著者
小林信一
出版者
国立国会図書館
雑誌
再生可能エネルギーをめぐる諸相
巻号頁・発行日
vol.科学技術に関する調査プロジェクト 調査報告書, 2014-03
著者
小林 勉
出版者
日本スポーツ社会学会 ; 1993-
雑誌
スポーツ社会学研究 (ISSN:09192751)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.84-87, 2015
著者
新井 優太 小林 暁雄 増山 繁
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.211, pp.37-40, 2014-09-04

現在,インターネット上には膨大な情報が存在しており,家電製品などでトラブルが発生した際,消費者はインターネット上にある同様のトラブル事例を検索し,問題解決にあたることが多い.しかしながら,そういった情報が議論されている掲示板などでは問題が複雑になるにつれて一つの話題あたりの記述量が増え,結果として求める情報を獲得するのが困難になる.そこで,その掲示板内から必要な情報を抽出するための足がかりとして,本稿では掲示板スレッドの構造化を考える.スレッド内の個々の投稿に含まれるアンカーや投稿者名の呼びかけを用いて投稿間のつながりを表した擬似ネットワークを生成した.
著者
池田 晃人 小林 暁雄 坂地 泰紀 増山 繁
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.211, pp.47-52, 2014-09-04

日本の動画共有サイトであるニコニコ動画の最大の特徴は投稿コメントである.この投稿コメントは,再生中の動画上の任意の時間,場所に重ねて表示することができ,それがニコニコ動画の動画をより一層ユーザにとって楽しいもの,価値のあるものにしている.ニコニコ動画のコメントは,その動画の1つの特徴であるといえる.動画の特徴であるコメントの情報を用いることで,動画推薦や動画検索などの様々な応用が考えられる.本研究では,ニコニコ動画のコメントから情報を得ることを容易にするために,コメントにアノテーションを行う.ここでは,アノテーションを行うのための分類を行う.
著者
宮崎 和光 坪井 創吾 小林 重信
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.185-192, 2001 (Released:2002-02-28)
参考文献数
10
被引用文献数
1 7

Reinforcement learning is a kind of machine learning. It aims to adapt an agent to a given environment with a clue to rewards. In general, the purpose of reinforcement learning system is to acquire an optimum policy that can maximize expected reward per an action. However, it is not always important for any environment. Especially, if we apply reinforcement learning system to engineering, environments, we expect the agent to avoid all penalties. In Markov Decision Processes, a pair of a sensory input and an action is called rule. We call a rule penalty if and only if it has a penalty or it can transit to a penalty state where it does not contribute to get any reward. After suppressing all penalty rules, we aim to make a rational policy whose expected reward per an action is larger than zero. In this paper, we propose a suppressing penalty algorithm that can suppress any penalty and get a reward constantly. By applying the algorithm to the tick-tack-toe, its effectiveness is shown.
著者
福岡 維新 麥田 愛純 高津 弘明 藤江 真也 林 良彦 小林 哲則
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.29, 2015

ニュース記事の伝達をタスクとして,聞き手が挟む相槌や聞き返しに応じて適宜情報を補完しながら会話を進める音声対話システムを提案する.要点を伝える主発話計画と,それに対し情報を補完する副発話計画を記事から自動生成する機能,これらの発話計画を聞き手の反応に暗に表れる理解状態に応じて切り替える機能を実装した.これらにより,リズムある対話による効率的な情報伝達が実現できた.
著者
韓 太舜 小林 欣吾
出版者
一般社団法人 電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review (ISSN:18820875)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.229-243, 2015-04-01 (Released:2015-04-01)
参考文献数
45

マルチユーザ通信路符号化問題,なかんずく,干渉通信路の符号化問題は,その重要な基本的特質のゆえに近年多くの通信理論研究者が多大の関心を持って精力的に研究に取り組んでいる.特に,問題の本質的な性格を把握するために,2 組の送信者・受信者の場合がよく研究されてきた.韓と小林によって1981 年に提示された一般の干渉通信路に対する達成可能な領域,すなわち,HK 領域の表現は現在に至るまで最良であり続けてきた.本稿では,HK 領域の解説を中心に据えて,その領域の表現を簡略化する研究や,既に容量域の決定されている干渉通信路の部分クラスに関する解説を与える.また,Han-Kobayashi スキームのごく簡単な適用でも,ガウス干渉通信路の容量域に対してSNR(SN 比, 信号対雑音比)とINR(干渉対雑音比)を大きくした漸近的な状況では最適であることを示したEtkin, Tse, Wang による研究を解説する.更に,その出現以来35 年後の今年になって,Han-Kobayashi 領域をしのぐ伝送レート対の存在することがNairらによって明らかにされてHan-Kobayashi 領域の最適性が否定されたという話題にも触れ,干渉通信路研究に新しい転機が訪れたことを伝える.
著者
岡田 昌浩 小林 泰輔 中村 光士郎
出版者
耳鼻咽喉科臨床学会
雑誌
耳鼻咽喉科臨床 (ISSN:00326313)
巻号頁・発行日
vol.102, no.3, pp.219-223, 2009 (Released:2010-12-03)
参考文献数
20
被引用文献数
9 10

