著者
伊佐 恵子
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.721, pp.77-80, 2015-05-11

視覚効果を一括設定する/ひな型でイメージチェンジ/色の工夫で軽い仕上がり/レベルでめりはりを付ける
著者
杉山 保行 太田 雅壽
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子論文集 (ISSN:03862186)
巻号頁・発行日
vol.75, no.1, pp.94-98, 2018

Because of shampooing, drying, brushing <i>etc.</i>, hair twists, breaks or acquires split ends; furthermore the cuticle may come off. We tried developing a shampoo agent and conductive treatment agent which repairs hair damaged by washing, drying, brushing, coloring, or perming. The effect of both agents on repair of damaged hair was examined by transmission electron microscopy and electrical conductivity. We compared previous data of optical microscopy with transmission electron microscopy images. As a result, it is clear that a scale-forming material, like a cuticle, is deposited in the keratinization region, and the frizzled hair became straight, because of using shampoo agent and conductive treatment agent containing hematin. These facts suggest that components of shampoo, treatment and/or hair cortex are preferentially adsorbed to the asperities of fragments which are cut off from the cuticle and then these components produce the scale-forming material, like a cuticle, due to epitaxial growth.
著者
石橋 賢 Luz Toni Da Eynard Remy 北 直樹 姜 南 瀬木 宏 寺田 圭祐 藤田 恭平 宮田 一乘
出版者
情報処理学会
雑誌
インタラクション2010予稿集
巻号頁・発行日
2010-03-01

スパイダーヒーローは,バーチャル都市空間をスパイダーマンTMのようにクモの糸を使って自由に飛び回ることができるVR アプリケーションである.本VR アプリケーションにおける力覚提示としてクモの糸の張力提示が特に重要となる.力覚を提示する代表的なデバイスとして,SPIDARやPHANTOMなどが挙げられる.先行研究においても,張力を提示する様々なデバイスが提案されているが,構造が複雑または高コストである問題が挙げられる.そこで,筆者らは単純な構造かつ低コストであるバキュームデバイスを用いた張力提示システムを提案する.本稿では,提案する張力提示システムとその張力提示システムを導入したVR アプリケーションについて述べる.

1 0 0 0 OA 御赦例書

出版者
巻号頁・発行日
vol.[33] 向方御赦例書 十六 がさつ、ねだり、ゆすり、押借、入墨消紛,
出版者
Inter Documentation
巻号頁・発行日
1986
出版者
日経BP
雑誌
日経ビジネス = Nikkei business (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.2097, pp.38-41, 2021-06-28

「スパイダーマン」や「メン・イン・ブラック」などのヒット映画を生み出したソニーグループの映画子会社、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)。本社を置く米カリフォルニア州カルバーシティーにいる特命チームが、映画関係者の注目を集めている…
著者
村田 憲一郎 佐﨑 元
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.72, no.9, pp.669-674, 2017

<p>雪国に住む人でなくとも,一度はスキーやスケートを楽しんだり,雪だるまやかまくらを作って遊んだ経験があるだろう.また,凍った道を歩くときやアイスバーンで車を運転するときは,滑らぬように大変気を遣う.ちなみに,私たちが雪玉を作れるのは,氷の表面が濡れていることによる毛管接着のおかげである.このように私たちは日常の様々な経験を通して,「氷点下でも氷の表面は濡れている」ことを実感している.</p><p>現在,氷の表面融解として知られるこの現象の研究の歴史は思いのほか古く,電磁気学の祖として名高いマイケル=ファラデーの英国王立研究所での金曜講話(1850年)にまで遡るといわれている.以来,多くの研究者がこの現象に魅せられ,その解明に力を注いできたが,氷上で凍らない水膜―バルク水と区別して擬似液体層と呼ばれる―が発生するメカニズムは,今なお十分に理解されていない.この層の厚さは数ナノメートル程度と極めて薄く,擬似液体層を直接捉え,かつ精度よく測定することが極めて難しいのである.実は,その存在をはじめて実証できたのでさえ1980年代―ファラデーによる考察から一世紀以上を経た後のことであった.</p><p>我々はこの難題に対し,レーザー共焦点微分干渉顕微鏡と呼ばれる独自の光学顕微鏡システムを開発し,厚さ10 nmに満たない氷上の擬似液体層を,その表面揺らぎに至るまで直接可視化することに成功した.すると「百聞は一見に如かず」の格言の通り,従来の表面融解のシナリオでは想定されてこなかった擬似液体層の新たな性質が見えてきた.</p><p>これまで「擬似液体層は均一かつ完全に氷の上を濡らしている」と考えられてきたが,実際は温度と水蒸気圧に応じてその濡れ状態を変化させており,氷表面を平衡状態に近づけると,擬似液体層は濡れ転移により自発的に撥水する,つまり平衡状態では擬似液体層は薄膜として氷を完全に濡らすことができず,結露の如く液滴状になることが明らかになった.その結果,融点近傍であっても系全体の表面自由エネルギーは押し上げられ,擬似液体層は熱平衡下では安定に存在できずに蒸発してしまい,氷表面は乾いてしまうのである.</p><p>その一方で,氷表面がある一定の氷の成長条件もしくは昇華条件を満たしたときのみ,擬似液体層が生成されることが明らかになった.この結果は,擬似液体層が水蒸気から氷へと相転移する過程(もしくはその逆)で過渡的に生み出される中間相であることを強く示唆する.この擬似液体層の相挙動は,表面融解を字義通りにバルクの融解の前駆現象として捉える伝統的立場とは相反するものであり,本研究は長年の謎であった氷の表面融解を引き起こす新しいメカニズムを解き明かすものといえる.</p><p>氷は水とともに地球上にあまねく存在しており,氷が主役になる自然現象は枚挙に暇がない.特に氷の表面融解は,我々に身近な雪玉作りや氷上の潤滑以外にも,凍結によって地面が隆起する凍上現象,雪の形態変化,氷河の流動,オゾンホールの生成プロセス,雷雲での電気の発生機構など,地球寒冷圏での様々な自然現象に関与しているといわれている.本研究により氷の表面融解のメカニズムの一端が明らかになったことで,これらの自然現象の基礎的理解がより深まることが期待される.</p>
著者
岡田 徹
出版者
日本福祉大学福祉社会開発研究所
雑誌
現代と文化 : 日本福祉大学研究紀要 = Journal of Culture in our Time (ISSN:13451758)
巻号頁・発行日
vol.136, pp.93-126, 2017-09-30

