著者
佐藤 新平 匹田 貴雅 三浦 源太
出版者
The Japan Society of Medical Entomology and Zoology
雑誌
衛生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.64, no.4, pp.223-226, 2013-12-25 (Released:2014-06-25)
参考文献数
12

Centipedes are nocturnally active arthropods, which mainly live in fields but often invade indoors. Centipede bites are common, but it has been reported that approximately 1% of centipede bites lead to anaphylactic symptoms. However, in Japan, few cases of anaphylactic symptoms after centipede bites have been reported. We report here a case of anaphylactic shock after a centipede bite, and the characteristics of 16 patients with centipede bites at Himeshima National Health Insurance Clinic in Himeshima village, Oita, Japan, between June 2010 and May 2013.A 59-year-old Japanese man had experienced a centipede bite 2 years previously. He again experienced a centipede bite while asleep, and his body developed a red flare, his consciousness became unclear, and his blood pressure was low. We diagnosed him with anaphylactic shock, and saved his life by appropriate treatment.Considering the 16 patients with centipede bites at Himeshima National Health Insurance Clinic between June 2010 and May 2013 and some case reports about centipede bites, we think that the main risks of shock due to centipede bites are anaphylactic reaction, repeated exposure to centipede poison and bee poison, and injuries to the head and face. Appropriate therapies for cases with slight injuries due to centipede bite are pain control and steroid external medication including antibacterial drugs.
著者
山口 雅司 杉山 俊幸 佐藤 新
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1091, pp.142-150, 2001-05-14

田中康夫・長野県知事の「脱ダム宣言」が、波紋を広げている。自民党政治の僕しもべとして公共事業行政を司ってきた官僚や、ダム完成を心待ちにしていた地域住民の怒りと失望は深い。しかし、ダムに無関係の都市部住民脱ダムを英断と評価する。都市部無党派層の反乱は長野だけにとどまらない。公共事業改革は、凄絶なる地方切り捨ての様相を呈してきた。

3 0 0 0 OA [お伽噺]

著者
佐藤新太郎 編・画
出版者
佐藤新太郎
巻号頁・発行日
vol.桃太郎鬼ヶ島でん, 1885

3 0 0 0 OA [お伽噺]

著者
佐藤新太郎 編・画
出版者
佐藤新太郎
巻号頁・発行日
vol.かち[カチ]山, 1885
著者
笠井 史人 水間 正澄 佐藤 新介 渡辺 英靖 和田 真一 飯島 伸介 國吉 泉 吉澤 則幸
出版者
日本義肢装具学会
雑誌
日本義肢装具学会誌 (ISSN:09104720)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.206-209, 2010-07-01 (Released:2013-06-19)
参考文献数
6

症例は21歳男性,AVMによる脳出血,右片麻痺・失語症.若年発症や失語症による精神的ダメージが大きく,生きがいであるギターを演奏するためにスプリントと肩装具を作製した.訓練により演奏できるようになっただけではなく,回復停止したはずの麻痺手に改善がみられたため,上肢装具装着ギター演奏による片麻痺上肢機能訓練は,脳の可塑性に効果的と推測された.音によるフィードバックが得られ,運動学習に効果的な速度・課題のバリエーションもつけることができた.補装具と音楽療法の組み合わせによる本法は,楽しみながら効果を実感でき,高いモチベーションで訓練量を稼ぐことができるため,有効な上肢機能訓練法のひとつとして期待される.
著者
稲葉 宏 笠井 史人 國吉 泉 飯島 伸介 東 瑞貴 和田 真一 渡辺 英靖 佐藤 新介 水間 正澄
出版者
The Showa University Society
雑誌
昭和医学会雑誌 (ISSN:00374342)
巻号頁・発行日
vol.71, no.6, pp.596-601, 2011

〔目的・方法〕回復期リハビリテーション病棟(以下回復期リハ病棟)には,入院に当たって発症・受傷・手術から入院までの入院時発症後日数(発病・受傷・手術より急性期病院を経て回復期リハ病棟へ入棟するまでの期間)が厳密に定められており,一定の入院時発症後日数を超えた患者は入院が困難となっている.そのため,リハビリテーションによる回復が見込まれる患者においても,入院時発症後日数の延長によりその機会を奪われてしまうと想像される患者の存在が以前から危惧されていた.そこで今回,われわれは,回復期リハ病棟設立以前に当院当科へリハビリテーション目的で入院した患者の入院時発症後日数・入院時発症後日数延長の原因・回復期リハ病棟在院日数と転帰(在宅復帰率)の調査を行う事により,入院時発症後日数の予後に及ぼす影響を検討・考察した.〔結果〕在院日数・転帰(在宅復帰率%)は,入院時発症後日数が設定期間内の患者群(I群73症例)91.7±64.8日・80.1%が,設定期間超過の患者群(II群34症例)109.7±58.8日・67.6%より良好な結果を示した.しかしながら,何れの結果も有意差を認めるまでには至らなかった.しかも,II群の多く(34症例中,原因判明は25症例・73.5%)は,再手術・併存症や併発症の治療等が入院時発症後日数延長の原因となっていた上に,II群においても十分なリハビリテーションの効果が発揮され,在宅復帰な症例が34症例中23症例(67.6%)存在した.これらの結果より,定められた入院時発症後日数を超過した事のみによる判断にて患者の回復期リハ病棟への受け入れが困難となる事は,大きな問題であり,入院後の医療体制を含めて改善の余地が大いにあるものと考えられた.
著者
椎名 秀一朗 寺谷 卓馬 小尾 俊太郎 佐藤 新平 小池 幸宏 段 佳之 赤松 雅俊 藤島 知則 吉田 英雄 加藤 直也 今井 康雄 今村 雅俊 浜村 啓介 白鳥 康史 小俣 政男
出版者
The Japan Society of Hepatology
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.24-30, 2000-01-25
被引用文献数
27 24

