著者
松田 浩 木村 吉郎 河村 進一 森田 千尋 才本 明秀 森山 雅雄 出水 亨 牧野 高平 豊岡 了 上半 文昭
出版者
長崎大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2009

(1)非接触全視野非破壊試験法の開発とその応用:レーザシェアログラフィを用いた欠陥検知への有効性について検討した。また、超高速度カメラを用いた動的変位計測システムによる振動計測法の有効性を確認した。(2)常時微動計測に基づく構造同定及び健全度評価への応用:耐震補強前後の実橋脚を対象として、レーザドップラ速度計による振動試験とFE解析から振動モード同定を実施した。補強前後の固有振動数の変化を実振動計測および振動解析で確認することができた。
著者
大野 浩之 鈴木 茂哉 福島 登志夫 松田 浩 久保 浩一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.47, pp.195-196, 1993-09-27

複数の計算機が,ネットワークを介して情報を交換しあいながらなんらかの処理を行なう場合には,各計算機が正確な時刻情報を保持し同期していることが前提となることが多い.インターネット上でこの前提条件を完全に満たすのは困難であるが,時刻をよりよい精度で保時するための試みは以前からつづけられており,近年ではNTP(Network Time ProtocoI,RFC1305で規定)を用いた時刻同期が主流となりつつある.そこで,このNTPプロトコルを利用し,UTC(協定世界時)に同期した時刻情報をインターネットに供給することを目的として,セシウム原子時計を時刻源とする時刻情報供給システムを設計し実装した.本報告では,このシステム(NTP stratum 1サーバと呼ぶ)について述べる.
著者
片山 真人 松田 浩 福島 登志夫
出版者
国立天文台
雑誌
国立天文台報 (ISSN:09156321)
巻号頁・発行日
vol.11, no.3, pp.57-67, 2008-10
著者
西村 正三 原 健司 木本 啓介 松田 浩
出版者
一般社団法人 日本写真測量学会
雑誌
写真測量とリモートセンシング (ISSN:02855844)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.46-53, 2012-03-09 (Released:2013-03-01)
参考文献数
13
被引用文献数
2 4

In this paper, we discussed about As build data measured with 3D laser scanner, and the application of it. We measured one of the industrial heritages “Gunkan-Island” which the collapse is advanced. We carried out a rendering of point clouds as a sphere. That picture has the texture information such as pictures to add the shading in the pillars, beams and damaged part. So we can support to make damaged plans by using the rendered pictures. We solved that the width of cracks below resolving power of the photograph taken with the digital camera, has a correlation between the numerical data of features and the distribution width of colors. We created the index which Crack Index is “the numerical data of features and the distribution width of colors” and made a system for assisting in drawing the cracks. We could reduce the cost and term for tracing cracks.
著者
山崎 勝弘 松田 浩一 安藤 彰一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CPSY, コンピュータシステム
巻号頁・発行日
vol.96, no.34, pp.1-6, 1996-05-16

類似した並列プログラムの構造を極力再利用して並列プログラミングの負担を軽減させる方法について述べる。並列アルゴリズムは一般的に、分割統治法、プロセッサファーム、プロセスネツトワーク、繰り返し変換に分類される。各クラス毎に並列プログラムを作成して、並列プログラミング用事例ベースを作成する。事例はインデックス、スケレトン、プログラム、並列効果、及び履歴から成る。スケレトンにはタスク分割、同期、相互排除、並列化手法、スレッド使用法など並列プログラムの最も重要な部分が含まれる。インデックスは並列プログラムの特徴を示し、並列効果は速度向上を示す。新たな問題に対して、類似したスケレトンを事例べースから検索し、それを自動/手動で修正して並列プログラムを生成する。
著者
中村 肇 金光 陽一 雉本 信哉 松田 浩一 河島 浩一
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
Dynamics & Design Conference
巻号頁・発行日
vol.2003, pp."150-1"-"150-6", 2003-09-16

We are developing an electromagnetically levitated vibration isolationsystem for micro vibration isolation. It supports a floating isolationtable without any mechanical contact by using active magnetic bearings to reduce vibration from a floor. The system aims to regulate the microvibration in 6 degree of freedom. Two kinds of controller are designed and confirmed to levitate the table stably by experiments. A series of simulation show that the controllers have good effect on the vibration isolation.
著者
郡未来 松田 浩一 海賀 孝明 長瀬 一男
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グラフィクスとCAD(CG) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.119, pp.49-54, 2006-11-16
被引用文献数
3

