著者
山口 博之
出版者
米沢史学会
雑誌
米沢史学 (ISSN:09114262)
巻号頁・発行日
no.37, pp.11-23, 2021-10

1 0 0 0 OA 人と作品

著者
小宮豊隆 著
出版者
小山書店
巻号頁・発行日
1943
著者
馬屋原 康高 関川 清一 河江 敏広 曽 智 大塚 彰 辻 敏夫
出版者
公益社団法人 広島県理学療法士会
雑誌
理学療法の臨床と研究 (ISSN:1880070X)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.9, 2019 (Released:2019-07-19)

高齢者の肺炎の約 80%が誤嚥性肺炎であり、誤嚥性肺炎リスクを早期に発見し対応すること が急務である。嚥下機能と咳嗽能力の関連があることが報告されており、咳嗽能力を評価する ことは重要である。その評価指標の一つとして、咳嗽時の最大呼気流量(CPF)が用いられてい る。CPF値が270 L/min以下となった場合、呼吸器感染症を発症すると、急性呼吸不全に陥る 可能性があるとされ、160 L/min以下では、気管内挿管も考慮される値と報告されている。そ の他 242 L/min 未満が誤嚥性肺炎のカットオフ値として報告されている。臨床的には、そのカッ トオフ値を参考に低下した CPF を種々の咳嗽介助法を用いてカットオフ値以上に引き上げるこ とが重要となる。さらに筆者らは、咳嗽音を用いてより簡便な咳嗽力の評価方法を提案している。 誤嚥性肺炎を予防する第 1 歩としてより幅広く咳嗽力評価が用いられることを期待する。
著者
山本 友子
出版者
日本細菌学会
雑誌
日本細菌学雑誌 (ISSN:00214930)
巻号頁・発行日
vol.51, no.4, pp.1025-1036, 1996-10-15 (Released:2009-02-19)
参考文献数
15
被引用文献数
4 3
著者
野口 順蔵 斎藤 智夫 浅井 正友
出版者
社団法人 日本化学会
雑誌
日本化學雜誌 (ISSN:03695387)
巻号頁・発行日
vol.81, no.4, pp.620-624, 1960
被引用文献数
3

N-カルボチオフェニル-L-アスパラギン酸,N一カルボチオフェニル-L-アスパラギン酸-α-メチルエステル, N-カルボチオフェニル-L-アスパラギン酸無水物を加熱重合させてポリーレコハク酸イミド (ポリ-L-アンヒドロアスパラギン酸) を得た。レアスパラギン酸-β-ベンジルエステルから Leuchs 法でつくった α-ポリ-L-アスパラギン酸-β-ベンジルエゴテルを氷酢酸+臭化水素で脱ベンジル化処理するか,またはポリ-L-アスパラギンを氷酢酸+塩化水素で処理しても同様にポリ-L-コハク酸イミドになることがわかった。これらのいずれの方法でつくった試料も全領域にわって一致した赤外線吸収を示し, 一般のポリペプチドに特有な吸収を示さず, コハク酸イミドの 1700cm<SUP>-1</SUP> (vco) と共通な特性吸収が現われる。 α-ポリ-L-アスパラギン酸-β-ベンジルエステルを液安処理すると容易に, α-ポリ-L-アスパラギン酸をうる。一方ポリ-L-コハク酸イミドを 28% アンモニア水で処理しても容易にポリ-L-アスパラギンになる。α-アミド, β-アミドのそれぞれのアミド I, アミド II の赤外線吸収は接近しているため, これが α-アスパラギン, β-アスパラギンのいずれか一方, または両者の混合ポリマーであるかは赤外線吸収の比較からは判別が困難である。α-ポリ-L-アスパラギン酸-β-ベンジルエステルを液安-ナトリウムで還元処理しても α-ポリーレアスパラギンになり, α-ニポリ-L-アスパラギン酸は得られない。また α-ポリ-L-アスパラギン酸-β-ベンジルエステルの氷酢酸+臭化水素法や氷酢酸+ヨウ化ボスホニウム法の脱ベンジル化でもポリ-L-アスパラギン酸コハク酸イミドを通ると考えられる。現在 α-ポリ-L-アスパラギン酸と報告されている Berger らの試料もその赤外線吸収や溶解性はポリコハク酸イミドに類似しており, ポリ-L-ゴバク酸イミドはモノマー_あたり 1 分子の水をかたく結合しているのでポリ-L-アスパラギン酸と乖素分析値はまったく同一であり, 前者を誤認しているのでないかと疑われる。またポリ-L-コハク酸イミドを水酸化アルカリ水処理後塩酸で pH 1 にすればポリアスパラギン酸をうるが α-および β-結合の混合したコポリマーの可能性が強く, 純 α-ポリ-L-アスペラギン酸の合成は今後の研究を要する。
著者
大内 康治
出版者
北陸先端科学技術大学院大学
巻号頁・発行日
2020-03

