出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1543, pp.26-29, 2010-05-31

画面上で指をスライドさせてページをめくると、写真や見出しの一部が浮かび上がるように黄色く光る。その部分を軽く叩くと、神奈川・鎌倉の海岸沿いの風景が生き生きと動き始める。 これがiPadの上で展開される新しい「雑誌」の形だ。スターツ出版がiPad向けに配信する情報誌「オズマガジン」電子版では、冒頭のような動画をふんだんに盛り込み、読者を引き込む工夫を施した。
著者
矢嶋松軒 [編]
出版者
矢嶋松軒
巻号頁・発行日
vol.[32], 1915
著者
田口 速男
出版者
東京大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1993

おもにアミノ酸残基置換による解析から、Lactobacillus plantarum D-乳酸脱水素酵素(D-LDH)においては、His-296が酸塩基触媒として作用し、Arg-235が基質の結合に重要であることが示された。すなわちこれらの残基は、L-LDHのHis-195とArg-171にそれぞれ対応し、両LDHは、進化的には大きく隔たる酵素でありながら、きわめて類似した基質結合と触媒の機構を備えていることを示している。さらにL-LDHにおいてはHis-195と対をなすAsp-168の負電荷が、基質ピルビン酸との結合及び触媒上の遷位状態の構造を安定化していると考えられているが、そこでこれに対応する残基をD-LDHにおいて検索した。D-型酵素ファミリーにおいて保存されている、193、200、240位のAsp、264位のGlu残基のカルボキシル基を、それぞれ部位指定変異によりアミド基に置換したところ、Glu-264をGlnに置換した場合にのみ大きな活性低下が見られた。既にL.bulgaricus D-LDHにおいて、Glu-264をGlyに置換した変異型酵素が報告されている。この場合には酵素活性は大きく低下せずに、そのpH依存性が大きく酸性側にシフトしたことから、Glu-264は触媒活性に必須ではなく、触媒His残基の近傍に位置することにより、酵素のpH依存性を中性付近に調節している残基と考えられている。しかしながら、L.plantarum D-LDHにおいてGlu-264を同様に負電荷を消失させるGlnに置換した場合には、顕著なpH依存性のシフトは認められず、並異型酵素は、大幅に増大したKm値と減少したkcat値を示した。この結果はL-LDHにおいてAsp-168をAsnに置換した結果によく対応し、本残基がL-LDHにおけるAsp-168のそれと相同な機能を持つことを強く示唆している。本結果はL.bulgaricus酵素の結果と異なるが、もし両D-LDHにおいてGlu-264の機能に相違が無ければ、L.bulgaricus酵素の場合は、残基を側鎖の無いGlyに置換したために、酵素の構造にさらに大きな変化が引き起こされた結果とも考えられる。
著者
岡田 光弘 佐藤 拓杜 稲田 圭介 谷田部 祐介 伊藤 浩朗 小味 弘典
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.59, no.7, pp.1425-1434, 2018-07-15

人間の視野における解像度は視野中心で最も高く,周辺部ほど低下する.この視覚特性に基づき,視野周辺の映像の解像度を削減するFoveated Imaging処理(FI処理)と呼ばれる画像処理技術がある.本論文では,フルHD映像を対象に主観的な解像感を維持したまま伝送ビットレートを削減するために,エンコード前の映像にFI処理を適用した映像圧縮伝送システムを構築する.さらに,このシステムの有効性を評価するために,Degradation Category Rating(DCR)法と呼ばれる主観画質の評価手法を用いて,基準映像に対するFI処理を適用した映像の画質劣化を5段階で評価した.その結果,Degradation Mean Opinion Score(DMOS)の平均値が4.25と画質劣化が気にならないレベルの画質を維持しつつ,9.2~44.7%の伝送ビットレートの削減効果を確認できた.

1 0 0 0 OA 館守日記

出版者
巻号頁・発行日
vol.[73],
著者
日本声楽発声学会
巻号頁・発行日
1972
著者
押田 佳子 横内 憲久 岡田 智秀
出版者
社団法人 日本造園学会
雑誌
日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.37, 2010

江戸時代に「観光地」として脚光を浴びた鎌倉の海岸名所の景観構成を、十返舎一九「金草鞋 二十三編-江ノ島鎌倉廻り」における記述より把握した。その結果、筆者が訪れた全107地点のうち、景観についての記述は17地点でみられ、一九が平野部が狭く急峻な山地とわずかな海岸平地で構成される鎌倉の地形を活かし、俯瞰、仰瞰のシーン景観を用いて、通過地点より捉えた景観を表現することで旅の転換点を印象付けるよう演出していたことが伺えた。一方、海岸沿いに一続きである、江ノ嶋入口-七里の浜間では、連続した開放空間を捉える事が出来、かつ眺望の変化を楽しめることより、水平シークエンス景観による演出がなされていた。また、景観の記述がみられた17ヶ所中11ヶ所で海岸への眺望が捉えられていたことより、『金草鞋』において海岸景観が鎌倉地域を象徴する景観であることが伺えた。

1 0 0 0 OA 平家物語 12巻

出版者
万屋清兵衛
巻号頁・発行日
vol.[10],

1 0 0 0 帝京景物略

著者
(明) 劉侗 于奕正撰
出版者
廣文書局
巻号頁・発行日
1969