著者
小田 尚輝 山口 実靖
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.179-180, 2017-03-16

ウェブページの読み込み時間の短縮方法の一つとして、HTTP/2という新しいハイパーテキスト転送用のプロトコルが発表された。本研究では本プロトコルの高遅延環境におけるウェブページの読み込み速度の評価を行い、コネクションと性能関係についての考察を行う。そして、本プロトコルを用いる転送の高速化方法についての考察を行う。
著者
山口 実里
出版者
大妻女子大学
雑誌
Otsuma review (ISSN:09160469)
巻号頁・発行日
vol.45, pp.259-265, 2012-07
著者
杉本 洋輝 光来 健一 山口 実靖
雑誌
研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) (ISSN:21888795)
巻号頁・発行日
vol.2016-OS-136, no.3, pp.1-7, 2016-02-22

仮想化環境下において,HDD へのアクセスは二重のキャッシュ (ホスト OS ページキャッシュ,ゲスト OS ページキャッシュ) を介して行われる.このような二重キャッシュ環境ではホスト OS ページキャッシュへのアクセスに通常とは逆向きの負の参照の時間的局所性が存在することが実 OS を用いた検証で確認されており,ホスト OS にて通常の参照の局所性を期待している LRU は効果的に機能しないことが確認されている.また,キャッシュ管理手法としては LRU より FIX (キャッシュ内容固定) の方が性能が高いことがシミュレーションにより確認されている.本稿では,仮想化環境においてキャッシュ対象領域を固定化するファイルシステムを構築し,仮想化環境における I/O 性能の向上手法について考察する.
著者
藤原 求美 山口 実果 手塚 康貴 太田 忠信
出版者
公益社団法人日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.33, no.6, pp.330-333, 2006-10-20

本研究の目的は,脳卒中患者・骨関節疾患患者・健常高齢者におけるFour Square Step Test (以下,FSST)の検者内信頼性と妥当性について検討することである。対象は脳卒中患者30名,骨関節疾患患者20名,健常高齢者20名とし,FSST,Berg Balance Scale(以下,BBS),Timed Up and Go test(以下,TUG)を測定した。脳卒中患者30名のうちFSSTを完全に実施できた患者は24名であった。FSSTは2回の測定を2日間行い,その測定値より級内相関係数を求めた結果,全対象者で高い再現性(ICC=0.807〜0.985)を示した。またFSSTとBBS,BBSとTUGの間には危険率1%未満の有意な相関関係(ρ=0.677〜0.860)が認められ,FSSTとTUGの間には危険率5%未満の有意な相関関係(r=0.559〜0.948)が認められた。結果より,FSSTは上記の対象者において有用な評価方法であると示唆された。
著者
藤原 求美 山口 実果 手塚 康貴 太田 忠信
出版者
一般社団法人日本理学療法学会連合
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.33, no.6, pp.330-333, 2006-10-20 (Released:2018-08-25)
参考文献数
6
被引用文献数
2

本研究の目的は,脳卒中患者・骨関節疾患患者・健常高齢者におけるFour Square Step Test (以下,FSST)の検者内信頼性と妥当性について検討することである。対象は脳卒中患者30名,骨関節疾患患者20名,健常高齢者20名とし,FSST,Berg Balance Scale(以下,BBS),Timed Up and Go test(以下,TUG)を測定した。脳卒中患者30名のうちFSSTを完全に実施できた患者は24名であった。FSSTは2回の測定を2日間行い,その測定値より級内相関係数を求めた結果,全対象者で高い再現性(ICC=0.807〜0.985)を示した。またFSSTとBBS,BBSとTUGの間には危険率1%未満の有意な相関関係(ρ=0.677〜0.860)が認められ,FSSTとTUGの間には危険率5%未満の有意な相関関係(r=0.559〜0.948)が認められた。結果より,FSSTは上記の対象者において有用な評価方法であると示唆された。
著者
為栗 敦生 中村 鴻介 高橋 良颯 山口 実靖
雑誌
研究報告自然言語処理(NL) (ISSN:21888779)
巻号頁・発行日
vol.2021-NL-249, no.1, pp.1-7, 2021-07-20

深層学習は文書分類等の自然言語処理にて活用され,Self-Attention などが大きな成果をあげている.一方で深層学習による分類は,分類精度は高いがその判断根拠を人間が理解することが困難であるとの指摘がされている.本稿では,テーマが定められたニュース記事群のテーマによる分類のタスクに着目し,深層学習による分類の判断根拠の提示手法について考察する.具体的には,LSTM Attention により記事分類を行い,高い精度で分類をできることを示す.そして,Attention 値や既存の判断根拠提示手法 Smooth-grad に着目し,自然言語記事分類の判断根拠提示手法について考察する.また性能評価により,これらに着目することにより判断根拠を提示できることを示す.
著者
早川 峻平 山口 実靖
雑誌
第80回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, no.1, pp.425-426, 2018-03-13

近年、電子メールやWeb、画像などの非構造化データの量が増大してきている。膨大なデータを管理するシステムとしてオブジェクトストレージがある。オブジェクトストレージは、データをオブジェクト単位で扱い、ディレクトリのような階層構造を用いず、個々のデータをURIで管理する。本発表では、オブジェクトストレージにおけるオブジェクト数と性能についての考察を行う。
著者
水沢 直暉 関 優也 Jian Tao 山口 実靖
雑誌
第81回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2019, no.1, pp.45-46, 2019-02-28

