1 0 0 0 Nature

出版者
Macmillan Journal
巻号頁・発行日
1869
著者
小西 達也 小島 英春 中川 博之 土屋 達弘
雑誌
研究報告アルゴリズム(AL) (ISSN:21888566)
巻号頁・発行日
vol.2017-AL-165, no.28, pp.1-6, 2017-11-09

本論文では,ソフトウェアテストの 1 つ,組み合わせテストについて議論する.具体的には,組み合わせテストで使用するテストケース集合の1つ, ロケーティングアレイに焦点を当てる.ロケーティングアレイは,与えられたパラメータ値の組み合わせをすべて網羅しているだけでなく,実行結果から不具合の原因となる組み合わせを特定することができる.ロケーティングアレイの生成手法に関する研究はまだ少なく, また,多くの場合について構成に必要な最小のテストケース数がわかっていない.そこで,SAT ソルバを使用したロケーティングアレイの生成手法を提案する. また,実際にロケーティングアレイを求め,得られた最小のテストケース数についても報告する.
著者
東 浩紀 加藤 典洋
出版者
講談社
雑誌
群像
巻号頁・発行日
vol.72, no.11, pp.21-47, 2017-11
著者
新家 秀規
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
2004

論工博第3796号
著者
武下 政一 芝谷 光治 子林 孝司 新比恵 啓志 周参見 正行 有行 史男
出版者
Japanese Association for Laboratory Animal Science
雑誌
Experimental Animals (ISSN:00075124)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.405-410, 1993
被引用文献数
1

50kGy電子線照射滅菌飼料をラットに給餌し, 親ラットの生殖機能ならびに第一世代および第二世代の発生・発育に及ぼす影響を検討した.その結果, 電子線照射滅菌飼料群に特異的な変化は認められず, 今回用いた50kGy照射条件下では, 電子線滅菌飼料は既存のγ線照射滅菌飼料と同様, ラットの繁殖・育成用飼料として使用可能と判断された。
著者
高岡 光江 香月 富士日
出版者
一般社団法人 日本看護研究学会
雑誌
日本看護研究学会雑誌 (ISSN:21883599)
巻号頁・発行日
vol.40, no.5, pp.5_737-5_745, 2017-12-20 (Released:2017-12-27)
参考文献数
59

目的:本研究の目的は,新人看護師の被害的認知,およびその認知時に喚起される感情とバーンアウトとの関連性を明らかにすることとした。方法:急性期病院に勤務する26歳未満の新人看護師を対象に質問紙調査を実施,分析した。結果:解析対象者のうち92.4%(354名/383名)が被害的認知を経験していた。被害的認知経験者は,未経験者よりもバーンアウト傾向にあることが示された(p = .001~ .19,t-test)。被害的認知に伴う不安や怒り感情が強い者ほど,バーンアウトの傾向にあった(p = .000~ .030,One-way ANOVA)。結論:本研究の結果は,被害的認知に伴う不安や怒り感情を低減することによって,バーンアウトを低減できる可能性を示唆するものである。
著者
Keigo Ueno Nao Yanagihara Kiminori Shimizu Yoshitsugu Miyazaki
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Biological and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:09186158)
巻号頁・発行日
vol.43, no.2, pp.230-239, 2020-02-01 (Released:2020-02-01)
参考文献数
102
被引用文献数
24

Cryptococcosis is a potentially lethal disease caused by fungal pathogens including Cryptococcus neoformans and Cryptococcus gattii species complex. These fungal pathogens live in the environment and are associated with certain tree species and bird droppings. This infectious disease is not contagious, and healthy individuals may contract cryptococcal infections by inhaling the airborne pathogens from the environment. Although cleaning a contaminated environment is a feasible approach to control environmental fungal pathogens, prophylactic immunization is also considered a promising method to regulate cryptococcal infections. We review the history of the development of cryptococcal vaccines, vaccine components, and the various forms of immune memory induced by cryptococcal vaccines.
著者
鈴木 悠太
出版者
日本教育方法学会
雑誌
教育方法学研究 (ISSN:03859746)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.71-82, 2014

本研究はマクロフリンの研究の系譜における教師の「専門家共同体」の形成と展開を明らかにすることを課題とした。その成果は以下の3つの契機に即し総括される。<br> 第一に,スタンフォードCRC は教職の「文脈」を中心概念とする学校改革研究のナショナル・センターとして出発した。マクロフリンは「現に存在する制約の中で」専門性開発を「実現可能にする」ことを目指し,教職の「文脈」に照準を合わせた。<br> 第二に,教師の「専門家共同体」の概念は教職の「文脈」の鍵概念として形成された。「専門家共同体」は,様々な重荷を抱える「今日の生徒」に対峙する高校教師の授業実践が多様な展開を示していることを踏まえ,最も革新的な授業実践を追求する教職の「文脈」としてマクロフリンらが同定した概念であった。<br> 第三に,マクロフリンらの研究の成果は,授業の3類型を中心とし,教師共同体の3類型,教職キャリアの3類型の連関において定式化され,「専門家共同体」は教職の多層的な「文脈」の中に位置づけられるに至った。<br> これらを踏まえ,マクロフリンの研究の系譜における教師の「専門家共同体」は,教職の「文脈」の概念によって射程に収める,教師を中核とする多様な改革の担い手による学校改革の追求という構図の中にあり,あくまでも現存する制約の中で学校改革の実現可能性を追求するマクロフリンらの愚直な姿勢が鮮明となった。その中核に教師の「専門家共同体」の形成と展開があった。