著者
奥野 充 小林 哲夫
出版者
Japan Association for Quaternary Research
雑誌
第四紀研究 (ISSN:04182642)
巻号頁・発行日
vol.33, no.2, pp.113-117, 1994
被引用文献数
1 4 8

種子島には阿多 (Ata), 鬼界葛原 (K-Tz), 姶良Tn(AT)などの後期更新世テフラが分布する. 長岡 (1988) は, K-TzとATの間に種I火山灰, 種II軽石, 種III火山灰を記載している. 筆者らは, 種IIの上位に2枚の火山灰層を認めたので, これらを下位から種III火山灰, 種IV火山灰と呼ぶ. 種Iは橙色の細粒降下火山灰, 種IIは淡黄褐色の降下軽石であり, 両者とも種子島北部に分布する. 種III火山灰と種IV火山灰は, 黄褐色~橙色の細粒降下火山灰で, どちらも種子島全域に分布する. 噴出年代は, K-TzとATとの層位関係から, 種Iと種IIが65ka, 種IIIが45ka, 種IVが35kaと推定される. 斑晶鉱物の組合せ, 斜方輝石(γ)の屈折率および層位から, 種IIは阿多カルデラ周辺に分布する唐山スコリア (Nagaoka, 1988) に対比される.
著者
阿部 純一郎
出版者
The Kantoh Sociological Society
雑誌
年報社会学論集 (ISSN:09194363)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.22, pp.80-91, 2009
被引用文献数
1

This paper explores the concept of "ethnic contact" used by a Japanese sociologist Eizo Koyama (1899–1983) to analyze three types of travel/displacement: immigration, tourism and fieldwork. Since the early 20<sup>th</sup> century, many fieldworkers had begun to authorize their own inter-cultural practices in contrast to other ones by tourists and immigrants, etc. But Koyama claimed that tourism involved the meaning of fieldwork as well as one of leisure activity. Why is it? By reconsidering his claim under the Japanese tourism policy in the 1930–<br>40s, I argue that it reflected the process in which tourists were perceived as agency mediating between different cultures while ethnic contact became an efficient medium for (re-)presenting national self-image. I also argue that his population policy attempted empire building through the media of contact between Japanese immigrants and natives in the colonies.
著者
中村 友昭 長井 隆行 岩橋 直人
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.375, pp.7-12, 2010-01-14

本稿では,ロボットが身体性を利用することで取得する視覚・聴覚・触覚のマルチモーダル情報を用い,総合的に物体のカテゴリ分類を行うことで,物体概念を形成する手法を提案する.ロボットは,複数の情報を利用することにより,今まで画像だけでは分類することができなかった物体であっても分類することができるようになり,より人間の感覚に近い物体概念を形成することが可能である.提案するアルゴリズムはグラフィカルモデルに基づいており,物体のカテゴリゼーションはそのパラメータである条件付確率を推定する学習の問題となる.提案手法は教師なし学習であるため,人間が正解を教えることなくロボットの自律的なカテゴリゼーションが可能である。また,学習結果を利用した未知物体のカテゴリ認識や,カテゴリを通した機能の確率的推定も可能となる.さらに本稿では,マルチモーダルLDAにより形成された概念を基に,単語の意味を接地する手法を提案する.提案手法では,入力されたマルチモーダル情報に対応する単語を確率的に推論することや,単語からその単語が指す概念を推定すること,さらに単語とモダリティとの結びつきを求めることが可能となる.本論文では,提案するアルゴリズムを実際のロボットに実装することで,提案手法の有効性を示す.
著者
ITO GEN ICHIKAWA AKIHIKO
出版者
北海道大学
雑誌
Insecta matsumurana. Series entomology. New series : journal of the Faculty of Agriculture Hokkaido University (ISSN:00201804)
巻号頁・発行日
vol.60, pp.55-65, 2003-12

Original label data associated with all extant known types of 28 Orthoptera species described by Shonen Matsumura are recorded. All the specimens examined are preserved in the Laboratory of Systematic Entomology, Faculty of Agriculture, Hokkaido University, Sapporo, Japan (SEHU) except four syntypes of four species preserved in the Department of Plant Pathology and Entomology, National Taiwan University, Taipei, Taiwan (ENTU). Xiphidium sasakiri Matsumura, 1904 and X. dimidiatum Matsumura et Shiraki, 1908 are synonymized with Conocephalus japonica (Redtenbacher, 1891) and C. maculatus (Le Guillou, 1841), respectively. Phaneroptera grandis Matsumura et Shiraki, 1908 is transferred to Elimaea. Conocephalus luteus Matsumura et Shiraki, 1908, recognized in Ruspolia by Baily (1975) is transferred to Palaeoagraecia.
著者
Taylor E.S.
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會誌 (ISSN:00214728)
巻号頁・発行日
vol.58, no.440, pp.648-651, 1955-09-05

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1901年11月10日, 1901-11-10

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1901年11月09日, 1901-11-09
出版者
講談社
雑誌
週刊現代
巻号頁・発行日
vol.46, no.23, pp.28-31, 2004-06-12
出版者
講談社
雑誌
週刊現代
巻号頁・発行日
vol.46, no.24, pp.28-32, 2004-06-19
著者
角替 茂二
出版者
静岡県茶業会議所
雑誌
(ISSN:02886456)
巻号頁・発行日
vol.64, no.3, pp.48-54, 2011-03
著者
吉永 明弘
出版者
千葉大学
雑誌
千葉大学社会文化科学研究 (ISSN:13428403)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.139-145, 2003-02-01

本稿の主題は、環境問題を、人間の「経験」を媒介にして考えることである。そのために、まず最初に、本稿における「環境」の範域を、人間が実感をもって経験できる「ローカル」な範域にしぼりこむ。次に、これまでの環境思想の中から、ローカルな環境について論じたものとして、「バイオリージョナリズム」という思想を取りあげ、その意義と問題点を明らかにする。そして、その間題点を乗り越えるために、「人間主義的地理学」と呼ばれる一連の論考にそって、人間の経験を媒介とした環境論を展開していく。
著者
大和 昌平
出版者
東京基督教大学
雑誌
キリストと世界 : 東京基督教大学紀要 (ISSN:09169881)
巻号頁・発行日
no.24, pp.109-139, 2014-03

日本におけるキリスト教と仏教の出会いは、16 世紀半ばのフランシスコ・ザビエル来日に遡る。本稿は、イエズス会宣教師の書簡を主な資料としての、キリシタン時代最初期におけるキリスト教と仏教の対論についての考察である。