出版者
吉田治兵衛
巻号頁・発行日
1841

天保12年(1841)に京都の書肆吉田治兵衛が出した、オランダ語からの翻訳書、蘭学書の販売目録。『解体新書』『訳鍵』など約100点が掲載されている。巻末に「右目録の書籍悉く私方に御座候…悉く写本出来申候」とあり、すべて在庫がある、あるいは写本を作成するのでぜひ注文をと呼びかけている。江戸時代の書籍の流通状況を示す資料としても興味深い。(電子展示会「江戸時代の日蘭交流」より)
著者
豊原国周 筆
出版者
植木林之助
巻号頁・発行日
vol.7, 1877
著者
Ezenwa Ike Jacob Ayuba Francis
出版者
日本熱帯農業学会
雑誌
熱帯農業 (ISSN:00215260)
巻号頁・発行日
vol.43, no.4, pp.300-305, 1999-12-01

Enterolobium-ギニアグラス草地の造成時における同伴作物栽培の実用性を調査するため, ナイジェリア南西部のイバダン(北緯7度20分, 東経3度50分, 標高200m)において試験を行った.作付け期間の初期(1997年5月)にEnterolobiumを植栽した後, 4m間隔の並木の間に, 次のような作付け方法で第1/第2シーズンに同伴作物を栽培した.処理1 : 作付無/ギニアグラス及びササゲ(カウピー, Vigna unguiculata(L.)Walp.), 処理2 : トウモロコシ/ギニアグラス及びササゲ, 処理3 : トウモロコシ及びギニアグラス/ギニアグラス, 処理4 : 作付無/作付無.総飼料用収量(トウモロコシ稈及びササゲ残渣, 子実は含まない)は, 処理1及び2でそれぞれ5.35及び5.68tDM/haで最も高く, 処理2では, さらに総穀物収量(トウモロコシ及びササゲ)が1.60t/haで最大であった.処理2及び3では, 同伴作物は, 第2シーズンにはEnterolobiumの成長を有意に抑制した.植栽後36週のEnterolobiumの樹高は, 処理1が最も高く, 次いで4,2,3の順で, それぞれ98.6,94.6,62.6,36.0cmであった.Enterolobium-ギニアグラス草地造成時には, 第1シーズンにはEnterolobiumの単作で, 第2シーズンにギニアグラスとササゲを導入する(処理1)か, 第1シーズンにEnterolobiumとトウモロコシの混作で, 第2シーズンにギニアグラスとササゲを導入する(処理2)作付方法が有利なことが明らかとなった.第1の作付方法ではEnterolobiumの成長が最大に, 一方, 第2の作付方法では総穀物収量が最大となった.

1 0 0 0 OA 綺堂戯曲集

著者
岡本綺堂 著
出版者
春陽堂
巻号頁・発行日
vol.第5巻, 1925
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1143, pp.74-76, 2002-05-27

5月11日、「BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)への感染牛、国内で4頭目を発見」のニュースがマスコミを賑わした。感染牛の発見は、昨年11月以来、約5カ月ぶり。沈静化しかけていた「BSEショック」が、また消費者に広がりつつある。 BSEの恐ろしさは、100%という、発症後の絶望的な致死率にある。同種の病気で、ヒトが発症するクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)も同じだ。
著者
リ シューティン ヤン タン 高島 康裕 村田 洋
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. VLD, VLSI設計技術 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.23, pp.7-12, 2008-05-02

IP再利用等においては,利用するIPの特性を考慮して設計を行う必要がある.特にフロアプランにおいては,近傍の配線の状況の影響を受けやすいIPは障害物として考慮する必要がある.しかし,従来のHPWL方式では,障害物の考慮を評価中に組み込むのは不可能であった.本稿では,ヤンらが[5]において提案した手法を基に,障害物を考慮した最小配線長評価アルゴリズムの改良を検討し,より実用的な近似手法を提案する.実験により,提案手法がHPWL評価手法と比較して,数倍程度の時間で実現できることを確認した.
著者
河上 智也 小林 高嶺 保原 達 春日 純子 松本 真悟 阿江 教治
出版者
日本森林学会
雑誌
日本森林学会大会発表データベース
巻号頁・発行日
vol.127, 2016

近年の研究では、土壌有機物はリグニン単体と比べて滞留時間が長い事が示されており、鉱物とのキレート結合による化学的吸着が土壌有機物を強く隔離していると考えられている。加えて、土壌有機物の分解過程において、微生物由来のアミノ酸などが増加する事から、新たに物質が生成されている事が示唆されている。 そこで我々は、分解過程で微生物により生成された物質が、鉱物の吸着により安定化し、さらに吸着の度合いによってその蓄積量が左右されると考えた。これを検証するため、吸着度合いが異なる土壌について、本来微生物に速やかに消費されると考えられるグルコースを与えた培養実験を120日間行い、土壌の吸着度合いと炭素蓄積量の関係について調べた。 その結果、グルコース濃度は短期間で急激に減少し、最終的には検出されなくなった。しかし、全炭素量をみると、添加したグルコースに対して多いものでは1/3以上の炭素が残っていた。更に、残った炭素量は吸着度合いの大きい土壌ほど高い値を示した。これらの結果から、微生物によりグルコースは別の物質に変化し、鉱物の吸着により安定化、さらに吸着の度合いによって炭素蓄積量は左右されたと考えられる。
著者
山根 隆志 加藤 孝久 丸山 修 西田 正浩 大久保 剛 佐野 岳志 宮本 祐介
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集 : JSME annual meeting
巻号頁・発行日
vol.2003, no.7, pp.79-80, 2003-08-05

A hydrodynamic levitation centrifugal pump is being developed for a long-term implantable artificial heart. The hemocompatibility was investigated with numerical analysis and has been verified with animal blood tests. The hemolytic property was improved by expanding the bearing gap and by adjusting the pressure balance and the antithrombogenicity has been improved by adding deep grooves to the hydrodynamic bearings to increase the flow rate through the bearings.