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著者
鈴木 丹士郎
出版者
専修大学日本語日本文学会
雑誌
専修国文 (ISSN:02863057)
巻号頁・発行日
no.1, pp.102-122, 1967-01
著者
小幡 元樹 前川 仁孝 若尾 真治 小貫 天 笠原 博徳
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
巻号頁・発行日
vol.1997, no.75, pp.13-18, 1997-08-19

現在、超電導モータ等の電気機器の開発にあたっては、発生する電磁界の解析が必須となっている。この電磁界解析手法として従来、有限要素法(E)あるいは境界要素法(E)が広く用いられている。有限要素法は、一般的に非線形性を含む不均一な領域の解析に適しており、境界要素法は均一な無限領域の解析を得意とする。しかし電磁界解析においては、磁性体のような非線形領域と周りの空気領域のように無限に広がる領域を含むため、解析時間を短縮し、さらに精度向上を目指し、著者らはFEMとBEMの長所を組み合わせた有限要素・境界要素併用法を提案している。この併用法により、FEM,BEMのみを用いた場合と比べ、計算時間は大幅に短縮されるが、本手法を用いても、大規模問題に対しては依然として長時間の解析時間を要する。そこで、本論文ではこの解析時間を短するための並列処理手法を提案し、NEC Cenju?3上で手法の性能評価を行った結果について述べる。現在、超電導モータ等の電気機器の開発にあたっては、発生する電磁界の解析が必須となっている。この電磁界解析手法として従来、有限要素法(E)あるいは境界要素法(E)が広く用いられている。有限要素法は、一般的に非線形性を含む不均一な領域の解析に適しており、境界要素法は均一な無限領域の解析を得意とする。しかし電磁界解析においては、磁性体のような非線形領域と周りの空気領域のように無限に広がる領域を含むため、解析時間を短縮し、さらに精度向上を目指し、著者らはFEMとBEMの長所を組み合わせた有限要素・境界要素併用法を提案している。この併用法により、FEM,BEMのみを用いた場合と比べ、計算時間は大幅に短縮されるが、本手法を用いても、大規模問題に対しては依然として長時間の解析時間を要する。そこで、本論文ではこの解析時間を短するための並列処理手法を提案し、NEC Cenju?3上で手法の性能評価を行った結果について述べる。Recently, for development of electrical appliances like super conductive motors, analysis of a generated electro-magnetic field is required. As a method of the electro-magnetic field analysis, the Finite Element Method (FEM) and the Boundary Element Method (BEM) have been widely used. The FEM is suitable for analysis of infinitely extending fields. The electro-magnetic field to be analyzed for electrical appliances, however, includes non-linear and infinite subfields. Taking into consideration these factors, the authors have been proposing a hybrid FE and BE method to take full advantages of these two method. Though analysis time by the hybrid FE and BE method compared with the FEM or BEM is significantly reduced, high precision analysis for large scale needs a large analysis time. To reduce analysis time, this paper proposes parallel processing scheme for a distributed many multiprocessor and evaluate its performance on NEC Cenju-3.
著者
大西 真一 今井 英幸 河口 至商
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本ファジィ学会誌 (ISSN:0915647X)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.140-147, 1997-02-15
参考文献数
11
被引用文献数
2

人間のもつ自然な感覚を取り入れた意思決定の一手法に1977年にSaatyによって提案された階層化意思決定法(Analytic Hierarchy Process, AHP)がある.これを拡張したものにファジィAHPがあり, 通常のAHPでは考慮していなかった代替的や補完的な評価を可能にしている.ところが実際にAHPおよびファジィAHPを行っていると代替案の重要度にあまり差がなく選択が困難な場合があり, このようなとき一対比較行列の成分が重要度に対してどのように影響を与えているかを調べることは, 結果の解釈に手がかりをもたらしたりデータの構造を知る上で重要であると考えられる.それらを探索する方法としては現在まで感度分析を用いて2通り提案されているが, データの構造を変化させていたり方法が複雑であるなどの問題がある.また現在までファジィAHPに対する感度分析は提案されていない.そこで本論文ではまず通常のAHPにおいてデータの構造を変えずに比較的簡便に使用できる重要度への影響の評価を提案し, それによりファジィAHPの代替案の重要度への評価も提案する.最後にファジィAHPの感度分析の結果を実際の数値実験例を用いて紹介する.
著者
足立 光生
出版者
名古屋商科大学
雑誌
NUCB journal of economics and information science (ISSN:13466097)
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, pp.19-28, 2003-03-01

Jump-Diffusionモデル(Merton[1976])のPoissonイベントについて、Agent Approachの視点から、統計学的アプローチを使わずに決定する方法を考察する。着目したのはHarris[1974]が提示した伝染病伝播モデル=Contact Processである。理由は、トレーダー間の「資産価格収益率がJumpしてしまうことへの恐怖心」が、恰も伝染病のように拡散し、もしくは収束する状態への着目による。本稿の最後には、従来型の研究とは異なる視点に立脚する系を提示しその有用性を検証する。
著者
藤井 幸之助
出版者
神戸女学院大学
雑誌
女性学評論 (ISSN:09136630)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.41-67, 2008-03

I touched some linguistic textbooks through the lessons of some universities. Although many outstanding things had come out, the indifference to many authors gender was worrisome. There were some things taken care when oneself concerned with creation of a Korean textbook. This paper focused on characters, the illustration, and the example, and some textbooks were actually analyzed in it. It is considered to be a textbook which gender bias does not require what kind of thing and with what kind of posture a teacher should be expected to a lesson again.
著者
長谷川安正
雑誌
産婦の実際
巻号頁・発行日
vol.3, pp.690-691, 1954
被引用文献数
1
著者
西崎 真也 小田 崇史
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.44, no.13, pp.116-116, 2003-10-15

