2 0 0 0 OA 審美綱領 : 2巻

著者
森林太郎, 大村西崖 同編
出版者
春陽堂
巻号頁・発行日
vol.上巻, 1899
著者
長谷川 秀樹
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.55, no.11, pp.1054-1057, 2019 (Released:2019-11-01)
参考文献数
19

インフルエンザは,我が国では毎年冬に流行する.ワクチンが導入され,毎年数千万人の国民が秋から冬にかけて接種しているが,その流行は止まらず毎年繰り返されている.それではなぜ,高いワクチン接種率にもかかわらず毎年のインフルエンザの流行が起こるのか.その解答は,ワクチン接種によって誘導されるヒトの免疫とその働き方にあると思われる.それは,ワクチン接種により誘導される血中の抗体がインフルエンザワクチンの感染防御にあまり有効でないため,起こると考えられる.そこで,インフルエンザの予防に関しては新しいアプローチが必要であり,より良く効き,流行曲線を下げる効果のある新しいワクチンが必要である.現行のワクチンは,インフルエンザウイルスの感染阻止には不十分であり,感染の場である上気道粘膜上に感染を阻止し得る粘膜免疫を誘導する必要がある.その際,経鼻インフルエンザワクチンは粘膜免疫を誘導する強力なツールになる.本稿では,新たなワクチンデリバリーシステムとして粘膜免疫を誘導する不活化経鼻インフルエンザワクチンについて概説する.

2 0 0 0 OA 学会規約

出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.38-39, 2023-02-01 (Released:2023-03-28)

2 0 0 0 OA 活動報告

出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.34-37, 2023-02-01 (Released:2023-03-28)
著者
中島 那奈子
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.18-23, 2023-02-01 (Released:2023-03-28)
参考文献数
32

生きる身体をメディアにするダンスはエフェメラルな時間芸術であり、ものとしての作品概念を決めることは難しい。ダンスはデジタル化と共に、時と空間をどのように超えるのだろうか。歴史的にダンスの発展を民間が担ってきた日本では、ダンスのデジタルアーカイブも、傑出した舞踊家の遺産を民間が大学に委託するケースが多い。ただ国内外ともにダンスアーカイブは、ダンス資料を使った企画や創作を実施する。ダンス研究の動向を踏まえて、日本とドイツ、米国のダンスのデジタルアーカイブを概観しながら、歴史のリエンアクトメントやデジタル化によるダンス世界の再構築を考える。
著者
黒澤 世莉
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.14-17, 2023-02-01 (Released:2023-03-28)
参考文献数
2

2021年2月28日、戯曲デジタルアーカイブはリリースされた。劇作家が日本語で創作・翻案した539本の戯曲を、無料で閲覧・ダウンロードできる。一般社団法人日本劇作家協会が企画・制作・運営している。検索機能を実装し、劇作家名、作品名、出演人数、上演時間などで戯曲を絞り込むことが可能。本稿では現在に至るまでの運営責任者として関わる筆者の目線から、リリースまでのプロジェクトマネジメントと課題や設計、それらに対するチームの実働、リリース後のユーザーの反応や、今後の改善や持続可能性への課題を記す。
著者
三好 佐智子
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.6-9, 2023-02-01 (Released:2023-03-28)
参考文献数
3

コロナ禍における経済支援を目的に2020年にスタートしたEPAD(Emergency Performing Arts Archive and Digital Theatre)。3年が経過し、アフターコロナを迎え、事業の取り組みと展望を述べる。舞台芸術のインフラ整備事業として、舞台芸術映像をデジタル化し、専門家が配信可能化の権利処理をサポートすることで、上演団体の収益力向上に寄与すること、そして、舞台芸術を文化遺産として可能な限り残し社会全体で享受できること、結果的に次のクリエイションにつなげられるようなエコシステムを目指している。
著者
馬場 文明
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.46, no.11, pp.850-851, 1997-11-01 (Released:2011-10-14)
参考文献数
15
被引用文献数
1
著者
高屋敷 吏 清水 宏明 大塚 将之 加藤 厚 吉富 秀幸 宮崎 勝
出版者
日本胆道学会
雑誌
胆道 (ISSN:09140077)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.172-179, 2014-05-31 (Released:2014-06-10)
参考文献数
30

膵・胆管合流異常は膵管と胆管が十二指腸壁外で合流する先天性の形成異常であり,2012年には診療ガイドラインも上梓された.膵・胆管合流異常は胆道癌の明確なリスクファクターであり,胆道専門医には時期を逸さない適切な診断・治療が求められる.膵・胆管合流異常の診断にはMDCT, MRCP, EUSなどの画像診断も有用とされてきているが,依然としてERCPによる直接造影がゴールドスタンダードである.外科切除術式は胆管拡張型(先天性胆道拡張症)に対しては胆嚢,肝外胆管切除+胆道再建術,いわゆる分流手術がコンセンサスを得られているが,非拡張型に対する肝外胆管切除再建の必要性についてはいまだ結論がでていない.更には非拡張胆管とは何か,すなわち正常胆管径の定義などいまだ多くの論点がある.これらの解明には全国集計による症例集積の解析や胆道癌発癌メカニズム解明に向けた基礎研究などの報告も待たれる.
著者
金子 惇
出版者
横浜市立大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2020-04-01

本研究の目的は目的①:わが国の保健医療分野で使用可能なへき地尺度を開発する目的②:へき地尺度を用いたへき地医療に関する臨床研究ネットワークを構築するの2点である。へき地と都市部における疾患や患者層の比較、医師、看護師などの医療従事者を確保するため人的・経済的支援の分配などはいずれも重要な検討課題だが、「へき地」に含まれる地域は多様であり、段階的かつ客観的なへき地尺度に基づいて検討する必要がある。保健医療分野におけるへき地尺度の開発は本邦初であり、既存の医師偏在指標と補完的に用いることにより、へき地医療の可視化、政策立案に必要な臨床研究の促進に繋がると考えられる。