著者
若杉 敬
出版者
日本陶磁協会
雑誌
陶説 (ISSN:05639522)
巻号頁・発行日
no.189, pp.11-20, 1968-12
著者
浦野 恵司
出版者
日本陶磁協会
雑誌
陶説 (ISSN:05639522)
巻号頁・発行日
no.518, pp.44-46, 1996-05
著者
鈴木 裕子
出版者
東京考古談話会
雑誌
東京考古 (ISSN:09103783)
巻号頁・発行日
no.30, pp.65-96, 2012
著者
相田二郎 編
出版者
神奈川県郷土研究会
巻号頁・発行日
vol.第1輯, 1944
著者
魏 聰哲
出版者
国際ビジネス研究学会
雑誌
国際ビジネス研究学会年報 (ISSN:13480464)
巻号頁・発行日
no.12, pp.353-366, 2006-09-30

1980年代後半以来、パソコン業界ではM-O型(Modular/Open)アーキテクチャーの設計概念が幅広く採用されるようになり、アセンブリーでの付加価値が最も低くなるというスマイルカーブ現象が生じるようになった。この現象に対処するために、ブランドメーカーではバリューチェーンを見直し、研究開発やマーケティングなど付加価値の高い領域に経営資源をシフトさせて、付加価値の低いアセンブリーをEMS/ODMメーカーに委託するという「選択と集中」がしばしば採られている。しかし、パソコン・メーカーの戦略行動を見ると、このようなポジションニングが必ずしもうまくいくとは限らないようである。本稿では、このような製品技術環境の変化に伴う「選択と集中」の戦略パターンとその展開のメカニズムをコア・コンピタンスの形成・進化に関連付けて検討する。そこで、東芝、デル、エイサーおよびASUSなどパソコンのブランドメーカーを対象にケーススタディーを行った。その結果は、ブランドメーカーの「選択と集中」の戦略行動はスマイルカーブの川上や川下の高付加価値分野へ一方的に収束するのではなく、付加価値の低い川中の組立工程にとどまって、高い製品付加価値を創造しようとする動きもあることが判明した。これは「高付加価値製品への選択と集中」戦略によるものである。スマイルカーブ上でそれぞれの戦略行動が成功に展開できるのは、その背後を支えるコア・コンピタンスの特異性によると考えられる。スマイルカーブ上の高付加価値領域への選択と集中をとる場合、デルやエイサーのように、EMS/ODMメーカーの川中での低コスト組立能力を活用しながら、自社の戦略領域を川上の開発設計や川下のマーケティングに集中し、そこでのコンピタンス形成をすることになる。他方、東芝やASUSのように、高付加価値製品の選択と集中をめざす場合、スマイルカーブとは無関係に、開発から生産、販売までの全てのプロセスで、自社独自のコア・コンピタンスを形成し、それを統合化することになる。パソコン・メーカーの戦略はコア・コンピタンスを川上から川下のどこでどのように形成、それを展開するのかということと密接に関連している。
著者
田浜 康夫
出版者
日本植物病理学会
雑誌
日本植物病理学会報 (ISSN:00319473)
巻号頁・発行日
vol.33, no.3, pp.156-161, 1967-06-30 (Released:2009-02-19)
参考文献数
4
被引用文献数
1

熊本県玉名郡岱明町と菊池市の桑樹萎縮病は圃場観察において外見的にまたその病徴発見過程において顕著な差異のあることはすでに明らかにされているが,これらは環境条件によって左右されるものではなく,その萎縮病における本質的なものと思考された。このことから両者は病原ウイルスの系統の異なるものとみて,前者を玉名系(Tamana severe strain),後者を菊池系(Kikuchi mild strain)とした。
著者
川端康成著
出版者
中央公論社
巻号頁・発行日
1965
著者
菅 寿美 坂井 三郎 豊福 高志 大河内 直彦
出版者
国立研究開発法人海洋研究開発機構
雑誌
JAMSTEC Report of Research and Development (ISSN:18801153)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.23-33, 2013 (Released:2013-11-30)
参考文献数
21
被引用文献数
3

