著者
小林 祥次郎
出版者
筑波大学国語国文学会
雑誌
日本語と日本文学 (ISSN:02856352)
巻号頁・発行日
no.42, pp.1-10, 2006-02-28
著者
小野 功 小林 重信
出版者
社団法人人工知能学会
雑誌
人工知能学会誌 (ISSN:09128085)
巻号頁・発行日
vol.13, no.5, pp.780-790, 1998-09-01
被引用文献数
13

In this paper, we propose a new genetic algorithm(GA) for job-shop scheduling problems(JSPs), considering dependencies among machines. We regard the crossover as a main search operator. Crossovers should preserve characteristics between parents and their children in order for GAs to perform well. Characteristics are elements that constitute a solution and determine the fitness of the solution. Chracteristics also should be highly independent of each other. A characteristic has to be found for each problem domain since it depends on a particular problem domain. We basically regard the processing order of jobs as a characteristic for JSPs. We consider job-based order inheritance and position-based order inheritance for ways of inheritance of the processing order by crossovers, and propose two new crossovers; the Inter-machine Job-based Order Crossover(Inter-machine JOX) and the Inter-machine Position-based Order Crossover(Inter-machine POX). By applying them to the benchmark problems of FT10×10 and FT20×5, we demonstrate that the Inter-machine JOX shows better performance than the Inter-machine POX and an existing crossover, the SXX[Kobayashi 95]. The Inter-machine JOX preserves both the processing order of jobs and the technological ordering which causes dependencies among machines. We also propose a new mutation named the Inter-machine Job-based Shift Change for introducing a diversity of population. We confirm its effectiveness by applying it with the Inter-machine JOX to FT10×10 and FT20×5.
著者
宮崎 政志 井田 一昭 宮崎 正和 猿渡 達郎 横田 英樹 小林 浩之 濱田 芳樹 杉山 裕一 新井 理恵 中村 裕紀
出版者
社団法人エレクトロニクス実装学会
雑誌
エレクトロニクス実装学会誌 (ISSN:13439677)
巻号頁・発行日
vol.10, no.4, pp.298-304, 2007-07-01
被引用文献数
1

近年の電子機器には,小型化,高機能化および高速化が要求されている。一方,実装枝術には,これら電子機器の要求に対処するために,さらなる高密度化が要求されている。しかしながら,従来のプリント配線板上への2次元的な部品の高密度実装には限界がきており,樹指基板内に3次元的に部品を配置する部品内蔵技術が注目されている。われわれは,部品内蔵技術としてEOMIN(Embedded Organic Module Involved Nanotechnology)を開発した。EOMINの特徴は,銅コアに形成したキャビティ内に電子部品を内蔵させることと,銅めっき技術により内蔵した電子部品と電気的な接続を取る点てある。EOMINによるモジュール構造では,シミュレーションによる検討結果から,発熱量の大きな電子部品を内蔵したときに,発熱した熱を銅コアに拡散させ,効率的にマザーボード側に放熱できることがわかった。また,銅めっきを用いた内蔵部品との接続は,従来のはんだによる接続と比較し ヒートショック時の銅の塑性歪量が小さく,信頼性の高い接続技術であることがわかった。今回,われわれは,次世代の高密度実装技術としてEOMINを紹介する。
著者
長原 脩策 小林 義和 信時 三郎 高木 俊彦
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:03743470)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.104-110, 1972-02-01
被引用文献数
1

同時式の単管カラーカメラを構成するには, 何らかの方法で撮像管面を多重化して使用することが必要である.多重化の方法としては, (1)位相多重, (2)周波数多重の2つがある.著者らはリレーレンズと2枚のストライプフィルターを用いた周波数多重化方式について開発を行なってきたが, さらに簡易化するために色分解フィルターを内蔵したFICビジコンを開発した.ここでは周波数多重化単管カラーカメラ方式の概要と, FICビジコンを用いて試作した新しいカメラについて記述する.
著者
山口 琢 小林 龍生 大場 みち子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OIS, オフィスインフォメーションシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.156, pp.51-54, 2008-07-17

個人が、ブログの記事などの定性的で主観的な文章を書くことを支援したり、そのような情報を整理して利用することを支援するシステムを、時間情報を例に検討して試作している。記事の投稿時刻など物理的で客観的な時間情報に比べて、記事本文中に書かれるこのような時間記述を、ITは支援してこなかった。このような時間情報を処理するシステムは、矛盾やあいまいさを排除せず、物理時間への対応付けを要求しないものであろう。
著者
小林 茂雄 永井 陽子
出版者
一般社団法人照明学会
雑誌
照明学会誌 (ISSN:00192341)
巻号頁・発行日
vol.91, no.6, pp.326-334, 2007-06-01

Lighting design is generally discussed from an aesthetic standpoint, or represented with ambiguous terms (e.g. adjectives describing a general atmosphere). However, individual elements of light -intensity, height, color etc. -control the minds of people and directly influence their behaviors. This paper discusses various light designs motivating diverse human behaviors, with a focus on concrete instances. An important factor in evaluating the effects of lighting should be what kind of behaviors the light is designed to encourage or prevent.
著者
古川 勝彦 阿世知 昌弘 八木 信幸 小林 幸治
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.51, no.6, pp.398-407, 2008 (Released:2008-09-01)
参考文献数
4

研究開発に関わる情報は企業にとって経営の根幹ともなる機密情報である。大学にとって,産学連携は重要な取り組みであるが,これまで大学ではこうした研究情報の管理体制が脆弱(ぜいじゃく)であり,それが産学連携の推進を妨げる要因ともなっていた。本論文では,記録情報管理システムを取り入れることによって研究情報の管理体制を強化した九州大学知的財産本部の産学連携に関する情報管理の現況を報告した。目録管理と所在管理が適切に行われるような仕組みを作ることが重要であり,文書種類別に機密度を設定するなど,実践しやすさを心がけている。その実践の上で,産学連携をさらに発展させるために必要となる要件を整理し,今後情報管理に求められる課題について展望した。
著者
井原 雅行 小林 稔
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.640, pp.31-36, 2004-01-27

