著者
根本 忠明
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2011年秋季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.22, 2011 (Released:2011-12-01)

世界のAV界のトップに君臨してきたソニーが、パソコン・メーカーのアップルにその座を奪われてしまった。この逆転は、20世紀から21世紀への大きな転換期において、両社のもの作りのパラダイムシフトの成否にあるといってよい。簡単に言えば、「良いものを安く」、「プロシューマーを見方にする」、「ウェブ2.0を利用する」の3点である。 本研究は、もの作りのパラダイムシフトを不可避とした経済的・技術的環境の革新を整理し、この革新への両社の具体的な対応を比較検証することによって、両社の明暗を分けた理由を明らかにしようとするものである。
著者
市川 真未 Mami ICHIKAWA
出版者
創価大学日本語日本文学会
雑誌
日本語日本文学 = Studies in Japanese Language and Japanese Literature (ISSN:09171762)
巻号頁・発行日
no.29, pp.59-67, 2019-03-18

本稿ではTwitter、ブログ、ドラマなどからマウンティングと意図された、またはそう捉えられた発話を取り上げ、その特徴をLeech(1983) のPoliteness principleを用いて考察した。その結果、自身の優位性を示すことに重点を置いた明示的なマウンティングから、見せかけのポライトネスを見せつつ暗示的に攻撃するものまで幅広く存在することが分かった。また、参与者B にとってデリケートな話題であると知りながらあえてその話題に触れる、ポライトな言語行動が期待されている場面で最大限に賞賛を行わない、感謝表明の代わりに不満表明をする、賞賛発話の中で否定語彙を使用するなどの特徴も見られた。

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1928年10月11日, 1928-10-11
著者
東江楼主人 編
出版者
東江楼
巻号頁・発行日
vol.初編 上, 1872
著者
松井 敦典 南 隆尚 野村 照夫
出版者
日本水泳・水中運動学会
雑誌
水泳水中運動科学 (ISSN:18806937)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.8-15, 2016 (Released:2017-02-01)
参考文献数
47
被引用文献数
3

In the 1950s, there were miserable water accidents that many children had drowned in Japan. As measures to such accidents, the Japanese government promoted swimming education and made swimming a compulsory subject in the elementary and ju-nior high school. Because many of the victims were a clothing state, some swimming leaders and researchers started studies on the swimming with clothes on in 1980s.  In the swimming with clothes on, there are two major purposes. One is to train basic swimming abilities not to be drowned, available even in the clothing state. Another is to acquire survival abilities to stay floating safely until a rescue.  According to the history of swimming education in Japan and the actual situation of the instruction about water safety in the world, clothed swimming is a part of the method to obtain water safety and should be planned in conjunction with developing individual abilities not to be drowned, which are included in the basic and fundamental swimming skills.
著者
森田 智美 宮崎 純弥
出版者
公益社団法人 埼玉県理学療法士会
雑誌
理学療法 - 臨床・研究・教育 (ISSN:1880893X)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.23-26, 2012 (Released:2012-03-23)
参考文献数
5
被引用文献数
1

足関節背屈制限を有する者では立ち上がり動作が困難となることが報告されているが,具体的にどの程度の制限が動作を阻害するのかは明らかとなっていない。そこで,立ち上がり動作を容易に行うために必要な背屈可動域を検討するために,金属支柱付き短下肢装具を用いて4種類の足関節背屈可動域(15°,10°,5°,0°)を設定し,各条件下での立ち上がり動作と通常の立ち上がり動作を比較したところ,前方分力・垂直分力のピーク値および離殿時の股関節屈曲角度(体幹―大腿のなす角)に変化が現れた。背屈可動域5°の条件では前方分力の増加と股関節屈曲角度の減少を認め,動作遂行に困難感が伴った。背屈可動域0°の条件では,前方分力・垂直分力の増加と股関節屈曲角度の減少を認め,動作遂行に困難感が伴った。前方分力・垂直分力のピーク値および離殿時の股関節屈曲角度は立ち上がり動作遂行の困難感を示す指標となり得ることが示唆され,動作を容易に行うために必要な足関節背屈可動域は10°以上であることが示唆された。
著者
祖田 亮次
出版者
北海道地理学会
雑誌
地理学論集 (ISSN:18822118)
巻号頁・発行日
vol.90, no.2, pp.16-31, 2015-12-24 (Released:2016-01-29)
参考文献数
140
被引用文献数
3 1

本稿は,英語圏の地理学,とくに人文地理学における近年の災害研究の動向を概観するものである。具体的には,2000年以降の英語圏における主要な地理学系雑誌から災害に関係する論文を抽出・吟味し,地理学とその周辺で行われてきた災害研究に関わる議論を振り返りながら,今後の災害研究の方向性について展望する。過去十数年の災害研究を概観してみると,災害研究という領域が比較的新しいものであり,そこで議論される内容も多岐にわたって混沌とした状況である一方,その研究の動向は,空間論としての災害研究,人間-環境関係論としての災害研究,および学際性と社会性を意識する災害研究という,いくつかの主要な関心が存在することが分かる。いずれも,地理学という学問分野の本質に関わる議論であり,新領域でありながら,地理学的研究の原点に立ち返る契機を含んでいる。ただ,現状では,各地の個別の災害に対する現場レベルの具体的分析が先行し,また社会貢献を意識した実践研究の優先度が高くなっているため,災害研究の抽象化や理論化という方向性は,十分に深化しているとは言えない。災害の基礎研究や理論研究の進展が,より本質的な意味で防災や減災,復興などに貢献しうるような仕組みを構築することも,災害研究の重要な学問的・社会的責務であると思われる。

5 0 0 0 OA 聖武記

著者
魏源 著
出版者
生活社
巻号頁・発行日
1943
著者
倉田 稔
出版者
小樽商科大学
雑誌
商學討究 (ISSN:04748638)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.1-20, 1998-07-31

論説