著者
西井 弥生子
出版者
将棋と文学研究会
巻号頁・発行日
pp.86-97, 2019-01-05
著者
浅利 裕伸 木元 侑菜
出版者
日本哺乳類学会
雑誌
哺乳類科学 (ISSN:0385437X)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.67-71, 2018 (Released:2018-07-31)
参考文献数
15

鹿児島県奄美大島の学校校舎内においてコウモリ類の目撃情報があったことから,2017年10月に捕獲調査を行ない,雄2個体のコウモリ類を捕獲した.外部形態の特徴から,奄美大島においてこれまで記録がない種であると判断した.捕獲個体の外部形態は日本国内に生息する種のうち,クロオオアブラコウモリに類似していたものの,種を同定することはできなかった.放獣した個体の音声はFM-QCF型を示し,ピーク周波数は平均35.35 kHzであった.奄美大島南西部の海岸で飛翔する種不明のコウモリ類が発する音声も同様のピーク周波数であったため,捕獲個体と飛翔個体が同一種であることが示唆された.

3 0 0 0 OA 数学教授本

著者
江戸開成所 編
出版者
求故堂
巻号頁・発行日
vol.巻1, 1871
著者
友広 歩李 角 康之
雑誌
情報処理学会論文誌デジタルコンテンツ(DCON) (ISSN:21878897)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.1-10, 2016-08-30

スケッチは観察により得た情報の記録,共有,そしてアイディアの発想のために様々な場面で行われている表現手法の1つである.しかし,刻一刻と変化する状況を記録するためには素早く簡素に描きとめたり,対象の立体的な構造を2次元の平面で表現する必要があり,絵を描きなれていない人には困難をともなう.本論文ではタブレットPCと深度情報付きカメラを用い,空間構造の理解やデザインを促すスケッチシステムを提案する.システムのねらいは,2次元の手描きスケッチでは表現しにくいものの立体構造に対する気付きを得やすくすることにある.手描きのスケッチに3次元構造を組み合わせ,奥行きのついたスケッチの世界を歩き回ることや,空間内に付箋を貼るようにメモやアイディアを描き加えることを可能とした.本論文では提案システムの概要と実現方法を述べるとともに,システムを用いて描かれたスケッチとその制作過程を紹介する.

3 0 0 0 OA 短信

出版者
国立国会図書館
雑誌
外国の立法 : 立法情報・翻訳・解説 (ISSN:13492071)
巻号頁・発行日
vol.(月刊版. 236-2), 2008-08

3 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1926年08月19日, 1926-08-19
著者
滝口 良 坂本 剛 井潤 裕
出版者
一般財団法人 住総研
雑誌
住総研研究論文集 (ISSN:21878188)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.173-184, 2017 (Released:2017-08-10)

都市定住のなかで遊牧の住文化が継承されているウランバートルの周辺居住区(ゲル地区)において住居と住民の生活史の調査を実施し,当該地区固有の住文化について検討した。ゲル地区の住文化として(1)ハシャーという居住ユニット,(2)移動式ゲルとセルフビルド住宅,(3)割り込み居住といった要素が明らかになり,家庭環境の変化に応じた家屋の増改築や共同居住,移動を行う柔軟な住文化が浮かび上がった。さらにアンケート調査の結果,上記の住文化の要素がゲル地区の近隣関係や地域改善に向けた住民の意図に影響を与えることが明らかとなり,現行のゲル地区のコミュニティ開発にあたり地域固有の住文化を考慮する必要性が示唆された。