著者
堀 靖治 久下 陽子 川崎 祥二 角田 茂
出版者
Japanese Society for Thermal Medicine
雑誌
日本ハイパーサーミア学会誌 (ISSN:09112529)
巻号頁・発行日
vol.14, no.4, pp.251-257, 1998
被引用文献数
1

現在, ガンの治療には放射線療法と化学療法が有力と考えられている.しかし副作用の為に患者に苦痛を強いることになる.この事から考えて温熱療法と抗ガン剤の併用が有効であると考えられる.この研究の目的はマウス白血病細胞 (L-1210, L-5178YとM-10) を用いてアドレアマイシン (20μM) を細胞に加えた状態で温熱 (44℃) を試みた.これは細胞レベルでの基礎的な実験である.また, 殺細胞効果の判定にはトリパンブルーの染色性で求めた.細胞へのアドレアマイシンの取り込みはフローサイトメーターで測定した.アドレアマイシンおよび温熱処理後の細胞径の変化をコールター・カウンター・チャネライザーで測定した.以上の結果からアドレアマイシンおよび温熱処理による細胞死は "アポトーシス" であることが示唆された.

1 0 0 0 OA 三朝實録

巻号頁・発行日
vol.[12], 1000
著者
岡本 健
出版者
日本情報経営学会
雑誌
日本情報経営学会誌 (ISSN:18822614)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.59-71, 2012-05-18 (Released:2017-08-07)

This paper present how to manage Tourism Resource (TR) in Tourist Leading Contents Tourism (TLCT). This research adopts analysis of two cases of Anime Pilgrimage, in particular, dealing with Town Washimiya as Sacred Place for "Lucky☆Star" and Town Toyosato as Sacred Place for "K-ON!". As a result, Area Expansion Model (AEM) and Area Concentration Model (ACM) as TR in TLCT are proposed.
著者
山崎 貴男 前川 敏彦
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

自閉症スペクトラム(ASD)では社会コミュニケーションが障害される.本研究はASDの腹側(顔認知)視覚路(「社会脳」)の機能変化について調べた.ASDと定型発達(TD)成人で視覚誘発電位を記録した.赤緑(RG), 黒白(BW), 顔刺激を用いた.TD成人に比べて,ASDではRGのN1潜時延長,BWのN1潜時短縮,顔のP1潜時短縮,N170潜時延長を認めた.これらの所見は,ASDはV1での細部の処理に優れるが,色処理は障害されること,V4でのゲシュタルト顔処理も障害されることを示唆する.従って,腹側視覚路(「社会脳」)の機能変化がASDの社会的処理の異常に関与している可能性が示唆された.
著者
川崎 永大 富樫 結 小林 武司 佐藤 惇司 山本 優一 藤田 貴昭 蛯名 葉月 大河内 香奈 佐藤 達夫 大槻 剛智
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.EbPI1421-EbPI1421, 2011