経皮的ラジオ波焼灼療法は, 病変に挿入した電極の周囲をラジオ波により誘電加熱し, 肝腫瘍を壊死させる新しい治療法である. 我々は, Radionics社のcool-tip型電極を用い, 肝細胞癌30例61病変を治療した. 病変の存在部位等を理由に経皮的ラジオ波焼灼療法を断念した例はなかった. 効果判定のために施行したCTでは, 治療を行った病変は最終的にはすべて造影されなくなり, 完全壊死に陥ったと評価された. Cool-tip型電極を用いた経皮的ラジオ波焼灼療法は, 経皮的局所療法で治療されてきたほとんどの症例に施行可能であり, 経皮的エタノール注入療法や経皮的マイクロ波凝固療法と比べ, 治療セッション数を少なくし入院期間を短縮できるものと考えられた. 近い将来, 肝癌治療の主流になると思われる.
著者
芦谷 公稔 佐藤 新二 岩田 直泰 是永 将宏 中村 洋光
出版者
社団法人 物理探査学会
雑誌
物理探査 (ISSN:09127984)
巻号頁・発行日
vol.60, no.5, pp.387-397, 2007 (Released:2010-06-25)
参考文献数
11
被引用文献数
15 13

鉄道における地震災害を軽減するには事前に施設の耐震性を向上させることが基本であるが,一方で,地震発生時は迅速かつ適切に列車運行を制御することにより事故を未然に防ぐことが重要となる。そこで,鉄道総研では新幹線を中心に早期地震検知・警報システム(ユレダス)を開発,実用化してきた。しかし,近年では,リアルタイム地震学の分野の研究開発が進展し,早期地震警報に関する貴重な知見が蓄積されてきた。また,気象庁など公的機関の全国ネットの地震観測網が整備され,その即時情報(緊急地震速報という)を配信する計画が進められている。こうした状況を踏まえ,鉄道総研は気象庁と共同して,緊急地震速報の処理手法やこの情報を活用した鉄道の早期地震警報システムの開発を行ってきた。 本論では,まず,P波初動検知後数秒で震源の位置やマグニチュードを推定するために新たに開発した,B-Δ法やテリトリー法,グリッドサーチ法について紹介する。次に,緊急地震速報を活用した地震警報システムの概要を紹介する。このシステムは緊急地震速報を受信すると,線区沿線での地震の影響度合いをM-Δ法により推定し,影響があると判断した場合は,列車無線により自動的に走行中の列車に緊急停止の警報を発信するものである。また,最後に,鉄道におけるリアルタイム地震防災の今後の展望について述べる。

1 0 0 0 OA [お伽噺]

著者
佐藤新太郎 編・画
出版者
佐藤新太郎
巻号頁・発行日
vol.百ものがたり, 1885

1 0 0 0 OA [お伽噺]

著者
佐藤新太郎 編・画
出版者
佐藤新太郎
巻号頁・発行日
vol.桃太郎島めぐり, 1885
著者
大谷 雅人 岩泉 正和 佐藤 新一 宮本 尚子 矢野 慶介 平岡 宏一 那須 仁弥 高橋 誠
出版者
日本森林学会
雑誌
日本森林学会大会発表データベース
巻号頁・発行日
vol.125, 2014

林木遺伝資源の生息域内保存を進めるにあたっては、集団内の遺伝的変異の維持機構を明らかにすることが重要である。本研究では、中間温帯林の主要な遷移後期樹種であるモミを対象として、花粉及び種子を介した遺伝的流動の様態を分析した。福島県いわき市の固定試験地(約1 ha)の7地点において2002年、2005年、2010年に採取された自然散布種子のうち約650粒の胚と雌性配偶体、および試験地内の成木327個体について、SSR12遺伝子座における遺伝子型を決定した。種子散布量には豊作年と並作年の間で約5倍の差が認められたが(125.2~652.9粒/m<sup>2</sup>)、試験地外からの遺伝子流動の割合は調査した3繁殖年次間でほぼ一定であった(種子経由:約13~15%、花粉経由:53~57%)。種子親・花粉親として寄与した試験地内の成木の個体数や多様性についても、繁殖年次による差異は認められなかった。ただし、複数年にわたって種子親・花粉親として寄与した個体は3繁殖年次の寄与個体ののべ数のそれぞれ60.3%、42.4%にすぎなかったことから、各成木個体の雄性・雌性繁殖成功は年次ごとに大きく異なることが示唆された。
著者
佐藤 新
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.495, pp.98-105, 2005-12-12
被引用文献数
1

