著者
徳田 幸雄
出版者
印度学宗教学会
雑誌
論集 = RONSHU (ISSN:09162658)
巻号頁・発行日
vol.27, 2000-12-31
著者
田中 里奈
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
2013-02

制度:新 ; 報告番号:甲3895号 ; 学位の種類:博士(日本語教育学) ; 授与年月日:2013/2/19 ; 早大学位記番号:新6267
著者
小川 晃一
出版者
北海道大学法学部
雑誌
北大法学論集 (ISSN:03855953)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1-2, pp.575-591, 1985-09-30
著者
中川 寛子 中川 晶比兒
出版者
北海道大学大学院法学研究科
雑誌
北大法学論集 (ISSN:03855953)
巻号頁・発行日
vol.60, no.6, pp.231-247, 2010-03-31
著者
河原 清志
出版者
文化女子大学
雑誌
文化女子大学紀要. 人文・社会科学研究 (ISSN:09197796)
巻号頁・発行日
no.19, pp.13-28, 2011-01-31

本稿は英語“as”の多義性について接続詞に限定して統一的な説明を試みるものである。「“as”は潜在的意味として, <現実に生起している(した)出来事>(後景情報)を主節とゆるい等価で結ぶ函数関係を示す」という意味を有し, スーパー・スキーマ(コア)が潜勢態としてあり, 2つのパラメーターの状況的関係の力学(as節と主節がそれぞれ指標する出来事の内容と指標野における位相関係)の中で語義が確定するという理論構成が可能である。具体的には「接続詞」の用法として,(1)〔時〕は「同時性」を基本とし,(a)瞬間的時間の場合は「偶発性」, (b)多少の時間の幅がある場合は「同時進行性」, (c)かなりの時間の幅がある場合は「連動性(比例性)」が前景化し, 動的な出来事どうしが「等価」で結ばれる。(2)〔理由〕は「状態性」が特徴で, 後景的状況・事情を表すas節は静的な出来事として主節と「等価」で結ばれる。その他, (3)〔様態〕, (4)〔逆接〕, (5)〔比較〕, (6)〔局面〕といった語義も「等価」から導かれることが観察され, 多義現象に対して語義の連続性のある説明が可能であることが確認された。
著者
田中 雄次
出版者
熊本大学
雑誌
文学部論叢
巻号頁・発行日
vol.96, pp.7-35, 2008-03-07

Das primare Ziel des Nibelungen-Films war nicht Unterhaltung und Abenteuer, sondern "das deutsch Volk ... sollte sich ruhig schauend beschenken lassen, empfangend erleben und damit neu gewinnen, was ihm, dem Volk als Ganzem, angeblich nur blasse Erinnerung war: das Hohelid von bedingungsloser Treue" (Harbou). Die Inszenierung ist auf die "sinnliche Evidenz der Bilder" (Heller) angelegt. Die monumentalen Bauten oder die direkte Einfuhlung von Menschen in die Filmarchitektur sowie die statuarischen Bewegungen und Charaktere der Haupthelden unterstutzen die grundlegednde kunstlerische Aussage des Films. In der Verfilmung Langs geht es darum, vier unterschiedliche Welten miteinander zu kontrastieren : die "uberfeinerte Kultur" am Hof zu Worms, die "gespensterhaft-elfische" des jungen Siegfried, die "bleiche, eisige Luft" in Brunhilds Isenland und die "asiatische" Welt des Hunnenkonigs Etzel. "Es musste mir also darauf ankommen", so Lang in einem der zahlreichen programmatischen Aufsatze vor der Premiere, "in einer Form, die das Heilig-Geistige nicht banalisierte, mit den Nibelungen einen Film zu schaffen, der dem Volke gehoren sollte". "Dem Deutschen Volke zu eigen" lautet auch die Widmung, die dem Film vorausgestellt ist.

1 0 0 0 OA 売茶翁研究

著者
馬 叢慧
出版者
Nagasaki University (長崎大学)
巻号頁・発行日
2015-03-20

長崎大学学位論文 学位記番号:博(水・環)甲第9号 学位授与年月日:平成27年3月20日
著者
深沢 祥代
出版者
文化女子大学
雑誌
文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究 (ISSN:13461869)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.95-108, 2009-01-31

現在,ファッションは人々の生活の中に根づき,短期間で変化する流行と共に,常に新しさが求められるものであり,一つのビジネスとしても確立されている。今日,世界のファッション・ビジネスが大きく発展している背景には,これまで数多くの歴史を築き上げてきたパリ・モードが深く関係している。それは,華々しくファッションが登場した17 世紀以降のフランスの絵画や, 芸術分野からも見て取れる。さらに, 19 世紀のパリでは, 国の主要な産業となっていた仕立業や手工業が目覚ましい発展を遂げ,モードの中心として確立された。この時代には,これまでのオートクチュール産業の他に,既製服産業が登場し,職人の技術向上を目的とした教育の重要性も高まる。そして,モード産業がパリの主要な産業として位置づけられていく中で,多くのデザイナーが登場し,彼らの功績もまた,今日に通じる偉業となっている。また,多様化する現代において,ファッションはアクセサリーや香水など広範囲に及び,それらはモード産業の主力的な部門になっていることから,現状について論述していく。
著者
加治 順人 カジ ヨリヒト
出版者
神奈川大学日本常民文化研究所非文字資料研究センター
雑誌
非文字資料研究 = The study of nonwritten cultural materials (ISSN:24325481)
巻号頁・発行日
no.16, pp.37-68, 2018-09-30

本稿では、琉球・沖縄の神社の歴史を概観して、その多面的な特徴を指摘する。 琉球・沖縄の神社神道の歴史とは、琉球・沖縄が日本と向き合ってきた歴史と軌を一にする。しかし、それは単に在来信仰が日本の宗教文化に包摂されたことを意味するのではない。日本からの文化的影響を受け、時に政策的に統制されながらも、さまざまな特例措置や独自の改変によって、沖縄特有の神社文化を形成してきた。 沖縄で最初の神社は、14世紀後半に創建されたと伝えられる。だが、おそらくそれ以前から沖縄では、日本の神道の考え方とよく似た信仰の形態を育み、その聖地である御嶽を祀ってきた。だからこそ在来信仰と親和的な熊野信仰が琉球に根付くことになったのだろう。琉球王朝時代の官社「琉球八社」には、在来信仰と日本の神道が巧みに混合されている。薩摩の琉球侵攻、明治維新による琉球処分、日清戦争以後の日本の近代戦争、沖縄戦、アメリカによる占領期、本土復帰、と琉球・沖縄の近現代史はめまぐるしい変動にさらされた。だが、逆説的なことに、明治時代の改革、太平洋戦争、本土復帰、と「日本化」の風圧が特に強まった時期に、かえって民間信仰が正式に神社神道へ参入する道が拓かれてきたのである。その結果、沖縄では独自の神社文化が形成されたと筆者は考えている。 筆者は現役の神職で、沖縄県護国神社に勤めて22年になる。自身が職務を通じて経験したこと、関係者への聞き取り、現地調査での発見も「資料」として記述に活かした。そのほか、写真、古地図、慣習、建造物などの非文字資料も活用するよう努めている。