著者
稲保幸著
出版者
新星出版社
巻号頁・発行日
1996
著者
広田 すみれ
出版者
日本認知科学会
雑誌
認知科学 (ISSN:13417924)
巻号頁・発行日
vol.22, no.3, pp.409-425, 2015-09-01 (Released:2016-03-01)
参考文献数
42

The purpose of this study was to explore the effects of the numeracy and educationallevels on biases in five decision tasks: denominator neglect, risk-format effect in breastcancer screening risk communication, misunderstanding of correlation, framing effect,and conjunction fallacy. An internet survey was conducted with Japanese citizens inmetropolitan areas (n = 960) whose numeracy scores were previously measured by theJapanese version of Lipkus et al.’s (2001) numeracy scale, aged from their 20s to their60s with high and low educational levels. Data were analyzed based on 3 criteria ofnumeracy levels: median split (10), split according to the previous study’s criterion(9), and top-quartile (11) vs. bottom-quartile (7 and under). In the results of analysisby median split, there were no significant differences except the denominator neglect.There existed significant differences in educational levels across the three tasks. In theresults by the other criteria, there were significant differences in the tasks of conjunctionfallacy and framing effect, but those biases were rather stronger in the high-numeracygroup. The influence of the ceiling effect measuring numeracy in Japanese citizenscompared to the previous studies’ participants was discussed, as were the kinds of tasksand the difference of response by numeracy.
著者
谷 敬志 川越 力 松本 世津子 水田 浩之 安井 肇
出版者
日本水産増殖学会
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.235-244, 2015-09-20 (Released:2016-09-20)
参考文献数
32

函館市根崎沿岸において,ガゴメの季節的消長と形態形成について詳細に観察した。その結果,1~7月に発生したガゴメの1年目幼胞子体は10月までゆっくりと生長して約10 cm になり,10月~翌年1月に全てが再生した。再生現象が見られるまでに成熟する胞子体は見られなかった。2年目胞子体は1~7月の期間,著しい生長を示し7月には葉長が 2 m を超える大形体となった。8~10月には腐朽が見られ,約100 cm となるが10~11月に成熟した。標識をつけた2年目胞子体400個体のうち,約40%の胞子体で12月~翌年2月に再生が確認されたがほとんどが4月までに流失し,7月まで生長した胞子体は400個体のうち約2%だけであった。3年目胞子体は8~10月に腐朽したが10~11月には成熟した。その後,12月には全ての胞子体が流失した。
出版者
北海道撮影社
巻号頁・発行日
1971
著者
清家 正
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電氣學會雜誌 (ISSN:00202878)
巻号頁・発行日
vol.51, no.510, pp.33-43, 1931-01-10 (Released:2008-11-20)

交流電機子の捲線ことに端數スロツト捲等に對し,六ケ數條件を用ひずとも方一寸の紙で解決したものである。たゞ捲線實施の條件としてスロツト數が單層捲は「2m」,二層捲は「m」で割れさへすればよい。
著者
Yajima Takeshi Koshiko Masaki Zhang Yaoqing Oguchi Tamio Yu Wen Kato Daichi Kobayashi Yoji Orikasa Yuki Yamamoto Takafumi Uchimoto Yoshiharu Green Mark A Kageyama Hiroshi
出版者
Springer Nature
雑誌
Nature communications (ISSN:20411723)
巻号頁・発行日
vol.7, 2016-12-14
被引用文献数
10

重金属を固体中で選択的に吸収する材料の発見 : 電子機器からの新たな金属回収法などの開発に期待. 京都大学プレスリリース. 2016-12-20.
著者
赤澤 淳子 水上 喜美子 小林 大祐
出版者
仁愛大学
雑誌
仁愛大学研究紀要. 人間学部篇 (ISSN:21853355)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.1-12, 2009-12-30

本研究では,家族成員間の相互作用として家族との直接的かつ質的コミュニケーションを取り上げ,その実態について家族システム論に依拠して検討することを第一の目的とした.また,第二の目的として,個人が認知する家族とのコミュニケーションと,個人の主観的幸福感との関係について検討した.その分析に際しては,家族形態及び地域という視点を導入した.調査対象者は,子世代については,15歳から30歳までの666名であった.母親世代は,35歳から60歳までの645名を,また,祖母世代は,55歳から85歳までの306名を対象とした.分析の結果,子世代および母親世代が認知する家族のコミュニケーション態度については,特に父方祖母や母方祖母のコミュニケーションについて家族形態による差が顕著に見られることが明らかとなった.また,孫世代と祖母世代とのコミュニケーションに関しては地域差が見られ,家族成員間のコミュニケーションにおいて,家族形態や地域差が影響している可能性が示唆された.さらに,個人が認知する家族とのコミュニケーションと,個人の主観的幸福感との関係について検討した結果,親子関係のみならず,祖母-孫,姑-嫁という世代間の,相互作用のあり方が,個人の主観的幸福感に影響している可能性が示唆された.すなわち,日常のコミュニケーションは相互の関係性に影響するだけでなく,個々の精神的な健康度にも影響するものと推測された.
著者
山本 圭三
出版者
摂南大学
雑誌
経営情報研究 : 摂南大学経営情報学部論集 (ISSN:13402617)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.35-51, 2013-09

本稿は、学生たちが抱く仕事に対する基本的な価値観を「職業的価値観」と定義し、それに関わる要因を明らかにするものである。具体的には、職業的価値観を地位志向、自律志向、社会的信頼志向、他者志向という4つからなるものととらえ、それぞれと一般的な価値観との関連や、それぞれを規定する要因について検討した。分析の結果、[1]職業的価値観はより根本的な価値観と深く関わっていること、[2]現在所属している集団での経験や関わりのある人の多さといった現在の生活のあり方によって規定されるものもあれば、家庭内での過去の経験
著者
武部 良明
出版者
早稲田大学語学教育研究所
雑誌
講座日本語教育
巻号頁・発行日
vol.第15分冊, pp.75-93, 1979-06-01