著者
天野 英晴 並木 美太郎 中村 宏 宇佐美 公良 近藤 正章 鯉渕 道紘 黒田 忠広
出版者
慶應義塾大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2018-04-01

誘導結合チップ間無線インタフェース(Through Chip Interface:TCI)を用いて小規模なチップを多数結合し、多様な大規模システムを構築する「ビルディングブロック型計算システム」のチップブリッジを用いたシステム統合方式について研究する。既に開発された複数のLSIチップを、チップ自体をブリッジとすることにより組み合わせ、様々な機能、性能、エネルギー要求を満足するシステム構成の構築法を確立することを目的とする。具体的には、安価なボンディングを用いて多数のチップを組み合わせる積層手法、ソフトウェアからアナログ技術までを駆使して性能、電力をチューニングする手法、チップ内のスイッチとアクセラレータを統合する機構について研究する。2018年度は、TCIを用いたIP(Intellectual Property)の動作検証と、実チップテストを行うためのTCITesterチップを開発した。このチップは、ルネサスエレクトロニクス社65nmプロセスを利用して、3mm X 3mmのサイズで実装した。TCIを装備する様々なチップの上に装着し、その電気的特性を計測し、連続運転試験を行うことができる。他のチップ上に積層するのに先立ち、開発したTCI Tester同士を積層し、TCI IPの転送可能周波数、電源ドロップを計測し、TCI IPを組み込む場合の指針を得た。また、TCI IPを装備したKVSチップ、SNACCチップ、CCSOTBチップそれぞれの単体性能を実チップで計測した。また、積層を行った場合の発熱の時間経過を計測するTHERMO2の積層を行った。様々なチップ積層の可能性を探るため、熱解析ツールの改良を行った。

1 0 0 0 OA 媾和類例

著者
中村進午 編
出版者
哲学書院
巻号頁・発行日
1895

1 0 0 0 OA 新條約論 全

著者
中村進午 著
出版者
東京専門学校
巻号頁・発行日
1897-10-19

1 0 0 0 OA 国際公法論

著者
中村進午 著
出版者
清水書店
巻号頁・発行日
1916

1 0 0 0 OA 新條約論 全

著者
中村進午 著
出版者
東京専門学校
巻号頁・発行日
1898-04-05

1 0 0 0 OA 国際公法論

著者
中村進午 著
出版者
東華堂
巻号頁・発行日
1897
著者
大江 修造 横山 公彦 中村 正一
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学 (ISSN:03759253)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.104-107,a1, 1971-01-05 (Released:2010-10-07)
参考文献数
8
被引用文献数
9 7

メタノール・エタノール・水系に塩化カルシウムを16.7wt%と飽和 (室温) に溶解させた場合の気液平衡を大気圧下で測定し, 気液平衡曲線を得た。塩化カルシウムの添加によりメタノールのエタノールに対する相対揮発度は減少するがエタノールの水に対する相対揮発度は増大している。
著者
加藤 雅久 若木 和雄 中村 亜弥子 志岐 祐一
出版者
一般財団法人 住総研
雑誌
住宅総合研究財団研究論文集 (ISSN:18802702)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.381-392, 2007 (Released:2018-01-31)

国家総動員体制となった昭和13年から,戦後の本格的な住宅建設体制が整う24年までの約12年間は,軍や工場,輸出などに資源が振り向けられ,住宅をはじめとした一般需要は,代用品から新興建設材料に至る新興建材で補おうとしていた。本研究は,これら代用建材の供給とその品質確保の変遷を,建材行政の視点から検証し,戦後復興期を支えた新興建設材料の歴史的経緯を解明した。戦後の新建材につながる新興建材の品質確保と普及活動,およびそれらを担い行政と建材産業とを結びつける仕組みは,戦中期にその骨格が形成され,戦後は戦中期の体制を継承しつつ復興をすすめていったことがわかった。
著者
中村 睦男
出版者
北海道大学法学部
雑誌
北大法学論集 (ISSN:03855953)
巻号頁・発行日
vol.47, no.5, pp.471-481, 1997-02-10
著者
青木 孝史 中村 雅俊 鈴木 大地 大箭 周平 江玉 睦明
出版者
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
雑誌
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
巻号頁・発行日
pp.18001, (Released:2018-11-06)
参考文献数
24

筋力トレーニングは,筋力低下や筋萎縮の処方として用いられる手技である.先行研究において,皮膚冷刺激下での低負荷筋力トレーニングでは,神経適応により筋力が増加することが報告されている.しかし,皮膚冷刺激下での低負荷筋力トレーニングが筋厚に及ぼす影響は不明である.本研究の目的は,上腕三頭筋を対象に,皮膚冷刺激下での低負荷筋力トレーニングが筋力および筋厚に与える影響を明らかにすることである.対象は,12名の健常若年男性の両腕とし,無作為に皮膚冷刺激下での低負荷筋力トレーニングを行う側と低負荷筋力トレーニングのみを行う側に群分けを行った.筋力トレーニングは1RMの50%の重量を用いて,週3回8週間の介入を行った.筋力トレーニング介入前後に1RMと上腕三頭筋の筋厚を測定した.その結果,有意な交互作用は認められなかったが,皮膚冷刺激の有無に関係なく,両介入側ともに8週間の介入後に有意な1RMおよび筋厚の増加が認められた.この結果より,皮膚冷却による筋力トレーニングとの相乗効果は認められないことが明らかになった.
著者
谷沢 欽次 本間 豊邦 河西 史人 川久保 克彦 中村 利家
出版者
日本農薬学会
雑誌
Journal of Pesticide Science (ISSN:1348589X)
巻号頁・発行日
vol.12, no.4, pp.643-649, 1987-11-20 (Released:2010-08-05)
参考文献数
14

ピラゾレートの田面水中での分散性が除草効果に及ぼす影響を田面水の流亡のないポット試験で検討した.田面水中での崩壊分散性が異なる2処方で, 押し出し粒径0.6および0.9mmの計4種の粒剤の除草効果を比較したところ, どの粒径でも崩壊分散のよい粒剤のほうが高い除草効果を示した. 崩壊分散のよい処方では粒径間の差はなかったが, 悪い処方では, 粒径が小さい粒剤のほうがミズガヤツリに対する除草効果が優れていた.同一粒度のピラゾレートを有する懸濁剤と粒剤 (施肥区と無施肥区) について除草効果を比較すると, 主剤の粒度がきわめて細かいものでは製剤型間の差はなかったが, 粒度が粗くなるにつれて粒剤の除草効果は懸濁剤より悪くなった. 粒剤の施肥区と無施肥区では崩壊分散のよい無施肥区のほうが高い除草効果を示した.同一キャリヤーより調製した崩壊分散が異なる3種類の粒剤の除草効果を施肥条件下で比較したところ, 崩壊分散のよいものが除草効果も高かった.以上のように, ピラゾレートの除草効果には, 主剤の粒度とともに, 田面水中における主剤の分散性が影響を与えた. 一方, ピラゾレート施用期の田面水は, 粒剤の崩壊分散性からみて, 10度以上の硬水に相当するものは少ないと考えられた. したがって, ピラゾレート粒剤は10度硬水中で良好な崩壊分散を示す処方とする必要がある.