8 0 0 0 OA 会津藩庁記録

著者
日本史籍協会 編
出版者
日本史籍協会
巻号頁・発行日
vol.文久3年 第2, 1926

8 0 0 0 OA 龍宮曾我物語

著者
富川房信 画
出版者
[松村弥兵衛]
巻号頁・発行日
1771

黒本2冊(合1冊)、上冊題簽「風流/新版/龍宮曽我物語 上」、『青本絵外題集1』(貴重本刊行会、1974.7)、141頁に下冊分あり、これにより卯(明和6[1769])年松村版、富川房信画、柱題「りうく(ぐ)う」。他に題簽を欠く青本が大東急記念文庫に蔵される。
著者
吉川 敏博
出版者
天理大学
雑誌
天理大学学報 (ISSN:03874311)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.1-25, 2016-10

言語習得における「臨界期仮説」は,Eric Lenneberg(1967)がBiological Foundations of Language『言語の生物学的基礎』の中で提唱した仮説である。本稿では,この臨界期仮説について神経言語学から検証する。臨界期は,失語症や精神遅滞の子どもの母語喪失からの言語能力回復に関連づけた仮説であったが,第一言語(母語)習得に関連して立てられたこの仮説が第二言語(外国語)習得に当てはまるのか否かについて第二言語習得研究者の間では意見が分かれている。第一言語と第二言語の両方の習得に関して年齢による影響は認められているが,はたして臨界期なるものがあるのか,そして根本的な疑問点として言語習得に関わる臨界期とはどのようなものか,また,その原因は何か,と言った疑問に取り組み,この臨界期仮説についての先行研究を概観しながら第二言語習得との関係を論じる。 この臨界期は,子どもの成長と深く関わりも持つ脳の成熟スケジュール,脳の機能分化による可塑性(plasticity)と関係していると考えられるが,本稿では,一側化(lateralization)による脳の左半球と右半球に機能分化することによって,母語習得は右脳使用による暗示的習得メカニズムが働き,一方,第二言語習得では,認知機能をつかさどる左脳を中心とした明示的習得メカニズムが稼働するとする仮説を提案する。そして,脳科学研究から臨界期を少しでも明らかにしながら,脳の成熟による習得メカニズムへの変化が第二言語習得にどのような影響を与えるのかについて論じていく。
著者
上村 恵子 小里 明男 志賀 孝広 早川 敬一郎
出版者
人工知能学会
雑誌
2018年度人工知能学会全国大会(第32回)
巻号頁・発行日
2018-04-12

本研究では国内外における人工知能(AI)技術の倫理、法、社会的課題(ELSI)検討団体が報告したガイドラインや提言について、特徴や相違点を整理し、各国および地域の国民性と関連付けて考察した。日・米・欧の各地域で発行されたガイドラインを対象として、頻出する語句や項目に着目して特徴を整理すると、日本のガイドラインでは研究者倫理や技術面の原則が中心であることに比べ、欧州では人の権利や責任に重点を置き、米国では自律型兵器の長期的なリスクにも積極的に言及しているなど、特徴の違いがみられた。これは、各国の宗教観やルール作りに対する考え方などの国民性や価値観の違いから生じるものと推察される。今後、国際的な議論において協調が求められる中で、このような価値観や考え方の違いをふまえ、より深い相互理解が求められると考える。
著者
丸山 昌朗
出版者
The Japan Society for Oriental Medicine
雑誌
日本東洋醫學會誌 (ISSN:1884202X)
巻号頁・発行日
vol.15, no.3, pp.83-88, 1965-03-20 (Released:2010-10-21)
参考文献数
4
著者
露久保 美夏 石井 克枝
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集 創立40周年日本調理科学会平成19年度大会
巻号頁・発行日
pp.45, 2007 (Released:2007-08-30)

【目的】 サツマイモはβ―アミラーゼを含み、加熱により活性化しイモの澱粉をマルトースへと分解するため甘味が増すことが知られている。本研究では澱粉を多く含む米とサツマイモを共に加熱調理するサツマイモ飯に注目し、イモ飯の炊飯時にβ―アミラーゼがイモの澱粉に加えて米の澱粉も分解して飯の甘味増強につながるかどうかを検討した。【方法】 サツマイモ(ベニアズマ)20gを5mm角に切り、純水100mlに20分間浸漬し、イモを取り除き液体のみ遠心分離を行った後100mlに定容しサツマイモ粗酵素液とした。β―アミラーゼの活性温度の測定は0.5%可溶性澱粉液を用い、30、40、50、60、70、80℃で10分間反応後、ソモギ・ネルソン法を用いて還元糖量を測定した。また、炊飯中の米への影響についてはビーカーに米30gを入れ、粗酵素液45mlを、対照として純水45mlを加え炊飯器で炊飯し、飯の還元糖量を比較した。他に、サツマイモのあく抜きの有無による粗酵素液のβ―アミラーゼ活性を調べた。そして、それらの飯の味について官能検査を行った。【結果】 β―アミラーゼの至適温度は50℃付近であった。水および粗酵素液で米を炊飯すると、粗酵素液で炊飯した飯の方が還元糖量が多く、β―アミラーゼが飯の澱粉を分解していることが確認できた。また、イモのあく抜きの有無では、あく抜きによりβ―アミラーゼが流出し、炊飯後の飯の糖量はあく抜き無しのものに比べて、還元糖量が少なくなった。官能検査の結果、イモ粗酵素液で炊いた飯は対照の飯より甘く、あく抜き無しが最も甘いと評価され、β―アミラーゼによる飯の甘味増加は官能的にも違いが確認できた。また、甘い飯の方が好まれる傾向にあった。
著者
神崎 真哉
出版者
公益社団法人 日本食品科学工学会
雑誌
日本食品科学工学会誌 (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.63, no.7, pp.328-330, 2016-07-15 (Released:2016-08-31)
参考文献数
14
被引用文献数
4 15
著者
富田 隆 工藤 賢三
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.53, no.6, pp.535-539, 2017 (Released:2017-06-01)
参考文献数
8

医療施設や介護施設では,嚥下障害をもつ患者や入所者の誤嚥を防止するため,食事や服薬の際にとろみ調整食品が繁用されている.最近,薬剤服用時のとろみ調整食品の使用は,製剤の崩壊や溶出に影響をおよぼすことが分かってきた.本稿は,とろみ調整食品が,速崩壊性錠剤の崩壊,溶出,薬効におよぼす影響について,筆者らの検討事例を提示し,錠剤服用時のとろみ調整食品使用の参考資料として供するものである.
著者
雨宮 多佳子 伊香賀 俊治
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成26年度大会(秋田)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.197-200, 2014 (Released:2017-11-15)

近年、学校施設の老朽化、夏期における気温の上昇等により、冷房設備の導入が進んでいる。学校施設の温熱環境は、学習効率や空間の満足度に影響を与えると既往研究により明らかにされているが、夏期と冬期、複数の空間、学校間で、温熱環境を把握し、児童生徒に与える影響を検証した事例は少ない。そこで、本研究では、学校施設の温熱環境が児童生徒の学習効率、満足度に与える影響の検証を目的に、神奈川県の公立小中学校16校を対象に、実測調査とアンケート調査を実施した。
著者
中村 尚 高薮 出
出版者
日本気象学会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.85-100, 1997-02-28
参考文献数
56
被引用文献数
7