カード会社によると、携帯電話会社のWebサイトで、プリペイド携帯電話を延長して使えるようにするリチャージ(利用料の追加支払い)5000円分が、Aさんのカード番号を使って決済されたという。Aさんにとっては寝耳に水の話だ。カード会社側では「通常のご利用と異なる決済が行われたようなので」との説明だった。確かにその通り。
著者
与儀 喜邦 佐藤 新五 立野 進 東 秀史 郡山 和夫 長田 幸夫 瀬戸口 敏明
出版者
Japan Surgical Association
雑誌
日本臨床外科医学会雑誌 (ISSN:03869776)
巻号頁・発行日
vol.55, no.11, pp.2928-2932, 1994-11-25 (Released:2009-01-22)
参考文献数
13

エタノール注入療法が有効であった巨大腎嚢胞の1例を報告する. 症例は71歳,男性.腹部膨満感を主訴として来院した.腹部超音波検査にて右上腹部に嚢胞性腫瘤を認めた.腹部CT検査では右腎実質を左方に圧排する巨大な嚢胞がみられ,腎孟造影で右腎孟は左方へ強く偏位していた.腎動脈造影では右腎動脈は左前方へ圧排されていた.以上から巨大な右腎嚢胞と診断した.超音波ガイド下に右腎嚢胞を穿刺し3,250mlの内容液を吸引した後,嚢胞造影を行い嚢胞外への漏出がないことを確認した.造影剤回収後に95%エタノール500mlを20分間注入した.同時に内容液330mlの左腎嚢胞に対しても95%エタノール100mlを注入し治療した.この患者は他に両腎に計2個の小嚢胞があった. 術後,両側腎嚢胞は縮小した.特に右腎の巨大嚢胞は径5cmと著明に縮小し, 3年間の経過観察でも再発は認められなかったが他病死した.
著者
佐藤 新一
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン = Nikkei personal computing (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.772, pp.56-59, 2017-06-26

最終回動画共有サイトで有名な「YouTube」は「ユーチューバー」という新たな職業を生み出すほどの人気だが、プライベートな動画を共有して家族や知人と楽しむといった使い方もできる。詳しく見ていこう。 動画共有サイトとして人気が高い「YouTube」は、今やテレ…
著者
佐藤 新一
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン = Nikkei personal computing (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.776, pp.58-61, 2017-08-28

アメブロには標準で、「いいね!」ボタンやコメント機能が付いているほか、「はてなブックマーク」や「Twitter」「Facebook」のシェアボタンも備わっている。このままでも十分だが、ほかのSNSや「LINE」で共有するボタンなどを付けたい場合は、「忍者おまとめボタ…
著者
芦谷 公稔 佐藤 新二 岩田 直泰 是永 将宏 中村 洋光
出版者
社団法人 物理探査学会
雑誌
物理探査 (ISSN:09127984)
巻号頁・発行日
vol.60, no.5, pp.387-397, 2007
被引用文献数
13

鉄道における地震災害を軽減するには事前に施設の耐震性を向上させることが基本であるが,一方で,地震発生時は迅速かつ適切に列車運行を制御することにより事故を未然に防ぐことが重要となる。そこで,鉄道総研では新幹線を中心に早期地震検知・警報システム(ユレダス)を開発,実用化してきた。しかし,近年では,リアルタイム地震学の分野の研究開発が進展し,早期地震警報に関する貴重な知見が蓄積されてきた。また,気象庁など公的機関の全国ネットの地震観測網が整備され,その即時情報(緊急地震速報という)を配信する計画が進められている。こうした状況を踏まえ,鉄道総研は気象庁と共同して,緊急地震速報の処理手法やこの情報を活用した鉄道の早期地震警報システムの開発を行ってきた。<br> 本論では,まず,P波初動検知後数秒で震源の位置やマグニチュードを推定するために新たに開発した,B-&Delta;法やテリトリー法,グリッドサーチ法について紹介する。次に,緊急地震速報を活用した地震警報システムの概要を紹介する。このシステムは緊急地震速報を受信すると,線区沿線での地震の影響度合いをM-&Delta;法により推定し,影響があると判断した場合は,列車無線により自動的に走行中の列車に緊急停止の警報を発信するものである。また,最後に,鉄道におけるリアルタイム地震防災の今後の展望について述べる。<br>