著者
馬 建鋒
出版者
岡山大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2003

1.ケイ酸の導管へのローディングは非常に速い過程で行われ、また一種のトランスポーターを介していることを明らかにした。^<29>Si-NMRを用いて導管液中のケイ酸の形態を同定したところ、単分子のケイ酸と同じケミカルシフトを与え,ケイ素が単分子のケイ酸の形態で輸送されていることを明らかにした。2.単離したケイ酸吸収欠損突然変異体(lsi1)を用いて、イネのケイ酸吸収に関与する遺伝子のポジショナルクローニングを行った。変異体とインド型イネ品種カサラスとの交配で得たF_2集団を用いて、SSRマーカーやCAPSマーカーで遺伝子型を調べた結果、原因遺伝子は2番染色体に座乗していることが明らかとなった。野生型と変異体の塩基配列を比較した結果、変異は一塩基置換に起因することがわかった。この遺伝子は3609bp塩基で、298個のアミノ酸からなっている。この遺伝子は主に根に構成的に発現していることがわかった。またケイ酸が十分ある条件と比べ、ケイ酸がない場合はLsi1の発現量が4倍増加した。Lsi1によってコードされたタンパク質の局在性を調べるために、Lsi1のプロモーター及びLsi1遺伝子とGFPを連結させたコンストラクトを作成し、組み換えイネを作出した。その結果、Lsi1タンパク質は主に主根と側根に存在し、根毛にないことを明らかにした。3.新たなケイ酸吸収欠損突然変異体の選抜を試みた。メチルニトロソウレアで変異処理した台中65のM_3種子を用いて、ケイ素の同属元素であるゲルマニウムに対する耐性を指標し、変異体の選抜を行った結果、ゲルマニウムに対して、強い耐性を示す変異体(lsi2)を得た。この変異体によるケイ酸吸収特性を野生型(WT,台中65)と比較して調べた。短期(12時間まで)及び長期(50日間)のケイ酸吸収実験では、変異体によるケイ酸の吸収は、WTよりはるかに低かったが、他の養分(KとP)の吸収においては差が認められなかった。この原因遺伝子をマッピングした結果、染色体3番に座乗していることを明らかにした。

1 0 0 0 OA 日蓮正宗綱要

著者
堀慈琳 著
出版者
雪山書房
巻号頁・発行日
1922
著者
賀川 経夫
出版者
大分大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

本研究では、画像などの非構造データを含むビッグデータの解析において、視覚化だけでなくVR技術を応用した没入型のインタフェースの構築に関する検討を行った。音を用いた医用画像診断支援ツールについて、学生と放射線科医に利用してもらい、その効果を検証するとともに、没入型インタフェースに関する考察を行った。その結果、モダリティ間の連携に検討の余地はあるものの、没入型インタフェースの有効性に関する示唆を得ることができた。
著者
西野 浩明 吉田 和幸 池部 実 賀川 経夫
出版者
大分大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01

3Dプリンタ等のものづくり機器の普及により,一般利用者が実物の試作を独力で行える環境が整ってきた。この技術の進展には,少品種大量生産を想定した従来型のものづくりから,個人の特徴や感性を反映した個性的なものづくりを支援する,新たなデザインおよび演出手法の開発が必要である。本課題では,利用者の感性や嗜好に基づいて既存の3Dデータの形状や質感を個性化し,地域の環境情報を造形過程に組込む新たなものづくり技術を開発する。さらに,触感や香りなどの多感覚情報を融合しながら,デジタル情報を可視化・演出する要素技術を実装するとともに,実用的な分野のシステム開発と評価をとおして,開発した技術の有効性を検証する。
著者
佐野 和史
出版者
神道学会
雑誌
神道学 (ISSN:05830680)
巻号頁・発行日
no.129, pp.p35-58, 1986-05

1 0 0 0 PTA音頭

著者
時雨 音羽[作詞]
出版者
ビクター
巻号頁・発行日
1956-06
著者
稲橋 正明
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本醸造協会誌 (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.96, no.10, pp.679-687, 2001-10-15 (Released:2011-09-20)
参考文献数
16
被引用文献数
1 2