Supervisor:上原 隆平
著者
山海 嘉之 野々村 洸 高橋 厚妃
出版者
日経BP
雑誌
日経エレクトロニクス = Nikkei electronics : sources of innovation (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1214, pp.79-82, 2020-04

装着型サイボーグ「HAL」を開発するCYBERDYNE(サイバーダイン)が「スポーツテック」に参入した。ユーザーには米メジャーリーグで活躍する前田健太選手など世界のトップアスリートも含まれる注1)。同選手はHALを利用した自主トレーニングをスポーツ施設「IWA ACADE…

1 0 0 0 OA 盛岡猥談集

著者
橘正一 編
出版者
橘正一
巻号頁・発行日
1930
著者
桑野 玲子 ベルトラン ガルビス アドリアナ ルシア
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.61, no.4, pp.686-689, 2009

盛土や斜面などの土構造物は, 長年にわたる供用中に, 降雨や地下水の変動などにより繰返し水の浸透作用に晒される.一般に, 不飽和土は浸水によってコラプスと呼ばれる体積収縮が起こることが知られており, 特に細粒土の浸水コラプスについてはこれまで研究例が多い.しかし, コラプスした土の力学特性の変化についてはあまり解明されていない.<br> 本研究では, 河川堤防盛土のように, 通常不飽和状態で安定を保っている土構造物が, 降雨や堤内水位の上昇により浸水した場合, および浸水を繰り返した場合の, 変形及び力学特性の変化について, 三軸試験装置を用いた微小ひずみ剛性測定で検討した.[本要旨はPDFには含まれない]
著者
平林 由果 渡辺 澄子
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.59, pp.37, 2007

【目 的】ファッションはその人のライフスタイルを反映し、個性を表現する。おしゃれをすることは、着る人の高揚感を高め、ストレスを軽減させ、免疫力を亢進させるのではないかと考えられる。そこで、気に入った服装とそうでない服装をした時にストレス負荷を行い、おしゃれの心理的効果とストレスホルモンへの影響を検討した。【方 法】ストレスの指標として、唾液中のアミラーゼ、コルチゾール、分泌型IgAを測定した。並行して服装時に生起する多面的感情状態尺度を肯定的・否定的な35項目について尋ねた。実験は女子大学生9名を被験者とし、5分間のクレペリン検査実施後、唾液を採取し、学内の人通りの多いロビーを通って売店で買い物をするというプロトコールで行った。服装条件(条件1: 気に入った服・化粧あり、条件2: Tシャツと短パン・化粧なし)を替えて同実験を実施し、その結果を比較した。【結果および考察】感情状態尺度において、実験後に条件1では肯定的感情状態の値が高くなり、条件2では否定的感情状態の値が高くなった。唾液中のアミラーゼ分泌量、IgA分泌量においては、服装条件の違いによる一定の傾向は認められなかった。コルチゾールの分泌量は9例中7例において、条件1の方が条件2よりも実験後の減少が大きく、有意差(P<0.05)が認められた。コルチゾール分泌量はストレス負荷により増加することが明らかにされている。この実験では、クレペリン検査によるストレスを買い物をすることで解消したが、気に入った服装時(条件1)の方がその効果が大きかったと推測される。これらの結果は、おしゃれを楽しむことがストレスを緩和し、心も体も元気にする可能性を示唆していると考えられる。