著者
平塚篤 編
出版者
春秋社
巻号頁・発行日
vol.続, 1930

1 0 0 0 OA 価値の哲学

著者
オストウアルド 著
出版者
大日本文明協会
巻号頁・発行日
1914
著者
水垣 桂子
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.99, no.9, pp.721-737, 1993-09-15
被引用文献数
3 6
著者
鑓水 兼貴
出版者
国立国語研究所
雑誌
国立国語研究所論集 (ISSN:2186134X)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.197-222, 2014-11

「首都圏の言語」を考えるうえで,関連する概念や用語は多くあるが,類似したものが多く複雑である。そのため本論文では用語整理は志向せず,考察に必要な観点を中心にまとめた。1980年代以降,伝統方言形が衰退し,新しい方言形が注目されるようになると,単純な共通語化モデルから,修正モデルが提唱されるようになった。研究背景として社会言語学の概念の導入や,社会における人口構造の変化などが影響している。東京における言語現象を考える場合,かつての「江戸」である「東京」の中心地域は非常に狭い範囲である。従来の山の手・下町と呼ばれる地域も,隣接地域に拡大している。そのため「東京」よりも「首都圏」と考えるのが適当である。言語的特徴についても東京とその隣接地域は連続的である。移住者の多い首都圏では,人口構成上,伝統方言が継承されにくい。こうした「首都圏の言語」を理解するための観点として,「標準語・共通語」「公的・私的」「方言・俗語」「意識・無意識」「理解・使用」の5つがあげられる。これらの観点をふまえ,新しい方言形を説明する術語として提唱された「新方言」と「ネオ方言」の考えを,「首都圏の言語」に適用することにより,より深く考察することが可能になる。
著者
早野 慎吾
出版者
中部言語学会
雑誌
Ars Linguistica (ISSN:09199586)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.89-98, 2005-11-30

1 0 0 0 OA 松陰先生遺著

著者
吉田庫三 編
出版者
民友社
巻号頁・発行日
vol.第1巻, 1909
著者
小林 三智子 岡田 幸雄 戸田 一雄
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集 平成17年度日本調理科学会大会
巻号頁・発行日
pp.16, 2005 (Released:2005-09-13)

【目的】利尿剤として用いられるアミロライドには、塩味抑制効果があることがマウス1)やハムスター2)では確認されている。しかし、ヒトにおいてもアミロライドに塩味抑制効果があるかは明らかにされていない。本研究では、アミロライドの塩味味覚感受性の影響について検討した。【方法】19歳から21歳の健康な非喫煙者の女性をパネルとし、測定の際には口腔内に口内炎やう歯による痛みのないこと、食後1時間以上経過していることを確認した。味覚感受性の測定には、上昇系列の全口腔法を用いた。塩味のコントロール溶液にはNaClを用い、Na+とCl-の影響を調べるために対象としてCH3COONaとLiClの検討を行なった。あわせて、5基本味の他の4味スクロース、DL-酒石酸、硫酸キニーネ及びグルタミン酸ナトリウムについても同様にアミロライドの効果を検討した。【結果】全口腔法上昇系列で求めた塩味NaClの認知閾値は、1.25mMであった。事前にアミロライドを味わった後の認知閾値は2.5mMとなり、アミロライドによる塩味抑制効果が認められた。それに対して、他の4つの基本味では、甘味・苦味・うま味ではアミロライドの抑制効果が認められなかったが、酸味には抑制効果が認められた。アミロライド処理は、ヒトにおいて、塩味と酸味の応答はともに抑制されることが認められた。1)Miyamoto,T.,Miyazaki,T.,Okada,Y.and Sato,T.:J.Neurosci.Methods,64,245-252,19962)Gilbertson,T.A.,Roper,S.D.andKinnamon,S.C.:Nesron,10,931-942,1993

1 0 0 0 OA 錦繍枕 5巻

著者
伊藤伊兵衛
出版者
松会三四郎
巻号頁・発行日
1692

1 0 0 0 OA [地錦抄 20巻]

著者
伊藤伊兵衞 撰
出版者
須原屋茂兵衞
巻号頁・発行日
1000

江戸・染井の植木屋伊藤伊兵衛三之丞・政武父子が執筆した『地錦抄』(じきんしょう:「ちきんしょう」は誤り)シリーズは、1.『花壇地錦抄』(三之丞著、5冊、1695年刊)、2.『増補地錦抄』(政武著、8冊、1710年刊)、3.『広益地錦抄』(政武著、8冊、1719年刊)、4.『地錦抄附録』(政武著、4冊、1733年刊)の4点が順次刊行された。1.には図が無いが、2.以下は図がある(上手とはいえない)。本資料はその2.~4.を揃い本として、おそらく享保18年(1733)に、一括刊行したもの。2.は1.の図が無い欠点を補って図を入れ、同時に種類も追加、また「歌仙楓」と称してカエデ36品を挙げた。3.は歌仙楓を36品追加するとともに、薬草類を多数掲載したのが特徴。4.は歌仙楓を28品追加して総計100品とするとともに、正保以降享保年間までに「渡り来る」花木・草花を挙げた。これは植物渡来年譜の嚆矢である。もっとも、日本への渡来年というより、江戸に入った年代と受け取る方が妥当らしい。政武は歌仙楓100品は一まとめにして、『百楓集』(歌仙百紅葉集)の題を付し、元文2年(1737)に出版した。当館には、刊本切抜きと転写を組み合わせた『百人一首紅葉集』(W373-N29)と、延享2年(1745)の転写本『百楓葉形之図』(840-43)がある。(磯野直秀)
著者
遊佐 真一 森島 洋太郎
出版者
公益社団法人 日本油化学会
雑誌
オレオサイエンス (ISSN:13458949)
巻号頁・発行日
vol.5, no.7, pp.335-341, 2005-07-01 (Released:2013-06-01)
参考文献数
22
被引用文献数
1 1

両親媒性高分子電解質は水中で, 疎水基問の会合により多様な組織体を形成する。形成される組織体の構造は疎水基と親水基の化学構造, 両者の組成比と配列, 高分子主鎖との結合様式など, 高分子の化学構造に大きく依存する。このような両親媒性高分子電解質により形成される凝集組織体のレオロジー的な性質は, 凝集体の構造, 形態, 大きさなどによって決まり, これらは疎水基の会合が同-ポリマー内で起こるか, ポリマー問で起こるか, あるいはその両者が同時に起こるかにより大きく異なる。また近年, 両親媒性高分子電解質の分子設計により, 水中で形成される凝集組織体に刺激応答性を付与することが可能になった。たとえば, pH変化をトリガーとする高分子ミセルの形成や解離を制御できるブロック共重合体などが知られている。