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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1886年10月25日, 1886-10-25
著者
橋本,剛
出版者
日本教育心理学協会
雑誌
教育心理学研究
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, 2000-03-30

教育場面においても対人関係の否定的側面が精神的健康に及ぼす影響は重大な問題であると考えられる。本研究では(1)社会的スキルと対人ストレスイベント(ストレッサーとなり得る対人関係上の出来事)の関連, (2)対人方略(他者との関わり方/スタイル)と対人ストレスイベントの関連, (3)対人方略と社会的スキルの関連, を検討することを目的とした。分析対象は大学生計200名(男性105名, 女性95名, 平均年齢19.38歳)であった。分析の結果, 社会的スキルは対人劣等とは負の関連を持つという仮説は支持されたが, 対人摩耗とは正の相関を示すという仮説は必ずしも支持されなかった。また, 社会的スキルの対人ストレス緩衝効果は示されず, 部分的に直接効果が示された。対人方略と対人ストレスイベントの関連については, 内省傾向が否定的影響力をもつことが確認された。対人方略と社会的スキルの関連については, 対人関係の深化を回避する傾向が社会的スキルと負の関連を持つことが確認された。最後にこれらの知見を受けて, 今後の課題などが議論された。
著者
吉川 左紀子
出版者
日本失語症学会 (現 一般社団法人 日本高次脳機能障害学会)
雑誌
失語症研究 (ISSN:02859513)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.103-112, 2001 (Released:2006-04-25)
参考文献数
21
被引用文献数
1

最近,Haxby ら (2000) は顔知覚の分散神経機構モデルを提案し,その中で顔の恒常的な情報の処理機構と可変な情報の処理機構を区別した。顔の恒常的な情報は人物同定に必要な情報であり,視線や表情のような可変情報はコミュニケーションを促進する情報である。本稿は可変情報に焦点を当て,表情と視線方向の相互作用を検討する心理学研究を報告した。実験によって (1) 視線手がかりによる自動的な注意シフトは情動を表出した表情によって影響を受ける, (2) 情動を表出した表情の知覚は視線方向によって影響を受け,特に視線が観察者の方向に向いているときに知覚精度が高い,ということが明らかになった。これらの事実は,われわれの神経機構が他者からの社会的メッセージをきわめて効果的に検出するしくみを有していることを示唆している。また,これらの研究から,神経機構に関する知見と心理学の行動実験を関連づけることはきわめて有効なアプローチとなることが示された。
著者
古川 和美
出版者
千葉大学大学院社会文化科学研究科
雑誌
千葉大学社会文化科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.99, pp.1-16,

千葉大学社会文化科学研究科研究プロジェクト報告書第99集『現代フランス及びフランコフォニー(仏語圏)における文化社会的変容』所収
著者
野澤 暁子 NOZAWA Akiko
出版者
名古屋大学人文学研究科
雑誌
名古屋大学人文学研究論集 (ISSN:2433233X)
巻号頁・発行日
no.1, pp.245-268, 2018-03-31

本研究はJSPS科研費(15KK0048)の助成を受けたものです。
出版者
巻号頁・発行日
vol.[1] 大坂回り酒、醤油、油、毛綿、繰綿高帳 安政五午年,
著者
小林 和夫 Kazuo KOBAYASHI
出版者
創価大学社会学会
雑誌
SOCIOLOGICA (ISSN:03859754)
巻号頁・発行日
vol.43, no.1, pp.29-56, 2019-03-20

本論では,ザカート(喜捨)を原資とする社会基金であるバイトゥル・マルを事例として,日本占領期ジャワにおけるイスラーム教理の制度化の歴史的背景を考察した.分析の結果,バンドゥン県のイトゥル・マルの導入というイスラーム教義の制度化は,ウィラナタクスマのロイスの構想とエリート官吏としての指導力,困窮者救済を義務とするイスラームの教理,そしてジャワ軍政当局のイスラーム対策の構造的欠陥と住民の動員・統制の必要性―という3つの歴史的条件が重なって行なわれたことが明らかになった.また,1942 年6月という軍政初期に導入されたバンドゥン県のバイトゥル・マルは,その規模や機能は限定的とはいえ,ジャワ軍政における事実上はじめての大衆組織としての性格をもっていたことが指摘された.

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出版者
国立国会図書館
巻号頁・発行日
no.(819), 2019-04
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1352, pp.112-114, 2006-07-31

社長室の壁に留められた1枚のピンナップ写真を指すと、大柄の男性はその体躯には不釣り合いなほど満面の笑みで、自慢げに言葉を続けた。「一休というのは母が飼っていた犬の名前なんです。"一級"のホテルに"一休み"。インターネットのサイト名にはぴったりでしょう」。 森正文、44歳。

1 0 0 0 OA 國造本紀攷

著者
栗田寛 [著]
出版者
久米幹文 写
巻号頁・発行日
vol.[1], 1861
著者
真山 武志 吉澤 伸介 外山 博視 佐々 義子
出版者
一般社団法人日本リスク研究学会
雑誌
日本リスク研究学会誌 (ISSN:09155465)
巻号頁・発行日
vol.19, no.4, pp.4_3-4_10, 2009

New method of Risk Communication on Genetically Modified Organisms (GMO) is needed for improvement of public acceptance in Japan. We introduce the practice for improvement of Bio Card Game (BCG) on GMO based on DEMOCS, Card Game developed in UK. DEMOCS has some purposes in addition to method of Risk Communication and the process is complex for players. We tried to improve BCG for simple rule and easy process. In conclusion, BCG on GMO composing of only 10 cards was expected to be suitable method of Risk Communication and effective way of PE (Public Engagement) on GMO by two trails.