著者
小坂 光男 山根 基 加藤 貴英 小粥 隆司 松本 実 塚中 敦子 大西 範和 Mitsuo KOSAKA Motoi YAMANE Takahide KATO Ryuji OGAI Minoru MATSUMOTO Atsuko TSUKANAKA Norikazu OHNISHI
雑誌
中京大学体育学論叢 = Research journal of physical education Chukyo University (ISSN:02887339)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.77-90, 2004-03-31

Current interest is attracted to the problem on the correlation between physical exercise and heat shock induced protein (HSP 70), especially on the enhanced postischemic myocardial recovery following exercise induction of HSP 70. From the recent papers, the inducible isoform of the 70kDa heat shock protein (HSP) family, HSP 70kDa has been confirmed to protect cells from protein-damaging stressors and has been associated with not only myocardial protection but also recovery of several tissue damages. In the present review article, therefore, the related papers to exercise induced body hyperthermia, muscular damage and HSP 70 family, and their protection and/or recovery mechanism were collected and analyzed from the view-points of biological functions of stress protein HSP 70 family as well as of Granyl-Granyl Acetone (GGA) the HSP inducer.
著者
奥 正嗣 オク マサツグ Masatsugu Oku
雑誌
国際研究論叢 : 大阪国際大学紀要 = OIU journal of international studies
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.1-20, 2005-10-31

This paper examines Constitutionalism and its development in the AustrianEmpire in the 19th century. The Empire established three constitutions or fundamental principles between 1852 and 1867.These are Das Silvesterpatent,Das Oktoberdiplom and DasFebruarpatent . They were absolute and aimed at the centralization of government.However Das Februarpatent in particular established parliamentarism, despite being only inappearance,and so formed the basis of later Austrian Constitutionalism.
著者
宮崎 邦彦 岩村 充 松本 勉 佐々木 良一 吉浦 裕 松木 武 秦野 康生 手塚 悟 今井 秀樹
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.46, no.8, pp.1871-1879, 2005-08-15

電子署名技術の利用にあたっては,署名者は秘密鍵を安全に管理する必要がある.一般には,秘密鍵を安全に管理することは署名者自身にとって利益となると考えられているが,署名者の状況によっては,安全に管理することが利益とならないケースも生じうる.本稿では,署名者が債務超過に近い状態にある債務者である場合を例にあげて,署名鍵の自己暴露が債権者に対する攻撃となることを指摘する.さらに債務者が鍵自己暴露の可能性を持つことが,債権者?債務者間の債務縮減交渉に与える影響について分析を行い,この問題への対策の方針と例を示す.
著者
本木 実 冨浦洋一 高橋 直人
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.47, no.8, pp.2779-2791, 2006-08-15

本論文では,記号列を入力し記号列を出力する階層型ニューラルネットの学習法を提案する.本論文で考察するモデルは,結合荷重だけでなく,各記号に対応する記号表現ベクトルも学習パラメータとする.この方式により,学習データの性質を反映した記号表現ベクトル(類似の使われ方をする記号の記号表現ベクトルが互いに近いベクトル)を学習することができ,予測能力の向上が期待できる.しかし,目的関数を平均二乗誤差とする通常のモデルでは,目的関数の値を最小にするタスクにとって無意味な解が存在し,出力ベクトルから記号の同定を行うと正解率がきわめて低いという問題がある.そこで本論文では,記号の同定を考慮した目的関数による学習法を提案する.実験により,提案モデルは,学習データの性質を反映した記号表現ベクトルの学習が可能であり,かつ高い正解率を持つことを示す.
著者
加藤 麻樹 下平 佳江
雑誌
長野県短期大学紀要 = Journal of Nagano Prefectural College
巻号頁・発行日
vol.61, pp.99-108, 2006-12-27

Many of elderly people are not good at operation of PC with mouse and keyboard, because they need more time to experience to get enough skill. Through the observation to them in PC school, their characteristics are different from the younger people's movements. In this study, the difference of mouse operation between elderly people and younger people became clear by measurement of mouse movement. Mouse rotation in the horizontal pointing operation can make some difference among them. The volume of acceleration to the target would be the cause of the difference. From the result, we can find out the needs for development of mouse movement system which consider the elderly people's operation characteristics.
著者
上田 陽平 池田 心
雑誌
研究報告ゲーム情報学(GI)
巻号頁・発行日
vol.2012-GI-27, no.5, pp.1-8, 2012-02-24

AI 技術の進展に伴い,多くのゲームで人間より強いAIを作成することが可能になった.一方で,初級中級者プレイヤにちょうどよい強さの,かつ不自然でない AI を多様に構成することは容易ではなく,課題となっている.本研究では,遺伝的アルゴリズムを用い,ちょうどよい強さと多様さを兼ねた “ライバルAI群” を構成する手法を提案する.さらにオセロにこれを適用し,被験者実験によって評価を行った.
著者
平山 邦彦
出版者
拓殖大学言語文化研究所
雑誌
拓殖大学語学研究 = Takushoku language studies (ISSN:13488384)
巻号頁・発行日
vol.137, pp.57-100, 2018-02-20

中国語の基本語順は一般的にSVO と認識されている。本稿では,日本人にとって適した語順体系の確立を目指しその触りの部分を論じた。本稿では,中国語の文はSVO を核心とし,各種構文はSVO に対するコーティング形式という考えのもと,議論を進めている。まずは既存の代表的分析法を概観し,SVO 語順を核心とした語順分析について言及した。その上で,(1)日本人にとってSVO の基本関係は日本語の「-を」「-に」等幾つかのパターンで括られる,(2)SVO と他の構文のコーティング関係において,SVO は文意的核心ではなく認知的核心を示す,という2 点を指摘した。
著者
上篠 史彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.14, no.3, 1973-03-15
著者
山田 茂
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.33, no.7, pp.964-969, 1992-07-15

従来より日本では ソフトウェア開発のテスト工程における代表的な品質評価法の一つとして テスト実施時間と発見・除去されたソフトウェアエラー数の関係を ゴンペルツ曲線に代表されるS字形成長曲線により記述し ソフトウェア内の潜在エラー数の推定やテスト項目数の消化率をはじめとするテスト進捗度の確認が行われてきた本論文では この決定論的モデルとしてのゴンペルツ曲線モデルを テストにより発見される総エラー数に対して確率則を導入することにより再構築し ソフトウェア信頼度成長モデルとしての汎用性を高めるここで 導入される確率則は ソフトウェア信頼性モデルによく採用され 有望視されている非同次ポアソン過程(NHPP)である従来のゴンペルツ曲線に修正を加えた上でNHPPの平均値関数 すなわち任意のテスト時刻までに発見される総エラー数の平均値に適用し 新たに期待残存エラー数 ソフトウェア頼度 MTBF (平均ソフトウェア故障時間間隔)などの信頼性評価尺度を導出するこれらの定量的尺度は 従来のゴンペルツ曲線モデルでは導出でき通かつたものであるさらに ゴンペルツ曲線に基づくNHPPモデルの信頼性評価例も示す