著者
原 道生
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.54, no.10, pp.34-46, 2005-10-10 (Released:2017-08-01)

近松最晩年の時代浄瑠璃『井筒業平河内通』には、さまざまなミステリー的要素が認められる。本稿では、同作の分析を通して、惟高親王の皇位纂奪をめぐる筋立てには怪奇的な色彩の濃いホラー的特色が、また、親王の二条后への横恋慕をめぐるそれには緻密な構成に基づく謎解き本位のミステリーとしての特色が、それぞれ顕著であるということを考察した。

1 0 0 0 OA 色道大鏡

著者
藤本箕山
出版者
巻号頁・発行日
vol.[6],

1 0 0 0 OA 筝曲大意抄

出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
vol.奥書6, 1800

1 0 0 0 OA 箏曲大意抄

著者
山田松黒 著
出版者
林芳兵衛[ほか]
巻号頁・発行日
vol.首巻, 1903
著者
山田 哲夫 村山 鉄郎
出版者
泌尿器科紀要刊行会
雑誌
泌尿器科紀要 (ISSN:00181994)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.111-114, 2003-02

症例1は55歳女で,充満時膀胱部痛,頻尿を主訴とし,抗生剤を内服したが軽快しないため受診した.膀胱組織に著しい浮腫と充血,軽度なリンパ球と好酸球浸潤が見られた.硬膜外麻酔と水圧療法,Serotonin selective reuptake inhibitor(SSRI)の投与を行った.治療後,膀胱症状や腰痛,頸部痛を主とした全身の筋肉痛が軽快した.症例2は63歳女で,充満時膀胱部痛を主訴とし,膀胱組織にかなり強い浮腫や充血,軽度な炎症細胞浸潤が認められた.硬膜外麻酔と水圧療法,SSRIの投与を行い,疲労時稀に排尿痛,膀胱痛を軽度に感じるのみとなった.筋線維症候群の症状と膀胱症状はほぼ平行した
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1550, pp.9-10, 2017-02-27

地域のメディア事業グループとして、静岡新聞SBS側にも、コンテンツサービスと通信サービスを垂直統合して展開したいと考える理由があった。地域メディアとしては、地域のポータルサイトを立ち上げて、ビジネスとして定着化を目指したいところだ。ところが、…

1 0 0 0 OA 市中取締類集

出版者
巻号頁・発行日
vol.[207] 在町家作之部,
著者
隅田 陽介
出版者
日本比較法研究所 ; [1951]-
雑誌
比較法雑誌 (ISSN:00104116)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.129-162, 2017

本稿は,前号に引き続いて,近時,アメリカ合衆国で議論されている,児童に対する性的いたずらに関する証拠のみで児童ポルノ所持に関する捜索令状の「相当な理由」を構成するのかどうかについて検討したものの後半部分である。 本号では,まず,三において,児童に対する性的いたずらと児童ポルノ所持との関係に関する調査研究等に触れた。例えば,Andres E. Hernandezが,ノースカロライナ州Butnerの連邦矯正施設に収容されている90人の男子受刑者を対象として行った調査等である。こうした調査研究については,それぞれについて調査対象者が限定されているといった問題点が指摘されていることに注意する必要があるが,両者の間には関係があるとするものもあれば,逆に,関係はないとするものもあるなど,結論は一致していない,そして,各調査研究に対する評価の仕方も区々となっていることを指摘した。 最後に,四において,若干の検討を行い,現在の合衆国の捜査実務がIllinois v. Gatesに基づいた「諸事情の総合判断(totality of the circumstances)」テストによっているのであれば,これを前提とする限り,第8巡回区連邦控訴裁判所によるUnited States v. Colbertのように,児童に対する性的いたずらに関する証拠が児童ポルノ捜索のための「相当な理由」に該当すると評価することも許されるのではないかということを結論とした。その上で,このように賛否の分かれる問題については様々な角度から検討しておくことが望ましいと考えられることから,例えば,児童ポルノのような児童に対する性的搾取事案に限定して「緩和された相当な理由(expanded probable cause)」, あるいは,「拡大された相当な理由(broadened probable cause)」といった基準を適用すべきであるというような考え方があることにも触れた。
著者
掛屋 弘 宮崎 義継 渋谷 和俊 河野 茂
出版者
大阪市立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

主に血液疾患に発症するムーコル症の早期診断法開発を目的に原因真菌(Rhizopus oryzae)からシグナルシークエンストラップ法にて得られた未知の候補抗原A(23kDa)を検出するELISAキットの測定条件の最適化後、動物実験モデル感染血清中の抗原Aを測定した。その結果、非感染マウスに比較して感染マウス血清中には抗原Aの抗原価が高い傾向が認められた。
著者
林 隆之
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.4, pp.158-163, 2017

<p>研究評価は,過去には研究者個人の研究業績や研究プロジェクトをピア(同分野の専門家)が科学的知識の妥当性から評価することが中心であった。しかし,研究活動自体が多様化するとともに,機関や組織による研究マネジメントの重要性が増し,研究成果による社会・経済的効果も期待されるようになる中で,研究評価の対象は拡大し,評価指標は多様化している。本稿では,研究評価の現状を概観することを目的に,研究評価の種類,大学等の機関の研究評価が導入された政策的背景,研究評価の方法の考え方,指標の多様性の必要性,インパクト評価の導入と課題,研究マネジメントへの活用について説明する。</p>
著者
野田 百美
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

申請者は中枢神経系における甲状腺ホルモンの機能と、その機能異常による神経・精神症状に注目してきた。血中甲状腺ホルモン(前駆体:T4)はトランスポーターを介して脳内・アストロサイトに取り込まれ、タイプ2脱ヨード酵素(D2)によって活性化型(T3)に変換された後、種々の細胞に作用する(Noda, 2015)。我々は脳内免疫細胞であるミクログリアにもT3の受容体が発現し、顕著な遊走性・貪食性亢進を起こすことを初代培養ミクログリアを用いて報告した(Mori et al., 2015)。一方、成体では、甲状腺機能亢進症モデルマウスを用いてグリア細胞を観察したところ、いずれも、性と週齢によってグリア細胞の形態変化や行動が異なることがわかった(Noda et al, 2016)。臨床的には、甲状腺機能亢進症・低下症は様々な中枢神経系疾患と関連がある他、高齢者の甲状腺機能低下症と、アルツハイマー病発症リスクは深い関係にあり、性差が顕著に存在することも報告されている。しかし、こうした甲状腺機能異常症と神経・グリア連関、性ホルモンと加齢の影響について、その分子基盤は殆ど解明されていない。加齢によって増える甲状腺機能異常は殆どが低下症であり、高齢化社会で増えるウツや認知症には、甲状腺機能低下症が大きく関わっている。従って、ウツや認知症の予防・治療のために、適切な甲状腺機能低下症モデルを作成し、脳の機能形態学的変化、行動や認知に及ぼす影響を検討した。1)グリア細胞とシナプスの三次元構造解析:海馬ニューロンのシナプススパイン(棘)の3次元構造を解析したところ、若齢オスの甲状腺ホルモン亢進症、低下症におけるスパインの形態変化を比較・検討した。2)甲状腺機能低下症がもたらす行動・認知機能変化:甲状腺機能亢進症モデル・低下症における行動変化、記憶と学習、その性差と加齢の影響を検討した。
巻号頁・発行日
vol.第82冊, 1000

1 0 0 0 OA 史記

著者
(漢) 司馬遷 撰
巻号頁・発行日
vol.[13], 1000

1 0 0 0 OA 淺草寺志 18巻

著者
不輕居士 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.[8],