Hemorrhage following tonsillectomy is still a major complication despite the development of new hot knives. In this study, a retrospective review of 242 adult patients who underwent tonsillectomy in the Department of Otolaryngology, Ehime Prefectual Central Hospital between January 2000 and March 2007 was conducted. Post-tonsillectomy hemorrhage occurring in 56 patients (23.1%); four of these patients experienced hemorrhage during the first 24 hours postoperatively, and the remaining 52 had delayed bleeding. Nine of 56 patients (3.7%) required a procedure to control their bleeding under general anesthesia. The hemorrhage rate in males was significantly higher than in females. There was no statistically significant difference in hemorrhage rates based on age, body mass index (BMI), duration of surgery and smoking. Patients who received antibiotics postoperatively experienced less secondary hemorrhage than those without antibiotics. In 99 patients who were administered antibiotics, patients who used cephalosporins experienced less secondary hemorrhage than those who received penicillins. These results indicate that antibiotics after tonsillectomy are effective to reduce post-tonsillectomy hemorrhage rates.
著者
小林 丈二 佐伯 忠彦 竹田 一彦 上甲 英生
出版者
耳鼻咽喉科臨床学会
雑誌
耳鼻咽喉科臨床 (ISSN:00326313)
巻号頁・発行日
vol.89, no.11, pp.1365-1369, 1996-11-01 (Released:2011-11-04)
参考文献数
14
被引用文献数
1 2

The authors investigated the clinical course of 49 patients with peritonsillar abscesses treated at Uwajima City Hospital between January 1983 and December 1995. The cohort consisted of 36 males and 13 females, aged 15 to 68 (mean age, 37.2 years old). Along with administration of antibiotics, removal of the abscess was performed by needle aspiration in 25 cases, and incision for drainage in 24 cases, respectively. There were no statistical differences in clinical stage and course between the group under 40 years old and the group over 40 years old. There was also no difference between the group treated with needle aspiration and the group treated with incision, except for the length of hospital stay healing time. Interval tonsillectomy was carried out in 10 cases. Recurrence of the peritonsillar abscess occurred in only one case. Therefore, we recommend needle aspiration as the first choice for treatment of peritonsillar abscesses. In cases of peritonsillar abscess with no past history of habitual angina, tonsillectomy is not indicated because recurrence of peritonsillar abscesses is rare.
著者
中川 陽之 小林 洋一 渡辺 則和 箕浦 慶乃 勝又 亮 河村 光晴 安達 太郎 小原 千明 宮田 彰 丹野 郁 馬場 隆男 片桐 敬
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.16-20, 2004

38歳の女性,主訴は意識消失発作である.既往歴として2回の失神歴を有した.平成12年1月頃より,起立時の立ちくらみが頻発し始めた.同年12月,起立位で上司との会話中,立ちくらみが出現した.息をこらえ我慢していたところ意識消失発作が出現したため救急車で某病院に搬送され,当院紹介受診となった.理学的所見,非観血的検査に異常は認められず,臨床経過よりneura11y mediatedsyncopeが疑われたためhead-up tilt test,頸動脈洞マッサージを施行したが,失神発作は誘発されなかった.Valsalva試験は第II相,第IV相における異常反応が認められ,valsalva ratioは低下しており,自律神経系異常パターンが認められた.このことより,再度80度受動起立下で息こらえをしたところ,開始直後より急激な血圧の低下をきたし,約6秒後に臨床症状と同様の失神発作が誘発された.以後,日常生活での息こらえを必要とする動作の禁止を指導し,外来経過観察中である.息こらえにより失神発作が誘発される症例は,我々が検索した限り,成人例においては2報告にすぎず,まれな症例と考えられ報告した.
著者
吉永 龍史 小野 武也 沖 貞明 大塚 彰 梅井 凡子 星本 諭 中平 剛志 高橋 祐二 小林 弘基
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.A4P2062-A4P2062, 2010

