著者
小野 重亮
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會誌 (ISSN:00214728)
巻号頁・発行日
vol.102, no.970, pp.556-557, 1999-09-05
著者
岩田 豊子
出版者
佐伯史談会
雑誌
佐伯史談
巻号頁・発行日
no.144, pp.60-62, 1987-03
著者
林 裕子
出版者
大正大学
雑誌
大正史学
巻号頁・発行日
vol.19, pp.18-21, 1989-03-25

1 0 0 0 OA 振袖「華焔」

著者
中村 光哉
出版者
文星芸術大学
雑誌
文星紀要
巻号頁・発行日
vol.8, 1996
著者
広瀬 健夫
出版者
信州大学人文学部
雑誌
人文科学論集 (ISSN:02880555)
巻号頁・発行日
no.17, pp.p149-167, 1983-03
著者
広瀬 健夫
出版者
信州大学人文学部
雑誌
人文科学論集 (ISSN:02880555)
巻号頁・発行日
no.15, pp.p147-160, 1981-03
著者
佐藤 邦彦 太田 昇 庄司 次男
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.37, no.12, pp.533-537, 1955-12-25

MH-30の葉面撒布はスギ苗の秋伸び抑制にきわめて有効であり, 0.12%の濃度では根切りによると同じ程度の効果があり, とくに根切りとの併用はきわめて効果が大きかつた。MH-30によつて成長抑制を行つた苗は初霜の被害がきわめて少なく, 根切り区よりもまさつた。塩素酸カリ溶液による耐寒性の検定結果は, 圃場における結果と一致しなかつた。Botrytis cinereaとSclerotinia Kitajimanaの接種試験結果は, 霜害の発生とほぼ同じ傾向を示し, 処理苗はいちじるしく罹病が少なかつた。処理苗の圃場における越冬中の灰色黴病の発生についてもMH-30の処理はきわめて防除効果があり, とくに根切りとの併用区がいちじるしく, また根切りも効果が大きかつた。MH-30はB. cinerea, S. KitajimanaおよびRhizoctonia solaniの菌糸の発育とB. cinereaの胞子の発芽を阻害する。MH-30の処理苗は翌春成長開始期になると, 一且苗の先端が枯れて新に不定芽を生じて成長を開始する。しかし枯損率には有意差が認められない。
出版者
Tokyo Geographical Society
雑誌
地学雑誌 (ISSN:0022135X)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.43-44, 1892
著者
河村 正二
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.5, pp.325-336, 2012-05-01 (Released:2013-05-01)
参考文献数
112
被引用文献数
1

ヒトの網膜には色覚,すなわち色を感じるために赤,緑,青に対応した3種類の視覚センサー=視覚オプシンが存在する.脊椎動物の中で魚類と霊長類は色覚が多様性に富む点で特異である.たとえば新世界ザルはオプシン遺伝子のアレル多型によって2色型と3色型からなる高度な色覚多型を示す.この多型は強い自然選択圧により維持されているが,2色型と3色型のどちらか一方が有利とは必ずしもいえない.ここでは,魚類と霊長類の視覚センサー遺伝子の適応と進化の経緯を検討する中で,色覚の多様性の意味を考える.
著者
石田 定夫
出版者
明治大学政経資料センター
雑誌
資料センターニュース
巻号頁・発行日
vol.49, pp.11-13, 1990-12-07

四ツ谷聖イギナチオ協会で柳田先生とお別れしてから、1年の月日が過ぎた。研究棟の廊下や7号館講師控室で、「ヤア!」と声をかけられた先生のお元気な姿に接したのも、つい昨日のことのように思われる。人間の生命のはかなさをつくづくと思い、悲しさがこみあげてくる。私が経済学部に奉職した1977年4月当時、柳田先生は若手の助教授であられたと思う、先生とは授業の時間帯も異なり、教授会の常席も離れていたので、はじめの間は先生とほとんどお話をする機会もなかった。柳田先生と親しくなったのは、半年ほど経過した入試政経グループの会合においてであった。夏休みも終盤になった同年9月中旬、場所は7号会議室の問題作成において、働き盛りの先生は大きな地声で先生方の問題案を手際よく調整しておられた。
著者
REMIJN Gerard Bastiaan 上田 和夫 豊岡 哲郎
出版者
九州大学大学院芸術工学研究院紀要『芸術工学研究』編集委員会
雑誌
芸術工学研究 : 九州大学大学院芸術工学研究院紀要 (ISSN:13490915)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.65-70, 2011