本稿では,「福祉と開発の人間的基礎」を,森有正というわが国では稀有の思想家,哲学者の人間思索をとおして考究した. 「福祉と開発」だけであれば,もとより森有正の出る幕はない.が,ここでは《人間的基礎》の方に力点が置かれているので,人間思索は欠かせない.ここに取りあげた森有正は,《感覚-経験-思想》という独自の思惟の道筋を辿たどって人間の生成と存在について思索と省察をかさね,多くの作品4 4を生み出した. ここでは具体的に「人間が人間になる」という,森有正の根本命題を読み解きながら「福祉と開発の人間的基礎」,わけても《人間的基礎》に当たるものが何であるかを考究した.そしてそこから引き出された知見や智慧は,こういうことであった. -すなわち,福祉も開発も元々「人間に始まり人間に終わる」,すぐれて人間的な事実であり事象である.そうである以上,「福祉と開発」を人間事象に還元し,そして人間の在り方や生き方の問題として捉え直す必要がある.それも人間一般ではなく,一人ひとりの人間(人格)の《固有-普遍》のいのち4 4 4と存在4 4を,「福祉と開発」の中に定位させることである.その上でそれを促すような「福祉と開発」を志向することである,と. 「福祉と開発の人間的基礎」の核心を衝つく,森有正の「人間が人間になる」という命題から福祉や開発が学ぶことは決して小さくはなかった.
著者
鑪 幹八郎 Mikihachiro TATARA 京都文教大学人間学部:京都文教大学臨床心理学科 KYOTO BUNKYO UNIVERSITY Department of Clinical Psychology
出版者
京都文教大学
雑誌
人間学部研究報告
巻号頁・発行日
vol.7, pp.59-67, 2004

This is a part of clinical and psychological study series of Arimasa Mori, a Japanese philosopher. In this paper, author tried to focus on his thoughts of the language structure of Japanese compared to French. He found the difference of speech in relation to whom, where and how in the context of interpersonal relationship. In contrast to French, Japanese language has to be used always in the consideration of whom you are talking to. Interpersonal relationship with the object to whom you are talking has to be always considered in the talking situation. This culturally bound way of expression is called Niko-kankei, which forces to take account social and interpersonal relation in two person relation, talker and listener. Mori tries to speak independently with a listener without considering talking situation and interpersonal relation of the talker and the listener. However, it seems to terribly difficult to speak Japanese in Japan in the way of speaking French.
著者
Fernando LÓPEZ-GATIUS
出版者
The Society for Reproduction and Development
雑誌
Journal of Reproduction and Development (ISSN:09168818)
巻号頁・発行日
pp.2021-119, (Released:2021-12-30)
被引用文献数
2

Prostaglandin F2α (PGF2α) and its analogs are used to induce luteolysis in estrus synchronization programs to terminate unwanted pregnancies or to promote ovulation in certain cow subpopulations. In the past few decades, the luteolytic dose of PGF2α has remained unchanged. This review explores the clinical implications of increasing the standard dose for these applications in high-producing dairy cows. Ultrasonography may assist in selecting the most appropriate PGF2α dose and improve the results. A reference has been used for PGF2α for promoting ovulation in herds showing poor reproductive performance.
著者
末永 真海
出版者
駒澤大学仏教学会
雑誌
駒沢大学仏教学会年報
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, 1935-11