著者
田中 春夫
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電氣學會雜誌 (ISSN:00202878)
巻号頁・発行日
vol.94, no.11, pp.984-988, 1974-10-20 (Released:2008-11-20)
参考文献数
6
著者
石黒 正人
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.31, no.11, pp.862-869, 1977-11-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
23

電波天文学は飛躍的な発展を遂げ, 人類の宇宙に対する認識を大きく前進させた.なかでも電波望遠鏡の進歩はめざましく, 光学望遠鏡の性能を追越しつつある.最近では, 観測結果を光学写真と直接比較できるような “電波写真” として表現されることが多くなった.これらの電波写真には躍動する宇宙の姿を実感として捉えることができる.

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1951年11月06日, 1951-11-06
著者
河村 優詞
出版者
NPO法人 日本自閉症スペクトラム支援協会 日本自閉症スペクトラム学会
雑誌
自閉症スペクトラム研究 (ISSN:13475932)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.47-55, 2018-09-30 (Released:2019-09-30)
参考文献数
30

研究の目的:小学校の特別支援学級に在籍する児童に対する漢字の筆順指導において、色・数字刺激による指導の効果を明らかにすることであった。研究計画:A-B-プローブデザインを使用した。場面:小学校の教室で実施した。対象児童:特別支援学級に在籍する児童(介入1:6 名、介入2:4 名)であった。独立変数の操作:介入1 では色・数字で筆順を示した薄い色の線を鉛筆でなぞる学習を行わせた。介入2では、プリントに色・数字で筆順を示した見本を付し、空白のマスに筆記させた。行動の指標:正確な筆順で書けた漢字の数をカウントした。結果:介入1、2 ともに正しい筆順で書けた漢字の数が増加した。介入1では同じ構成要素をもつ他の漢字に筆順の汎化が見られた。介入2では筆順が他の筆順に干渉し、誤答となった可能性のあるケースが見られた。結論:色と数字は視覚的且つ弁別が容易な刺激であり、有効な筆順指導の方法であると考えられた。筆順の汎化や干渉を踏まえ、指導する順序に配慮が必要なケースがあると考えられた。
著者
河村 優詞
出版者
NPO法人 日本自閉症スペクトラム支援協会 日本自閉症スペクトラム学会
雑誌
自閉症スペクトラム研究 (ISSN:13475932)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.47-55, 2018

<p>研究の目的:小学校の特別支援学級に在籍する児童に対する漢字の筆順指導において、色・数字刺激による指導の効果を明らかにすることであった。研究計画:A-B-プローブデザインを使用した。場面:小学校の教室で実施した。対象児童:特別支援学級に在籍する児童(介入1:6 名、介入2:4 名)であった。独立変数の操作:介入1 では色・数字で筆順を示した薄い色の線を鉛筆でなぞる学習を行わせた。介入2では、プリントに色・数字で筆順を示した見本を付し、空白のマスに筆記させた。行動の指標:正確な筆順で書けた漢字の数をカウントした。結果:介入1、2 ともに正しい筆順で書けた漢字の数が増加した。介入1では同じ構成要素をもつ他の漢字に筆順の汎化が見られた。介入2では筆順が他の筆順に干渉し、誤答となった可能性のあるケースが見られた。結論:色と数字は視覚的且つ弁別が容易な刺激であり、有効な筆順指導の方法であると考えられた。筆順の汎化や干渉を踏まえ、指導する順序に配慮が必要なケースがあると考えられた。</p>
著者
河村 優詞
出版者
一般社団法人 日本行動分析学会
雑誌
行動分析学研究 (ISSN:09138013)
巻号頁・発行日
vol.33, no.2, pp.102-109, 2019

