著者
大野 ヨシ 小野 晃 田中 充
出版者
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology
雑誌
Synthesiology English edition (ISSN:18830978)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.165-171, 2009

米国立標準技術研究所(NIST)で測光標準の研究をされているヨシ大野さんが2008年12月に産総研を訪問された機会に、シンセシオロジー編集委員会の小野委員長と田中委員がインタビューしました。照明分野で今後大きな省エネルギー政策を実行していこうとする米国政府の意欲的な計画と、それに応えていく標準研究者の意気込みが伝わるお話が聞けました。またNISTでの大野さんの研究と産総研の本格研究との間に多くの共通点があることが印象的でした。
著者
小野高潔 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],

1 0 0 0 OA 緜考輯録

著者
[小野景湛] [等編]
巻号頁・発行日
vol.第56冊, 1000
著者
生沼 芳弘 了海 諭 山本 恵弥里 佐々木 寿之 小野 俊敏 鈴木 貴士 芹澤 可奈
出版者
東海大学
雑誌
東海大学紀要. 体育学部 (ISSN:03892026)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.25-33, 2005-03-31

The Japan sumo association has been maintained the ban on women entering the traditionally men-only sumo ring, from Edo period. At issue is whether Fusae Ota, the prefectural governor of Osaka, and other women should be allowed into the dohyo, the elevated sumo ring, for ceremonies such as awarding the Osaka Governor's Prize at the Spring Grand Sumo Tournament in Osaka. Ota has requested the honor since winning her first term in 2000 and continues to be denied. In Edo period, the women did not allow into the tournament arena. They could allow to see the Grand Sumo Tournament from 1872, after the Meiji Restoration. From that to now, there was no survey to women spectators. This survey made clear the ratio of spectators between the sexes at the Grand Sumo Tournament. It showed that 42 percent of spectators were women. It was more than 25 persent of Japan Professional Baseball, less than 47 percent of J-league Soccer.
著者
石先広海 舟澤慎太郎 帆足啓一郎 小野 智弘 甲藤二郎
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.1263-1274, 2013-04-15

本研究ではユーザが入力した楽曲に対して,楽曲の歌詞に基づいて検索したWeb画像と楽曲を同期させて再生するスライドショー生成システムについて提案する.楽曲歌詞の内容に適した画像を楽曲と同期させて再生することで,楽曲の情景表現を向上させ,より印象深い音楽体験の実現を目指す.具体的には,歌詞中の単語と,歌詞から推定した全体印象語から最適な画像検索クエリを抽出し,表示候補となる画像をWeb上から取得する.取得した画像に付与されているソーシャルタグと全体印象語の適合度を用いることで,歌詞の各行と連動して表示させる画像を選定する.さらに,歌詞の各行を表示する時間の最頻値を利用してスライドショー再生時の画像切替えを自動化する.最終的に,被験者評価実験により本システムの有効性を示す.
著者
石先広海 舟澤慎太郎 帆足啓一郎 小野 智弘 甲藤二郎
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.1263-1274, 2013-04-15

本研究ではユーザが入力した楽曲に対して,楽曲の歌詞に基づいて検索したWeb画像と楽曲を同期させて再生するスライドショー生成システムについて提案する.楽曲歌詞の内容に適した画像を楽曲と同期させて再生することで,楽曲の情景表現を向上させ,より印象深い音楽体験の実現を目指す.具体的には,歌詞中の単語と,歌詞から推定した全体印象語から最適な画像検索クエリを抽出し,表示候補となる画像をWeb上から取得する.取得した画像に付与されているソーシャルタグと全体印象語の適合度を用いることで,歌詞の各行と連動して表示させる画像を選定する.さらに,歌詞の各行を表示する時間の最頻値を利用してスライドショー再生時の画像切替えを自動化する.最終的に,被験者評価実験により本システムの有効性を示す.In this paper, we propose a system to generate slide shows for music which users selected, by utilizing Web images retrieved by queries constructed from song lyrics. The proposed system aims to provide new and impressive user experiences by using synchronized Web images with lyrics line. First, we propose a method to select images to compose the slideshow from the result of Web image retrieval based on queries extracted from lyrics. The system selects matched images with the whole impression of lyrics and removes images which have many social tags not related to the image content. Furthermore, we propose a method to adjust presentation periods of the images in the slides. Finally, subjective experiments are conducted to evaluate effectiveness of our system.
著者
林 孝一 馬場 亮太 御園 秀一 小野 健太 小原 康裕 渡邉 誠
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.60, no.6, pp.6_39-6_48, 2014

60年近い歴史をもつ東京モーターショーに出展されたショーカーはそれぞれの時代の社会変化を鋭く反映してきた。本研究は各ショーカーの訴求ポイントをグループ化し、そのコンセプトを、「性能」、「社会対応」、「サイズ」、「付加価値」の4カテゴリーに分類し考察を加えた。その結果、日本の自動車産業とデザインの変遷は7つの時代に分類して精査していくことが適切であるとわかった。さらにその時代ごとのデザインへの期待や役割の変化が以下の4つに区分される事も判明した。1954~70年:欧米のライフスタイルに追従するドリームデザイン、1971~84年:機能とデザインの融合により意味と独自性があるデザインの創生、1985~2008年:製品多様化と市場の飽和を背景とした新規性コンセプトの探求とデザイン領域の拡大、2009年~現在: 環境問題や高齢化を反映した車の次世代モビリティーとしての再構築である。この様に社会情勢の変化に応じたデザインへの期待、役割の変化を明らかにした。
著者
岩間 絹世 小野寺 淳
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2017, 2017

