3 0 0 0 帝劇

出版者
帝国劇場文芸部
巻号頁・発行日
vol.(11月號), no.36, 1925-10
著者
神田伯竜 講演
出版者
中川玉成堂
巻号頁・発行日
1910
著者
酒井 栄一 田中 勉 森 光子 中川原 寛一
出版者
Japanese Electrophoresis Society
雑誌
生物物理化学 (ISSN:00319082)
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.11-16, 2001-03-15 (Released:2009-03-31)

If I classify roughly for the quantification method of mRNA, there are the following 5 kinds. 1. Northern and dot hybridization, 2. RNase protection assay, 3. RT-PCR (the use of internal control), 4. competitive RT-PCR (the use of competitor), 5. real time monitoring PCR. In these methods, 3-5 employ PCR. Though 3, 4 are a method to quantify at an exponential increase term, it is different point that 5 is quantification method by means of PCR cycle number to exceed a detection limit of PCR product, just before entering an exponential increase term. Recently, a quantification method by the real time monitoring PCR basks in attention. Not only this method isn't necessary to confirm a cycle number of an exponential increase term in advance but have the wide quantification range in comparison to the method to quantify at an exponential increase term, there are many merits. I introduce LightCyclerTM system (Roche Diagnostics) with this draft as an equipment to be able to do a realtime monitoring.
著者
仲田 公輔
出版者
公益財団法人 史学会
雑誌
史学雑誌 (ISSN:00182478)
巻号頁・発行日
vol.125, no.7, pp.40-63, 2016 (Released:2018-10-10)

ビザンツ皇帝レオン6世(在位886-912)は、帝国東方のアルメニア人有力者に対して交渉を持ち、彼らを利用して新たな軍管区の設置も行ったとされる。この政策はJenkinsらの従来の研究においては、9-10世紀にかけてのビザンツ帝国の積極的東方進出政策の文脈に位置づけられ、後の大規模な拡大の土台だと解釈されてきた。しかし本稿は、近年のHolmesやShepardが10世紀以降の「再征服」本格化の時期について行った、ビザンツ帝国の東方に対する一貫した戦略の想定を見直す研究に鑑み、その始点とされるレオン6世の政策の意義についても再考を試みる。その際に、従来は十分に議論されてこなかったアルメニア人勢力側の主体性にも着目し、彼らの動向のビザンツの政策への影響についても考察することで、新たに境域での両者の双方向的な関係性の実態の一端を明らかにすることを目指す。 そのため本稿では第一に、イスラーム勢力の動向や、アルメニア人有力者間の関係も視野に入れ、レオン6世期のアルメニアの状況・政治構造について整理して考察し、その中でのアルメニアの諸勢力の動向とその背景について議論する。その過程で、アルメニア人勢力側にも主体的にビザンツに働きかけうる状況が存在することも確認できる。第二に編纂物を中心とするギリシア語史料に目を向け、ビザンツ帝国がそのようなアルメニアをどのように位置づけていたのかを再検討する。そして最後にそれらを踏まえた上で、レオン6世期のアルメニア境域政策の個別事例の詳細について再検討し、ビザンツ=アルメニア境域における政治秩序の再編の実態を明らかにする。 こうした考察を経ることで、レオン6世の政策からは、ビザンツ帝国側が一貫して主導権を握っていたわけではなく、アルメニアの諸勢力が彼らの側の事情に基づいて帝国側に対して行う様々な働きかけを行い、それに対する反応として帝国側が対策措置を講じていくという、相互交渉の実態が明らかになるのである。
著者
土平 博
出版者
北海道地理学会
雑誌
地理学論集 (ISSN:18822118)
巻号頁・発行日
vol.89, no.1, pp.38-44, 2014-03-12 (Released:2014-09-30)
参考文献数
17