【目的】関節拘縮の治療に関わるものは、関節の動きを維持するために一日に必要な関節運動の時間を知りたい。この検討は動物実験を通して、関節をギプスなどで固定した後、固定を外してストレッチを一日につき一定時間実施し、再び関節を固定する方法で行われている。これを1週程度毎日繰り返し、最終日は固定を外して治療として持続的伸張運動(以下、ストレッチ)を実施した後に、効果判定の関節可動域テストを行っている。ここでポイントとなる点は、最終日の効果判定直前に治療としてのストレッチを行っている点である。先に述べた方法による最終日の関節可動域の効果判定結果は、 2つの影響が含まれていると考えられる。一つは毎日行う関節運動の影響(蓄積効果)である。もう一つは、最終日の関節可動域測定直前のストレッチの影響(即時効果)である。蓄積効果と即時効果を含む方法による研究結果によると、関節の動きを維持するために一日に必要な関節運動の時間はおよそ30分/日であろうと推測されている。ところが、我々は朝起きるとストレッチを行わないでも関節可動域は維持できている。これは、前日までの関節運動が十分に行われているためと考えることができる。このようなことから、効果判定を行う直前にストレッチを行わないで、関節の動きを維持するために一日に必要な関節運動の時間を検討することも重要と考えられる。本研究の目的は、即時効果を省き蓄積効果により関節の動きを維持するために一日に必要な関節運動の時間の検討である。<BR>【方法】8週齢のWistar系雌ラット20匹を用いた。ラットは10匹ずつ無作為に2群に振り分けた。そのうち1群は、左後肢を「正常群」、足関節最大底屈位でギプス固定した右後肢を「固定群」とした。さらに、固定群と同様にギプス固定を行い、2日目から最終日(7日目)の前日までの計5回、1日1回ギプスを外し、麻酔下でバネ秤を用い30gで30分ストレッチを実施した右後肢を「30g伸張群」とした。尚、固定期間は1週間とした。すべてのラットは飼育ゲージ内で水と餌も自由に摂取する事ができるようにした。足関節背屈角度(以下、背屈角度)は、初日と最終日(7日目)の背屈角度を測定した。ただし、実験最終日には、ストレッチを実施しないでギプス除去後に測定した。測定は、麻酔で小型筋力計を用いて30gの力を加えた状態で行った。統計処理は、実験前の各群間の背屈角度の比較に一元配置分散分析を、また各群の初日と最終日の背屈角度の比較をKruskal-Wallis検定によって確かめた後、有意差を認めた場合は多重比較検定にScheffe法を適用した。なお、危険率は5%未満をもって有意とした。<BR>【説明と同意】本研究は、本学の研究倫理委員会の承諾を受けて行った。<BR>【結果】実験前の背屈角度は、正常群が37.9±1.2°、固定群が37.6±1.3°、30g伸張群が37.0±1.6°ですべての群間で有意差を認めなかった。最終日の背屈角度は、正常群が37.9±1.7°、固定群が73.4±4.8°、30g伸張群が84.5±6.5°であった。実験前後の背屈角度の比較から固定群および30g伸張群には、実験後に有意をもって拘縮発生を認めた。また、各群間の比較では、すべての群に有意差が認められ、30g伸張群がストレッチを行ったにも関わらず、関節拘縮が最も発生していた。<BR>【考察】本研究の結果から、最終日にストレッチを行わずに効果判定を行うことで、30分/日で行うストレッチによる蓄積効果のみではギプス固定除去直後に関節拘縮が生じることが明らかとなった。また、ストレッチを行った30g伸張群が固定群と比較して関節拘縮がより悪化していた。ストレッチを行ったにも関わらず30g伸張群が固定群と比較して関節拘縮が悪化した原因について、先行研究によると、ギプス固定1週間のラット足関節の制限因子は、皮膚切開によって10%、下腿三頭筋切除によって80.5%であったと報告していることからも、軟部組織による制限因子であると推測される。そのため、30gによるストレッチが重すぎたのではないかと考えられる。もう一つの原因は関節可動域運動の時間が不足していたと考えられる。小児を対象とした先行研究では1日約6時間の関節運動を必要としている。このことから、関節可動域運動の伸張時間が長いほど関節拘縮を防ぐことができると考えられる。よって、本研究の関節可動域運動の時間は不足していたと考えられる。蓄積効果により関節の動きを維持するために一日に必要な関節運動の時間は、即時効果を含めた場合よりも多くの時間を必要とする可能性が考えられる。<BR>【理学療法学研究としての意義】日々臨床で遭遇する関節拘縮を予防するために必要な運動時間を知ることは重要である。<BR>
著者
大久保 友幸 小林 一行 渡辺 嘉二郎 栗原 陽介
出版者
日本感性工学会
雑誌
日本感性工学会論文誌 (ISSN:18840833)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.299-304, 2015 (Released:2015-04-30)
参考文献数
11