近年,生物石灰化機構を調べる研究において,生物の殻と生育している環境水中の炭酸系とのつながりが注目されるようになり,炭酸系を継続的に分析する必要性が高まってきた.試水中の炭酸系を把握するためには,pHとアルカリ度とを分析するのがもっとも簡便である.これは飼育実験のように採水量がごく少量に限られる試水に適用するにも都合が良い.本報告では,海洋化学の分野で用いられているアルカリ度の一点法をもとに,試水量を1 mLにまで減らした分析手法を提案する.重量測定により量り取り量を補正すると,アルカリ度の繰り返し精度は相対標準偏差で0.1~0.2%となった.重量補正なしでは相対標準偏差で0.1~1.0%となった.参照海水を常に試水間に挟み分析することにより,日々の値の系統誤差は補正できることがわかった.この手法を用いれば,pHメータのみを用いて,微量な試水中の炭酸系を生物石灰化メカニズムの解明に十分な精度で継続的に知ることができる.
著者
中川 隆太郎
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.65, no.12, pp.509-514, 2015-12-01 (Released:2017-04-13)

2000年代半ば以降,欧米を中心として世界的にオープンデータ政策が活発化するなかで,著作権やEUのデータベース権などをめぐり,各国で様々なライセンスデザインの取り組みが重ねられている。本稿では,オープンデータとライセンスデザインというテーマについて,まず前提として,なぜパブリック・ライセンスが基本形となるか説明したうえで,議論の中心となるクリエイティブ・コモンズ・ライセンスやEUのデータベース権について紹介しつつ,従前の状況を敷衍する。そのうえで,CC4.0の登場によりオープンデータとライセンスデザインの問題が新たな局面を迎えていることを指摘し,最後に「CC4.0時代」における今後の展望と課題を論じる。
著者
小田 秀男 横山 正春 植田 和宏 日高 良和
出版者
宇部工業高等専門学校
雑誌
宇部工業高等専門学校研究報告 (ISSN:03864359)
巻号頁・発行日
vol.50, pp.9-12, 2004-03

A Remote controller which can also use a contest was developed. The remote control communicates by infraredrays, and is strong to disturbance. There are two plans as a measure against disturbance in infrared communication. The1st is a measure against hardware and the 2nd is a measure against software. The measure against hardware is improving communication environment. The measure against software is that bad data is disregarded.
著者
上野 雅代 前原 加奈子 吉住 亜紀子 池内 忠宏 真島 宏太 山本 知佳 DennisM. Williams 二神 幸次郎
出版者
一般社団法人日本医療薬学会
雑誌
医療薬学 (ISSN:1346342X)
巻号頁・発行日
vol.34, no.9, pp.882-890, 2008 (Released:2010-02-07)
参考文献数
16
被引用文献数
3

Smoking is a risk factor for pulmonary diseases,cardiovascular diseases and many other morbid conditions but it is difficult to get patients to cease smoking due to the strength of nicotine dependence.As one of our pharmaceutical management and counseling services,we conducted a smoking cessation intervention program for inpatients in which we counseled them on the proper use of nicotine replacement products using a smoking cessation guidebook,and evaluated the usefulness of such counseling.We interviewed 228 patients and from among them enrolled 18 current smokers and 11 people who had stopped smoking during the past 30 days as subjects.The content of the program was evaluated through a questionnaire survey of patients and the success of the counseling by pharmacists was evaluated by smoking cessation status at discharge.Immediately after the program,44.4% of the smokers had ceased smoking and this figure had increased to 83.3% at the time of discharge.All subjects who had stopped smoking during the past 30 days continued to refrain from smoking until discharge.The results of the questionnaire survey showed that the use of a smoking cessation guidebook in the intervention enhanced awareness of the importance of ceasing smoking in 89.7% of the subjects.Though they were frequently made aware of nicotine replacement products,only about 10% had wished to use them.The findings of the questionnaire survey suggest that our smoking cessation intervention program for inpatients involving counseling on the proper use of nicotine replacement products improved patients’awareness of the importance of smoking cessation and reduced the smoking rate.
著者
江野沢 一嘉
出版者
信州豊南短期大学
雑誌
信州豊南短期大学紀要 (ISSN:1346034X)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.A1-A41, 2002-03-01