標準的な英語において, 名詞の複数形は/s/や/z/といった語音で表現される。これらは通常, 強勢が置かれず, 雑音のような音の性質を持っている。このことにより, (雑音の多い)学習環境においては, 複数形語尾の知覚が困難になる可能性がある。特に, 第二言語として英語を学習する場合, かつ, 学習者の母語では名詞の複数形語尾変化があまり行われない場合には, このことが顕著となる可能性がある。しかし, 英語の複数形を表す語音の知覚については, これまでにあまり研究が行われていない。そこで, 若年成人の日本語母語話者に, 英語複数形の/s/および/z/を聞き取らせ, 書き取らせる研究を実施した。その結果, 書き取られた単語全体のおよそ12%で複数形の/s/または/z/が書き取られていなかった。また, 無性の/s/は, 有声の/z/よりも, 有意に欠落することが多かった。この結果をより確かなものにするためには, 今後, 信号(/s/および/z/)の強調, および/または(背景)雑音レベルの系統的な操作を行う研究が必要である。
著者
竹内 晋平
出版者
佛教大学
雑誌
教育学部論集 (ISSN:09163875)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.9-17, 2012-03-01

本邦で行われた調査によると、スポーツや音楽と比較して成人の日常生活に美術の存在が希薄となる傾向を読み取ることができる。この結果は、社会に対する美術科教育の意義を考えさせられるものであると言える。本研究は、美術科教育において生涯美術の素地として育てておくべきファクターについて検討するとともに、授業実践を通して児童が体得できた感覚を明らかにすることを目的としている。 現職教員を対象とした図画工作科に関する教職的資質についての質問紙調査の結果からは作品の完成度を高める指導の必要性を求める声が浮かび上がってくる。しかし、本稿においては"絵の上手なえがき方"の指導ではなく、"絵をえがく時の感覚"を体得できる指導を重視するという立場をとった。このような考え方に基づいた水墨表現を取り入れた図画工作科授業実践を行った。ゲストティーチャーによる教授場面の発話記録を分析したところ、6年生児童は「感覚の意識化」「感覚の把握」「感覚の体得」という3つの段階を経て、生涯美術の素地としての感覚を体得する傾向があることが明らかとなった。
著者
米山 聖子 北原 真冬
出版者
日本音声学会
雑誌
音声研究 (ISSN:13428675)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.30-39, 2014-04-30

英語母音の持続時間が有声子音の前では無声子音の前よりも1.5倍ほど長いという現象は,一般に有声効果(voicing effect)と呼ばれ,英語特有の現象とされてきた。しかしながら,多くの実験結果から,有声効果は英語のみならず他言語にも見られることが明らかになってきた。例えば,有声効果は普遍的な音声メカニズムに起因するという考えがある一方で(Ko 2007),英語の1.5倍という効果の大きさには個別文法が関係しているという見方(House 1961)もある。本稿では,まず普遍的なメカニズムに起因するという仮説を検証するため,NTT乳幼児音声データベース(Amano,Kondo,Kato and Nakatani 2009)と日本語話し言葉コーパス(Maekawa 2003)を用いて幼児および成人の日本語話者における有声効果の有無を検証した。その上で,英語の大きな有声効果を日本人英語学習者が獲得可能であるかどうか,習熟度によって分けた2群の被験者の産出データから検討した。その結果,有声効果は普遍的・音声的な基盤を持ちながらも,言語個別の音韻特質によって抑制・促進されうる可能性が高いことを明らかにした。
著者
森田茂彦 松崎公紀
雑誌
研究報告ゲーム情報学(GI)
巻号頁・発行日
vol.2014-GI-31, no.14, pp.1-5, 2014-03-10

チェスや将棋などにおいて,プレイヤの強さを数値として表すレーティングシステムが広く用いられている.レーティングアルゴリズムとして良く知られるイロレーティングでは,プレイヤ間のレート差と勝敗によってレートの増減が計算される.特に,弱いプレイヤが強いプレイヤに勝つと,レートの増分が大きくなる.本研究では,大貧民を対象としたレーティングアルゴリズムを提案する.大貧民では,プレイヤの強さに加えて,初期手札の良さが勝敗に大きく影響する.そのため,初期手札の良し悪しに差がある場合,従来のレーティングアルゴリズムを用いるとレートの増減が過剰であったり不足することが起こりうる.この問題を解決するため,初期手札の不均等性を考慮に入れたレーティングアルゴリズムを提案し,そのアルゴリズムについて評価を行う.