地域伝統舞踊では、地域独特のリズムがあり、舞踊者は個々のリズムを元に踊っているため、音楽にのって踊れない人がいる。指導者は、学習者のリズムを修正するために、自分の感覚やイメージを伝えるといった感覚的な指導をするが、学習者は指導者の感覚がどのようなものか、何がどの程度異なるのかを直感的に理解することが困難である。このことから、舞踊者のリズム感を数値として抽出することで、学習者に指導者とのリズムの違いを容易に認識させ、修正できるシステムを提案する。先行研究において、個人のリズム感は腰部の加速度であると結論付けた。本稿では、腰部の加速度を用いたリズム習得支援システムを作成・評価する。In this paper, we develop a rhythmical sense learning system by using acceleration for traditional dance and evaluate this system. A learner can't dance with music because traditional dance is a distinctive rhythmical sense and he feels his rhythmical sense. A teacher tells a learner his feeling and image but a learner can't understand. Therefore we make a rhythmical sense learning system. The following are functions of our system. (1) It outputs a dancer's rhythmical sense as a numerical velue. (2) It easily compares teacher's rhythmical sense to learner's rhythmical sense. These functions are possible for a learner to understand teacher's rhythmical sense.
著者
畑良明 亀谷 禎子 横内 厚雄 豊岡 広起 荊木 祐司 松田 浩一
出版者
北海道医療大学
雑誌
東日本歯誌 (ISSN:09109722)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.33-44, 1998
被引用文献数
1

歯科保存修復学基礎実習における学生に対する評価は,指導教員によって完成された製作物あるいは口頭試問などで総合的に判定されていた。しかし,これらの方法は,学生にとってあくまでも受動的な評価であり,理論的な理解度と,技術的な熟達度を理解させるには困難な方法である。学生は,基礎実習を履修する前に,あらかじめ講義によって予備的知識が与えられ,さらに実習開始時における指導教員による課題に対するデモンストレーション,修復材料に対する再講義,実習中における教員のアドバイス,形成された模範模型などから多くの知識と情報を得ている。しかし,これらの知識や情報を学生がいかに理解しているかを把握することは困難である。これらの欠点を補う方法として,学生自身が完成製作物を評価する方法がある。これによって,教員側が理想とする目標にどの程度到達しているかを認識させることが可能になるといわれ,学生に技術的到達度を再認識した上で,フィードバックをして技術訓練を行うことができれば,より早く技術の習得がなされるといわれている。そこで,著者らは学生自身が行った窩洞形成に対する理論的な理解度と技術的な習熟度を明確に認識させ,歯科保存修復学基礎実習における教育向上を計る一助として,93年度より窩洞の自己評価法を導入し,窩洞の自己評価法に対する有用性について報告をしてきたが,初年度は,単に前期,後期実習終了時において上顎右側第1大臼歯MOII級インレー窩洞について自己評価を,94年度は前期実習におけるすべての課題に対して自己評価をさせたが,その評価の実施については学生自身の自主性に委ねた。さらに,95年度においては,窩洞評価の実施を学生自身に委ねることなく,半ば強制的に実施させたが,その評価に対して指導教員とのディスカッションを行う時間を設けることができなかった。そして,96年度からは課題終了時にその日の課題と自己評価に対して指導教員とディスカッションを行う時間を設け,さらに後期実習における天然歯による実習に際しても項目別評価を行わせたが,個々の学生の実習課題に対する進行度の違いが生じてきたため教員とのディスカッションを行う時間が設定できなかった。以上のように,その年度における基礎実習の反省点を踏まえ,徐々ではあるが,毎年基礎実習方法を変革してきた。今風基礎実習における教育効果をさらに挙げるために96年度までの4年間にわたる推移を調査し,2,3の知見を得たのでここに報告する。
著者
日笠 喜朗 森田 剛仁 二岡 由紀子 佐藤 耕太 島田 章則 籠田 勝基 松田 浩珍
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.187-190, s・iv, 2000-02-25

カーリー・コーテッド・レトリバーに肥満細胞の高度の白血化が認められ, 循環虚脱, 嘔吐, 下痢, 肺水腫, 血小板減少症, 高ヒスタミン血症, 溶血性黄疸, 肝・腎障害を呈していた.組織所見では腹腔内腫瘍塊を伴った肥満細胞の浸潤が内臓に認められ, 腫瘍細胞はサフラニンおよび蛍光色素のベルベリンに強陽性に染色された.本例は内臓に腫瘍細胞の浸潤を示す結合組織型肥満細胞性白血病と診断されたイヌでは極めて希な報告例である.