著者
内山 洋司
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会誌 (ISSN:13405551)
巻号頁・発行日
vol.126, no.4, pp.222-224, 2006-04-01 (Released:2007-02-06)
被引用文献数
1 2

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著者
井谷 信彦
出版者
一般社団法人 日本教育学会
雑誌
教育学研究 (ISSN:03873161)
巻号頁・発行日
vol.88, no.2, pp.184-196, 2021 (Released:2021-11-02)

本論稿の課題は、演劇教育家V.スポーリンの思想に見られる「エネルギー」という概念の内実と射程を明らかにすることにある。これにより、従来即興パフォーマンスの実演/思想を立脚点とする教育の実践/理論のなかで多くの場合に無規定なまま使われてきたこの概念の、意味と用法を見定めるための端緒が築かれる。加えて、即興演劇やインプロゲーム等の手法を用いた教育実践の分析・省察にとって、このエネルギーと呼ばれる現象に関する彼女の思想が重要な視点を提供するものであることが明らかにされる。

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1921年08月30日, 1921-08-30
著者
高橋和之
出版者
国立国会図書館
巻号頁・発行日
2005-03-25
著者
轟木 靖子 河野 葉子
出版者
香川大学教育学部
雑誌
香川大学教育学部研究報告 第1部 (ISSN:04549309)
巻号頁・発行日
no.122, pp.47-58, 2004

放送音声におけるガ行鼻濁音の扱いについて考察するため、全国の放送局53局のアナウンサー250名にアンケート調査をおこない、アナウンサーがガ行鼻濁音についてどのように考えているかを分析した。いくつかの項目については、アナウンサーの経験年数や成育地によって回答の傾向に差が見られた。ガ行鼻濁音に関する規範意識はアナウンサーの経歴が長くなるにつれて高まる傾向にあり、アナウンサーの成育地がガ行鼻濁音を使用していない地域の場合であっても、指導者の立場であればガ行鼻濁音を使用するよう指導すると考えていることがわかった。
著者
滝 充
出版者
日本教育社会学会
雑誌
日本教育社会学会大会発表要旨集録
巻号頁・発行日
no.49, pp.117-118, 1997-10-10

彼らを見た大人の多くは、決して彼らを「好ましい」若者とは見ないであろう。黒っぽい服装、茶髪ならぬ金髪や赤髪、時には緑や青、そして、派手に隈取りをしたメイク、強引に立たせた髪。道路に座り込んでたむろし、時に奇声をあげ、あたりを走り回ることもある。未成年とおぼしき者の喫煙や飲酒。通行人は怪訝そうな顔をして遠回りし、外国人観光客はおもしろがってシャッターを切る。私が彼らと「つきあい」始めたのは、95年の11月のことである。以後、時間の許す限り、日曜の午後は原宿の「神宮橋」(彼らの用語で言う「橋」)に通い、彼らの行動を観察し、彼らの話題に耳を傾け、時には一緒に話の輪に加わり、まれには買い物につきあってみたり、といった具合に、彼らと過ごしてきた。そうした合間に、「なにげに」学校のことや家庭のこと、「橋」に来る理由等を尋ねてきた。今や、私の「橋」歴も2年近い。おかげで常連の一人になりつつあり、向うから声をかけてくれる「知り合い」も、毎日、数名はいる。とは言っても、新しく通うようになった若者とのコンタクトを図っていないこと、入れ替わりも激しいこと、等から、9割以上の若者の名前を知らない。
著者
赤池 伸一
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.69, no.8, pp.358-363, 2019-08-01 (Released:2019-08-01)

科学技術基本計画は,科学技術基本法に基づき5年毎に策定される政府全体の科学技術政策の基本文書であり,現在,第5期科学技術基本計画の計画期間の中途にある。次期科学技術基本計画の策定に向け,政府内外での検討が始まりつつある。本稿では,科学技術政策の枠組みとして,その対象と政策領域及び組織の構造を示すとともに,戦前からの科学技術行政体制の歴史を概観する。また,科学技術を巡る歴史的背景を踏まえ,科学技術会議の基本答申,科学技術政策大綱,各期の科学技術基本計画等の特徴を示す。さらに,次期基本計画の策定に向けて,科学技術政策における今後の課題を展望する。
著者
田中 貴子
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.41, no.7, pp.71-84, 1992-07-10

中世の絵巻のなかでも、画材の特異性でひときわ目を魅くのが『百鬼夜行絵巻』だが、本絵巻については、何を主題とするものかという疑問が出されている。しかしこの疑問は、最も著名な大徳寺真珠庵本だけを取り上げて『百鬼夜行絵巻』の全体像を語ろうとする傾向から生まれたと思われる。『百鬼夜行絵巻』の成立過程や主題を把握するためには、むしろ真珠庵本とは異なった構図を持つ「異本」や「別本」に目を向ける必要があろう。またそれに関連して、『付喪神記』との関係を具体的に考究してみたい。