論争家としてのミルトンの著作は (1) 第1期 (1641-42)、(2) 第2期 (1643-45)、および (3) 第3期 (1649-60) に分けて考察するのが便利であろう。第1期は Of Reformation in England から An Apology for Smectimnuus にいたる一連の「監督制批判」文書である。第2期は The Doctrine and Discipline of Divorce から Colasterion にいたる一連の「離婚論」文書と言論の自由を主張した Areopagitica である。第3期は The Tenure of Kings and Magistrates から The Ready and Easy Way to Establish a Free Commonwealth にいたる「共和制弁護論」である。拙論では、このうち第1期を特徴づけるミルトンの論争術の特質を彼の宗教的信念との関連において考察する。「監督制批判」文書はおおむね古典修辞学でいう「荘重な文体」(grand style) の見本とも言うべきものではあるが、論理的構造は、透明なものから不透明なものまで、さまざまである。その錯綜した文章構造は、ミルトン以後、イギリス散文の主流をなした「平明な文体」(plain style) とは際立った対照をなし、今日の読者には、少なからず抵抗を感じさせるものであろう。立論の根底には、プロテスタント特有の歴史認識と聖書観が認められる。ミルトンは、この時期、王権に寄生して世俗的権力をほしいままにする監督制に対して仮借なき攻撃の矛先を向けたが、王権自体についてはこれを容認していたと思われる。しかし、0f Prelatical Episcopacy に見られる通り、彼が監督制に対抗する教会統治方式として長老制を支持していたことも明らかである。第1期, ミルトンの思考の中で共存していたこの二つの構想が、第2期から第3期にかけて彼の思想が急速に急進化していく過程で廃棄を余儀なくされたのは、皮肉な成り行きであった。
著者
横山 正典 鈴木 啓太 木下 由貴 望月 崇由 山田 智広 櫻井 翔 鳴海 拓志 谷川 智洋 廣瀬 通孝
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:21888760)
巻号頁・発行日
vol.2015-HCI-163, no.4, pp.1-5, 2015-05-07

異なる場所にいる人同士が同じ場所で対話しているかのような体験を実現する技術であるテレプレゼンスの研究が進められている.本稿では,人の非言語メディアを拡張することで F2F では生じ得ない心理効果を伴う遠隔コミュニケーションを実現する “超現実テレプレゼンス” を提案する.超現実テレプレゼンスの具体例として,視線の指向性の制御,Social Touch の心理効果の制御,Proxemics に基づく対面距離の制御を行うテレプレゼンスインタフェースを示し,今後の課題,想定される適用例,今後の展望について述べる.
著者
馬路 徹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp."SS-19"-"SS-22", 2009-09-01
被引用文献数
1

CUDA^<TM> (Compute Unified Device Architecture)はNVIDIAのメニーコアGPGPU(General Purpose Graphic Processor Unit)上で超並列コンピューティングを実現するためのソフトウェア・プラットフォームである。CUDAアーキテクチャのCプログラムは、最小限のスレッド、ブロック分割の記述等を追加することで複雑な並列処理プログラムを高効率でGPGPU上で実行できる。本発表ではGPU(Graphic Processor Unit)アーキテクチャの進化に伴い、いかにGPUが汎用のメニーコア並列プロセッサになったかの経緯、最新のGPGPUのアーキテクチャ及びこれをプログラミングする手法に関して説明を行う。