著者
泉田 邦彦
出版者
Tohoku University
巻号頁・発行日
2021-03-25

要約のみ
著者
半田 徹
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
2009-01

制度:新 ; 報告番号:甲2737号 ; 学位の種類:博士(人間科学) ; 授与年月日:2009/1/21 ; 早大学位記番号:新4934
著者
八杉 佳穂 Yoshiho Yasugi
出版者
大阪学院大学
巻号頁・発行日
vol.4, 2003-03-25

研究課題番号: 11171101
著者
嶺井 尚子 Naoko MINEI
出版者
Editorial Board of "Library, Information and Media Studies"
雑誌
図書館情報メディア研究 = Library, Information and Media Studies (ISSN:13487884)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.37-51, 2019-03-31

子どもの貧困は社会的課題とされ、貧困の連鎖が生じている可能性が指摘されている。貧困の連鎖の要因の1つとして教育格差が挙げられるが、公立図書館は社会的包摂の観点から教育格差を是正する一助となり得る。本研究では、公立図書館における児童サービスの可能性を、子どもの貧困対策の観点から再考することを目的とする。調査方法として、子どもの貧困対策や公立図書館の児童サービスに関する学術論文・図書を対象とし、文献調査を実施した。また文献調査の補完として、子どもの貧困を主たる課題とする地域の公立図書館の児童サービス担当職員を対象とし、児童サービスの現状・職員の意識に関するインタビュー調査を実施した。結果として、子どもの貧困対策として居場所づくりが、学力向上の手段として読書活動と親子間の交流が挙げられることが明らかになった。そして,公立図書館の児童サービスにおける①子どもの居場所を提供,②逆境を乗り越える力への間接的影響,③親子の愛着形成の機会提供という3つの活動が、子どもの貧困対策の要素を有することを指摘した。このように本論文は,公立図書館における児童サービスが子どもの貧困対策の一助となる可能性を示した。
著者
池田 清治
出版者
北海道大学大学院法学研究科
雑誌
北大法学論集 (ISSN:03855953)
巻号頁・発行日
vol.68, no.6, pp.123-144, 2018-03-30
著者
高橋 誠一
出版者
関西大学文化交渉学教育研究拠点(ICIS)
雑誌
東アジア文化交渉研究 = Journal of East Asian Cultural Interaction Studies (ISSN:18827748)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.121-144, 2009-03-31

Mazu is known as the Voyage Goddess among the common people in East Asia and Southeast Asia today. Though the Mazu belief was initially confined to the coastal areas in Southern China, especially in Fujian Province or Guangdong Province due to the strong association with voyages, the sphere of the belief expanded since it was gradually thought to be beneficial to other things but voyage. Mazu was embraced by Tenpi in the Qing Era and Tengo in the Yuan Era, and “Tenpi Temples” and “Tengo Temples” honoring Mazu were widespread and diffused not only to the coastal areas in southern China but also to East Asia and Southeast Asia. When the Mazu belief was introduced to modern Japan, it was connected with the belief of Funatama (the guardian deity of ships) and spread. In this report, the Mazu (Tenpi) belief, which gradually changed with the development, diffusion and spread of the belief, is considered from the viewpoint of historical geography.
著者
久井 貴世
出版者
北海道大学文学研究科
雑誌
研究論集 = Research Journal of Graduate Students of Letters (ISSN:13470132)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.55-80, 2014-12-20

江戸時代の文献史料をもとに,史料中に記載されるツル類の名称を整理し,現在の種との関係について検討を行った。これは,文献史料を用いた研究を進めるにあたっての基礎作業として位置付けられる。本稿では,マナヅルGrus vipioとナベヅルG.monachaに関係する四つの名称を対象とした。“真鶴”・“”と記載される名称はマナヅルを指し,方言や別名もみられた。“黒鶴”・“陽烏”は,およそナベヅルを表わす名称として用いられ,一部でクロヅルG.grusを示唆する記述もみられた。“薄墨”は淡色化個体やクロヅル,“霜降鶴”は交雑種やカナダヅルG.canadensisを示す可能性を提示したが,あくまでも推測の域を出ない範囲のものであった。江戸時代には,現代よりも多種多様な名称が存在し,一部では史料によって想定される種が異なるなどの齟齬もみられた。マナヅルとナベヅルを示す名称に関しては大きな混乱は確認されなかったが,“薄墨”や“霜降鶴”については情報が断片的あるいは曖昧であるため,種を定めることが困難であった。今後新たな情報が追加されることで,より詳細な検討を行うことが可能である。