<p><b>研究の目的</b> 知的障害特別支援学級在籍児童において、漢字学習への選好に及ぼす要因を検討することを目的とした。研究Ⅰでは低選好課題の後に高選好課題を行う場合の選好傾向を、研究Ⅱでは低選好課題の後に課題の選択機会がある場合の選好傾向を検討した。<b>研究計画</b> 学習課題間の選好査定を実施した。研究Ⅰでは低選好課題のみを行うプリントと低選好課題の後に高選好課題を行うプリントを児童に選ばせた。研究Ⅱでは低選好課題の後に課題の選択機会のあるプリントと選択機会の無いプリントを児童に選ばせた。<b>場面</b> 小学校の教室で実施した。<b>参加児</b> 特別支援学級に在籍する4名の児童であった。<b>独立変数の操作</b> 高選好課題の有無(研究Ⅰ)および選択機会の有無(研究Ⅱ)であった。<b>行動の指標</b> 各プリントに対する参加児の選択を指標とした。<b>結果</b> 研究Ⅰでは低選好課題の学習量が多くても、高選好課題を含むプリントが選好された。研究Ⅱにおいて一部の参加児では、低選好課題の学習量が多くても選択機会のあるプリントが選好された。<b>結論</b> 課題選択の傾向から高選好課題や選択機会が強化子として機能した可能性のあるケースが存在した。しかし、厳密に強化子として機能したか否かは検証できておらず、今後の課題として残された。</p>
著者
中沢 昭三 小野 尚子 大槻 雅子 井沢 武年
出版者
公益社団法人 日本化学療法学会
雑誌
CHEMOTHERAPY (ISSN:00093165)
巻号頁・発行日
vol.18, no.5, pp.512-521, 1970-09-25 (Released:2011-03-08)
参考文献数
5

Cefazolin is a new synthetic cephalosporin derivative developed at Central Research Laboratories of Fujisawa Pharmaceutical Co. in 1969.Presented in this report are the results of our study where this new antibiotic was compared with two known antibiotics of the cephalosporin family, Cephalothin and Cephaloridine, as to in vitro antimicrobial activity including antimicrobial spectrum, sensitivity of clinically isolated strains of Staphylococci, E. coli, etc., the effect of culture pH on the antimicrobial activity, stability against beta-lactamase, bactericidal activity, and development of resistance and in vivo therapeutical effect in experimentally induced infections in mice with Staphylococcus aureus, Diplococcus pneumoniae, E. coli and Klebsiella pneumoniae.Results : 1. Cefazolin is virtually the same antimicrobial spectrum as that of Cephalothin and Cephaloridine. In the antimicrobial activity, Cephaloridine was found superior to the other two, these latter two being virtually equal, when tested with Gram-positive organisms, while the three were comparable to each other when tested with Gram-negative ones.2. Clinically isolated staphylococcal strains were sensitive in the range of 6.25-0.05mcg/ml to Cephaloridine, in the range of 6.25-0.2mcg/ml to Cefazolin, and in the range of 0.78-4.2 mcg/ml to Cephalothin. Clinically isolated E. coli strains, on the other hand, were sensitive in the range of 50-3.12mcg/ml to Cephaloridine, in the range of 25-0.78mcg/ml to Cefazolin, and in the range of 100-0.78mcg/ml to Cephalothin.3. The antimicrobial activity tended to increase when the pH of culture increased in relative acidity.4. As was the case with Cephalothin and Cephaloridine, Cefazolin was found stable against betalactamase produced by Staphylococci.5. In therapeutical effect on infections in mice induced by Gram-positive organisms such as Staphylococci and Diplococcus pneumoniae, Cephaloridine was found best, followed by Cefazolin, then by Cephalothin. The same order of effectiveness resulted when cephalosporins were tested on the infections induced by Gram-negative organisms including E. coli and Klebsiella pneumoniae.
著者
鈴木 優治
出版者
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
雑誌
医学検査 (ISSN:09158669)
巻号頁・発行日
vol.64, no.2, pp.163-168, 2015-03-25 (Released:2015-05-10)
参考文献数
11

市販のpH試験紙9種類[thymol blue (TB), bromophenol blue (BPB), bromocresol green (BCG), bromocresol purple (BCP), bromothymol blue (BTB), methyl red (MR), phenol red (PR), cresol red (CR), alizarin yellow (AZY)]における非イオン性界面活性剤(Brij 35およびTriton X-100)により生じる測定誤差について検討した。界面活性剤により負誤差が生じた。測定誤差は界面活性剤濃度に比例し,Brij 35存在下ではBTB,BCG,BCP,BPBにおいて大きく,Triton X-100存在下ではBTB,BCGにおいて大きかった。PR,CR,MR,AZYによる測定誤差は小さかった。測定誤差はpH指示薬の分子量と相関傾向を示した。