著者
瀬戸 貴司 千場 博 瀬戸 眞由美 西田 有紀 深井 祐治
出版者
特定非営利活動法人 日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.39, no.3, pp.303-308, 1999-06-20 (Released:2011-08-10)
参考文献数
12

初診時に癌性胸水を伴った非小細胞癌70例の予後因子をretrospectiveに検討した.対象症例は同期間に当センターにて診断された非小細胞肺癌634例中の11%で, 9例は胸水細胞診陰性で, フレキシブル気管支内視鏡を用いた局所麻酔下胸腔鏡下胸膜生検にて診断された.89%の症例が腺癌で, 右側胸水貯留例が多かった.単変量解析では, 縦隔リンパ節転移例, performance status不良例, 胸水蛋白低値, 一日胸水排液量が200m1/day以上の症例の予後が不良であった.治療前因子の多変量解析では, 胸水蛋白量と縦隔リンパ節転移の有無が予後因子として残り, さらに, 胸腔内化学療法と全身抗癌化学療法を治療前因子とともに多変量解析を行った結果, 胸腔内化学療法, 全身抗癌化学療法ともに予後因子で, 施行群の予後が良好であった.今後, 比較試験で, 治療の有効性や有効な治療薬を検討していく必要があるが, 予後に影響を与える因子を十分検討する必要がある.

1 0 0 0 OA 高遠大弐集

著者
藤原高遠 [著]
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
1911
著者
久木 幸男
出版者
佛教大学
雑誌
教育学部論集 (ISSN:09163875)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.1-20, 1991-12-15
著者
松永 拓也 柴田 和也 室谷 浩平 越塚 誠一
出版者
日本計算工学会
雑誌
日本計算工学会論文集 (ISSN:13478826)
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.20160002-20160002, 2016-01-29 (Released:2016-01-29)
参考文献数
23

本研究では, MPS法による2次元流体シミュレーションのためのミラー粒子境界表現の開発および検証を行った. 本提案手法は, 固体壁境界を取り扱うための手法である. 境界形状は線分の集合として表される. 従って, ポリゴンモデルを用いる固体壁境界表現同様に境界要素自身は厚みをもたない. 従来のミラー粒子境界表現と比較して, ミラー粒子のミラー粒子を考慮すること, 視線判定を導入することが主な特徴として挙げられる. 本手法におけるミラー粒子は, 従来手法同様に, 境界を軸とした流体粒子の鏡映を作成するという考え方に基づいている. 複数の接続された線分で表される境界形状を線要素と点要素に分割し, 点要素に関しては凹形状と凸形状を区別する. また, 視線の概念を導入し, 境界要素, 流体粒子, ミラー粒子の間の視線が通る条件を定義した. 境界要素から流体粒子への視線が通るとき, ミラー粒子を生成する. 更に, 生成したミラー粒子への視線が通る線要素がある場合, そのミラー粒子に対する新たなミラー粒子を生成する. 以上のミラー粒子生成アルゴリズムを適用することで, 境界近傍の外部領域に抜け目なくミラー粒子を配置することができるが, ミラー粒子が過剰に存在する領域が発生してしまう. そこで, 近傍粒子計算に視線判定を導入する. 具体的には, 影響半径未満の距離に存在し, かつ, 着目流体粒子からの視線が通る流体粒子およびミラー粒子のみを近傍粒子として採用する. 視線判定は近傍流体粒子を吟味するためにも利用されており, 境界を跨ぐ流体粒子間の接続を切断できるため, 影響半径未満の厚みをもつ固体相を含む問題の計算が可能となる. 基礎検証として3つの問題の計算を行った. 単純形状における静水圧問題を本ミラー粒子境界表現を用いたMPS法によって計算し, 壁粒子を用いた固体壁境界表現に用いた場合と比較を行った. 定常状態における圧力分布を比較したところ, およそ定量的な一致が見られ, 単純形状における固体壁境界条件が妥当に評価されていることを確認した. 続いて, 凹形状を有する固体壁面に対する水柱衝突の計算を実施した. 粒子の境界貫通が起こりやすい問題であったが, そのような現象は確認されず安定に計算が実行できた. 定常状態における静水圧分布を計算したところ, 鋭角な凹面内部には少数の流体粒子しか存在しないにもかかわらず, 圧力分布を妥当に評価することができたことから, ミラー粒子のミラー粒子を使用することの有効性が示された. 更に, バッフル付き円筒回転体内の流れの計算を行った. 円筒形状は離散的な線分によって表現を行ったが,線分の接続部の影響による目立った不自然な数値挙動は見られず, 安定に計算を実施することができた. このことから, 本研究にて採用している視野の定義および視線判定に基づく近傍粒子選択が妥当であることが確認できた.

1 0 0 0 OA 街路樹 : 歌集

著者
西村陽吉 著
出版者
東雲堂
巻号頁・発行日
1919
著者
渡辺欽城 編
出版者
武陽新報社
巻号頁・発行日
1921
著者
鈴木 加余子 松永 佳世子 上田 宏
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.130-135, 1999 (Released:2010-08-25)
参考文献数
14
被引用文献数
2 2

アトピー性皮膚炎 (AD) 患者皮膚への洗濯用合成洗剤の刺激性を検討するために, AD患者10例を対象に, 主な界面活性剤成分であるアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム (LAS) の衣類残留濃度を測定した。その結果をふまえて, 別のAD患者20例にLASをパッチテストした結果, LAS1000ppmにわずかな紅斑を認めたのは1例であり, 洗濯施行後の衣類に残留している濃度でのLASのAD患者皮膚への刺激性は低いと推測した。一方, 最初の残留濃度測定試験で1300ppmであった患者がすすぎ方法を変更したところ, その濃度が53ppmに低下したことから, 洗濯施行時のすすぎ方法は洗剤の残留濃度を低くする点において重要と考えた。