著者
杉浦 俊彦 阪本 大輔 朝倉 利員 杉浦 裕義
出版者
養賢堂
雑誌
農業氣象 (ISSN:00218588)
巻号頁・発行日
vol.66, no.3, pp.173-179, 2010-09 (Released:2011-07-26)

モモにおける自発休眠覚醒期推定技術の開発に向けて、自発休眠覚醒効果の温度間差を‘白鳳’の生態実験により検討した。その結果、次のことが示された。1.自発休眠覚醒に対して最も有効な温度は6℃であった。6℃よりも温度が低下するに従って自発休眠覚醒効果は低下し、6℃の効果を1とすると、3℃では約0.9、0℃では約0.7であった。また、-3℃でも一定の効果が認められたが、-6℃では効果は認められなかった。2.6℃よりも高くなっても効果が低下し、9℃では約0.9、12℃では約0.6、15℃では効果は認められなかった。3.この自発休眠覚醒効果の温度間差について、変温条件下における妥当性を検討するため、これらの結果からチルユニットの係数を策定し、露地での自発休眠覚醒状況に適用したところ、よく適合した。
著者
杉浦 文哉
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.57, pp.B08-B08, 2010

昭和30年代に台頭した女性用自転車は、現在日本における自転車利用のおよそ8割を占めるシティ車の原型となっている。シティ車の誕生とともに自転車は最も身近で手軽な交通手段として人々の生活に定着したが、現在その利用環境には多くの問題が生じている。放置自転車や交通事故等に代表される自転車利用の諸問題に対し行政や自治体により対策が行われているが、依然として解決の兆しは見えておらず、現状の利用環境において自転車が移動手段として持つ優位性を十分に発揮出来ているとは言い難い。自転車利用の問題は昭和後期における自転車利用率の急増とともに表面化し始めたが、その本質にはシティ車を中心として形成された日本独自の自転車文化の性質が深く関わっているものと推測される。 本研究では日本における自転車の利用形態がどのように形成されてきたのか、調査・考察を行う。それにより日本の自転車利用における文化的特性を明らかにし、現在の利用環境をめぐる諸問題についてその要因の一端を明らかにする。
著者
杉浦 純
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
日本農芸化学会誌 (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日
vol.62, no.9, pp.1360-1362, 1988-09-15 (Released:2009-02-18)
参考文献数
10
被引用文献数
1
著者
杉浦 淳吉
出版者
The Japanese Group Dynamics Association
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.39-47, 1998
被引用文献数
2

環境配慮行動を促進させる説得的コミュニケーションにおいて, 社会的便益と個人的便益のどちらを強調するのが効果的であろうか。また, どのような要請主体からの説得が効果的であろうか。本研究では, 公共利益にも私的利益にもつながる「エコロジーダイヤル」への加入という行動をとりあげ, その行動を要請する主体として環境NPO, 電話会社, そして対人ネットワークとしての友人, の3つを設定した。実験は, 3つの要請主体が, 環境保全あるいは個人の経済性を重視した説得的メッセージを用いて加入要請を行う場面を想定した。結果は, 環境保全を重視したメッセージを用いた条件の方が, 経済性を重視したメッセージを用いた条件よりも, 要請主体への応諾傾向が高くなった。加入意図, および加入への態度については, 要請主体の効果がみられた。すなわち, 環境NPOから要請された条件は, 友人から要請された条件と比較して加入意図および加入への態度は高くなった。要請主体への親近性評価では要請主体が友人である条件がもっとも高かったが, 行動意図およびそれを予測する変数との間の関連は低かった。
著者
櫻田 大樹 田中 稜介 杉浦 陽介 相川 直幸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SIP, 信号処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.394, pp.109-112, 2015-01-15

布製のおしぼりを扱う再利用工場では,検品作業においておしぼりのよごれ,やぶれや金属,髪の毛の混入の検査が行われている.中でも髪の毛の混入に関する検品作業は現状,人が目視で行っており髪の毛の有無の見落としが問題となっている.この問題の解決に向け,本報告では画像処理を用いておしぼり表面に付着した髪の毛をリアルタイムに自動判別するシステムを提案する.本システムは,ラインセンサカメラで撮影した髪の毛の画像をリアルタイムに判別するためにFPGAを用いて処理する.髪の毛の有無判別処理は,まずエッジを抽出後にラベリングと面積処理を行い,最後に閾値処理により実現している.
著者
杉浦 義紹
出版者
マイコトキシン研究会
雑誌
マイコトキシン (ISSN:02851466)
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.49-61, 2012-07-31
被引用文献数
2

フザリウム属菌はごくありふれた糸状菌で,世界的に広く作物畑に分布している.その中のいくつかの菌種はトリコテセン類,ゼアラレノン,フモニシン類などのカビ毒を産生することで知られ,それらはヒトや動物のカビ毒中毒症と係わりがある.1980年以来,数種のフザリウム属菌の化学的な特徴を研究して来た.その研究にはフザリウム・クロックウェレンスの植物病原性とフザリウム・ソラニのマウス病原性も含まれている.本総説ではこれまでの実験的なフザリウム研究の概略とその研究中に得た経験をいくつか紹介する.
著者
杉浦 淳吉 吉川 肇子
出版者
特定非営利活動法人日本シミュレーション&ゲーミング学会
雑誌
シミュレーション&ゲーミング (ISSN:13451499)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.87-99, 2009-08-25

本研究では,事例研究として地球温暖化問題をテーマとしたボードゲームである「キープクール」を取り上げ,その導入の評価を検討する.ゲーミング体験の評価について,教育・学習場面の対象者のみならず,そのゲーミングの実施主体の評価も含めて検討した.すなわち,ゲーミングを,導入時の評価,導入の決定と準備,そして実践・評価,の3つのプロセスに整理した.また,ゲーム経験者が別の場面でゲームを実施するプロセスについて検討した.ゲーム経験のある実施主体が,プレーヤに対して何を評価させようとしたのかについて,評価項目および実践方法から検討された.さらに,ゲームの実施中および実施後におけるゲーム体験の評価に関する手法の事例について議論した.以上から,ゲームの意義や評価のポイントは,実施主体が持つゲーム体験の評価の基準によってもまた,決まってくることが示唆された.

1 0 0 0 OA 天台道士語録

著者
杉浦重剛 [述]
出版者
政教社
巻号頁・発行日
1925

1 0 0 0 OA 国史初歩

著者
杉浦重剛 著
出版者
井上蘇吉[ほか]
巻号頁・発行日
1885
著者
杉浦重剛 [著]
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1915

1 0 0 0 OA 吉田寅次郎

著者
杉浦重剛, 世木鹿吉 著
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1915

1 0 0 0 OA 倫理書

著者
杉浦重剛 著
出版者
敬業社
巻号頁・発行日
1892

1 0 0 0 OA 知己八賢

著者
杉浦重剛 著
出版者
博育堂
巻号頁・発行日
1914

1 0 0 0 OA 哲学こなし

著者
杉浦重剛 著
出版者
哲学書院
巻号頁・発行日
1887