近年の情報サービスの普及に伴い,サーバーの設置スペースや消費電力の増加などの問題が生じており,この解決策として仮想化技術というものがある.仮想化手法の一つであるコンテナは,VMを用いる他の仮想化手法と比べ,ゲストOSが存在しない分,高い性能が期待できる.本稿では,著名なコンテナ手法であるDockerを用いてI/O性能の向上について考察をする.
著者
坂本 寛和 中村 優太 野村 駿 濱中 真太郎 山口 実靖 小林 亜樹
雑誌
研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN)
巻号頁・発行日
vol.2015, no.10, pp.1-8, 2015-01-19

Android 搭載端末をはじめとするスマートフォンの課題の一つに,消費電力の大きさがあり,ユーザの意識調査では最大の不満点となっている.本研究では,出力 RGB 値と消費電力・照度の関係の調査結果を示す.そして,その結果に基づいた RGB 値の制御により消費電力を削減する手法を提案する.通常手法 (端末の明るさ設定) で消費電力の低減を行った場合と提案手法を用いて消費電力の低減を行った場合の消費電力を比較した結果,通常手法,提案手法ともに同程度に消費電力を減少させることが可能であることが分かった.また,通常手法と提案手法においてほぼ同等の消費電力のときにどちらの手法による表示方法が見やすいかを主観評価により調査を行った.結果,メールやブラウザなどのテキスト表示において提案手法が有効であることが分かった.
著者
三木 香央理 山口 実靖 小口 正人
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告システムソフトウェアと オペレーティング・システム(OS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2010, no.9, pp.1-8, 2010-07-27

近年,スマートフォン市場の成長に伴い,携帯端末で動作する組込み機器のソフトウェアプラットホームとして Google 社開発の Android が注目されている.アプリケーション開発や柔軟な拡張性において注目度の高い Android 携帯に対し,本研究ではそのサービス提供を可能にしたシステムプラットホームとしての Android に焦点を当て,特にそのネットワーク能力およびネットワークコンピューティング能力について評価する.本論文では Android のソースコードを x86 系 CPU 搭載 PC 上で動かし,その無線ネットワークにおける通信能力について解析し,そのトランスポート層を最適化することで,より高性能な通信を目指す.In reccent years, with the rapid growth of smart phone market, Android is drawing an attention as software platform of embedded system on personal digital assistant developed by Google. While Android is taken notice for flexible development of application software and expansion of the system, we are interested in Android as a system platform, and in particular, we aim to optimize and evaluate performance of network computing ability. We have evaluated detailed behavior of Android on x86CPU personal compuper in the wireless LAN environment, and we have optimized Transport layer and we aim to achieve higher performance of network communications.
著者
西 友規 山口 実靖
雑誌
研究報告データベースシステム(DBS)
巻号頁・発行日
vol.2012, no.10, pp.1-6, 2012-12-05

動画共有サービスが普及し,それらの Web サイトには多くの動画がユーザによってアップロードされ,共有されている.多くの動画共有サイトですでに動画検索機能が提供されているが,動画共有サイトの普及と重要性の高まりを受け検索精度のさらなる向上は重要な課題の一つと考えることできる.本稿では, Web コミュニティの抽出手法と,ユーザが公開している動画リストの 2 点に着目し,これらにもとづく動画検索手法を提案する.本手法では,動画リストによる動画の登録を, Web コミュニティ抽出における Web ページから Web ページへのリンクと類似と考え, Web コミュニティ抽出手法を動画共有サイトに対して適用する.これにより動画共有サイトから動画コミュニティの抽出を行い,抽出された動画コミュニティを検索結果ととらえ動画検索を行う.提案手法を既存の検索手法と比較した結果,提案手法が既存手法より高い精度で動画の検索を行うことが可能であり,提案手法が有効であることが確認された.A large number of vides files are shared in video sharing services in the internet. In this paper, we propose a video community extraction method based on web community extraction methods, which consist of fan pages and center pages, and TF-IDF. With our proposed method, a video and a video list are considered as a center page and a fan page in web community extraction, respectively. For evaluation, we executed video search based on the proposed video community extraction and compared its search result with that of other methods. Our experimental results have shown that the proposed method have been able to provide better search results than other methods.
著者
宮島 絵里 山口 実靖
出版者
工学院大学
雑誌
工学院大学研究報告 (ISSN:03685098)
巻号頁・発行日
no.116, pp.63-69, 2014-04-30

In virtualized environment, several virtual machines run on a physical machine. In this case, a HDD header executeslong distance seeks among huge virtual machine image files. Consequently, I /O performance is tremendously decreasedby these long distance seeks. In this paper, we propose a method for increasing I /O performance by placinghotspot blocks. We implemented the proposed method by modifying Linux filesystem and evaluated its performance.Our evaluation has demonstrated that the proposed method has been successful in improving I /O performance in virtualizedenvironment.
著者
西 友規 山口 実靖 小林 亜樹
雑誌
研究報告データベースシステム(DBS)
巻号頁・発行日
vol.2013-DBS-157, no.29, pp.1-6, 2013-07-15

動画共有サービスが普及し,多くの動画が動画共有サイトで共有されている.しかし,既存の動画検索手法の精度は必ずしも十分とは言えず,単語による動画検索精度の向上は重要な課題の一つと考えることができる.本稿では,web コミュニティ抽出手法,動画共有サイトにおいてユーザが公開している動画リスト,タグ使用頻度分布に着目し,これらに基づく動画検索手法を提案し,動画リストの特徴を考慮した改善手法について考察する.そして,評価実験により提案手法の有効性を示す.