これまでモノがヒトに対して発する概念として理解されてきたアフォーダンスを,拡張してヒトに適用し,ヒトが発するアフォーダンスという概念を紹介する.この概念を用いてヒューマンコミュニケーションをとらえ,コミュニケーションにおいて知覚されるヒトの振る舞いと,その振る舞いの元となっているヒトの内部要因によりアフォーダンスを定義,モデル化する.コミュニケーションにおいて不足しがちなアフォーダンスを,コンピュータを用いて生成,強調することによってもたらされる効果について述べるとともに, Computer-Mediated Communicationのシステムデザインヘの適用を考察する.
著者
山元 理絵 小林 大 吉原 朋宏 小林 隆志 横田 治夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌データベース(TOD) (ISSN:18827799)
巻号頁・発行日
vol.48, no.11, pp.38-48, 2007-06-15
被引用文献数
6

近年,Webサイトによる情報発信の重要性から,ユーザのニーズに適したサイト構築や情報提供の要求が高まってきている.WebアクセスログをWebページ推薦に用いる方法は,クライアント側に手を加える必要がなく有用であるが,これまで提案されている手法では,頻出アクセスパターンとわずかでも外れると適切な推薦ができない,あるいは順序を考慮できないといった問題点があった.我々は,それらの問題を解決するために,WebアクセスログからLCS(Longest Common Subsequences)を抽出してページ推薦に利用する手法であるWRAPLを提案している.本稿では,実際のWebアクセスログを用いた実験を通してWRAPLの効果を詳細に解析し,その実験結果から得られた知見を基に優先順位付け手法に対して改良を行い,その有効性を示す.Sophisticated websites satisfying users' requirement becomes much more important to propagate information via websites, nowadays. Web page recommendation methods using web access logs are useful for them because they need no modification in client-side applications to meet the requirement. However, traditional methods have problems of insufficient recommendation precision caused by strict matching of access patterns or neglect of access sequences. To solve the problems, we are proposing WRAPL as a method of extracting LCSs (Longest Common Subsequences) from web access logs and using them to recommend web pages for an active session. In this paper, we analyze the effects of WRAPL using actual web access logs and propose an enhanced weighting method for it to improve the precision based on the analyses.
著者
小林 貴訓 佐藤洋一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.36, pp.231-246, 2008-05-01
被引用文献数
3

本稿では,環境に疎密に分散配置されたセンサ群を用いて,特定エリア全体における人物動線を計測する手法について述べる.まず,公共施設や商業施設などの監視カメラ映像を想定し,視野を共有する複数のカメラを用いて,人物頭部の三次元位置と向きを追跡する手法について述べる.また,店舗などでの複数人物の追跡のため,監視カメラによる追跡にレーザ測域センサを相補的に統合することで,人物の出現や消失の検出,人物相互の遮蔽を扱う.さらに,エリア内全体を通じて,連続した人物動線を計測するため,障害物や人物相互の遮蔽などにより断片化した人物動線や,複数観測領域間における人物動線を対応付け,観測領域外の人物動線を補間する手法について述べる.This paper describes the method of tracking people in an indoor environment by using a sparse network of multiple sensors. 3D position and the orientation of people's heads are tracked by using multiple cameras. To deal with appearance/disappearance of people including occlusions cased by people's interactions, laser range scanners are seamlessly integrated into the vision based tracking framework. The information from a sparse network of multiple sensors is used to estimate people's trajectories in the whole area including unobserved areas. This paper also describes the method for establishing correspondences between trajectories captured by different cameras and estimating trajectories in unobserved areas.
著者
浅井 紀久夫 近藤 智嗣 小林 秀明 水木 玲 有田 寛之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.391, pp.63-68, 2007-12-08
被引用文献数
9

拡張現実感を利用した月面探索システムを開発し,国立科学博物館でのデモ展示を実施した.月は身近な天体であり,科学教育における格好の題材である.特にアポロ計画は話題性もあり,展示として魅力がある.博物館などではマルチメディアによる展示が増えてきたが,利用者がコンピュータの操作に熟達していることを前提とした内容にすることはできない.拡張現実感は,現実シーンに仮想物体を重畳表示する.そのため,物理的な板を触って仮想物体を操作するというタンジブル・インタラクションが可能であり,直感的なインタフェースを提供する.本システムではスティック・マーカを操作することにより,アポロ17号が探査した月面領域を探索する.本システムを評価するため,国立科学博物館でのデモ展示を実施し,一般来館者から主観評価を得た.その結果,楽しさや興味の点で満足度が高く,システムの安定性や内容の平易化が求められていることがわかった.
著者
小林 政善 桐島 俊之 香川 景一郎 太田 淳
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.427, pp.269-274, 2008-01-10

本報告では,入力動画像中から光ビーコンを検出・追跡し,光ビーコンの点滅周波数を推定する手法を提案する.従来の光ビーコンシステムをカメラが移動するような状況で使用するためには,動体の影響で生じる輝度変化と光ビーコンの信号とを区別して光ビーコンを追跡しなければならないという課題がある.提案手法は,(1)入力から光ビーコンの候補となる領域を抽出する処理,(2)抽出した候補領域に基づいて,光ビーコンの追跡を行う処理,(3)光ビーコンのオンオフを記録し,点滅周波数を推定する処理,以上の三段階の処理により構成される.提案手法を実装し評価を行ったところ,提案手法の有効性が確認された.