In this paper, we describe a new time-sharing, display-based, color-assisted vision system for individuals with color vision problems associated with aging. Most of the proposed type of existing color-assisted vision systems apply to only computer systems or car-navigation systems. Here, we propose a new system that may help even the elderly clearly perceive color signs and indicators. This system has an image-processing unit, a camera and HMD for elderly people which create the enhanced color image. For consistent evaluation and repeatability of experiments, wearing simulated eyeglasses is assumed to be the same as an aged person's vision. The effectiveness of the proposed method is evaluated by applying the SD method.
著者
鈴木 亜嵐 小林 清輝
出版者
The Vacuum Society of Japan
雑誌
Journal of the Vacuum Society of Japan (ISSN:18822398)
巻号頁・発行日
vol.57, no.5, pp.197-199, 2014

We investigated the influence of the work function of metal gate electrodes on the current component induced by exposing silicon nitride-silicon oxide double-layer films to high-energy ultraviolet (UV) illumination. Prior to UV exposure, the conduction current under negative gate bias through an aluminum-nitride-oxide-silicon structure was larger than that through a mercury-nitride-oxide-silicon structure. In these structures under negative gate bias, it has been considered that electrons injected from the metal electrodes into the nitride films dominate the conduction current. Hence, the experimental result can be explained by the notion that the probability of electron injection into the nitride film from the aluminum electrode is higher than that from the mercury electrode because of the difference of the work function between the two kinds of metals. After UV exposure, the conduction current under negative gate bias through both the structures were almost identical to each other. This result reveals that the current component after exposure to UV illumination is dominated by charge carriers generated in the bulk of the nitride film.<br>
著者
小林二郎 編
出版者
精華堂
巻号頁・発行日
1889
著者
小林 敏雄 高木 清 大島 まり
出版者
東京大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2002

低温体療法は脳の一部に血液が流れなくなる虚血性血管障害型の脳卒中に有効であり、1980年代より試みられている。虚血性血管障害が起きると欠血により脳内温度が40度近くに上昇し、このため神経障害が起こり、最悪の場合には死に至る。低温体療法を用いて体を冷やすことで脳の温度を2度から3度下げることにより、発病後の回復経過が良好である症例が報告されている。しかし、現在行われている低温療法は全身を長時間にわたって冷やすため、患者の体力負担が増大し、かえって危険になる場合が起こり得る。そこで、頭と頸部だけを冷やすことにより効果的かつ患者の負担が軽減できるような選択的脳冷却療法が模索されている。本研究では脳内温度の調節のメカニズムを把握すると同時に効率的な選択的脳冷却療法の指針を構築するため、脳内の熱輸送のモデリングおよび数値解析を行った。以上より、本研究では以下の3つのテーマに重点を置いて研究を行った。(1)脳内熱輸送のモデリング(2)数値解析システムの開発(3)医用画像および臨床データとの比較・検証(1)では脳血管網において熱交換を行っていると考えられている、内頸動脈の海綿静脈洞を模擬した同軸円管における対向流型熱交換について、直円管モデルと屈曲管モデルでの数値解析を行った。(2)数値解析にはFIDAPを用い、動脈・静脈の入口に50mmの導入部を設けて安定化を図っている。それぞれの密度・比熱は血液および血管壁で等しく、伝熱方程式に熱拡散係数を与えることで温度の計算を行う。(3)実際の脳冷却を行う際には0.2℃から0.3℃の温度低下が必要とされ、今回の解析でその条件を満たすことが確認された。屈曲管は2次流れの影響により直円管よりも伝熱量が増加し、また拍動流入を与えることで温度境界層が壁面近傍だけでなくなり、より動脈の冷却が促進されることが分かった。