【目的】<BR> 日本人の死亡因子の上位である脳卒中は、心筋梗塞の発症率と比較し高い罹患率にある。また、脳卒中後の後遺症は健常者と比較し転倒リスクを高めるため、内・外的因子を踏まえた上で介入方法を随時検討する事は周知の通りである。<BR> 脳卒中後の後遺症により歩行障害を呈した対象者の足関節背屈機能の低下は特徴的で、歩行能力低下の一因子となる。麻痺側下肢の足関節背屈機能の低下は、麻痺側立脚期の前方推進力を非効率的なものとし、健側下肢は各動作において多彩なパフォーマンスが要求され努力的な歩行を強いられる。<BR> そこで、本研究では慢性期脳卒中患者を対象とし、足関節背屈機能の代償が期待される転倒予防靴下の有効性をこの場にて検証した。<BR>【方法】<BR> 慢性脳卒中患者7名(年齢62~86歳 男性4名 女性3名 発症期間3.0±1.2年 Stroke Impairment Assessment Set平均52±9点)を対象とした。明らかな高次脳機能障害や足関節拘縮が認められず杖を用いれば監視下にて歩行可能な対象者とし装具は装着していない。<BR> 検査者は対象者の10m最大歩行を自覚的な疲労に応じ1~3回実施し、裸足、市販靴下+ルームシューズ、転倒予防靴下+ルームシューズの3条件で異なった歩行様式から歩行時間と歩数を記録した。<BR> 統計処理として対象者の歩行時間と歩数をFriedman検定および多重比較試験(Bonferroniの不等式)にて統計処理を行い有意水準は5%未満とした。<BR>【説明と同意】<BR> すべての対象者には、慢性期脳卒中患者を対象とした研究と説明した上でヘルシンキ宣言に則り書面にて同意を得ることができている。<BR>【結果】<BR>10m最大歩行は平均値にて裸足22.8±10.4秒、市販靴下+ルームシューズ22.8±9.3秒、転倒予防靴下+ルームシューズ18.7±9.3秒となり、裸足と転倒予防靴下+ルームシューズの間に有意差が認められた(p<0.01)。平均歩数は裸足28±4歩、市販靴下+ルームシューズ28±5歩、転倒予防靴下+ルームシューズ27±5歩となり裸足と転倒予防靴下+ルームシューズの間で有意差が認められた(p<0.01)。<BR>【考察】<BR> 片麻痺患者の歩行特性の一つとして、歩行時の足関節背屈機能の低下が問題とされる。転倒予防靴下は健常成人を対象とした研究において、歩行または段差昇降における高いtoe clearanceを保ち足関節の背屈機能を代償するとされている。<BR> 本研究では3種類の条件が異なった歩行において転倒予防靴下+ルームシューズの組み合わせが最も高い歩行能力を発揮した。歩行時の足関節背屈機能の改善は、床反力の前後成分を変化させ、床反力の制動成分を減少し、立脚初期より後方に位置する身体重心を効率よく前方へ推進させ全体的に歩行時間及び歩数の減少に至ったと考える。しかし、その他の群間検定においては有意差がみられなかったが、持参していただいたルームシューズの素材や形態が異なり、靴着用時に足部より受ける床反力を定量化できなかった事が問題であり今後の検討課題としたい。<BR>【理学療法学研究としての意義】<BR> 転倒予防靴下は脳卒中患者の足関節の機能を代償し歩行能力を改善させるため、リハビリテーションのみならず屋外歩行での積極的な利用が進められると推察される。
出版者
巻号頁・発行日
vol.[6] 鯨船乙丸打直書留 文化四卯年,

1 0 0 0 OA 出水一件

巻号頁・発行日
vol.第106冊, 1000

1 0 0 0 OA 勅語玄義

著者
田中巴之助 著
出版者
師子王文庫
巻号頁・発行日
1905
著者
市川 幸宏 伊沢 亮一 白石 善明 森井 昌克
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.47, no.8, pp.2524-2534, 2006-08-15

コンピュータウイルスによる被害を軽減させるためには,ネットワーク上において早期に検知し,いち早く廃棄する必要がある.コンピュータウイルスを検知するためには,まずそのコンピュータウイルスを解析する必要がある.通常,その解析はアンチウイルスベンダに所属する技術者によって,基本的にそのウイルスコードを1 行1 行解析する手法がとられている.亜種も含めて,大量にコンピュータウイルスが発生する現在,その解析能力は飽和状態にあり,ウイルス解析者を支援するシステムの開発が希求されている.本論文では,既知のコンピュータウイルスだけでなく,未知のコンピュータウイルスを解析することを目的として,ウイルス解析者を支援するシステムを提案している.提案システムは,ウイルスコードを直接解析するのではなく,実行時に動作するメモリ上に展開されたコードを解析し,難読化が施されたコードであっても解析が可能となっている.

1 0 0 0 OA [古暦帖]

巻号頁・発行日
vol.[6], 1669

1 0 0 0 OA 水府志料

著者
小宮山昌秀
出版者
巻号頁・発行日
vol.[5],
著者
鈴木 国之 遠藤 俊行 真崎 俊男 杉山 孝生
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.25, no.20, pp.23-29, 2001-02-23

21世紀を目前に、12月1日からBSデジタル放送が始まりその記念すべき開局の番組として、12月1日、2日、3日、地中海を中心とした古代から現代に至る文明回廊、イタリアのローマ・シチリア島、地中海に面する北アフリカ・チュニジアから、世界でも初めてのハイビジョンによる3日間、3元生中継を行った。

1 0 0 0 OA 清少納言 7巻

著者
清少納言
出版者
沢田庄左衛門
巻号頁・発行日
vol.[4], 1649