1 0 0 0 OA 古沽券状

巻号頁・発行日
vol.[2]紙背, 1000

1 0 0 0 OA 1 船舶

著者
古賀 信次
出版者
一般社団法人 溶接学会
雑誌
溶接学会誌 (ISSN:00214787)
巻号頁・発行日
vol.69, no.8, pp.616-621, 2000-12-05 (Released:2011-08-05)
参考文献数
14
著者
廣瀬 紗弓 戸松 薫 柳瀬 笑子
出版者
天然有機化合物討論会実行委員会
雑誌
天然有機化合物討論会講演要旨集 55 (ISSN:24331856)
巻号頁・発行日
pp.PosterP-19, 2013 (Released:2018-03-09)

1.序論茶(Camellia sinensis)は全世界で愛飲されている飲み物であり、近年の健康志向の高まりとともにその生理的機能が注目されている。カテキン類は茶葉に多く含まれるポリフェノール化合物であり、抗酸化作用、抗がん作用などの様々な生理的機能が見出されている。茶葉中のカテキン類は、紅茶やウーロン茶の製造過程の発酵により酸化、重合し、特徴的なtheaflavinやtheasinensin、oolongtheaninとなることが知られている(Fig.1)。これらにもカテキン類と同等、もしくはそれ以上の生理的機能が期待されているが、含量は非常に少なく分離精製も困難であるが故にその詳細な研究は難しく、また高収率な有機化学的合成法も確立されていない。そこで本研究では、カテキン類の酸化縮合反応の解明を目的として、反応部であるカテキンB環部のモデル化合物を用い、酸化反応について検討した。また、galloyloolongtheanin (1)の合成を目的とし、(-)-EGCg (2)の酸化反応についても検討した。Fig.1 カテキン二量体2.カテキンB環部のモデル化合物を用いた酸化反応 酸化剤としてフェチゾン試薬(炭酸銀-セライト)を用い、5位置換ピロガロール (3)と4位置換カテコール (4)を酸化しtheaflavin類のモデルであるベンゾトロポロン類縁体 (5)を合成した。様々な置換基を持つB環部モデル化合物で反応を行ったところ、5の収率は置換基の種類によって著しく変化した。その原因として、置換基の立体障害や電子供与性が影響している可能性が示唆された。そこで、さらに様々な置換基をもつ3と4を用いて合成を検討したところ、置換基の立体障害による反応性の低下が原因であることが分かった。さらに、5の収率が低い場合において副生成物が確認された。各種機器分析及び誘導化反応の結果、2分子の3が酸化的に縮合した化合物6が生成していることが判明し、6はさらに水と反応してより安定な化合物7となることが分かった。これらの結果から、5の収率低下の原因は、置換基の立体障害による3、4間の反応性の低下による副生成物の生成であることが示唆された(Fig.2)。カテキン類の酸化剤としてはPd/C 1)やK3[Fe(CN)6]2,3)等が知られており、theasinensin A (8)は2をCuCl2で酸化し、アスコルビン酸で還元することで得られることが報告されている4)。そこで、3を同条件で反応させたが、8を部分構造にもつ化合物は得ることができず、6が高収率で得られた。他の酸化剤としてK3[Fe(CN)6]やNaIO3を用いた場合でも同様であり、このことから、3の酸化では実際のカテキン類とは異なる位置選択性を示すことが明らかとなった。Fig.2 カテキンB環部モデル化合物の酸化反応3.(-)-EGCgの酸化反応 1の生成機構を解明するために、2の酸化反応の検討を行った。酸化剤としてPd/CやK3[Fe(CN)6]を用いた場合、8及び9が得られた。CuCl2を用いた場合では、9は得られず、アスコルビン酸で還元することで8が得られた。8が1の生成中間体であると推定しさ(View PDFfor the rest of the abstract.)
著者
小林 淑恵
出版者
日本人口学会
雑誌
人口学研究 (ISSN:03868311)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.1-18, 2006-11-30 (Released:2017-09-12)
被引用文献数
1

循環モデルのフレームワークに基づき,家族形成期の日本女性を調査した『消費生活に関するパネル調査2』を用いて,1)結婚意欲と結婚行動の関係の検証,2)働く重要度と結婚行動の関係の検証を行った。1)では結婚意欲が個人属性と母親属性によって決定され,学歴や大都市居住,賃金率の上昇によって高められるが,未婚状態を継続することにより適応効果が働き,「必ずしも結婚しなくてよい」「結婚したくない」と意欲を下げて行くことが明らかとなった。また結婚意欲が実際の結婚行動に与える選択効果も支持され,結婚行動に直接影響する変数と,意欲を介して影響する変数の存在が確認された。2)では働く重要度の違いが結婚行動へ与える影響は見られず,選択効果は棄却された。また就業変化などの直接的な経験による適応効果は見られるが,結婚や出産などによる影響は見られない。これらの分析結果からは,家族形成と就業はどちらかを選択することで他方の重要度を下げるような関係ではないと言えるが,ここで用いた変数が就業と家族形成の狭間における女性の心の揺らぎを十分に把握できていないという可能性は否めない。
著者
伊澤 精一郎 磯 拓朗 西尾 悠 福西 祐
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.84, no.862, pp.18-00132, 2018 (Released:2018-06-25)
参考文献数
23
被引用文献数
1

Behaviors of liquid films scattering from a disk-type or cup-type rotary atomizer are studied using computations based on the three-dimensional Smoothed Particle Hydrodynamics (SPH) method. To reduce computational costs while maintaining a high spatial resolution, the computational domain is limited to a fan-shaped region near the edge of the atomizers using a periodic boundary condition in the circumferential direction. Steady inflow is considered as the inlet condition. In both disk- and cup-type cases, the liquid film leaving the atomizer edge becomes wavy in the circumferential direction and forms elongated ligaments, which break up into droplets. When the atomizer is equipped with grooves on its outer edge, the process of ligament formation and droplet break up is strongly affected by the number and shape of the grooves, particularly for the cup-type atomizer, in which the centrifugal force works more effectively. Two ligament formation patterns are observed: one ligament from each groove and a pairing of ligaments from two neighboring grooves. Droplets of uniform sizes are likely to be generated when the former pattern appears. The results suggest that droplets of uniform sizes can be obtained by choosing the appropriate shape and number of grooves.
著者
柴田 重信
出版者
早稲田大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2015-04-01

体内時計のリズム性の現象として本研究課題では、週に焦点を当てた研究を展開した。ヒトでは、weekday(平日) とweekend(週末)の過ごし方が異なり、平日は学校・仕事で無理に早起きし、 週末は遅寝・遅起きとなり、週の中で社会的時差ボケ状態になっている。社会的時差ボケマウスでは土日で末梢時計遺伝子発現・エネルギー代謝リズムが大きく後退し、次の金曜日までに戻らないことが分かった。ヒトの髭毛包細胞のPer3発現リズムの評価でも、社会的時差ボケの夜型は、月曜と金曜で遺伝子発現プロファイルが大きく異なった。社会的時差ボケによる時計の乱れが肥満や精神機能に影響を与える可能性が示唆された。

1 0 0 0 OA 天保撰要類集

出版者
巻号頁・発行日
vol.[90] 第三十二 上 公事裁断之部 五,