最近, 吟醸酒用の酵母として, カプロン酸エチルあるいは酢酸イソアミルといった香気成分を高生産する清酒酵母が多数育種され実用化されているが, 筆者らがここ数年かけて育種した「きょうかい1701号」は, 副題に掲げるような吟醸香にとって理想的な実用株である。ここでは, 育種の経緯から実際に使用する場合の要点などについて解説していただいた。
著者
笠原 秀夫
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.68, no.9, pp.659-661, 1973-09-15 (Released:2011-11-04)

きょうかい清酒酵母の生立ち, 特長, 使い方について簡明にまとめている。また種菌の保存, 種菌からスタートしてアンプル詰めにするまで, その後の検査を含めて酵母製造の道程は長く純粋培養の責務の重いことが窺われる。開発の問題では酒質に個性のある優良酵母の探究がとりあげられている。
著者
斎藤 久一
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本醸造協会誌 (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.91, no.9, pp.616-618, 1996-09-15 (Released:2011-09-20)
被引用文献数
2

以前から開発され, 実用化されていたいわゆる「秋田流・花酵母」を全国各地の製造場から, ぜひ使用したいという希望が高まってきた。そこで, 秋田県のご好意により平成8年度から《きょうかい酵母》として全国配布することとなった。本稿では, 吟醸酒製造の基本的考え方から各工程での要点等を中心に解説いただいた。
著者
小野 玄記
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本醸造協会誌 (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.94, no.10, pp.797-803, 1999-10-15 (Released:2011-09-20)

平成7酒造年度から全国発売されている14号酵母 (金沢酵母) は, 全国各地の蔵元で幅広く愛用され, 上々の評判を得ている。最近, 省力化などの労働問題から, 泡なしタイプの金沢酵母を要望する声が上がってきた。既に, 金沢局の鑑定官室と北陸酒造技術研究会酵母部会が中心となり, 泡なし酵母の分離が行なわれ, 管内製造場で, 3酒造年度に渡り試験醸造が行なわれた。従来の金沢酵母と遜色がない良好な結果を得たので, 本年度より全国に配布されるはこびとなった。本稿は新しく本酵母を使用されるメーカーのため, その特徴と仕込み上の留意点, 製成酒の酒質などについて解説していただいた。
著者
原 昌道
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.80, no.9, pp.601-602, 1985-09-15 (Released:2011-11-04)
参考文献数
3
被引用文献数
1 2
著者
西田 豊明 河原 達也 黒橋 禎夫 中野 有紀子 角 康之 大本 義正 黄 宏軒
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(S)
巻号頁・発行日
2007

本研究の目的は,高度な会話エージェントシステム開発のためのさまざまなチャレンジが円滑にできるようにするための研究基盤と方法論を確立することである.研究成果は,会話エージェントシステム構築用プラットフォーム,コンポーネント技術,没入型WOZを用いた会話エージェントシステム開発環境,会話コーパスに基づく会話行動モデル開発方法論の開発,コンテンツ制作支援システム,評価手法の8項目から構成される包括的なものである。
著者
小野 文一郎
出版者
公益財団法人 日本醸造協会・日本醸造学会
雑誌
日本醸造協会誌 (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.104, no.2, pp.90-97, 2009 (Released:2016-01-18)
参考文献数
24

酵母におけるアミノ酸代謝のうち,特に含硫アミノ酸の生合成は,細胞増殖をはじめ醸造においては好気成分等の生産に深く関連している。近年の研究でその生合成の制御には,多様な要因が関連していることがわかってきた。これらの含硫アミノ酸代謝に関与する遺伝子の発現制御メカニズムに関する研究は,醸造酵母における硫黄代謝の制御,さらには実用株の育種にとって重要な基礎的知識をもたらすことが期待される。ここでは,著者の長年にわたる研究成果を中心に,出芽酵母の含硫アミノ酸合成について最近の成果も含め解説していただいた。