著者
高橋 幸利 藤原 建樹 西村 成子 藤原 建樹 西村 成子 角替 央野 久保田 裕子 今井 克美 重松 秀夫 下村 次郎 池田 浩子 大谷 英之 山崎 悦子 大谷 早苗 高橋 宏佳 美根 潤 池上 真理子 向田 壮一 高山 留美子
出版者
独立行政法人国立病院機構(静岡・てんかん神経医療センター臨床研究部)
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

脳炎は感冒などの後に発病し後遺症を残す病気で、病態解明と治療法の開発が重要である。非ヘルペス性急性辺縁系脳炎では、グルタミン酸受容体(GluR)のひとつであるGluRε2分子の幅広い領域を抗原とする抗体が産生されていて、感染ウィルスに対する抗体がGluRε2に交差反応しているのではないことが分かった。ラスムッセン脳炎では抗GluRε2 抗体を含む髄液IgGがアポトーシスを誘導している可能性が示唆された。
著者
久保田 祐歌
出版者
国立大学法人愛知教育大学
雑誌
愛知教育大学教育創造開発機構紀要 The journal of the Organization for the Creation and Development of Education (ISSN:21871531)
巻号頁・発行日
no.3, pp.63-70, 2013-03-31

高等教育においては、「21世紀型市民」の育成や高等教育のグローバル化(学位の国際通用性)、大学のユニバーサル化、質保証への対応という観点から、学士課程の学習成果(ラーニング・アウトカムズ)が求められるようになっている。そうした背景から、エンプロイヤビリティの意味合いを含むジェネリック・スキルの概念が、高等教育のカリキュラムに導入されるようになってきている。海外においては、学生の生涯に渡る発達という観点から大学における教育目標を定め、カリキュラムにおいてそれを涵養する組織体制づくりが進んでいる。日本においては、ジェネリック・スキルの教育目標の設定とカリキュラムの検討、専門教育と教養教育のそれぞれにおけるジェネリック・スキル教育目標の連関の検討という課題がある。ジェネリック・スキルを育成する教育は、教育方法の転換を伴うため、大学全体としての組織体制づくりを必要とする。しかし、大学生にとっては広い文脈の中で、自分の専門分野での学習を社会へと関係づける経験が可能となるため、極めて意義深い取り組みと言える。
著者
久保田 展史
出版者
同志社大学
雑誌
同志社政策科学研究 (ISSN:18808336)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.223-226, 2008-07

研究活動報告(Reasearch and Activity Reports)筆者は青年ボランティア達とともに2003年より定期的に京都府立医科大学病院ならびに京都府こども病院において、入院する児童を励ますための訪問活動を行ってきた。入院している児童は医療関係者や家族以外との接触は皆無で、長期に入院するする児童は成長に必要な刺激もなく、治療の先行きが見えないとよりいっそう不安な日々を送ることとなる。そのような中で青年ボランティア達が中心になって入院する児童を励ます活動を続けている。年に2回コンサートを開き、時には祇園祭を味あわせてあげようと夏祭りを企画、南観音山保存会など一般の方々を巻き込んで活動を続けている。この5年間の活動を振り返り、その実践内容と評価、そして課題を報告する。The present writer have done the visit activity to encourage the hospitalized child with the young person volunteers more regularly than 2003 in the Kyoto Prefectural University of Medicine hospital and the Kyoto Prefecture child hospital. The hospitalized child doesn't have the human contacts other than the doctor, the nurse, and the family. Therefore, the child who does for it to be hospitalized at a long term doesn't have stimulation necessary for growth. And, If they do not see the future of treatment, children and the family spend uneasier every day. Young people are continuing the activity that encourages them for the hospitalized child. Authors are holding the concert for children twice a year. And, authors executed the summer festival for children last year. "Minami-Kannon-yama preservation association" cooperated in this festival. In this report, it introduces the content of the activity of "Give Kids the Dream" of five years, and it reports on the evaluation and the problem in the future.
著者
久保 憲一
出版者
関西法政治研究会
雑誌
憲法論叢
巻号頁・発行日
no.1, pp.25-36, 1994-04-15

A number of scholars of the Japanese Constitutional Law believe that status of Japanese Emperor was demoted from the head of the Empire (combining in Himself the rights of sovereignity) to the symbol of the State and of the people after the defeat in the World War II. I disagree with this perspective. Because it is based on old formula and traditional definition of monarchy, it is an obsolate point of view. The purpose of this paper is to substantiate my disagreement with the above conception.
著者
久保田 壮活
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.55, no.11, pp.474-479, 2005-11-01

東京大学柏図書館は, 東京大学「3極構造」構想の一つである柏キャンパスの中心的図書館として, 平成17年2月正式開館した。柏キャンパスで活動する学生教職員のための学習研究図書館としてだけではなく, 全学資料共同利用センターとして, 50万冊収容可能の自動化書庫を備え, 文献提供の拠点としても機能している。さらに社会に開かれた図書館として, 社会連携を中心としたさまざまな活動, 「場」の提供も重要なサービスと位置づけている。「次世代型図書館」をキーワードにつくられた東京大学柏図書館の建設計画から完成までの経緯をたどり, 活動中の現在, そして, 今後の計画について述べる。
著者
平岡 眞寛 佐治 英郎 富樫 かおり 溝脇 尚志 松尾 幸憲 吉村 通央 中村 光宏 小久保 雅樹 澤田 晃 門前 一 板坂 聡
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2013-04-01