享保2(1717)年,長久保赤水は常陸国多賀郡赤浜村(現,高萩市)の農家に生まれた。本年は赤水生誕300年を迎える。赤水は「改正日本輿地路程全図」をはじめ,「大清廣輿図」などの中国図,本研究で扱う世界図「地球萬国山海輿地全図説」を刊行し,江戸時代中後期を代表する地図製作者として広く知られる。長久保赤水作製の地図については,すでに数多くの優れた研究がある。この中で,赤水作製の世界図は赤水のオリジナルではあるものの,参照した世界図が古典的であるとの評価がある。さらに,世界図の刊行は赤水主導か否か,むしろ板元の浅野弥兵衛から持ちかけられて出版したのではないかとの見解もある(金田・上杉2012),本研究では,これらの評価に対する検討を意図するものではなく,科研によって見出された長久保赤水の子孫宅や長久保赤水顕彰会収集の資料群から得た「地球萬国山海輿地全図説」に関する知見を報告する。 「地球萬国山海輿地全図説」は,寛政7(1795)年ころに刊行されたとされる(金田・上杉,2012)。当初は無刊記で発行され,板元の記載も無く,現在この初板の無刊記板は神戸市立博物館,国立歴史民俗博物館,長久保和良家(子孫の一家)所蔵(写真参照)の3鋪の現存が確認されている。その後,大坂の浅野弥兵衛より刊行され(一軒板)や,浅野弥兵衛を含む5つの書肆より刊行された五軒板があり,これらはいずれも大型版である(表1)。すでに蘭学系世界図が刊行される一方で,赤水没後には,長久保赤水閲とされる天保15(1844)年の中型版や小型版が嘉永3(1850)年まで刊行された。 ところで,享保5(1720)年,原目貞清「輿地図」が江戸の書肆出雲寺より刊行された。本図は最初のマテオ・リッチ系世界図の刊行とされ,赤水の「地球萬国山海輿地全図説」は本図を参照し,実際赤水の書き込みが残る「輿地図」(明治大学図書館蘆田文庫)が残されている。本報告では,長久保和良本と蘆田文庫本の比較,長久保赤水の子孫宅や長久保赤水顕彰会収集の資料群の検討を行った結果を報告する。 なお,本研究は科学研究費基盤研究(C)「長久保赤水地図作製過程に関する研究」(代表者:小野寺淳)の成果の一部である。

1 0 0 0 OA 爾雅註疏紀聞

著者
小野蘭山
出版者
巻号頁・発行日
vol.[4],
著者
小野蘭山
出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],
著者
小林 真朝 麻原 きよみ 大森 純子 宮﨑 美砂子 宮﨑 紀枝 安齋 由貴子 小野 若菜子 三森 寧子
出版者
日本公衆衛生学会
雑誌
日本公衆衛生雑誌 (ISSN:05461766)
巻号頁・発行日
vol.65, no.1, pp.25-33, 2018 (Released:2018-02-10)
参考文献数
14

目的 公衆衛生看護の倫理に関するモデルカリキュラム・教育方法・教材開発のために,全国の保健師養成機関における倫理教育に関する実態を把握することを目的とした。方法 全国の保健師養成機関(専修学校(1年課程の保健師養成所,4年課程の保健看護統合カリキュラム校),短大専攻科,大学)229校に質問紙を送付し,公衆衛生看護教育を担当する教員に回答を求めた。 質問紙の内容は,回答者および所属機関の属性や保健師資格教育の形態のほか,公衆衛生看護の倫理の独立・関連科目の有無と導入予定,公衆衛生看護以外の倫理科目,公衆衛生看護の倫理を学ぶことの重要性や望ましい対象など,担当できる教員の有無やその研修の必要性,教育にあたって必要な資源,公衆衛生看護の倫理として扱う内容などを尋ねた。回答は変数ごとの記述統計量を算出するとともに,自由記載の内容分析を行った。結果 全国の保健師養成機関に質問紙を送付し,89校(回収率38.9%)から回答を得た。保健師養成機関の内訳は大学78.7%,短大専攻科4.5%,専修学校9%であった。公衆衛生看護の倫理の独立科目はなく,9割近くは導入予定もなかった。42.7%が科目の一部で公衆衛生看護倫理を扱っていた。公衆衛生看護倫理を学ぶ重要性については「非常に重要・ある程度重要」を合わせて9割であった。58.4%が保健師教育において公衆衛生看護の倫理に関する授業を必須化する必要があると回答したが,倫理教育を担当する教員については4割以上が「いない」と回答した。教員の研修は8割以上が必要と答え,必要な研修形態は「専門職団体や学会などによる学外研修」が8割と最も多かった。必ず行う必要があると思われる公衆衛生看護の倫理教育の内容の上位は「公衆衛生看護実践者としての職業倫理」,「健康と基本的人権」,「個人情報とその保護」,「公衆衛生看護における倫理」,「公衆衛生看護における倫理的自己決定」であった。結論 公衆衛生看護倫理教育はその必要性は高く認識されているものの,実施率は低かった。モデルカリキュラム,教材,教授できる教員が不足していること,教授が必要とされる公衆衛生看護の倫理の教育内容が体系化されていない現状が明らかになった。公衆衛生看護倫理の定義の合意形成と,モデルカリキュラムと教育方法,教材の開発,教員の養成が急務であると考えられた。