障害に応じた多種多様なスポーツの選択ができるようになり, 多くの障害をもった人たちが生活の中でスポーツを取り入れ, また日常生活において介助を必要とする重度の障害をもった人たちもスポーツに挑戦できる時代になってきた。重度脳性麻痺者がスポーツをするために必要となる競技用具が研究開発されるようになってきたことが重度障害者がスポーッ参加できるようになった要因である。本稿では, 個々の障害に応じた競技用具の工夫について紹介する。足蹴り用レーシング車椅子 脳性麻痺でも上肢機能が下肢機能よりも劣っている場合に, 下肢で車椅子を駆動させてスポーッを行うための車椅子である。下肢で地面を蹴って駆動させるために, 後ろ向きでの走行になる選手もいる。その場合の車椅子では, キャスター部分が背側に付けられており, ハンドル操作は体側部分に付けられたハンドルレバーの操作で行われ, キャスター部分と連結しており, ダンパーを取り付けることでハンドルレバーを触らない時は直進できるようになっている(図1, 2)。
著者
真鍋 厚 常盤 耕司 奈良 修 三好 清司 粟田 豊 小泉 伸和 伊戸川 寛昭 大友 尉央
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, no.2, 1997-03-06

インターネットやPHSの普及に伴い, DSUやPHS基地局等に搭載されるディジタル加入者線終端装置の需要が増えている。これらの装置は加入者系装置であることから使用されるLSIには小型化・低消費電力化が要求され, また高度な伝送技術を要することから安定した特性も要求される。そこでディジタル加入者線伝送装置の主機能を実現するピンポン伝送用ディジタル加入者線終端LSIについて, 従来アナログ回路で構成していたフィルタをディジタル化し, また送信ドライバ等をLSI内部に取り込むことにより, 外付け回路を削減し, 小型化・低消費電力化・特性安定化を実現したので, その構成と伝送特性を報告する。
著者
木原 弘一 内野 健一 奥野 幹史
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, no.2, 1996-03-11

ディジタル伝送線路の回線等化機能は,その高速性及び経済性から専用ハードウェア(LSI)により実現される場合が多いが,設計パラメータや処理アルゴリズムの変更,及びシステム側とのインタフェースに対して柔軟に対処するためには,DSP(Digital Signal Processor)による実現が望ましい.そこで,DSPによる実現に適した時間領域回線等化アルゴリズムとしてDPLL(Digital Phase Locked Loop)制御を可能とするプリカーソル法を採用し,ラインビットレート320kbpsピンポン伝送の実験を行った.本文では,実現構成,機能構成,実験結果について述べる.
著者
佐竹 一孝 田所 嘉昭
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス
巻号頁・発行日
vol.93, no.453, pp.115-122, 1994-01-28

濃霧といった視界制限状態での船舶同志の衝突事故が後を絶えない.現在,衝突事故を防止するものとして,レーダーシステム等があるが,それらは,大型で高価なものとなるため,中小型船舶には塔載していない場合が多い.そこで,船長が12[m]以上の船舶には取り付けが義務付けられている汽笛に着目し,汽笛を利用して他船の相対位置を知る船舶衝突防止システムを提案してきた。汽笛をピンポン方式で送受信することで他船までの距離を測定し,マイクを回転させて汽笛音を受信することで,その到来方向を測定して,他船の位置を求めるシステムである.本システムを用いて,ピンポン方式による距離測定,及び方位角測定の性能評価を行ったので,システムの構成と合わせて上記の結果について報告する.