江戸時代後期から幕末にかけて,幕府による蝦夷地警備と経営のため奥羽諸藩に割り当てられた領地は,本領に対して飛地領に相当する。諸藩はこの飛地領の要所に陣屋を構築したが,その場所については領域内の諸条件を考慮に入れつつ選定していた。本稿では,盛岡藩と仙台藩が構築した陣屋をとりあげて,その形態や構造について検討した。両藩が蝦夷地領内に構築した元陣屋と出張陣屋・屯の間には規模の違いがみられた。しかし,盛岡藩の場合,元陣屋と出張陣屋・屯所は規模の違いがみられるものの,その設計にあたって統一的なプランのもとで構築されていたと考えられる。一方,仙台藩の元陣屋は盛岡藩の場合と大きく異なる形態をとっており,仙台領内の「要害」・「所」・「在所」をふまえたプランが編み出されたようにも考えられる。

3 0 0 0 OA 新らしき女

著者
X生 著
出版者
聚精堂
巻号頁・発行日
1913
著者
森川 剛 花岡 容子 小池 恵理 清野 義一 寺島 孝徳 久保田 健 岡澤 香津子
出版者
日本社会薬学会
雑誌
社会薬学 (ISSN:09110585)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.32-36, 2022-06-10 (Released:2022-06-21)
参考文献数
18

Home-based and in hospital pharmacists at our hospital pharmacy participated in this study. A survey of the home-based pharmacists’ work contents was tabulated from November 2019 to May 2021. Furthermore, a questionnaire survey was administered within the pharmacy in May 2020. 90% of the hospital pharmacists would consider some drug information management to be able to work from home. Moreover, evaluation of the questionnaires revealed that more than 90% of the in-hospital pharmacists were “satisfied” or “somewhat satisfied” with deliverables of home-based pharmacists. The in-hospital pharmacists found communication tools (e.g., social networking services, telephone, and web-conferencing systems) to be useful for facilitating collaboration with the home-based pharmacist. Therefore, it is necessary to improve the internet environment to work from home. Moreover, it is important to create an environment where pharmacists can work from home according to their desire and needs in cases such as childcare, nursing care, during treatment, and during a pandemic. This study indicates that hospital pharmacists can carry out their responsibilities and demonstrate their work abilities not only in the hospital pharmacy setting but also in a remote working environment.
著者
Minami GOTO Keishi OWAKI Akihiro HIRATA Mami MURAKAMI Hiroki SAKAI
出版者
JAPANESE SOCIETY OF VETERINARY SCIENCE
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
pp.22-0156, (Released:2022-06-17)

A 10-year-old spayed female Japanese Shiba Inu had an intraperitoneal mass that was excised surgically. The central area of the mass was composed of osteoblast-like neoplastic cells, osteoid, macrophages, and numerous fibers. The neoplastic cells showed nuclear atypia and many mitotic figures. Therefore, the central area of the mass was diagnosed as an extraskeletal osteosarcoma. The peripheral area of the mass was granuloma tissue with numerous fibers. The neoplastic and granuloma area included two types of fibers, which were identified as rayon and polyester by their morphological and staining characteristics. These fibers were consistent with those of commercial surgical swab, suggesting that the fibers may have been derived from retained surgical swabs at the time of ovariohysterectomy. Therefore, this lesion was considered an extraskeletal osteosarcoma associated with a retained surgical swab.

3 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1922年06月23日, 1922-06-23
著者
濱田 信夫 井原 望 石木 茂
出版者
日本菌学会
雑誌
日本菌学会大会講演要旨集 日本菌学会第53回大会
巻号頁・発行日
pp.89, 2009 (Released:2009-10-30)