放射線治療の成績向上には、生物学的画像情報の治療計画への統合と腫瘍や正常臓器の動きへの対応が必要と考えられた。我々は、放射線治療計画における生物・機能画像情報の有用性の評価、腫瘍動体評価と生物・機能画像の4次元化法の確立、および動体追尾SIB-IMRT治療の実現に向けた基盤技術開発の3つの要素に分けて研究を行った。それぞれF-MISO-PETによる低酸素イメージングにおける最適な撮像タイミング、呼吸同期FDG-PETの有用性、4次元線量計算モジュールの開発などの研究成果を挙げた。今後これらの研究成果が放射線治療の高度化と成績向上につながるものと期待される。
著者
杉山 智香 久保田 泰一郎 田中 茂男 佐藤 敬
出版者
獣医麻酔外科学会
雑誌
獣医麻酔外科学雑誌 (ISSN:09165908)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.37-41, 1994-04-30 (Released:2010-12-09)
参考文献数
15

兎の大腿骨の骨髄中に, 直径0.5mmで長さ5mmの白金電極2本を20mmの間隔をおき刺入し, 医療において用いられている20μAと筆者らの検討の結果の電位をもとにした条件 (2.0~2.2V) で, それぞれ14日間通電した結果,1) 20μAでは2.5Vの通電となり, 骨髄中の陽電極周囲組織は壊死や変性, あるいはガス発生所見を呈し, 刺入部の骨皮質は肥厚した。2) 2.0~2.2Vでは, 陽・陰電極周囲に髄内仮骨, 刺入孔周囲に骨膜性仮骨がみられた。また, 通電による骨の仮骨の新生は, 損傷を受けた骨組織を中心として形成されることが判明し, 骨新生は髄内より皮質において高度で, また, この通電手技によると陽極側が陰極側よりも顕著であった。
著者
望月 俊宏 中川 幸夫 久保 廣安
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物学会九州支部会報 (ISSN:02853507)
巻号頁・発行日
no.59, pp.70-71, 1992-12-21

貝本産221品種を含む413品種を供試して,福岡県において晩播き栽培に適するダイズ品種の検索を試みた。1.生育日数からみると,日本産品種の約6%及びインドネシア産品種の約66%を除いた372品種は7月23日播種が可能と判断された。また,日本産品種の約42%は8月8日播種が可能と判断された。2.生態型別にみると,Vc及びIVcに類別されている晩生品種よりIIICあるいはさらに早生の品種のなかに晩播きに適する品種のあることが示唆されたが,生態型内の変異も大きいので,特に登熟期における日長や気温の影響について検討する必要があると思われる。
著者
川久保 剛
出版者
麗澤大学
雑誌
麗澤学際ジャーナル (ISSN:09196714)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.1-14, 2011-03-10

This article examines what Tsuneari Fukuda was interested in in his youth,especially in his primary, lower secondary and high school time according to his new materials.Fukuda got a liberal education - what is called a Taishou liberal education- during his primary and lower secondary schools. In his high-school time, student movements were prevalent among his generation. However, Fukuda was not involved in those movements because his primary concern was drama. At that time, although leftist dramas were very popular, he was not interested in them. Rather, he was interested in dramas of art for arts sake. From this perspective,he sympathized with the theatrical company, Tsukijiza.Mr. Fukuda was also interested in literary criticism at that time. The prominent critic, Hideo Kobayashi's anthology of literary criticism brought Fukuda into this arena.
著者
川久保 剛
出版者
麗澤大学
雑誌
麗澤学際ジャーナル (ISSN:09196714)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.1-21, 2008

This paper focuses on the ideas of Tsuneari Fukuda (Japanese thinker: 1912-1994) in the early 1940s [Showa 20 to 25].). Specific attention is given to Fukuda's thinking vis a vis the discussion of characteristics of the "new men" to be created in post-war Japan that was a popular theme within intellectual circles. Points of opposition between Fukuda's ideas and those expressed by "progressive intellectuals" of that era are elucidated. This paper is an attempt to place Fukuda's thinking within the history of ideas.
著者
小牧 元 久保 千春
出版者
医学書院
雑誌
神経研究の進歩 (ISSN:00018724)
巻号頁・発行日
vol.41, no.4, pp.681-689, 1997-08
被引用文献数
3
著者
久保田 正和 木下 彩栄 保利 美也子
出版者
京都大学
雑誌
若手研究(スタートアップ)
巻号頁・発行日
2007

在宅認知症患者とその家族を対象に、患者の認知症悪化予防と家族の介護負担軽減を目的に研究を行った。介入群には、スカイプ(テレビ電話)を通して主に看護師が相談に応じた。認知機能検査の結果は、介入群の得点に改善傾向が見られた。ADL機能評価は変化がみられず、記憶が少し改善されたとしても、それが身体の活動性に影響を与えるまでには至らなかったといえる。介護者の自記式アンケートでは「性格が明るくなった」「活動的になった」など患者同様に介入を良い印象として捉えていたようである。
著者
久保田 智子
出版者
文芸春秋
雑誌
文芸春秋
巻号頁・発行日
vol.88, no.15, pp.81-83, 2010-12
著者
久保 淳
出版者
新領域創成科学研究科基盤科学研究系基盤情報学専攻
巻号頁・発行日
2008-03-24

学位授与年月日: 2008-03-24 ; 学位の種別: 修士 ; 学位の種類: 修士(科学) ; 学位記番号: 修創域第2440号 ; 研究科・専攻: 新領域創成科学研究科基盤情報学専攻