AbadiとCardelliにより提唱されたオブジェクト計算は,大変簡潔な構文と意味論により定義されるにもかかわらず,セルフパラメータの遅延束縛などオブジェクト指向言語の主要な計算機構をモデル化することに成功している.継続とは,計算のある時点における計算の残りの部分を表現する概念であり,実行系の内部状態の1つである.ファーストクラス継続は,ある時点の継続をデータとして保存したり,データとして保存した継続をしたりすることを可能とするものである.ファーストクラス継続は,プログラミング言語Schemeで実現され,コルーチンやバックトラックなどを表現できることが知られている.本研究では,オブジェクト計算にファーストクラス継続の概念を導入した継続オブジェクト計算を提唱する,この体系において,意味論は評価文脈を用いて定義される弱簡約関係により与えられる.ファーストクラス継続は,評価文脈をフィールドに保存する継続オブジェクトとして形式化される.最初に型なし継続オブジェクト計算を紹介する.次に,継続オブジェクト計算の1階型体系を与え,主部簡約定理を示す.さらに,部分型体系を与え,主部簡約定理のほか,基本的性質を示す.With the advance of information society, releasing the software at an early stage that satisfies users has been required, and therefore it has been more important to quickly develop the software that the user can check and feed back. In software development, based on users' concept, developers make the specifications of a program cooperating with the users, and then design, make, test and debug the program. Through this procedure, programs are completed. If we can use the image that users have to design a program, and if the program is completed when the design finishes, we can easily develop software and reduce the time required to develop it. This presentation presents an approach to a brain-image oriented programming method and describes the BioPro system that implements this method for Web applications. The brain-image oriented programming has the features that users can develop programs based on their image, (2) easily verify the completeness of components that make up the program and the consistency between them, and (3) easily confirm what they have developed so far in the middle of the development.
著者
小針 誠
出版者
一般社団法人日本教育学会
雑誌
教育學研究 (ISSN:03873161)
巻号頁・発行日
vol.67, no.4, pp.450-461, 2000-12-30

本稿の目的は 1945年以前の東京・私立小学校が存続もしくは淘汰された要因を明らかにすることにある。本研究は私学財団法人(学校法人)内の学校間の威信を巡る力学に着目する。仮説は以下の通りである。私学財団法人の最上級学校の威信が上昇すればするほど、その附属小学校の入学者は増加し、さらにエスカレーター式に併設上級学校に進学しようとする傾向が強まる。私立中・高等教育機関の威信はチャーターリングに委ねられていた。チャーターリングとは卒業生のライフコースやそれに対する社会の承認であり、当該学校の卒業生が就職や婚姻といった社会における処遇、または、どんな学校に進学したかで決定される。私立中・高等教育機関の威信の上昇は、併設小学校の入学者の増加を齎し、さらに併設上級学校へのエスカレーター進学を制度化した。これは上級学校の併設私立小学校に対する「威信のトップ・ダウン効果」と呼ぶべき現象である。その結果、私学財団は初等教育機関と併設上級学校との間にエスカレーター進学システムを制度化し、一貫校として確立した。この一貫校の教育システムは主に子弟・子女に階級再生産の手段として高い学歴を望んだ新中間層を惹きつけた。この彼らのお陰で、戦前期には39あった私立小学校のうち、威信のある併設上級学校を有する私立小学校(19小学校)は存続し得たのであった。例えば、慶應義塾幼稚園舎、日本女子大学校附属豊明小学校、成城小学校、暁星小学校、東洋英和女学校小学部がそうである。これら存続し得た私立小学校と対比して、淘汰された私立小学校(16小学校)にほぼ共通した特徴は併設上級学校を持たない単一型の運営(13小学校)もしくは威信のない中・高等教育機関を併設していた点(3小学校)を挙げることが出来る。つまりこれらの学校は「威信のトップ・ダウン効果」を期待できない私立小学校であった。以上を踏まえると、私立小学校志向の保護者は併設上級学校にエスカレーター進学制度を利用して優先的に入学することを望んでいた。つまり、彼らが望ましいと思っていた教育戦略と存続し得た私立小学校のシステムとは合致し、それは特にエスカレーター教育制度を利用した学歴取得にあったと言えよう。
著者
小川 圭二 廣垣 俊樹 青山 栄一 米田 哲郎
出版者
同志社大学
雑誌
同志社大学理工学研究報告 (ISSN:00368172)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.37-44, 2008-04

消費者ニーズに対応するため、変種変量生産方式のニーズが増大している。最近、我々は交通工学におけるタクシーシステムをAGVの搬送システムに応用することを提案した。本報では、提案するシステムの効果を実証するために、実際のAGVのフォローパスモデルについて考察した。特に、複数のAGVを能率的に制御するために、各々のAGVの位置を考慮した場合を取り上げた。その結果、タクシー業界における流し営業、待ち営業、無線配車営業を融合した方法が、生産機械から製造物が完成した後にAGVが物を受け取りにいくまでの時間の低減に有効であることを示した。Recently, the demand for several-product-type various quantity manufacturing is increasing to meet customer demand. In the present study, we propose an autonomous conveyance system for an Automated Guided Vehicle (AGV) applied with a taxi system in traffic engineering. In this report, a flow path model of the AGV is investigated in order to verify the effect of the proposed system. We consider the position of other AGVs in order to efficiently control multiple AGVs. As a result, it is demonstrated that the mixture of crawler, radio type and waiting taxi traveling is effective for reducing the waiting time between manufacturing products and AGV arrival.