著者
岡部,千鶴
出版者
久留米信愛女学院短期大学
雑誌
久留米信愛女学院短期大学研究紀要
巻号頁・発行日
vol.27, 2004-07-01

Last year, the Nishitetsu Railroad Company in Fukuoka, started a new service-a railway carriage reserved for women only, and this was welcomed by most women. According to our research, one in four women reported she had suffered from molestation in a train in the past year. Now a lot of women get on this particular carriage. Others who don't use this service say it is inconvenient for them when changing trains or when in a rush to the exit, because the last carriage is arranged for this reserved service. What suffers women more is that they could do nothing during or after the harassment. Society must recognize that the molester harassment is a crime. We should develop more guidance in schools, companies and other public forums to help resolve this issue. The "Women-Only Carriage Service" can help raise our awareness to prevent discrimination against women in Japanese society. And we must look at other solutions to cope with this situation.

34 0 0 0 OA 独歩叢書

著者
国木田独歩 著
出版者
新潮社
巻号頁・発行日
vol.第10 (独歩病床録), 1925
著者
鈴木 治郎
巻号頁・発行日
pp.1-7, 2012

Riemann予想の原論文である Bernhard Riemann Ueber die Anzahl der Primzahlen unter einer gegeben Grosse の日本語訳.訳者:鈴木治郎

34 0 0 0 OA かつらかさね

著者
耳鳥斎//〔画〕
出版者
塩屋忠兵衛〔ほか〕
巻号頁・発行日
1803

独特の様式の戯画で名高い大坂の画家耳鳥斎の絵本。万歳、初釜から顔見世、餅つきまで、上方の年中行事を描いた淡彩摺り26図を収録。蕪村、基角、大江丸などの賛がある。ほかに4編の文も収める。本書の序文から、耳鳥斎は刊行時には没していたことが知られる。序文の作者風来散人は上方の読本作者武内確斎(1770-1826)。なお、第11丁と12丁の間にある半丁の紙は、その文面と位置から、以降の部分を袋状に封じこんだ封切り紙の残りと見られる。
著者
中村 年子 遠藤 仁子 本間 恵美 平光 美津子 渡辺 久美子 Toshiko Nakamura Hitoko Endo Emi Honma Mitsuko Hiramitsu Kumiko Watanabe
雑誌
東海女子短期大学紀要 = The journal of Tokai Women's Junior College (ISSN:02863170)
巻号頁・発行日
no.12, pp.47-51, 1986-03-31

1.正月用餅と鏡餅の入手方法は,自宅が最も多かったが,正月以外の餅では,店頭購入が最も多く,梶本らの調査の賃搗き,自宅,店頭購入の順とは異っていた。店頭購入では,正月用餅・鏡餅とも餅菓子屋がマーケットより遙に多いが,正月以外の餅はマーケットでの入手が多かった。自宅については,きね搗きは少なく,特に正月以外では電気餅搗き器の使用が圧倒的に多かった。このことは最近の電気餅搗き器の普及によるものと考えられる。2.餅の嗜好度は,嫌いが1.6%で一般に好まれていた。3.正月3が日の餅の喫食量は,最少量37g,最大量705gで個人差が多かった。1日平均喫食量は74.1gであり,1972年の短大生の喫食量の調査における125gの約60%に当り,かなりの減少が見られた。4.餅は白餅の角餅が圧倒的に多く,特に正月用では93%を占めていた。正月以外では行事に因んで餅を食することもあって,丸餅も20%使用されていた。5.餅の食べ方については,一般に朝食に喫食されることが多い。正月用餅は,雑煮が圧倒的に多く,正月以外では焼き餅が最も多かった。雑煮については,元旦が82%で2日は約半数に減った。元旦でさえ食さない者が18%もあり,雑煮を全然食さない者も11%あった。また元旦の朝から焼き餅やぜんざいを食している者もあって,若い世代の正月の雑煮離れの傾向が僅かながら見られた。この地方の雑煮は,澄まし仕立ての汁に角餅を入れて煮込み,小松菜とけずり節を添えるといったものが一般的であった。正月以外の餅は約2/3の者が喫食してはいるが,いつも食べるは0で,時々食べるも僅か10%であり,短大生にとって餅は好きな食品ではあるが,やはり正月のものであり,法事,節句,祭り等の行事に因んで喫食していることがわかった。
著者
鈴木 敏
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.624-630, 2005-02-15

辞書の持つ単語と定義文の関係を利用した,単語のベクトル化のための新しい手法を提案する.提案手法は定義文を再帰展開することにより単語ベクトルを生成する手法である.定義文を単語の集合と見なして再帰展開するときの問題は,この展開が無限に続くため,単語頻度などが計算できなくなることにある.しかし,展開時に一定の重みを仮定することで無限級数の形式に変換でき,計算可能となる.提案手法では,この展開を確率モデルとして扱い,計算の各過程における意味を明確にしている.これにより,応用の見通しが良くなるという長所を得ている.本論文では提案手法の詳細を示すとともに,本手法を単語類似度計算へ適用し,TF-IDFに基づく計算結果と比較・検証を行った.その結果は精度・再現率ともに提案手法が優位であるという明確な有効性を示すものであった.
著者
金田 茂裕
出版者
東洋大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2007

本研究課題では,算数1年の減法の求残・求補・求差の場面理解,および,2年の乗法の被乗数と乗数に対する理解に焦点をあて,算数作問の認知過程とその難しさを明らかにした。さらに,算数の教科書に掲載されている作問課題の種類・特徴を明らかにし,算数作問の教育的効果として何が期待されているかを明らかにし,教材の種類・配列順序・新しい教材の開発・指導方法の教育実践のこれからのあり方を提案した。
著者
野口 武悟
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.58, no.4, pp.259-270, 2015-07-01 (Released:2015-07-01)
参考文献数
16
被引用文献数
1 1

「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が2016年4月に施行されると,行政機関等の公的機関には障害者への「合理的配慮」の提供が義務化される(民間の企業等は努力義務)。情報面での「合理的配慮」を的確に提供するためには,その基盤となる情報のアクセシビリティ向上に取り組まなければならない。情報のアクセシビリティ向上の取り組みは,古くからボランティアの力も借りながら行われてきたが,現状でもその取り組みは不十分である。情報の発信者は,自ら発信した情報のアクセシビリティの確保に責任をもつべきである。公的機関はもちろんのこと,民間の企業等においても,社会的責任の1つとして自ら発信する情報のアクセシビリティ向上を進めていく必要がある。