一般住宅の浴室の壁面に、4年間貼り付けておいたシリコンについて、その汚染カビに対する次亜塩素酸の効果を調べた。シリコンのカビ汚染は表面から0.5mmまでの部分に主に見られた。カビ汚染したシリコンを1%の次亜塩素酸溶液に1分間浸した場合、表面殺菌はできても、内部の多くのカビは殺菌できず、汚れも依然として多く残存した。汚染カビとしては、Exophiala, Phoma, Scolecobasidium、Cladosporiumなどの暗色のカビが検出された。さらに、10分間浸した場合も、汚れは完全にはなくならなかった。また、ほとんどのカビは死滅するが、しばしば、Phomaだけが生き残こり、その汚れもPhomaによることがわかった。Phomaの胞子は、ExophialaやScolecobasidiumなどの胞子に比較して次亜塩素酸に対する感受性は高いが、胞子が被子器(Pycnidium)に内蔵されているため、殺菌するのが難しいことが分かった。Phomaによるカビ汚染は、シリコンにおいて最も除去しにくいものであるといえよう。この汚染カビは、Phoma herbarum で、ExophialaやScolecobasidiumと同様に、石鹸やシャンプーを栄養とするカビであり、柔らかいシリコン内部で生育し、子器を形成することがわかった。 一般住宅の浴室の樹脂壁やタイルの目地部分にはカビ汚染が多い。ふき取り調査によって、シリコンと軟質樹脂とセメントを比較した場合、一般にセメントにはCladosporiumがより多く、シリコンではPhomaがより多いことがわかった。シリコンの場合には、シリコン内部で多く生育しているPhomaがシリコン表面にも多くの胞子を放出すると思われる。シリコンは一旦カビ汚染すると、除去するのが難しく、予防の重要性が認識された。
著者
澤田 秀実 藤原 知広
出版者
くらしき作陽大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

本研究では湮滅古墳の全国集成とそれらが撮影された空中写真の収集をおこない、収集した空中写真を航空写真実体鏡とシービーエス社のMap MatrixおよびFeature Matrixをもちいた分析、図化によって、約50基の湮滅した前方後円墳について復元していった。湮滅古墳の集成は湮滅、半壊した336古墳(古墳群)、一部損壊したものを204古墳(古墳群)リストアップし、これらについて関連文献と該当する空中写真を収集し、データベース化していった。4年間で収集した空中写真は約700古墳(古墳群)分で約1500枚である。入手した空中写真は航空写真実体鏡で観察したのち撮影状況、条件の良いものを選定してデジタルアーカイブ化し、デジタル化した空中写真をシービーエス社のMap MatrixおよびFeature Matrixをもちいて分析し、墳丘形態の観察、図化を試みた。これらのソフトは2009年度から導入し、本格的な稼働が2010年度からであったが、約50基の古墳、古墳群について自動図化し、古墳の平面形態、規模を復元した。ただし、段築成や墳端など微細な墳丘形態に関しては実体観察し得るものの、自動図化では十分に反映されず課題を残した。さらに資料の一部で手動による図化を試みたが熟練技術が必要で量産し得ないことが了解された。とはいえ、これらの作業をとおして新たな資料の掘り起こしに成功し、首長墓系列の再検討に見通しを得た。首長墓系列の再検討は、2009年度までに測量調査した成果を中心に美作地方でおこなったほか、2010年度の分析、図化成果をもとに各地の前方後円墳の築造状況を見直し、古代国家形成過程における前方後円墳の役割について検討を加えた。このように本研究ではデータベースの作成、空中写真の分析、図化を中心に研究作業を進め、その成果をもとに各地の首長墓系列の再検討、さらに前方後円墳築造の論理を追究し、一部に課題を残したものの、所期の目的に対し一定の成果を得ることができた。
著者
齋藤 美松 亀田 達也
出版者
公益財団法人 日本学術協力財団
雑誌
学術の動向 (ISSN:13423363)
巻号頁・発行日
vol.23, no.6, pp.6_31-6_33, 2018-06-01 (Released:2018-10-12)
参考文献数
12
被引用文献数
1 1

3 0 0 0 OA 瞽使者

著者
[ジュール・ヴェルーヌ 著]
出版者
国民書院
巻号頁・発行日
vol.前編, 1904
著者
巷岡 祐子 河野 達夫 近藤 睦子 野崎 太希 榎園 美香子 槙殿 文香理 下島 直樹 下高原 昭廣
出版者
日本小児放射線学会
雑誌
日本小児放射線学会雑誌 (ISSN:09188487)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.147-155, 2021 (Released:2021-10-29)
参考文献数
26

乳幼児の乳び胸は,その多岐にわたる病態・病因の把握が容易ではなく,治療に難渋する症例が少なからずある.しかし近年,画像技術の向上により中枢リンパ管の評価が可能となり,これまで未知であった病態も一部解明されつつある.また,治療技術もめざましく進歩しており,乳び胸の背景に存在する病態を評価することの重要性は増している.病態と画像診断を中心に,乳幼児における乳び胸について述べる.